【けいおん・澪】失態の連鎖2
けいおん!! の二次創作小説。
教室で下痢を我慢する澪の運命やいかに。
身じろぎすると、
ヌッチャリ
ショーツの内側に熱いものがこびり付いていた。
ただでさえ失禁で冷たく張りついてくるショーツ……その内側に存在する『ペースト』を実感させられてしまう。
もう、取り返しがつかないくらい汚れてしまっている。
ばれるのも時間の問題だった。
「もう、無理……」
気が抜けると、
ジワ……ッ!
お尻を押し上げていく下痢。
冷え切ったショーツが一気に熱くなった。
ジワ…………ジワワワワ……!
完全なお湯だった。
椅子にお尻を押しつけているというのに、完全な水溶便はその力をすり抜けて流れ出てきてしまう。
澪の柔尻では水溶便を抑えることなどできるはずもなかった。
(アッ……! アッ……! アッ……!)
出てる……!
出てるのに……!
黒髪で覆われた背中を丸めながら、それでいて痙攣させながら、必死になってお尻に力をこめる。
それなのに、
ジョワワワワ!
まるでおしっこをもらしているみたいにお尻が熱くなる。
パンツの中が熱くなっていく。
分かっているのに、圧倒的な腹圧に柔尻がついていかない。
(あぁ、止まらない……止められない……のぉ!!)
「くぅ……!!」
下唇を噛んで我慢しようと思っても、どうすることもできない。
ただお湯のようなものを分かっているのに少しずつ漏らし続けることしかできない。
もう、ボーダーショーツは黄土色に染まってしまっていることだろう。
こうなってしまってはどんなに我慢しても手遅れなのだ。
それなら。
心がポッキリと折れたのを感じた。
じゅわりとショーツの内側に熱湯が流されるのを感じる。
「あぁ……」
いけないことなのに……。
教室でうんちを漏らしてしまう。
しかも下痢。
それなのに。
フッと、身体が軽くなるのを感じて、
むりゅっ、むりゅりゅ……
もわ……………………
ぷ~~~~ん………………
それと同時に茶色い湯気が、スカートの内側から発散された。
(もう無理……ここで漏らすしかない……うぅっ!!)
そんなときだった。
キーン、コーン、カーン………………。
澪が下痢を漏らしはじめると、無情にもチャイムが鳴り響く。
これがはじまりなのか、終わりなのか、
トイレに辿り着くことができるのか、そのまま漏らしてしまうのか。
すべては小動物のように丸まって痙攣している背中にかかっていた。
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