モブの索敵システムの実例と解説【RPGBakin/モデル配布】
いつもご愛顧いただきありがとうございます、んだば重工です。
水曜日は制作ツールに関する記事をお届けいたします。
今日はRPGdeveroperBAKINで敵の索敵AIを作る実例を紹介していきます。
こちらが当サークルが現在制作中のゲーム「機躁少女チェッタ」のために作った索敵システムです。RPGBakinはアクション要素が取り入れやすいので、シンボルエンカウント方式は相性がよいですね!
索敵範囲に入ったらプレイヤーを発見し追いかけて来るようにする
色々なやり方を試しましたが、一番しっくりしたのがBakinの「イベントを生成する」システムを使ったやり方でした。
Bakinの「イベントを生成する」システムとは
RPGツクールなどにはない機能なので簡単に説明しますと「シューティングゲームのような弾を発生するシステム」で、Bakinのデフォルト機能のひとつです。なんでこんな機能作った
索敵範囲を可視化してみる
実はこのような形で点滅しています。
索敵のコマンドスクリプト
コマンドスクリプトはこのような感じです。
0.5秒毎に索敵範囲を発射しています。
弾の設定はデータベースのキャストから弾に使うキャストを作成し、「その他」の項目から設定します。
カスタムイベント設定の中にプレイヤーと接触状態になった時に発生するイベントを設定します。
弾に接触したら変数が代入され、次のイベント(モブのオブジェクト側)につながるようにします。
弾の3Dモデルについて
ちなみに索敵範囲の当たり判定に使うモデルは自作しました。
こちらも色々な形を試してみましたが、縦に板ポリを並べる形が今のところ一番安定しました。
弾には当たり判定があるので(当たり判定を設定しないと接触判定設定ができない)プレイヤーやモブに干渉して上に乗ったりぶつかったりして挙動がおかしくなってしまいます。出来るだけそうならないように試した結果この形になりました。
索敵用3Dモデル配布!
自由に使って頂いて構いませんが、自作発言や無断配布はお控えいただくようお願いいたします。
NVDsearchobj.zip (6.09kB)
ダウンロード編集後記
Bakinの情報や素材はまだまだ少ないので(もっと増えてほしい)、こういった情報や素材配布はちょくちょくやっていきたいです!
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