SmokingWOLF 2023/07/08 10:51

片道勇者2開発+7 ランダムイベント作成 +Twitterが大変に!

 引き続き『片道勇者2』開発中です!
 今週先週はTwitter周りでいろいろ事件が起きていたので、その件についても言及しています。

↓ Twitterの閲覧制限がかかると次のAPIが配給されるまでツイートが読めない!(現在はある程度改善されているらしい?)



◆片道勇者2 ランダムイベントを実装!

 今回はいろいろなランダムイベントを作成していました! 前作にあった分を再現するだけでも、作るために足りない機能がいっぱいあってあわあわしていました。

 『片道勇者2』では今のところ、ランダムイベントを2系統用意することにしています。
 1つは「ランダムで起きてその場で解決するもの」、1つは「発生地点と解決地点が違い、無視することもできるもの」です。


【ランダムで起きてその場で解決するもの】

 これらは、発生したらプレイヤーがその場で対応を迫られるいつものランダムイベントです。


●仲間が出現 !
 すぐ近くに仲間になってくれるキャラが出現します!
 仲間には、「癒し手ネムリ」などの立ち絵がある『英雄的仲間キャラ』と、「荷運び馬」「傭兵」みたいな立ち絵のない『サブ的な仲間キャラ』の2種類がいます。英雄的仲間の方が出現確率が低いです。

●近場にレアアイテムがドロップする!
 いきなり近くにちょっとしたレアアイテムが落ちてきます。運がよければ、地面には普通は落ちてない貴重なアイテムも降ってきます。
 前作では「落ちているアイテムがしばらく増える」というイベントがありましたが、今作は質を高める方向での搭載にしてみています。

●女神によって「超元気」状態になる&ST全快する!
 これは前作にもありました。STが回復し、一定ターンの間、攻撃力なども強化されます。

●キャラバンが現れる!
 目の前に買い物ができるNPCが現れます。ちょっとうれしい。

●山賊が現れる!
 「グヘヘ……」「女だぜ……」としゃべるいつもの山賊の群れが現れて戦いになります。
 前作もそうだったのですがが、実は所持金が多いほど山賊の出現数が増えます。

●魔物に囲まれる!
 魔物がプレイヤーを囲むように出現します。敵が近付いてくるまでちょっとだけ猶予があるので、うまく工夫して戦うか、うまく逃げることが要求されます。

●闇の速度アップ!
 強○スクロール速度が一時的にアップします。速度アップの時間が終わると大きな経験値カードが手に入ります。

 

【ランダムで起きるが、『先の地点で』解決するもの(無視もできる)】

 こちらはさっきのケースよりは発生頻度が少ないものの、1回に得られるものが大きいランダムイベントです。無視することもできますが、条件を満たすことで「英雄的仲間」や「貴重なアイテム」など良いものを得やすいのが特徴です。


●配給キャンプが遠くに出現!
 「XXXkmで配給キャンプをX日まで開いています!」という手紙が届きます。
 適度に急いで時間内にそこまで行けると、武器~消耗品の中で好きな種類のアイテムを1つもらえたり、確実に買い物が出来たり、そこそこの確率で英雄的仲間が登場したり(!)します。手紙にはキャンプで登場する仲間キャラの名前も書いてあるので安心!
 武器や食料、仲間が不足している場合は大きな救いになるでしょう。
 もちろん、これらが必要なければ無視してゆっくり進んでもOK!


●襲われている街から手紙が!
 「XXXkmにある街で襲われてます、X日目の終わりまでしか耐えられそうにないです、助けて!」
 と書かれた手紙を手に入れるところから始まるミッションです。
 ゆっくり行っても構いませんが、その場合は着いても「滅びた街」だけがあるという『シルフェイド幻想譚(時間制限付きRPG)』を思い起こさせるイベントですね!
 間に合えば戦闘になり、敵の群れを倒すと貴重品がもらえます。

 ちなみに救援の手紙は、「癒し手ネムリ」などの英雄的仲間キャラが出してくる場合があり、その場合は助けに行けばそのキャラが良条件で仲間になってくれたり、仲間にしなくともキャラに応じた貴重品がもらえる予定です。


●急な護衛ミッション!
 色々あって急に「協力NPC(別のマスにいる仲間)」として3人の子供が出現してついてくるので、一定距離先まで護衛しなければならないミッションです。難しいのでイベント発生率は最も低確率です。
 1人以上生き残れば報酬がもらえます。

※3人の子供達がついてくる ↓

 ところでこういうイベントを作ったときにちょっと気になる問題が!
「ドット絵キャラでも、少年・少女と書かれている存在がダメージを受けたり死んだりする(断末魔っぽいのを言う)シーンを入れちゃうと、CEROが上がったり海外の何かの規制に引っかかったりしないかな?」
 という懸念が頭に浮かぶのでしょうが、こういうところどうなんでしょうね。前作でも「少女ミラ」がやられたりしてるので大丈夫?
 今回は敵にやられたときのプレイヤーさん側の心の痛みを増す意図で子供3人に設定したんですが、もしまずそうなら、代わりに「弱そうなおじさん」が3人仲間になります!
 「おじさんならやられてもいいっていうのかよー差別だー!!」と私の中の正義マンが叫んでいますが、海外展開するなら子供キャラの扱いにはちょっと気をつけたほうがいいのかなという気がしています。


【ランダムイベントってどういう意図で入れている?】

 さて、こちらは前述の2種のランダムイベントの搭載意図についてのメモです!

<前作のランダムイベントの意図『罠の代わりのリソース変動』>

 前作『片道勇者1』におけるランダムイベントは、「不思議のダンジョン」シリーズの「罠」を入れない代わりに、「罠」の搭載意図であろう「予想外のリソース変動を起こさせる」目的で搭載されていました。
 なぜ罠にしなかったかというと、「罠」の場合、踏んだときのストレスが強かったり、罠を探知するプレイコストが面白さに貢献しないパターンも結構あるからです。
 それなら最初から回避不能なものとして用意すれば、同じようなリソース変動効果をいくらか気持ちよく実現できるんじゃないか? という意図で、代わりに「ランダムイベント」が搭載されたわけですね。


<『先の地点』ランダムイベントの意図『何かを狙う引力を生み出したい』>

 で、今回新たに入れることになった「ランダムで起きるが『先の地点で』特定条件を満たせば良い結果になるイベント」!
 こちらは、手に入る報酬を先に明らかにしてプレイヤーの方に「狙うぞー!」みたいな気持ちを発生させたい、という意図で搭載されています。「引力」でプレイヤーの人を動かしたい、とも言い換えられます。

 たとえば数百km先に特定の仲間がいると分かり、急げば合流できるなら、割と自然に急いで進みたくなる状況が作れそうです。前の記事でも言ってましたが、たまには「急ぐことが最適解になる自然な状況」を作ってプレイの方針を変化させたい!

 今作はこのような、『何かを狙って行動してもらう』要素をもっとうまく取り入れていきたいなと考えています。この点を前作ではあまり意識できていなかったので、たまたま入ってた分くらいしか「狙い」要素がありませんでしたからね!

 遊び手の最適なプレイ方針をたまには変化させられるよう、可能ならいろいろな『狙わせ』バリエーションも考えてみたいと思います。息苦しくならない程度に!



◆やっと妖精クリスのドット絵が!


 ジャアアン! アドバイザーである「妖精クリス」の8方向ドット絵をようやく用意しました! これで万が一戦闘キャラとして参加するイベントがあっても安心!
 ドット絵は上手じゃないなりに、サイズや動き感がそれっぽくなってればひとまずOK、くらいがとりあえずの目標です。やっぱりうまくドット絵を描ける人はすごいと思います。
 
 なおこれら以外のキャラチップに関しては、ウディタ同梱の「グラフィック合成器」を大変便利に活用させていただいております! 前作に引き続き、キャラチップ周りはうまいこと省力化して、他の部分にエネルギーを注いで開発速度を早めたいと思います。

◆6月末~7月始めにTwitterが大変に!

 ここからはサイト運営にもかかわるTwitterのお話です。

 7月に入る直前あたりからTwitterが非ログイン状態だと読めなくなったり、なんと閲覧回数に制限がかかったりして大騒ぎになっていました。
 時系列としてはたぶんこんな感じだと思います。

◆6/30頃 非ログインだとTwitter見られなくなった!(今は1ツイートだけ読める)
◆7/1夜 閲覧制限が入って1日600~1000ツイートしか読めなくなった!
◆7/4 旧TweetDeck(便利な公式サービス)が使えなくなった! けど7/8に再び使えるようになった?
 またツイッターの「ユーザページのサイト埋め込み」も使えなくなり、非ログイン状態で私の最新ツイートをまとめて見る手段がほぼなくなる。

 様々な理由によってSNSで閲覧制限しなければならないほどの状況とはTwitter運営さんも大変すぎますが、私も無料であることに甘えてかなり依存していたので、いろいろ対応が大変でした。
 特にウディコンの「順位カウントダウン発表(10分で1位ずつ発表していく)」などはTwitterがあってこそのアイデアでしたからね!
 アカウントを持っていなくて見られない人も多くなるでしょうし、また閲覧制限がかかるとカウントダウン発表中の2時間にわたってツイートを追うのが困難になるかもしれません。順位カウントダウン自体は楽しいイベントだと思うので、対策を今から検討中です。


 この期間中にTwitterで私が話した情報を、こちらにもまとめておきます!

ウディコンでのAI生成コンテンツの利用についての告知

 ウディタ製フリーゲームの夏のお祭り『ウディコン』におけるAI生成コンテンツの利用について「応募・審査・規約」ページに追加しました。
 →◆https://silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/txt.shtml

 第15回ウディコンではまだAI生成コンテンツの制限はありませんが、2024年の第16回以降、AI生成物の利用に関して制限を設ける可能性があります!
 というお知らせです。

 特に問題なのが「AI画像生成」で、日本の法律では現状問題ないっぽいとしても権利関係が良くないのではないか、と言われることが多いため、「適切な権利がある素材」で学習されたモデルやサービス以外は【来年から】利用禁止にする可能性が出てきています。
(この制限が入った場合、『Adobe Firefly』や、「CC0や許諾あり画像のみで学習された権利的に安全なモデル」を使うのはOKですが、Stable Diffusionの基本モデル含むほぼ全てのモデル、NovelAI、Midjourney系その他のAI画像生成はほぼアウトになります)


 とはいえ、現在は急激に「権利的にクリーンなAIモデル」の需要が高まっているので、これからの1年でその分野も強化されそうな気がしています。そうやって権利的に安全な状況ができて、ようやくAI画像生成の本格的なスタート! という感じになりそうですね。

 とはいえ、クリエイター関連サイトだと「低品質な作品が増えすぎることが問題なのでAIを排除したい」という気持ちも3~5割くらいありそうな気がするので、そういうところでは引き続きAIは使いにくいままかもしれません。
 たとえばSteamさんの場合、生成AIの学習元が権利的に怪しいのもありますが、AI画像を使った低クオリティゲーム(簡単なパズルやノベルなど)が大量に来ていたらしいという話もユーザからちょっと話題になっていました。
 ウディコンでもそういった傾向が過剰になった場合は、厳しい制約を設けるかもしれません。たとえば普段は60~80作品なのに、250作品中200作品のAI作品が来るようになったとかだとさすがに考えます。


ログインしなくても見られる他SNSでアカウント取りました

 さて、こちらはTwitterが見られない場合の避難先SNSの情報です!
 万が一のためにmisskey.ioにもアカウントを取ってありますので、Twitterが見られない場合はこちらもどうぞ!

◆Misskeyにアカウントを作ってあります!
 → Misskey内 アカウント https://misskey.io/@WO_LF

 Misskeyの内容はログインしていなくても見られますので、「Twitter持ってないけどSmokingWOLFのつぶやきは見たい」という場合もこちらをどうぞ。Twitterが非ログインで見られないこの状況下では、だいたいTwitterと似た感じのことを投稿しておこうと思います。
 あと私はまだ仕組みを熟知できていませんが、もしmisskey.io以外の分散型サーバにアカウントをお持ちでしたら、「@WO_LF@misskey.io」と入れてユーザ検索すれば別サーバからでもフォローが可能? らしいという話を聞いています。


 また、先日Meta社からThreads(スレッズ・SmokingWOLFアカウントへ)というサービスが始まったので、企業公式さんなどが多用する感じであればそちらに告知用の拠点を作る可能性もあるかもしれません。
 とはいえ、Threadsは今のところWeb版がないスマホ専用のサービスなので、告知を入れるにしてもまだ少し作業コストが高そうです。今は様子見中です。


 とりあえずは、Ci-enのこのアカウントだけフォローしてくださっていれば、私が関連するコンテンツのどれにでも飛べるようにしたり必要最低限の情報共有はできるようにしておくつもりです。
 便利な拠点として引き続きありがたくCi-enを使わせていただきます!
 
 それから、7/16(日)からは第15回ウディコンも始まります!
 たいていはデータ破損回避のため前日(7/15)の夜からこっそり作品受付開始しています。
 今年も素敵なゲームをお待ちしております!

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