んだば重工 2023/05/16 17:01

メガロニアス建国戦争とホウラン大陸の周辺国家【世界観設定】

こんにちは、んだば重工です!
毎週火曜日は「機躁少女チェッタ」の世界観や設定などの紹介です。

今日は主人公チェッタが暮らしていた機戒統治国家メガロニアスの建国の歴史と周辺国家について記載していきます。

メガロニアスについての記事はこちら

ゲーム本編に大きく関わることはないですが、知っていただくとより深く楽しめる…はずです。(ゲーム内ではフレーバーテキストで記事内の国などが登場する予定です)

ホウラン大陸の諸国と歴史

肥沃な土地と温暖な気候に恵まれたため、古来から争いが絶えない。
大陸中央部は焔(えん)国、大陸西部はウルゼスタン王国、北部はフォルト連合が治め、3つの大国が絶えず争いを続けていた。

かつて大陸を統一していた焔国は独裁色が強くなり、独裁に反対する民や異民族への弾圧を強めた。それによりクーデターが起き、焔国は内乱状態となる。

焔国の分裂、機戒統治国家メガロニアスの建国

内乱で焔国は独裁者派の「大焔帝国」と、クーデター派の「新生焔共和国」と2つに分かれた。またそれに乗じて、焔国南部の経済特区であった一都市が「機戒統治国家メガロニアス」として独立宣言をする。背景には戦争に辟易した資本家たちと企業と、大陸北部を治めるフォルト連合のバックアップがあった。

メガロニアス建国戦争

大陸西部を治めるウルゼスタン王国はフォルト連合の介入を良しとせず、メガロニアスの独立を「焔国内乱に乗じた盗賊紛いの行為」と激しく非難し、また「AIの統治など神への冒涜であり人類への叛逆」と決めつけ、メガロニアスへの侵攻を開始した。

建国間もないメガロニアスはフォルト連合に助力を求めるも、連合も表向きには援助をしてなかったため軍事支援を拒んだ。メガロニアスはクーデター派の新生焔共和国に軍事同盟を持ちかけるも、明確な返事がないまま保留される。メガロニアスは窮地に陥った。

超AI「七大機戒」と「人型機械兵器マシナイト」の功績

勝ち目のないと思われた戦争だったが、メガロニアスは完成したばかりの超AI「七大機戒」が演算、立案した作戦により、次々とウルゼスタン軍を打ち破る。ウルゼスタンは出来たばかりの小国を甘く見ており、その隙をつく形だった。

敗北が続いたウルゼスタンは圧倒的な物量で制圧しようとするが、メガロニアスの新兵器「人型機械兵器マシナイト」の電撃作戦に翻弄され、大きな戦果を上げられずにいた。

七大機戒の外交戦略


「七大機戒」は外交面でも優れた能力を発揮し、勝利の勢いに乗っている間に新生焔共和国との同盟を再度持ち掛ける。
ウルゼスタン軍の前線基地となっているロズロフ島を落としたら統治権を譲渡する約束をし、新生焔共和国は同盟を承諾した。

また、介入に二の足を踏んでいたフォルト連合内でロビー活動を行い、ウルゼスタンの前線での暴虐行為、また王族の非道をプロパガンダし連合内の世論を味方につけた。

そして「七大機戒」は新生焔共和国とフォルト連合の同盟も結びつける。新生焔共和国がメガロニアスに軍事支援をする間、大焔帝国を抑え込んだ。

結果、足並みの揃わないウルゼスタンに、フォルト連合の支援物資を存分に使い、新生焔共和国と挟撃。ウルゼスタンの大部隊を撃破。さらにその勢いで前線基地であるロズロフ島を陥落させる。ロズロフ島は盟約の通り、新生焔共和国の物となった。大打撃を受けたウルゼスタンは徐々に大国としての力を失っていく。

建国戦争後のメガロニアス

戦争で生まれた他国からの難民や捕虜を受け入れ、メガロニアスは人々の理想郷とまでされた。優れた技術力と合理的で人道的な政治、他国からの侵略を防ぐための軍拡を勧めていった。大焔帝国の南沿岸部の都市がメガロニアスへの帰属を表明し、それを受け入れメガロニアスは領土を拡大した。

そしてそれから30年、大焔帝国と新生焔共和国の戦争、ウルゼスタン王国とメガロニアスの戦争は大きな動きはなく膠着状態となる。

編集後記


ちなみに今回作中の舞台となる島はロズロフ島じゃなく、メガロニアスの南の海にあるこの島です。この島についてはまた別記事で紹介いたします。

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