クールな実験少女のスカートのなかは18
いつもご支援ありがとうございます!
今回で完結です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
最後は試験的に全文公開してみます。
安心して下さい、ハッピーエンドですよ。
クールな実験好きなJK2年生の千冬。
おねしょをしてしまうようになったので夜は紙おむつを充てて寝ることにしている。
しかしそんな千冬にも修学旅行というイベントが。
修学旅行。
ついに鬼門の就寝タイム。
夜中にトイレに行くことができず、布団でおもらしをしてしまった千冬。
そのことに気づいた親友の瑠璃は、わざとおもらしをしてくれて、更にはおもらしショーツを交換こして――。
その、翌日。
新刊も配信開始です!
翌朝。
ゆうべと同じ和風の宴会場で、みんな揃っての朝ご飯。
メニューは、ご飯に味噌汁、それに納豆と焼き鮭という、昭和の朝食を写真から持ってきたような献立。
制服に着替えた生徒たちは長い座卓につくと、眠たげな目をこすりながも箸を取っていく。
朝ご飯を終えて、ホテルを出て、バス移動。
そんな生徒たち――特に女子たち――のあいだで、一つの噂話が囁かれていた。
ヒソヒソ声で、一人の女子が囁く。
「ねえねえ、聞いた?」
「えっ、なになに?」
「ゆうべさ、おねしょしちゃった子がいるんだってさ」
「えー……。でも、まあ、それくらいなら……、まあ、有り得ることだし……」
「違うのよ~、二人一緒に……それも隣り合った布団の子が揃っておねしょしちゃったんだって」
「えっ、それって……」
しばし沈黙して考え込む女子たち。
そしてどちらからともなく口を開く。
「もしかして、どっちかがおねしょしちゃって……」
「それで、もう一人のほうが……、わざと……?」
「だ、誰!? おねしょしちゃった女の子たちって! 気になるし!」
「ふふふ、それ以上を詮索するって言うのは野暮ってもんだぜ」
そんな女子たちの噂話を耳にして、千冬は火がつきそうなくらいにほっぺたが熱くなるのを感じていた。
同じ部屋の女子たちが口を閉ざしてくれたおかげで名前までは特定されていないみたいだけど。
しかしなぜ隣同士だってバレたのだろうか?
……もしかしたら、布団を交換しにきた従業員の噂話を誰かが聞きつけたのかもしれない。
「あらあら、そんなに顔を真っ赤にさせていたら、誰がおねしょをしたのか告白しているようなものですよ?」
「しょ、しょうがないし……っ」
隣のバスの座席に座っている瑠璃に指摘されて、頬が更に熱くなってきてしまう。
熱くなってきているのは、頬だけではない。
じゅわわっ。
クロッチの裏側に、熱い蜜が広がる感触。
まだ朝だというのに、千冬のショーツはヌルヌルの体液で濡れそぼっていた。
もっとも、それも無理ないことかもしれない。
(瑠璃のおねしょショーツ穿いたままだし! それにおむつ穿いてるから……、おまた、蒸れてるし!)
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