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映画感想の記事 (3)

浩田島国 2023/02/16 18:59

『デストイレ』を見ました。

・『デストイレ』を見ました。

以下ネタバレ有り感想。

人生で一度は口に出してみたい、「トイレ・エクソシズム(便所悪魔祓い」…。
開始二分でチープさを全開にしてきて笑わせてくれる。演出次第でもっと怖い映像にできると思うので、つまりはまるっきりギャグなんだな。
弟を刺した後便器に残るナイフに血がついてないことからもそれっぽい映像を作る気は一切ないことがわかる。このシーンの水に浮かぶ目玉なに?トイレに憑いてる悪霊の目玉?って思ってたんだけど、ネットの感想をみるとキンタマって解釈の人が多いみたいだね?じゃぁ肛門を突き刺されたわけじゃなくて金玉袋ぶちきられたってこと?!
トイレ修理(ペンチにぎにぎしてるだけでなにもしてなかったな…)の人が顔を見せなかったのは演者さんが兼ね役とかスタッフさんだったりしたのかな。
途中おにいちゃんがカシャカシャしてくるシーンがやたら長いのは尺稼ぎなのか…?と思っていたらのちに堂々とインターミッションを挟んでくる豪胆さに脱帽。
調査に来てくれた神父様がおそらくトイレで用を足してみたシーンでナイフ登場か?!とハラハラしたらそんなことなく、このまま帰っちゃってまたお兄ちゃんが孤立していっちゃうのかも…と心配したところで起きるチープすぎる大爆発に大爆笑でした。爆発ってお兄ちゃんの夢の中だけじゃなく本物のトイレも爆発するのかよ!悪魔トイレってナイフも爆発も使いこなすのかよ!爆発を身に受けつつ悪魔祓いをする神父様はとても偉い。
おにいちゃんのネックレスのパーツ、ガチャポンの景品みてぇだな…と思ってたらまさかの本物の手榴弾だったのか?そんな危ねぇもん首に下げて歩くんじゃねぇ!お兄ちゃんはこの事態について過去の因縁がありそうなことを言ってたけど、結局なんにも明かされなかったので何もすっきりしないまま終わってしまったため、より一層なんだったんだよ感が強い。続編があるそうなのでそこで明かされるのかな…。
猫ちゃんの存在がまったく意味なかったけどかわいいから出したかっただけかもしれない。
人に薦めたら正気を疑われるタイプの作品でした。

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浩田島国 2023/02/15 18:28

『ほんとうに映した!妖怪カメラ』を見ました。

・『ほんとうに映した!妖怪カメラ』を見ました。

以下ネタバレ有り感想。

おじさんとおじさんによる世知辛い映像業界モキュメンタリー。
途中特殊性癖展開があってどうしようかと思ったよ!!!!!
ここのせいで他人には薦められない作品になってしまったな…。
業界の中で商品としての映像を作ることに関する苦労が端々に描かれており、
漫画業界の片隅で生きている自分にもわかるところがあったのでしみじみしてしまった。
やらせの河童の完成度のひどさや予算の無さに泣けてくる。
妖怪も霊も一応でるのに全編こんなにぐだぐだで盛り上がらない調子で作るのは
逆にすごいコントロール力ではないだろうか…。
好き嫌いは分かれるコンセプトだと思うけど傑作と言う人が居るのもわかる作品でした。

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浩田島国 2023/02/13 13:30

『必殺!恐竜神父』を見たよ。

日記
・日曜はTOKYO FES Feb.2023にお知り合いが参加したのでビックサイトにお手伝いに行ってました〜。
一年ぶりに同人イベントに行ったなー!あったかかったのでよかったです。

・「必殺!恐竜神父」を見ました。

以下ネタバレあり感想

冒頭になにが起きるかTwitterで見て知ってたのにあまりにスピーディーに起きたから大爆笑してしまった。そっから車で中国にたどり着いたと思ったら五分で帰ってきたのもびっくりした。リアリティとか、整合性とか、キャラクターの感情の動きに説得力を出そうみたいなものはハナから捨ててる作劇の映画だ。
恐竜の力があるのに途中のダイジェストでフィジカルを鍛えてるのもよくわからなくてウケる。
神父様の過去回想が挟まれてこれ意味あるのかな…と思ってたら最後まで特に意味なかったのもすごい。死亡フラグ立てからの即回収をそのまま映像にしたかっただけかもしれない。
終盤敵の一人が急に主人公の弟だったことが明かされる唐突さ対して、実はやたら笑うシーンに尺を取ってきてたのが『家族団欒からはみ出していた弟が兄から笑顔を奪い取って自分が笑いたかったから』だったことを明かして「そっちの伏線はちゃんと回収するんかい!!!」と突っ込まざるを得なくされるとこもお見事。
キャロルが死んだ時はちょっと悲しかったので超絶ご都合主義で無事だったのはよかった。この無茶苦茶展開で真面目に死んでたらおかしいもんな…。
むちゃくちゃやることがわざとらしすぎないのには作り手のバランス感覚というか、センスを感じたな。
人が見てるところみたいタイプの作品なので人に積極的におすすめしたい映画。

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