TS俺が女の子のレッスン!?8
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今日も小説を更新していきたいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです!
「もうクタクタだぜ……」
「なに言ってるのよ。これから教室。女子なんだから気合入れて堂々と視線を受け止めてやりなさい」
「ぜ、善処します……」
こうしてやってきた教室。
司が一歩、教室に踏み込んだ、その瞬間だった。
『転校生か……!?』
『ムチャクチャ可愛いぞ!?』
『やだ、あたし英語喋れない……っ』
ざわっ、ざわざわっ。
クラスメートの男子どころか、女子までもが落ち着かない雰囲気になって、こちらを見つめてくる。
無理もないことだと思う。
司だって立場が違っていたら色めき立っていたと思うし。
「なに突っ立ってるの。早く席につきなさい」
「おっ、おおぉっ!?」
司は思わず戸惑ってしまう。
なにしろなんの躊躇いもなく、晶が腕を組んできたのだから。
晶の柔らかなFカップが、二の腕にあたる。
「あ、晶……っ。柔らかいの、あたってるっ」
「なに言ってるのよ。あなたのも充分柔らかいでしょ」
「し、知らないしっ」
「はいはい」
幼なじみに腕を引かれるがままに、自分の席に。
晶の席はその隣にある。
驚くべきことに、晶とは家は隣で、学校とクラスは同じ、更には何度席替えをしても席は隣り合っているという、まるで呪われた装備品のような感じになっているのだった。
「司? 椅子に座るときも脚を閉じること。ぱんつ見えるからね」
「あ、ああ。わかった」
晶はわざとクラス中に聞こえる声で言う。
司の名前が聞こえるように。
その効果は抜群だった。
『えっ、司……!? あの美少女が……!?』
『浅黄君!? 最近欠席してると思ったら……』
『うそだろ!?』
ただでさえザワザワと落ち着かない雰囲気の教室が騒然となる。
それでも誰も司に話しかけようとしないのは、司があまりにも美少女になっていたせいか、それとも隣の席で晶が変な虫が付かないようにと目を光らせているせいだろうか。
(ううっ、針のむしろに座ってるみたいに居心地が悪いっ)
二週間ぶりの教室は、とても居心地が悪いものになっていた。
クラスメートたちの視線を全身に感じながら、司はごく自然に肩をすくめていた。
その仕草のせいでFカップの胸が強調されていることにも気づかずに。
(晶は堂々と視線を受け止めろって言ってたけど……無理!)
じゅわわぁ~。
羞恥心のあまりに、おまたが熱くなってきてしまう。
ドキドキするとおまたが熱く、ムラムラしてきてしまうようだった。
男なら勃起するだけで済むけど、女子はそうはいかない。
おまたが熱くなれば、ヌルリとした体液が漏れ出すようにできている。
(あっ、ぱんつのなか、温かくなって……)
しゅわわわわわわわわわわわ……。
くぐもった水音が、スカートのなかから鳴り響く。
こうなってしまうともう止めることはできなかった。
おまたが熱く濡れると、釣られるようにしておしっこが漏れ出してきてしまう。
(だ、ダメだ……っ、勝手に漏れてきて……っ)
しゅいいいいいいいいいいい……。
くぐもった水音が止まらない。
男のころだったら、ドキドキしただけでおもらしだなんて考えられないことなのに。
まだまだ女性器に慣れていない司は、おまたが熱くなっただけでも失禁してしまうようになっていた。
「あっあっあっ、ぱんつのなか……もこもこに……」
しゅわわわわわわわわわ……。
もこ、もこもこもこ。
おしっこを吸収しているからだろうか?
ショーツのなかに入れてあるおもらしライナーが、もこもこと膨らみだしている。
それはまるで入道雲のように。
「い、や、ぁぁ……っ」
しょおおおおおおぉぉぉぉ……。
もこっもこもこ……っ。
股間が生温かくなって、おもらしライナーが膨らみ、その膨らみはお尻のほうにまで広がっていき――、
司の尿道は、あっけなく弛緩していた。
「司、もしかして」
「……ッ、……ッ」
すぐ隣の席に座っている晶だけは異変に気づいたらしい。
晶の問いかけに、司は返事をする余裕さえもなく、顔を真っ赤にさせて首肯することしかできなかった。
「ふ、膨らんで……、あったかく……なって……あっ、ああっ」
「慌てないの。全部吸収してくれるから」
「あっ」
晶に手を握られる。
温かくて、柔らかい手。
その手に包まれて――、
「ああぁ……」
シュワワワワワワワワ……。
しょおおおおおおぉぉぉ……。
じゅもももももももももも……。
もこっ、もこもこ……っ。
安心しきった司は、完全におまたから力を抜いていた。
おもらしライナーがもこもこと、分厚く膨らんでいき、その温もりはお尻のほうにまで広がっていって……。
「あ、ああぁ……」
「……全部、出た?」
手を繋いだままでいてくれる晶の問いかけに、黙って頷く。
漏らしてしまった……。
教室で。
みんなが見ているところで。
(俺の人生、初日で終わった……)
熱くなった頬に、そんなことを考えていると、しかし晶は言うのだった。
「一緒におトイレ行きましょ」
「あっ」
手を引いて立ち上がらせてくれる。
そのときになって司は気づいた。
ショーツの外側に、一滴もおしっこが漏れ出してきていないことに。
「うっ、ううう!?」
しかし立ち上がったときに、司は顔をしかめてしまった。
なにしろショーツのなかが、ずっしりと重たくなっていたのだから。
どうやらおもらしライナーが完璧とはいえ、吸収した水の重さまでは消してくれないらしい。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえている人がいたら嬉しいです。
この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。