【無料】三夜連続更新♡一夜目♡勇者は聖女を裏切らない【逆NTR】

「教会は聖女の素質を持った女児を保護下に置き、シスターとして教育する」


「最も適性が高く魔力の強いシスターを ”聖女” と呼ぶ」


「聖女は処女の清い肉体と魔力を通して神から力を借りる」



「教会、そして聖女はその神の力をもって、魔王に対抗する勇者パーティを支援する」



それはこの世界では子供でも知っている事実。

もちろん今の勇者様も、教会の後ろ盾のもと各地を旅し、
聖女の癒しの力の恩恵を受けながら、
魔王を倒すべく共に戦うパーティの仲間と共に日々努力を重ねていました。


王城からの使命を帯びた勇者と、
癒しの力で補佐をする聖女。


日々苦楽をともにし、同じ目標のもと旅を続けていれば
そこに恋が芽生えるのも当たり前のこと…。
勇者と聖女が恋仲になることは珍しいことではありません。

それは当代の勇者も例外ではなく…

真面目な勇者と無垢な聖女はお互いを想い合い、
恋仲となっていました。


清浄無垢ですがしっかりと女性らしい身体付きをした美しい聖女と思いが通じあったのですから、
一人の男として何も思わないわけはありません。

しかしもちろん旅の途中で神の力を失うわけにはいかない。

魔王を倒し、晴れて結ばれる日を夢見て、
勇者は時折脳裏を過ぎる邪な思いを振り払いながら
そのエネルギーを鍛錬へ向ける日々を続けていました。




そんなある日の夜・・・・

討伐依頼のために訪れた町の宿に泊まっていた勇者が、
寝台で休もうとうとうとしていたときでした。

ふと香ってきた甘い匂いに違和感を感じた次の瞬間に聞こえたガタンという物音。
一気に警戒して振り返った勇者は目を見開きました。

その瞬間に目に入ったのは、

寝台脇の長椅子の淵に座った
蝙蝠のような羽の生えた影。

桃色の髪と、艶めく豊満な肉体。

甘い香りがふわりと漂い、
そこに元からいたかのようにくつろぐ彼女の姿は
まるで異世界のような不思議な光を纏っていて…

勇者はズク、と体の奥の何かが沸き立ったような感覚に眉をひそめました。

フォロワー以上限定無料

1日目は無料♡

無料

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索