漫画は売った方がいい
DLsiteとかに登録して作った同人誌を販売するいわゆるデジ同人、DL同人と呼ばれる形態。
漫画は売った方がいい、というタイトルで記事を書き始めたにも関わらず最初にことわらなきゃならないのは、僕自身はあってもなくてもどっちでもいいような売上しか無い。それでも売った方が良いしこの形態は優れていると思っている。
漫画が効率良く上達するからだ。どんな形態だって描いていれば上達すると思うが、効率が違う。描いては売り、描いては売りしてる方が上がる。これは絶対上がる。
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ダウンロード僕はこれまで2冊作り、3社に卸しているにも関わらず累計でも多分1000本まで出てないと思う。これは少ない部類だ。こんな偉そうな記事書いてる場合じゃない。ごめん!!!
まあ、少ないとはいえ買ってくれた人は存在するわけだ。
一冊でも売れた時点で「カネ取ってんだから」という意識が働く。これが上達に効く。何度か記事で述べたとおり僕は4年も練習作をpixivに描いていた。
pixivだってとても良いプラットフォームなのだが練習作+無料で読めるという事でやはり「タダだから分かりにくくていいや」という気持ちがあった事は否めない。
分かりやすく伝える工夫をしたり、需要がある方向性を探したりといった努力はなんだかんだでこの「カネ取ってんだから」が無いとしにくいのだ。
需要を考えて売れるための努力的な話題に対しては、とかく「好きなものだけ描いていたいから」という声が上がりがちだ。でもね、僕が見てきた限りそう言う人に限って反応を欲する事が多いし、それが無くて病みツイートしたりする。
結局沢山読んで欲しいんじゃん。隠したって得しないよ。同意欲しいじゃん。僕は欲しいよ普通に。誰だって欲しいでしょ。漫画を描く行為自体が承認欲求なんだから。
ウケようとする事は場合によっては迎合であったとしても、それは自分の中の職人根性を減らす事でも何でも無く、単にスキルを上げるチャンスだと思う。
「読んでもらうための」創意工夫は先にも書いた通り、売るという行為で促進される。
これを仕事しながら余裕でできて、誰でも今すぐに参入出来るのがデジ同人、DL同人だ。