『DQN-親友裏切り-』ちょい出しサンプル2-8
勲の前にしゃがみ込み、ためらうことなく股間に顔を寄せていく。
唇にペニスを挟み込み、音を立てて吸い上げる。
ジュルッ、ジュパッ、ジュパパパッ、ジュパパパッッッ。
清楚そうに見えたのに、もしかして慣れている?
勲の口から、欲情まじりの吐息が漏れる。
『………っ………うっ………ふ』
『スゴい………もうこんなに熱くてカタい……私まで感じてきちゃった』
制服の上から自身の胸を揉み始める。
そしてさらにAV女優並みの下品な吸引力で、
じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ!
『くっ………んっ…………………ッッ』
彼女の肩を掴んでいた、勲の手にも力がこもる。
『ふふっ、嬉しいわ、そんなに気持ちいい?』
『あのさ―――』
その瞬間、離れて見ていたオレでさえ、背筋が冷たくなるのを感じた。
『気持ちいいとか、どうとか、そーいうこと言われると、メチャクチャ萎えるんだけど』
熱くたぎっているペニスとは裏腹に、突き刺さるような声音と視線。
直前まで自信と欲情しかなかった彼女の顔から、一気に赤みが消えていた。
『ご、ごめんなさい、私余計なこと………本当にごめんなさいっ』
『謝罪とかいいから、口だけ開けてなよ』
その後、勲は彼女の口をオナホのように使い、無表情のまま射精した。
失言をしてしまったその彼女と、勲が付き合うことはなかった。
「はっ、はっ………っ」
両手で先輩の腰骨をつかんで、勲がピストンを繰り返す。
締め付けに慣れてきたのか、表情に大きな変化は見られない。
だからつい、聞いてしまった。
「なぁ、気持ちいい?」
直ぐにシマッタと思った。
『気持ちいいいとか、どうとか、そーいうこと言われると、メチャクチャ萎えるんだけど』
せっかくその気になっていたかもしれないのに、大失言。
これじゃあ去年の彼女の二の舞だ。
「ごめんっ、今のなし、無視ってくれていいから」
「………っ、なんで謝る? オレ、颯太に訊かれて困るようなことなんて何もないけど」
「………………じゃ………じゃあ教えて………先輩の中、気持ちいい?」
「今年で言ったら………っ、最高かな」
「今年?」
「………去年の夏………海に行った時に………っっ、颯太とコキ合った時の方が100倍は気持ち良かった」
「な、なんだよソレ」
「マジだよ………オレがこの手のウソつかないの知ってるだろ」
「………………………」
………………そりゃ、そーだけど………。