TKsite 2023/04/18 19:00

予告体験版VR対応しました!

こんにちは、新作「ケモ耳少女との同棲生活」体験版ですが、先週お伝えした通りVR対応を延期しておりましたが、本日VR対応版をリリースしました!

https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ01047517.html

その他の変更点
・キャラクターモデルの輪郭線ちらつき軽減
 PCでは目立ちませんでしたがVRになると輪郭線がちらつくのが
 すごく気になったので修正しました。

・背景モデル描画処理のパフォーマンス改善
 後述


現在、製品版に向けての作業に集中しており予告体験版のデバッグは正直不十分なことは否めないですが動作確認はしているので、体験版と言うことで細かいところには目を瞑っていただければと思います。笑
※バグ報告はもちろん歓迎です。

今回作っていて気がついたのですが、前作はOpenXR対応と言いつつQuestProに対応できていませんでした。
(私側の製作途中にUnity側のQuestPro対応のアップデートがあったらしい)

もしQuestProで遊ぼうとしていた方がいたらすみません。
ResomataDungeonの商品ページについては、後で非対応の旨を追記します。
アップデート対応しようかとも考えましたが、さすがに実機確認もしていないものをアップデートで対応しました!とは言えないので・・・

今作からは一応仕様上はQuestProも対応できているはずです。
実機持っていないんで確認は出来ていませんが。
もしQuestProをお持ちの富豪の方がいらっしゃったら、ぜひ動作報告お待ちしております。笑

VR実装におけるシェーダー問題について

今まででこんなにシェーダーを書いたことがあっただろうかってくらい書きました。笑
原因となったシェーダーとの相性問題は、よくよく調べてみたらUnityのバグだったようで、最近修正されたようです。
※私は一世代前の安定板のUnityを使っているのでまだ修正されていない。

それはともかくとして、シェーダーを書き直したことにより思わぬ棚ぼたがありました。
シェーダーを書き換えるついでによりシンプルになるように見直したことで、描画速度が1/3になりました。

<シェーダー修正前>146fps

<シェーダー修正後>552fps

私のPCは3DCG用なのでここまでFPSが出るPCは少ないかもしれませんが、グラボなしでもほぼ60fpsは出るんじゃないですかね。
というよりも、アニメーションが60fpsだから60fps以上はほぼ意味がないですね。

Quest2で確認した限りでも60fpsは出ていました。
もう少しパフォーマンス改善の余地があれば、スタンドアローンAPK版の全体的な解像度そのものを上げようかな…

何を変えたん?

一番影響が大きいところはここです。
分かりやすくするために意図的に光源を強くしていますが、実際には木の部分はほぼ真っ暗です。

<修正前>


<修正後>

光源の向き(影の向き)を考慮する処理をばっさり削りました。
こうすることで、全く同じ描画処理をする木の組み合わせが多数出てくることになります。
これにより、CPUからGPUへの描画命令(セットパスコール)が一気に減ることによりパフォーマンスが向上したみたいですね。

もちろん見て分かる通り立体感はほぼ0になりましたが…そもそも木がローポリなのでパフォーマンスを優先した方が良いかな、と判断しました。
そもそも夜だと真っ暗でよく見えないですし・・・。

製品版に向けて

実は製品版の最終音声も納品してもらいました。
あとは私がゴリゴリ実装していくだけです。
アニメーションの数、尋常じゃない・・・
最終的にボイス数は125、アニメーション数は150くらいですかね。

もう1日30時間くらいほしいですねー。
今日なんて目を休めるために少し上を向いたら2分くらい寝てました。笑
あ、ちなみに仕事し過ぎとかそういうわけではないのでご安心を。
ちょっとアークナイツのイベントが忙しくて。

次にVR機器買うとしたら何買う?

進捗とは関係ない超個人的所感ですが、私がもしお金の心配なく、VR機器を1つ買えるとしたら最近出たVive XR Eliteが欲しいですね。理由は2つ。
「私の目が離れすぎていること」と「私の目が微妙に悪いこと」です。

私の目は魚かってくらい離れているので、Quest2で最大限離してもまだ足りず、常にちょっとだけVR視界がぼやけています。
あと、私の視力は0.3で普段家で過ごす分には眼鏡等をかける必要はないくらいなんですが、VRをするには不十分なのでVRデバッグをするときにはコンタクトをしています。これが地味に面倒くさい。

この2つがVive XR Eliteではカバーされています。
IPD(瞳孔間距離)は無段階でかなり広めまで調整できる(らしい)ですし、焦点距離調整ダイヤルもついているので視力矯正なしでも楽しめます。

お値段なんと!179,800円!
…うん、万が一、新作が1,000個くらい売れたら買いましょうかね。笑

さいごに

これからアニメーションの制作ごりごり頑張ります。
なんとかGWまでに出したいな・・・

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索