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遠野渚/温水プール

大決壊! ~夜中のトイレは真っ暗で入れない~

支援して下さっている方に感謝の意味をこめて。

短編を書いてみたので公開したいと思います。
冒頭部分は無料記事で投稿しますが、今回は実験的に初めての有料記事で本編を公開したいと思います。

マニアックな小説だけど読みたいと思った方は登録してみて下さい。
これから1,2ヵ月に1本のペースで短編を投稿できたらいいなと思っています。

また、リクエストも募集しますので、こんな娘の小説を読みたーい! などありましたら、なるべく応えていきたいと思います。(確約はできませんが)

そんなわけで小説を公開したいと思います。

真夜中の公衆トイレは真っ暗で入れない

野口 凜(のぐち りん)

中学二年生。

ポニーテール。
体操シャツに紺色ブルマ。
うんちは一日に一回。
健康的。

お尻と胸が最近張ってきたのが悩み。
スポーツブラと飾り気のないショーツ。
スニーカー。



「よしっ、そろそろ走ってこようか!」

 体操服と紺色のブルマに身を包み、スニーカーの靴紐をキュッと結んだのは、小柄な少女だった。
 少女の名前を、野口凜、という。
 小柄だけど、いつも走っているから小動物のように緊張感を持った身体つきをしている。

 思春期を迎えて紺色のブルマに包まれたお尻はふっくらと膨らみ、スポーツブラをつけている胸も、日に日に張ってきている。
 陸上部の大会まで、もう残されている時間は少ない。
 もうすぐ――、
 あと一ヵ月もすれば大会だ。
 凜は長距離選手として

 凜は、黒髪のポニーテールを結い直すと、家の玄関から出ていく。
 外は、夏虫の声が溢れかえる夜。
 凜の家は、閑静な住宅街の一角にあった。
 路地に出ると、夜道を照らす街路灯が、等間隔に続いていた。

「この時間になると涼しいからいいよねー」

 夜道に向かって呟くと、凜は早速走り出す。
 誰もいない夜道に、颯爽としたスニーカーの足音だけが響いていった。

 季節は真夏。
 昼間は焼けるように暑いけど、夕飯を食べ終わってまったりしたあと……、二十二時くらいになると、ちょうどいい涼しさになってくれる。
 凜はこの時間になると、通学路を通って川沿いの道に出て、上流に三キロほど走ったらまた帰ってくる――、
 を日課にしていた。

(川の上を流れる風って気持ちいいよね)

 川の堤防の上にできた道を、颯爽と走り抜けていく。
 ブルマを穿いているから、剥き出しの太ももに涼風が心地よかった。
 こうして川を上るように走っていき、帰ってきてお風呂に入る……、それが凜の密かな楽しみだった。

        ☆

 ……だが。

(うそっ、お腹、痛い!?)

 ぎゅるるるるる!!

 凜の腸が突然悲鳴を上げ始めたのは、夜中のランニングを終えて、もうすぐ家に着くというころだった。
 もうすぐ……、と言っても、普通に走って十分くらいはかかる。
 お腹が痛いなか走れば、それだけ時間がかかってしまう。

 ぎゅるるる! ごぽっ!

「あっ! あううっ」

 あまりの腹痛に、凜は足を止めて立ち尽くしてしまう。
 いま走り出したら、絶対に漏らしてしまいそうだった。

「はぁ、はぁ、はぁ……やっぱりご飯食べたあとに走るの、あんまりよくないのかなぁ……」

 お腹に手をあてて、そんなことを呟く。
 背中には滝のような汗が流れ落ち、額には脂汗が浮き上がっている。
 だけど、腹痛には波がある。
 立ったまましばらく我慢していると、

「ふぅ……、ふぅ……、ふぅ……。収まって、くれた……?」

 腹痛は嘘のように引いていってくれる。
 だけど油断はできない。
 早く出さなければ、第二、第三の腹痛の波が押し寄せてくることだろう。
 しかもその波は、我慢すればするほど大きくなっていくのだ。

(この先にトイレ、あったよね。そこまで我慢すれば……っ)

 通学路にある公園に、確か公衆トイレがあったはずだ。
 時間にして歩いて五分。
 だからよろめきながらも走れば、もうちょっと早く駆け込めるはずだ。
 そう思って、一歩目を踏み出した、その瞬間だった。

 ぶじゅる!

「はぁう!」

 お尻の割れ目から、お湯状の柔らかくものがはみ出してきてしまう感触。
 ショーツの内側……、お尻の部分に熱くドロドロとしたものを漏らしてしまったのだ。
 完全な下痢――。

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