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田舎の元気娘と!の記事 (15)

レモネードオアシス 2022/05/02 13:10

田舎の元気娘と!5

一緒にお風呂に入ってなにも起こらないはずがなく。


目次

田舎の元気娘と!(カテゴリー)

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「お、お兄ちゃん……うう~!」

 おちんちんを洗おうと思って兄が抵抗をしているうちに、気がつけば桜子は風呂場で仰向けに倒れ込んでいた。
 上から裸の兄が覆い被さってきて、キスができるまであともうちょっと。

「おにい……ちゃん……?」

 呼びかけても、覆い被さってきている兄はなにも喋らない。
 こうしているうちにもシャワーからはお湯が噴き出してきていて、雨のように二人の身体を濡らしていく。
 ワンピースがお湯に透けていき、ポッチリとした乳首が浮き上がってくる。
 最近触ったら痛痒くて鬱陶しく感じていたけど、なぜだろう?
 なんだか乳首がむずむずと落ち着かない感じになってくる。

(なんで……? あたし、もしかしてエッチな気持ちになってきちゃってるの……? なんかおまたもむずむずしてきてるっ)

 お湯に濡れていく黒タイツの感触さえも心地よく感じられてくる。気持ち悪いはずなのに。
 そればかりかおまたが熱くなってきて、頭がポワッとしてきて、それで……。

「おっ、おわっっっと! 桜子、怪我はないか!?」
「うん……、大丈夫だけど……。でも、あたし、おかしくなっちゃったみたい」
「おかしく……? 頭でも打ったか!?」
「違うの。その……、固いのがおまたに当たってて……、もしかして、これ……おちんちん、なの……?」
「えっ?」

 このときになって兄は気がついたらしい。
 おまたのところにカチカチに硬くなったちんちんが当たっているということに。
 おしっこをするときは象さんみたいだったちんちんは、今では鼻をピンと伸ばして一直線だ。

「うおお!? これは違うんだ! 断じて勃(た)っているわけでは!!」
「ドキドキすると……、おちんちんって大きくなるんだよね?」
「あ、ああ……そうだが」
「あたしも、いまお兄ちゃんに抱っこされて……凄くドキドキしてるの」
「そ、そうなのか」
「それでね……? なんでだろ? ドキドキして……なんだかおまたがむずむずしてきてるの。あたし、おかしいのかな……。変な病気、なのかなぁ……?」

 兄によく見てもらえるようにとググッと足を広げてみせる。だけど黒タイツとショーツに覆われたおまたは、多分よく見てもらえていないと思う。その代わり、
 きゅんっ、きゅぅんっ、切なげにおまたが痙攣して、縦筋が食い込んだショーツ切なげに痙攣していた。

「おっぱいも……、なんかキュンキュンして……痛いよ……お兄ちゃんに抱っこしてもらえてると、切ないよぉ……」

 もう我慢できなかった。
 兄の下でもぞもぞとカブトムシの幼虫のように身体を動かして、ワンピースを脱ぐ。
 露わになったおっぱいは最近ちょっとだけのっぺりとお皿をひっくり返したみたいに膨らんできていて、乳首だけは虫に刺されたみたいに腫れている。

「おっぱい……切ないの。お兄ちゃんに触って欲しいって……なんか分からないけど、触って欲しいの……」
「だ、ダメだ……っ。そんなことしたら。大切なおっぱいなんだろ?」
「でも……切ないよ……」

 おねだりするように、再び身体をもぞもぞと身悶えする。切なすぎて、苦しくてどうにかなってしまいそうだった。
 今までこんなこと、思ったこともなかったのに。おっぱいを触って欲しいだなんて……。

「お願いお兄ちゃん……触って……?」
「うう……少しだけ……だからな?」

 どうやら兄は根負けしてくれたらしい。
 石けんを泡立てると、右手をゆっくりとお腹に触れ、あばら骨に触れて、少しずつおっぱいの方へと近づいてくる。
 そのくすぐったささえも、なぜか知らないけど気持ちよくなってくる。
 そしてついにおっぱいの先っちょへと指先が触れ――、

「ンンッ! きゃんっ!」

 味わったことのない感覚に、声を上げてしまった。
 おっぱいから電気が流れて、身体中を駆け抜けていったのかと思うほどの衝撃。
 視界がぼやけて、熱く溶けていく。
 兄のゴツゴツした手でおっぱいを撫でられて、あわあわと洗われていくのは、なんとも言えない心地よさがあった。

「痛く、ないか……? おっぱい、グミみたいに固いけど」
「ううん……へーき、だよ? ちょっと痺れただけだから……。でも不思議。おっぱいが膨らみはじめてから、触ったら痛いだけだと思ってたのに……」
「思ってた、のに……?」
「お兄ちゃんに触ってもらえると、なんかフワッとして、痛いのが……染みてく感じがする」
「痛いのに……染みる?」
「うん……。なんか全身が痺れて。……あ、あれ……おまたが……あううっ」

 おまたの気がつけばおまたのむずむずが止まらなくなっていて、急におしっこが漏れそうな気がして両手で押されると――、

 クチュリッ、

 おしっことは違った、なんかネバッとしたものが指に絡みついてきて、水音が狭いお風呂場に響いた。
 でもおまたから出てきてるからおしっこだし……。

「んううっ! お兄ちゃん……おしっこ、漏らしちゃったよっ」
「そ、それは多分違うぞ。おしっこじゃないんだ。女の子がドキドキすると、おまたがそういうふうに濡れちゃうようにできてるんだぞ。うん」
「えっ、そうなの!?」

 薄っぺらい胸から心臓が飛び出しそうなくらいにドキドキしているし、おっぱいもおまたもジンジンして止まらなくなっていた。
 こんなに苦しくて切ないのは、お兄ちゃんも同じなんだろうか?

「おちんちんも凄く苦しそうにしてるの! ね、ねえ……。これって、どうすればいいの!? 教えてお兄ちゃん!」
「教えてと言われても……! でも、もしもこんなことしてるの誰かに気づかれたりなんかしたら大変なことになるしっ」
「分かった。じゃあ声出さないように我慢する! お兄ちゃんがしたいように、して欲しいの!」
「声、我慢できなかったらやめるからな?」
「うん!」
「それじゃあ、俺も初めてするから分からないけど……。とりあえず、おまたを擦ってみるからな。痛かったら言うんだぞ」
「分かった。言わない!」

 覚悟を決めておまたに力を入れて……、それでも、脚をカエルのように開いておちんちんを受け止められるようにする。
 そこにカチカチに固い感触が当たると……、

 ゾリゾリゾリ!

「んっ、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

 声を我慢しようと思っても、それはとても無理なことだった。
 黒タイツ越しにおちんちんが当たったかと思ったら、ゾリゾリとおまたに食い込んできたのだ。

「あっ! あっ! ひっ! ひぃ!」

 きゅんっ! きゅん! きゅうう!

 おまたが勝手にケイレンすると、熱いお汁が溢れ出してくる。
 きっとこれはエッチなお汁なんだ……。
 教えられなくても、なんとなく分かる。お兄ちゃんのちんちんもとてもエッチに見えるし、あたしのおまたもエッチに濡れて、それになによりもエッチな気持ちになっているから。

「おまた……っ、んん! 擦れて……はうう! ビリビリして……! ひっ! ひっぐ! いい……よぉ!」
「桜子のここ……っ、もうヌルヌルになってチンコに纏わり付いてきて……う、うう!」
「あっ、ああん!」

 ゾリゾリゾリ!

 黒タイツ越しだというのにカチカチのおちんちんに擦られるとおまたが痺れて視界も真っ白になっていく。

「もっと! もっとぉ! もっと……強く……ああん!」

 ぷっっっっしゅ!
  しゃあああああああああ!

 脚を更に開いてちんちんをおねだりしようとしたときに、それは突然噴き出してきてしまった。

「ひっ! ひうううう! らめっ、おしっこ、おしっこぉ! 漏れちゃう! らめぇ!」

 ショーツと黒タイツを突き破っておしっこが噴き出してきて、おちんちんにかかってしまう。
 まさかおしっこをかけてしまうなんて……!

「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ。でもおしっこ! 止まらないよぉぉぉ!!」

 きゅん! きゅん!
 ぷっしゅ! ぷっしゃあああああ!

「桜子のおしっこ……! 凄い勢いでかかってきて……うっ、うおお! ちんこが破裂しそうだ……っ」
「えっ!? えええ!? うそ……ちんちん、おっきくなってりゅ!?」

 ぷっしゅううううううう!

 ビックリして更におしっこを噴き出してしまう。
 なにしろおまたに当たっているチンチンが大きくなって、それに固くなったのだ。
 ビックリしたけど、それよりも素直に感動してしまう。

「す、すごーい! おちんちんってこんなに大きくなるんだ! 凄い! ミサイルみたいだね! カッコイー!」
「か、かっこいい!? 怖くないのか?」
「うーん、ちょっと怖いけど、でもお兄ちゃんなら優しくしてくれるって思うから、全然怖くないもん!」
「擦るけど……、大丈夫そうか?」
「うん……。イケナイこと、教えて欲しいな♥」

 ゾリゾリゾリッ!
 しょわわわわわわ~~~。

 いつの間にか止まっていたおしっこだけど、ちんちんに擦られるとおまたが緩んでおしっこが噴き出してきてしまう。
 その勢いに負けるものかとちんちんが深く食い込んできて――!

「おちんちんが擦れて! ひっ! ひああ! らめっ! おかしくなる! んあっ! おまたむずむずして!」

 ゾリゾリゾリ!
 くっちゅ、くちゅくちゅ!
 ぷっしゃああああああああああああ!

「んにゃあ! おまた溶けっりゅう! あっ! あっ! あっ! ひっ! ひっ! ひっ! ひん!」
「桜子……! ううっ、出すぞ!!」

 えっ、出す……?
 なにを出すんだろう?
 途切れそうになる意識で、そんなことを思い――、
 その直後だった。

「あっ! あんんんんん! あっっっついの! お腹…………とっ、飛ぶっ! 飛んじゃッッッううううう~~~!!」

 暴れ回るちんちんの先から真っ白いものが噴き出してきたかと思ったら、お腹へとビタビタとかけられていく。
 お兄ちゃんもおもらししてるの!? 一瞬だけ思ったけど、それはすぐに違うとわかる。
 真っ白い汁はドロドロしていて、それはまるでマグマのように熱かった。

「あっついのぉ……! おなかに、染みてる、よぉ……!」

 お腹がカッと熱くなっておまたがキュンキュンして――、
 それっきり、フッと意識が遠のいていく……。

                      ∽∽∽
                      

「桜子? 桜子……?」

 真太郎がどんなに呼びかけても、仰向けになった桜子は意識を飛ばしてしまったようだった。
 白目を剥いて、舌を突き出し……。
 脚はカエルのように開かれていて、意識を失ってもなおザーメンを本能的に吸い尽くそうとしているのか、黒タイツ越しであっても縦筋がキュンキュンと痙攣していた。
 恐らく初めての絶頂で、初めてのザーメンを味わったのだ。もっと優しくしてやれば良かったと後悔するも、もはや手遅れ。

 シュイイイイイイイイイイ……。

 開かれた股間からは、なんの躊躇いもなくおしっこが漏れ出してきている。
 このことは内緒にしておいたほうがいいだろう。

        ☆

 それから数分後――。
 未だ火照って石けんの泡を纏っている桜子の身体を綺麗に洗い流してやるころには、

「んん? あれ、あたしは誰。ここはどこ」
「よう、目、醒めたか?」
「あれお兄ちゃん。どうしてこんなところに」

 どうやら覚えてくれていたらしい。今日あったばっかりだったから、記憶からぶっ飛んでいることを覚悟していたけど。
 だけどそのことをすぐに思いだしたのだろう。
 もじもじと、切なそうに内股を擦り合わせて、両手でおまたをいじりはじめる。

「あたし、お兄ちゃんに……おまたで飛びそうになって……それで、それで……はふぅ……」

 そこまで思いだしていっぱいいっぱいになってしまったのか、ほっぺたを真っ赤に染めてみせる。
 そんな桜子に、

「凄く気持ちよかったぞ」
「気持ち……良かった……? ああ、そうか……あれは……、気持ちいいんだ……。うん、あたしも、凄く気持ちよかったの」

 その一言をなんとか呟くと、しかし黙っているのは性に合わないのかすぐに気を取り直して、

「あれ……髪の毛にお兄ちゃんのお汁……ついてる」
「なぬっ!? 全部洗いきったと思ったのにっ」

 桜子はそれを汚いものだとは全然思ってもいないのだろう。
 髪についたザーメンを指ですくい取ると、

「えへへー、いい匂いする!」
「ちょっ、汚いから洗い流しなさいっ」

 止めるもの聞かずに、

「ぺろっ」

 なんの躊躇いもなく舐めてみせたではないか。
 不味い……だろ!?
 真太郎が聞くこともできずにいると、桜子は舌の上で味わっている。
 そしてまなじりをトロンと下げると嬉しそうに言うのだった。

「ちょっと変わった味がするけど、お兄ちゃんの濃厚な味がする! もっと舐めたーい!」
「だめだめっ、そんなにたくさん出るもんじゃないのっ」
「そうなんだ! それじゃあ、これからも、もっといろんなことを教えてね、お兄ちゃん! 背中、流してあげるよ!」

 元気に飛びついてくると、今度こそは石けんを奪われてゴシゴシと背中を流してくれるのだった。


田舎の元気娘と6につづく!

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レモネードオアシス 2022/05/02 12:58

田舎の元気娘と!4

田舎に転校してきたら、小学生高学年の桜子とたった二人だけしか生徒はいなかった!

年上の男子に興味津々の桜子!
そんな桜子と一緒にお風呂に入ることになってしまうぞぉ!



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田舎の元気娘と!(カテゴリー)

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「今日から一緒にお勉強をすることになる間中真太郎くんです」

 物腰穏やかな白髪の女教師に紹介されたのは、教壇の上に立っている真太郎。
 しかし真太郎の頬はこれ以上ないくらいに凍りついていた。
 それも無理はない――。

「よろしくね、お兄ちゃん!」

 両手を振って喜びを体現しているのは、なにを隠そう撒いたと思っていた桜子だったのだ。
 しかもどういうことか、教室には女教師と桜子、そして真太郎の三人しかいない。
 これはもしや……。

「先生、もしかしてこの学校の生徒は……?」
「ええ、見たとおり生徒は桜子ちゃんとあなたと二人だけ。だからみっちりとお勉強をみてあげるから安心してね」
「は、はぁ……」

 どうやらこの村のみんなは町の寮がある学校に通い、そこで勉学に励んでいるらしい。
 だから村に残って学校に通っているのは桜子だけで……、そこに寮から溢れた真太郎も加わった……ということらしい。

        ☆

「マジかよ……」

 呟きながら年季の入った木造校舎の廊下を歩き、トイレへと向かう。
 他に誰も生徒も教師もいないから、まだ日が高いというのにガランとしていて不気味だ。
 男子トイレへと続くドアを開く。
 誰も使っていないはずの男子トイレは、それでも綺麗に掃除されていた。
 先生か、それとも桜子が掃除してくれたのだろう。

(根はいい奴なんだろうけどなぁ……)

 そんなことを考えながらも、ズボンのチャックを降ろして用を足していると……、

「ふむふむ、象さんのお鼻の先っちょみたいなところからおしっこが出てくるんだ。へー、おちんちんって、こうなってるんだ!」
「……え?」

 本来ならば男子トイレでは聞こえないはずの女子の声。もっと具体的に言えば桜子の声。
 一体どこから?
 決まっている。
 なにしろ、いつの間にかすぐ横には、小便器を覗き込むようにしてしゃがみこんでいる桜子がいるのだから。

「こらっ、ヌルッと出てこない! それにここは男子トイレ! 女子は入ったらダメなの!」
「そんなこと言わないでさー。せっかくあたしががんばって掃除したんだから」
「それは感謝するが……はっ!?」

 チンコを出しっぱなしだったということに気がつき、慌ててズボンの中へとしまう。
 だけど既に桜子はバッチリ見れたようだ。

「でもでも、朝のときはズボンを押し上げるくらい大きかったよね! ねえねえ、大きくしてみてよ!」
「そんな簡単にいわないのっ。エッチなことなんだからっ」
「ええっ、そうなんだ……。え、エッチなこと……、もしかして、朝、おちんちんが大きくなったのは、お兄ちゃん、エッチなこと考えてたの……!?」
「そ、そんなこと考えてないからなっ」
「そういうことにしておいてあげる

 年下なのにマセた感じに言うと、桜子は捕まえる間もなくトイレから出ていってしまった。

        ☆

「ぱんつ、すっかり乾いてる!」
「今日は一日いい天気だったからなー」

 朝に干したショーツとタイツを取りに来たのはその日の放課後。
 ピーカンだったから一時限目の授業が終わるころには乾いていただろうけど、途中から黒タイツを穿き始めると先生に怪しまれてしまうから、放課後になるまで我慢していたのだ。
 ただしノーパンで一日を過ごすことになった桜子は一日中落ち着きがなかった。もっともそれは普段からなのかも知れないけど。

「ぱんつ、カラカラに乾いてる! お兄ちゃんが洗濯してくれたから真っ白だよ!」
「そいつは良かったな。早いところノーパンプレイから卒業してくれると助かるぞ」
「おまたスースーしてて気持ちよかったんだけどなー。でも、せっかくお兄ちゃんが洗濯してくれたんだから穿かないと、ね!」

 なんか聞き捨てならないことを言ったような気がするけど、聞かなかったことにしておきたい。この年でノーパンプレイに目覚めそうだというのは如何なものだろう。

「よっこいしょっと!」

 ショーツと黒タイツを穿いた桜子は、勢いよくジャンプすると見事に着地を決めてみせる。
 そして何事もなく手を繋いでくると、

「一緒に帰ろう!」
「あ、ああ……」

 小さくも子供特有の手の温もりを感じながら、真太郎は嵐のような転校初日を終えて、やっとのことで帰路につくのだった。

        ☆

「あー、疲れたー」

 年甲斐もなく呟いてしまったのは真太郎だった。
 なんとか転校初日を乗り越えて帰宅してからの風呂場。
 ため息交じりの声が、妙な感じで反響する。
 湯船に浸かればそこはもう極楽だ……というのはあまりにも爺むさいだろうけど。

「にしても、桜子、か……。これから上手くやっていけるかなぁ」

 ゆっくりと湯船に浸かりながら、そんなことを思う。
 引っ越してきたばかりのこの木造平屋建ての家は、元々ここに建っていた中古住宅をリフォームしたなかなかに快適な物件だ。
 この浴室の床も、すのこを敷かなくても柔らかくてカラッとしている素材でできているから、例え仰向けになっても痛くないことだろう。
 ……そんな機会があるか甚だ疑問ではあるけど。

「はぁ……、まぁ、桜子と上手くやっていけるかは分からないけど、これから少しずつ距離を縮めていければ、なぁ……」

 初日からちょっと距離を縮めすぎたような気がしなくもないけど。
 そこは明日からは何事もなかったかのように振る舞えばいいだけのことだ。
 とりあえずはいい感じに温まってきたから身体をしっかりと洗おうと湯船から出て、洗い場に尻をついてタオルで身体を洗い――、

 あれ、石けんは……?

 石けんをいつも置いてある場所になかったので、どこかに滑っているのかと思って探しているときのことだった。

「石けんならここにあるよ!」
「ああ、悪い悪い」

 小さな手に石けんを渡してもらって――、はっ!?
 そのときになっ
てすぐ背後に人影が立っていると言うことに気づく。具体的には桜子が。

「な、なんでおまっ、なに勝手に風呂場、入ってきてるんだよっ」
「ちゃんとお兄ちゃんのママにお邪魔しますって言ったから、勝手に入ってきたわけじゃないよー? ママに、よろしくお願いしますって言われちゃった! えへへー」
「えへへー、じゃっ、なーい!」
「まぁまぁ、そんなに怒らないでよ。背中、流してあげる! 今日のおもらしぱんつ洗ってくれたお礼!」
「……嫌って言っても洗いたがるだろ?」
「うん、さすがお兄ちゃん! あたり!」
「……じゃあ、できるだけパパッと頼むぞ」
「任せてよ!」

 桜子はさっそくタオルで石けんを泡立てはじめる。
 幸いなことに服を着てくれているのが、せめてもの救いだった。
 もしもツルツルとはいえ裸でこられたら、俺の股間のエクスカリバーが本来の姿を取り戻すところだっ――

「おちんちん洗ってあげる!」
「ちょっ、いきなりそこから!? せめて最初は背中だろ!」
「えー!? 最初はおまたかおちんちんだよ。だからおちんちん洗ってあげる!」
「あっ! あっ! だ、ダメッ……! たまたまは敏感だから!」

 桜子の小さな手から逃れようとするも、足元に石けんが落ちているのに気づかず、更にはシャワーの蛇口まで捻られて――、

「うおおっ!? 危ねえ!」
「うわわっ、お兄ちゃん!?」

 気がつけば、仰向けに転んだ桜子に、覆い被さりそうな体勢で固まっていた。
 暴れたシャワーヘッドがお湯が撒き散らし、二人の身体を熱く濡らしていく。
 ただでさえ濃い湯気が、より蒸れ返った。


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レモネードオアシス 2022/05/02 12:45

田舎の元気娘と!3

おもらししたぱんつを洗ってあげよう。



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「……た、立てそうか……?」

 なんとか声をかけると、

「うう……、無理……だよぉ……。脚に力、入らない……」

 一生懸命立とうとしているのだろうけど、濡れそぼった黒タイツに覆われた細脚は、プルプルと震えるばかりで立ち上がれそうにはない。
 これでは手を引いて無理やりにでも立ち上がらせて引きずっていく……ということもできそうにはなかった。
 こうなったら――。

「よし、それじゃあ俺がおんぶしてってやる。一緒に学校に行くか」
「でも、それじゃあお兄ちゃんのこと、汚しちゃうよ」
「そんな細かいこと気にするなって」
「うん……。ごめんなさい、お兄ちゃん」

 桜子に背中を向けておんぶするように言うと、恥ずかしがりながらも、

「お兄ちゃんの背中、とっても広いね。おじいちゃんの背中みたいに広い。それに身体も固くて大人の人みたい」
「大人なんだっての……」

 桜子が負ぶさってきたことを確かめると立ち上がる。
 すると桜子の身体は思っていたよりも軽くて、簡単に立ち上がることができた。
 背中に押しつけられている生温かい感触は……、桜子の股間なのだろ。ジットリと生温かいものがYシャツに染みこんでくる。
 これは今日は登校初日から換えのTシャツで過ごすことになりそうだ。それでも教師に理由を言えば分かってくれる……ことを祈るばかりだ。
 神社の脇に置いてあるカバンや桜子の水筒などを回収して歩き出そうとすると、

「境内の裏から、細い道があるから……、そこから学校まで行けるの」
「分かった。それじゃあしっかり捕まってろよ」
「うん!」
「……うおお!?」

 ギュッと背中に抱きついてきた桜子の感触に、真太郎は思わず呻き声を漏らしてしまった。
 てっきりまだまだ子供だと思っていたのに――、
 胸のところにはポッチリとした確かな感触が感じられたのだ。レーズンのような、グミのような、柔らかくも張りがある二つの感触。
 それは桜子の成長中の乳首に違いないのだろう。そして恐らくはノーブラ。
 ハッキリとした感触が、なんの躊躇いもなくむぎゅっと背中に押しつけられてくる。
 それだけじゃない。

「……んっ、ふう……っ」

 桜子の妙に熱っぽい吐息が、首筋に吹きかけられた。
 桜子には自覚はまったくないのだろうが……、それは充分に色っぽくて、男を戸惑わせるのに十分な破壊力を持っていた。
 そんな桜子は言うのだった。

「なんか最近おっぱいが痛痒いの……。でも、なんかお兄ちゃんの背中に押しつけてると、安心できる……。なんでだろ」
「さ、さあ、なんでだろうな」

 桜子の吐息から意識を切りながら、真太郎は先を急ぐことにした。
 案内されたとおりに境内の裏側に回ると、獣道のような草木を踏み固めただけの道が続いている。
 足元を気にしながら歩いていると、不安になった桜子が、ギュッと脚を身体に巻き付けてくる。
 温かくもふっくらとしたおまたが、なんの躊躇いもなく背中に押しつけられてきた。

(ヤバい……って、俺はなんでこんな小さな女の子に戸惑ってるんだよ……! 俺は断じてロリコンではない……!)

 なんども『俺はロリコンではない』と心の中で呟きながらも獣道を進んでいくと、やがて視界を遮る木々がまばらになってきて、やがて木造の二階建ての建物が見えてきた。

「あれが学校だよ。裏の校門にから入れるから」
「なるほど。学校の裏に出るのか。これはいいショートカットを見つけたな」
「桜子とお兄ちゃんだけの秘密だねっ」
「俺だけ……えっ?」

 桜子の言葉に引っかかりを覚えるけど、学校はもうすぐそこだ。
 真太郎は歩を早めると、周りに誰もいないことを確認してから裏門をくぐった。
 もしもおもらしした桜子を見つかりでもしたら、桜子が怒られてしまうかも知れない。それに更にはあらぬ誤解を受けて真太郎までも転校初日から社会的に抹殺……と言うことも。

「さて、まずは漏らしたぱんつをどうにかしないと、だな」
「うん……このままだとおばあちゃんに怒られちゃうよ……」
「おばあちゃん……?」
「うん。あたしのお父さんとお母さんは都会に働きに行ってるの。だから、あたしはおばあちゃんの家で暮らしてるんだよ」
「そうなのか……」

 さっきから時々おばあちゃんと口走っていたのはそう言うことだったのか。
 この年で両親と離れて暮らすのは寂しいことだろう。
 ……と言っても、俺自身がその大きな穴を埋めてやることなどできるはずもないのだろうけど。

「おっ、いいところに水道あるな。ここでパパッとぱんつとタイツ、洗っちゃうか」
「うん……」

 学校の裏門からちょっと進んだところに、いい感じの洗い場があった。
 水を飲んだり足を洗ったりするために作られたのだろう。
 洗い場の前でおんぶしていた桜子を降ろしてやると、ちょっとだけよろめくもののなんとか立っていられる。
 どうやら抜けてしまった腰は復活してくれたようだ。
 桜子は赤い靴を脱ぐと、よたよたと黒タイツとショーツを降ろして行く。
 おしっこで濡れた黒タイツは、見るからに脱げにくそうだ。

「なぁ、なんで夏なのに黒タイツなんて穿いてるんだよ。暑くないのか?」
「これはぁ、虫に刺されないために穿いてるの。ちょっとくらい暑くても我慢してるんだから」
「そ、そうなのか……」

 確かにさっきみたいに神社で遊んでいれば虫に刺されてしまうこともあるだろう。
 妙な感じで納得していると、

「って、おわわ!? おまっ、なんで裸!?」
「え? だって全部脱ぎ脱ぎしないと。服もちょっとだけ濡れちゃったから、洗っておきたいし」
「お、おう」

 桜子は、なんの躊躇いもなくタイツとショーツ、更にはワンピースを脱ぐと一糸まとわぬ裸体になってみせたのだ。
 やはりというか、ブラはまだなようだ。
 ポッチリとした赤い乳首は、虫刺されのように歪に膨らんでいた。
 視線を下にずらしていくとそこには、
 つるん、
 とした産毛さえも生えていない縦筋が、シュッと刻まれていた。
 正真正銘な、まだ性的なことを知らない『おまた』というにふさわしい割れ目。
 そこはツーンとしたおしっこの香りを漂わせている。

「は、早いところ綺麗にしてやらないとなっ」
「えっ、大丈夫だよっ。自分で洗うからっ」
「子供なんだから遠慮しないのっ」

 半ば奪い取るようにしてショーツとタイツを洗い始める。
 そうしていないと、この無垢なおまたに視線を吸い寄せられるがまま、なにか間違いを起こしてしまいそうな気がしそうだったからだ。

「女の子のぱんつって、柔らかいんだなー」

 ゴムでくしゅくしゅになってるショーツは男物とは違って手触りがなめらかだし、それによく伸びる。……戻らなくなったら大変だからやらないけど。
 桜子が穿いていたショーツは、おしっこで鮮やかなレモン色に染め上げられていた。
 幸いなことに、水道の蛇口にはレモンの香りがする石けんがぶら下がっていたから、そいつで泡立てて洗っていく。黒タイツも同じように洗ってやって、これで天日で乾かしておけばおもらしした証拠は綺麗さっぱりおもらしショーツとともに消えてくれるはずだ。

「よし、これでギュギュッと絞って……あとは乾かしておけば一時間くらいで穿けるようになるはずだ」
「ありがと、お兄ちゃん。これでなんとか先生に怒られなくて済んだよ」

 スッポンポンで嬉しそうに言う桜子。
 どうやら裸を見られたら恥ずかしいという感情は、まだ芽生えてはいないらしい。
 当然のようにツルツルのおまたを遺憾なく白日の下に晒している。
 このままでは目のやり場に困ってしまうので、おしっこがついてしまったワンピースの裾も洗うことにする。
 ここはおしっこがちょっとだけついただけだったので、石けんの泡で軽く洗ってやれば綺麗になってくれた。

「ほい、ワンピース、綺麗になったぞ。とりあえずはノーパンだけどこれだけは着ててくれよ」
「えー、涼しくて良かったのにー。そうだ、お兄ちゃんも一緒に裸になろうよ。そうすればお揃い! ぺあるっく!」
「それは随分レベルが高いペアルックだなですね」

 思わず敬語になってしまった真太郎だけど、ここはしっかりとワンピースを渡して、しっかりと着てもらうことにする。

「うーん、おまたがスースーして落ち着かない……」
「一時間くらいで乾くと思うけど、どこか適当なところに干すところは……」
「それならあそこの樫の木がいいと思う!」
「……ちょっと枝の位置が高くないか?」
「こんなの簡単に登れるよ! よいしょー」

 樫の木に駆けていった桜子は、小さな木のうろに手をかけ足をかけ、楽々と登っていく。
 あっという間に自分の身長の三倍くらいは登ってみせた。 
 かなりの野生児……なのはいいのだけど。
 ノーパンで構わずに登っていくものだから、プリッとしたお尻とおまたが丸見えになっていた。
 桜子が気にしていないのだから、ここは鋼の意思でスルーしたいところだが……。

「お兄ちゃん、パンツとタイツ、ちょーだい」
「お、おう」

 木の上で手を伸ばしている桜子へと濡れた下着を渡すと、木の枝に引っかけていく。
 風通しも日当たりも申し分ない一等地に、真っ白なショーツがはためいている。
 これならカラッカラに乾いてくれることだろう。

「よいしょー、とんっ!」

 桜子はかけ声とともにジャンプ!
 たーんと地面が軽く揺れると、上手く着地を決めてみせる。

「えへへー、大ジャンプ成功~!」

 誇らしげに胸を張る桜子。
 あー、確かに高いところからジャンプが上手くいくといい気分だよなー、なんてことを思いだす。
 それはもうずっと子供のころに忘れていた幼心。
 久しぶりに味わう感情に思いを馳せていると――、

「およよ?」

 しかしなぜか桜子は不思議そうに首をかしげてみせる。
 一体なぜ?
 桜子はどんぐり眼な黒瞳を寄り目にして、実に興味津々といった感じで一点を見つめていて……、
 具体的に言うと、それは俺の股間――。

「って、ちょっ」

 真太郎は慌てて自らの股間を押さえる。だけどそれは両手では隠せないくらいに大きく膨らんでいた。
 そう……、
 真太郎の股間は、ズボンをテントのように膨らませて勃起していたのだ。
 子供とはいえツーンとしたアンモニア臭を感じておもらしショーツを洗って、しかもツルツルのパンパンを見せられたのだ。
 ロリコンでなくても立ってしまうのは仕方がないこと……だと思いたかった。

「ねえねえ、お兄ちゃんのおちんちん、なんでこんなに大きくなってるの!?」
「そ、それは……っ」

 どうする!?
 ここでうそを教えることは簡単だ。
 だけどきっと桜子は、その嘘をなんの躊躇いもなく信じることだろう。
 ここは遠回しにでも嘘はつかずに……、

「あー、そうだ、男の人は、ドキドキするとおちんちんが大きくなるんだぞぉ!」
「へー、そうなんだ! でもなんでドキドキしてるの!?」
「そ、それは……っ、桜子が可愛いからだよ」
「んもうっ、お兄ちゃんったら、急になに言ってるのかなぁ! 恥ずかしいじゃん!」

 バシバシバシ!
 よほど恥ずかしいのか、桜子は勢いよく背中を叩いてくる。
 小さな手のひらから繰り出される打撃は、野生児特有のたくましさがあった。
 だけどこれで俺の股間から意識を引き離すことができたはず。
 ……と、思ったのも束の間。

「おちんちん見せてよ!」
「えっ、コラッ、ダメだって!」
「えー、なんで? あたしのおまたもいっぱい見ていいからさー」
「そういう問題じゃないのっ。ほら、もう服も綺麗になったし、早くしないと遅刻するぞ!」

 このままここにいると、桜子にズボンを下ろされて露出プレイをさせられてしまうに違いない。
 真太郎は近くに置いてあったカバンを持つと、さっさと靴を脱いで校舎へと逃げ込んでいた。
 上履きがないからどこか適当なところで来客用のスリッパを手に入れたほうがいいだろう。そうなると職員用の玄関か。
 真太郎は見当をつけるとさっさと木造の廊下を進んでいく。
 だけど上履きに履きかえないといけない……と思い込んでいる桜子はご丁寧なことに昇降口があるだろう方へとダッシュしていて、それはどうやら表側にあるから結構な遠回りになるらしい。

「よし、撒けたな」

 もうすぐ登校時間だ。
 そうすればたくさんの生徒たちでこの学校もごった返すに違いない。
 その中でまさか『チンチンを見せて!』だなんて言われるはずがないのだ。
 とりあえず当面の安全は確保できたわけだ。

 ………………。
 …………。
 ……。

『そう思っていた時代が、僕にもありました……』


田舎の元気娘と4につづく!

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レモネードオアシス 2022/05/02 12:31

田舎の元気娘と!2

おもらしにビタビタに濡れていく黒タイツ。

幼い身体から漏れ出してきたアンモニア臭に包まれた主人公のとった行動とは。



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田舎の元気娘と!(カテゴリー)

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 だけどその鬼ごっこは長くは続かなかった。
 パチパチと手を叩いていた桜子が、急に立ち止まってしまったのだ。

「どうした、もう鬼ごっこはお終いか?」
「うう~」

 聞いてみるも、桜子は低く唸り声を上げるばかりで要領を得ない。かと思ったら、なぜかそわそわとしだして、両手でおまたを押さえたではないか。
 もしかして、これは……!?
 思いが至るまでに、桜子は実にハキハキとした声でいうのだった。

「おしっこ! 漏れそう!」
「ちょっ、小便!? どこかにトイレとかないのかよ!」

 慌てて周囲を見回して見るも、境内には神社と狛犬さんがいるばかりで他にはなにもない。

「ううっ、トイレはぁっ、学校まで行かないと、ないよぉ……!」
「そうか、それじゃあ急がないとなっ」
「うっ、ううう! けど、もうぅ……!」
「ピンチなのか!? もうヤバいのか!?」
「うん……! もう手の力抜いただけで……ああっ、漏れちゃってきてるよぉ……!」
「それじゃあその辺でするしか!」
「ダメだよっ。神社でおしっこなんかしたらバチ当たるんだもん! おばあちゃんが言ってたんだもん!」
「そ、そうか……それじゃあ……学校まで我慢だっ」
「う、うん……!」

 元気よく頷いて、数歩前に進みだした桜子だけど……、
 尿意はかなり際どいところまできているようだ。黒タイツに覆われた脚はフラフラしていて、プリッと膨らみはじめたお尻はへっぴり腰になっていてセーラー服のワンピースからはみ出しそうになっている。
 子供の膀胱はまだ成長しきっていないから小さいのだろうが……、見るからにヤバそうだ。
 そしてその予想が間違っていないことは、桜子が数歩進んだところで的中することになる。

「あっ、あっ、ああーっ!」

 桜子が引き攣ったソプラノボイスをあげると、ただでさえ引けているお尻がキュッと更に引ける。

 じゅもも!

 ギュッと両手で押さえられているはずの桜子の股間から、くぐもった水音が聞こえてくる。いや、噴き出してきたといったほうが的を射ているだろうか?
 その数秒後――、

 ちょろ、ちょろろ……。

 黒タイツの内股を、一筋のおしっこが流れ落ちていく。
 どうやら少しずつだけどチビっているようだ。

「あっ、あうう! 出ちゃう! 漏れちゃうう~!!」
「頑張るんだっ。学校まで辿り着けたら思う存分おしっこができるんだぞ!」
「ああぁ……学校に着いたら……あっ、ああぁ……」

 両手で前抑えしたまま、うわごとのように呟く桜子。
 このリアクションは、もしや……?

「ちなみにここから学校まで何分くらいかかるんだ……?」

 恐る恐る聞いてみると、

「うう~、ここからだと、あと20分くらい、だよぉ……!」
「な、なんだって……っ」

 それほどの長大な道程に、桜子の尿道が耐えられるかどうかは火を見るよりも明らかだった。
 そしてそれは桜子自身が一番良く分かっているのだろう。

 じゅもも、じゅももももっ。

 股間からくぐもった噴射音が聞こえ、

 ちょろ、ちょろろ……、
 ちょろろろろろろろろ……。

 黒タイツを伝い落ちるおしっこの筋はだんだら模様となって、黒タイツを黒よりも暗い黒へと染め上げていく。
 太ももを染めたおしっこは、膝小僧の裏側をくすぐり、ついにはぷにっとしたふくらはぎを伝い落ちている。

「が、がんばれ……! がんばるんだ……!」
「う、ううう~! も、もう……!」

 ギュッと両手で前抑えして、よろよろと進み出すも……、しかしその小さな数歩が限界だったようだ。

「あっ、ああぁ~」

 桜子はどこか気が抜けた吐息を漏らすと、フッと小さな身体から力が抜けていき――、
 石畳にしゃがみこんでしまった。
 ぺたんとお尻をついて、女の子座りで。
 そんなことをしたらどうなるか……!
 それは真太郎も、そして桜子自身が一番よく分かっていた。

 しょわわ、
 しゅわわわわわ……。

 桜子の股間からくぐもった水音が止まらない。
 当然、ショーツもタイツも降ろすも叶わず……、恥ずかしすぎるおもらしのはじまりだ。

「あっ! あっ! あっ! おっ、おまたぁ……っ、温かくなって……あっ、やぁっ、お尻も……ひっ、ひぅぅ!」

 しゅいいいいいいいいい……。
 しょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……。

 おしっこを止めようとしているのだろう。
 桜子は引き攣った声を漏らすも、ふっくらとした女の子の尿道は一度漏らしはじめてしまったら最後まで止めることはできない。
 男のものとは比べものにならないほど太い尿道から、一気におしっこを噴き出しようにできてしまっているのだ。

「はぁぁぁ~~~……」

 しゅわわわわわわわ~~~。

 桜子がどこか恍惚とした表情で吐息を漏らす。
 すると心なしかおしっこの勢いが増したような気がして――、
 ついに、石畳にぺたんとお尻をついている桜子を中心として、大きな水たまりが広がっていった。
 女の子座りで漏らしているから、黒タイツがおしっこに侵食されてビタビタになっている。
 その感触に尿道が更に緩んでしまったとでもいうのだろうか?

「あっ、ああぁ……ふぁあああ……」

 しゅいいいいいいい……。

 尿道と同じくらい頬を緩ませて、桜子のおもらしは続く。
 股間を押さえている両手……その指の隙間から、止めどなく生温かなおしっこの奔流が湧き出してきている。
 この小さな身体のどこにこんなにもおしっこが溜まっていたのだろうか? そんな疑問
が浮かぶほどに、桜子を中心として石畳には大きな暗い湖ができあがっていた。
 だけどそのおもらしも永遠には続かず――、

 ぶるるっ!
  じゅももっ!

「はっ、はふうぅ……っ」

 桜子は熱っぽい吐息とともに切なげに身体を震わせると、小さな身体から大量のおもらしは唐突に終わりを告げた。
 あとに残ったのは……。

「はぁぁ……。こんなに出ちゃったよぉ……っ」

 自らの失敗に身を沈め、桜子は涙目で呟く。
 夏の草いきれに、ツーンとしたアンモニア臭が漂う。

 これが女の子のおしっこの匂い――。

 初めて味わう匂いに、なぜか目眩を覚えてしまう。同じ刺激的なアンモニア臭のはずなのに、どこか甘く感じられてしまうのは、こんなにも小さな女の子だというのにフェロモンが混じっているせいなのだろうか?
 アンモニア臭のなかにふんわりとしたフローラル系の香りが感じられ、目の前に広がっているのがおしっこだということを忘れてしまいそうになる。
 もっとこの匂いを味わっておきたい――。

「……って、俺はなにを考えてるんだ!」

 転校初日でいきなり目の前の女の子に手を出したりなんかしたら、それこそ大変なことになってしまう。田舎の情報網を舐めてはいけないのだ。
 だけど、こんなときに一体どうすればいいのだろう?
 都会に住んでいるときにはこのくらいの年頃の女の子と話したことなんてなかったし、それにおもらししてしゃがみこんでしまっている……。
 誰かがこの光景を見れば、あらぬ誤解を受けてしまいそうなシチュエーションではある。

(ここは見なかったことにして、さっさと学校に急ぐ……)

 ほんの一瞬だけそんな薄情なことを考えてしまうけど、すぐに首を横に振って否定する。今にも泣き出しそうになっている女の子を前にして、そんなことできるはずがなかった。


田舎の元気娘と3につづく!

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レモネードオアシス 2022/05/01 15:57

田舎の元気娘と!1

夏の田舎に越してきた主人公(高校生)が、
田舎の○女に懐かれてイチャイチャするお話を更新していきたいと思います!

一緒にお風呂入ったり、寝たり、怖いテレビを見て一人でトイレに行けなくなったらついていってあげよう!!



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田舎の元気娘と!




青々とした稲穂が風に波打ち、空を流れる雲の流れはゆったりとしている。
 日差しは強いけど、田んぼを撫でていく風は爽やかだった。

「凄いな、本当に田んぼしかねぇ……」

 間中真太郎(まなか しんたろう)は田んぼのあぜ道を歩きながら呟いた。
 爽やかな風のおかげでほとんど汗をかくことはなかったけど、それでもどこまでも続くあぜ道はそれだけでごっそりとヒットポイントを削っていくものだ。
 白のYシャツに黒のズボンというどこにでもいるであろう日本の学生の格好をしているが、同じ姿をしている生徒は一人もいない。
 それどころか、田んぼを見回しても人影といったらカカシくらいしか見当たらなかった。
 なぜ、真太郎はこんな田舎のあぜ道を歩いているのか?

 ――両親の都合で田舎の農村……盛りそば村に引っ越してくることに決まったのは半月前ほど。

 急な決定だったので、真太郎は転校先の学校を探すことになるも全寮制の学校はことごとく満室で、最後に残されたのが盛りそば村にたった一つだけある学校だった。
 仕方がないので寮の部屋が開くまでの仮の措置と言うことで盛りそば学園に通うことになったのだが……、
 登校初日から、早くも心が折れそうな次第だった。
 家を出てからほとんど代わり映えもしない田んぼを歩き続けること三十分ほどが経過していた。
 そのあいだ、原住民はおろか、同じ学校に通うであろう生徒たちともエンカウントしない。
 もっともそれは転校初日から遅刻しないようにと早めに登校してきたからというのもあるのだろうけど……。

「なにはともあれ、どこか休めそうなところはないか……」

 30分以上も知らない道を歩き続けてきて、そろそろどこかで立ち止まって地図を確認したいところだ。
 幸いなことにケータイの電波は届いているみたいだし。

「おや、あれは……?」

 真太郎が目を細めたのは、左手に雑木林に覆われた小高い山が見えてきたころのこと。
 そこに年季の入った鳥居があった。
 鳥居の前で足を止めてその先を見上げてみると、苔むした石段が急角度で刻まれている。
 木々がつくる影が濃く、緑の香りが吹き抜けてくる。

「鳥居があるっていうことは、この上は神社になってるのかな?」

 幸いなことに、まだ登校するまでには時間がある。
 せっかくだしお参りしていくのもいいだろう。
 特に深く考えることなく急な石段を登っていくと――、

 ぽーん、ぽーん、ぽーん……。

 聞こえてきたのは、ボールをつく音。
 どうやら境内には先客がいるらしい。邪魔しないように静かに石段を登っていき、やがて境内へと辿り着くと――、
 そこは掃除が行き届いた静謐な空間だった。
 朝日に木々の青葉が色濃く影を落としている。
 そこにいたのは、たった一人の女の子。

「にじゅう……、にじゅういち……」

 ぽーん、ぽーん、ぽーん……。

 短いかけ声と一緒にスイカほどの大きさがあるピンクのゴムボールをついていた。
 バスケのようにドリブルをするわけでもなく、ただひたすらに地面に打ち付けて返ってきたボールを、再び地面に打ち付けて――、
 それでも女の子は実に真剣そうにボールをついている。
 年の頃は……、最近の子供は成長が早いからよく分からないけど、身長140センチほどということから考えると、よほどのことがない限りは年下だろう。
 黒髪はショートカットに切り揃えられていて、もみあげの部分のところだけが胸元をくすぐるほどに長く伸ばされていた。
 どんぐりのように大きくて黒瞳は、上下するボールを真剣に追っていて、そのたびにもみあげが揺れていた。

 セーラー服……いや、ワンピースだろうか?
 丈の短いワンピースの余った布をキュッと腰の部分で結び、更に丈を短くして動きやすくしている。
 そこから伸びる脚は黒タイツで覆われていて、健康的な脚線美を一層強調していた。
「よんじゅうきゅー、ごじゅうっと……!」
 ボールをついていた女の子はそこまで数えると、胸のところでピンクのボールを受け止める。
 どうやら50回で打ち止めのようだ。
 女の子は満足げに額の汗を拭うと――、

「……およ?」

 こちらに気づいたのか、どんぐり眼を見開いて首をかしげてみせた。その仕草が、どこか小動物を思わせる。

(って言うかヤバいだろ、この状況は。小さな女の子と二人きりって、警戒されて当然……。早いところ逃げたほうが……)

 少なくともついこの前までいた都内の街では、女の子に話しかけたりなんかしたら下手したら通報されて『事案』になることだってあった。
 面倒なことにならないうちにさっさとUターンして石段を降りなければ。
 そんなことを考えていると。

「おはようございます! お兄ちゃん!」

 なんと女の子のほうから話しかけてきたではないか。無垢な笑みが朝日に眩しすぎる。
 さすが田舎。
 もう少し警戒したほうがいいと思うぞ。
 いや、でもこういうときって確か不審者に対しては先に挨拶をして先手をとれと教えているとかいないとか……。
 と、言うことは俺は不審者認定されているっていうことか!?
 真太郎が迷っていると――、

「お兄ちゃん、このへんじゃ見ない顔だね。もしかして……今日転校してくる人って、お兄ちゃんのこと?」
「え、あ、ああ……。多分、そうだと思うけど」

 小さな農村である盛りそば村のことだ。
 転校生がくればそれなりに情報が出回っているのだろう。
 戸惑いながら頷くと、

「やっぱりそうなんだ!」

 女の子はそれはそれは嬉しそうな笑みを浮かべてみせる。なにがそんなに嬉しいのか分からないけど、見ているこっちまで幸せな気持ちになってくる、そんな笑顔。
 そんな女の子は、ピンクのボールを抱きながらいうのだった。

「あたしの名前は甘露桜子(かんろ さくらこ)! よろしくね!」
「あ、ああ……。俺は間中真太郎。よ、よろしく……」
「うん、お兄ちゃん!」
「お、お兄ちゃん……」

 一人っ子だったから『お兄ちゃん』だなんて呼ばれるのが初めてで、なんだかむず痒い感じがする。
 だけど桜子はそんなことお構いなしで、トテトテと駆けてくると右手を差し出してきた。
 握手、したいのだろうか。
 小さな手はモミジのように赤らんでいて、見るからに柔らかそうだ。
 この手に触れた瞬間に突然アラームが鳴ってお巡りさんが駆けつけてきたりなんかしないだろうか?
 一瞬だけ躊躇してしまうけど、子供相手に及び腰でいるわけにもいかない。

「今日からよろしくな」
「うん! 桜子って呼んでね!」
「い、いきなり名前プレイ……」
「名字よりも名前のほうが好きなの! それじゃあお兄ちゃん、自己紹介も終わったことだし……一緒に遊ぼう!」
「ちょっ、学校は」
「まだ時間あるから大丈夫だよ。この神社の裏側、近道になってるしさ」
「そ、そうなのか……? それじゃあ少しくらいゆっくりしても、いいかなぁ……」

 慣れないあぜ道を30分ほど歩いてきたり、苔むした石段を登ってきたりと、朝だというのに早くもお疲れモードだ。
 木造の神社の庇のところがちょうど日陰になっているので、ちょっと失礼して階段のところに座らせてもらうことにする。

「あー、さすがにここまで登ってくると喉渇いたな。自販機は……なさそうだよなぁ」

 葉っぱ一枚も落ちていない境内はよく手入れが行き届いているけど、街路灯の一本さえも見当たらない。
 文明から何百年分くらいかは隔絶された空間のようだ。

「お兄ちゃん、お茶で良かったら、はい、どうぞ」
「んん……? わ、悪いな……って、ちょっ」

 真太郎が言葉に詰まったのも無理はない。
 桜子はすぐ隣になんの警戒心も抱くことなく座ると、脇に置いてあった水筒からコップ兼蓋へとトポトポとお茶を注いだかと思うと、

「んく……っ、んく……っ」

 まずは自分で飲んでからこちらへと差し出してきたのだ。

「あ、あの、桜子さん……!?」
「ぶー、なんでお兄ちゃんなのに桜子さん!? 桜子って呼び捨てにしてー!」
「そ、それじゃあ……桜子……」
「よくできました! それじゃあご褒美にお茶飲んでいいよ!」
「あ、ありがとう……」

 なし崩し的にお茶の入ったコップを受け取ってしまってけど、これは間接キス待ったなしというやつでは?
 ここでお茶に口をつけずに返すというのも変だし。

(そう、そうだ……桜子はまだ子供じゃないか。だから変に意識するのがおかしいってもんだ。ここは純粋な厚意に甘えてお茶を飲ませてもらうだけ――)

 ごくん。
 心を無心にしてコップに口をつけ、お茶を飲み下す。
 よく冷えた緑茶だった。
 口を、喉を、食道を潤して、冷たく心地いい感触が胃に溜まっていくと、火照った身体に染みていく。

「ぷはぁ……。染みる~」

 ごく自然にそんな言葉が口をついて出ていた。

「いい飲みっぷりだね! そしてそして……間接キス! お兄ちゃんったら大胆なんだから」
「ぶふぉ!」

 急にそんなことをいわれて、せっかく飲んだ緑茶を噴きだしてしまいそうになる。
 純真な笑顔でとんでもないことを言ってくれるもんだ。

「冗談だよー。そんなに怒らないの」
「大人をからかうんじゃないの!」
「およよ? 鬼ごっこかな? あたし、足速いんだから! 捕まえられるもんなら捕まえてみて!」

 勢いよく立ち上がった桜子は、軽やかに数歩ステップすると、くるりとターン。
 そして挑発的な笑みを浮かべると、お尻を振ってみせる。

「鬼さんこちら! 手の鳴るほうへ!」

 どうやら初登校する前に、もうちょっとだけ運動することになりそうだ。


田舎の元気娘と2につづく!

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