アクマくん 2023/09/21 01:13

経緯と解説と持論

今日と昨日は面談。
明日も面談。
面談続きでまじしんどい。。

しんどくて、絵を描く気が起きないので、
とりあえず文章で済ませようと言う作戦。


前回、小説を描きました。

この間の3連休は、嫁さんの実家に行ってまして、
車がないとどこにいけない、
ネットもない環境なので、
スマホからCi-enを開いて合間に書いたのがそれです。

書いた後に、姉にメールで送って違和感ないか、
それとなく聞いてみて、
3点くらいちょこっと教えてくれて、
その時に、考えるわーって返したら

「あんたが書いたんか( ゚Д゚)
小説の一部を切り取ってきたのか思ったわ。
語彙力が凄いな。
状態を言葉で表すのが凄い、
うちにはできひんわ」

と返ってきて少し嬉しかったです。

というのも、姉は児童の頃、
何か文章を書けば必ず賞を取っていたので、
文才を持っている側の人間(私の中で)だと思っているので、
やっぱ、そういう背景がある中で褒められると、
嬉しいですよね(兄弟がらみのお世辞かもしれないけど)

ただ、最後のくだりは、
手が抜いたのがばれていたので、
そこは予想通り突っ込まれました。
「最後は手抜き過ぎて世界観がよーわからん」
とのことです。

まあ、そら初見で読んだらそうなるよね。と思いました。

あと、かなり特殊な表現を文中に入れたので、
そこも突っ込まれましたね。

「キースは実直な青年であることをシエリは知っている。キースもまた、真実を語ればシエリが正に倒れる事を知っている。」

ここの後半部分が、
「うちの理解力が悪いのか、よーわからんかった」
と言われました。

これは確かにかなり捻ってます。
「シエリはごまかすと返って悪い方向へいってしまう」と言う事をキースは知っている。
これの逆の意味合いで書きました。

姉は
「正直に言えばちゃんとくみ取って理解する」
ってことかー

と解釈してくれましたが、
概ねそんな感じですね。

ここの表現で、私が面白いと考えている所は、
「正に倒れる」と言う表現。

この「正に倒す」と言う表現はプログラミン的な表現になるので、
一般的には使われません。

プログラミングでは、正常系、異常系と言う言葉があり、
正常系の処理に舵を切らせたい時に、「正に倒す」と言います。

と言う感じで、一般的にはなかなか聞きなれない表現を、
あえて取り入れました。
プログラミング界隈ではわりとこういう独自表現が飛び交うので、
聞いてるだけでちょっと面白かったりします。


結局伝わらなかったら意味がないかもしれないのに、
何でこんな書き方をしたかと言いますと、
昔あるアニメ(タイトル忘れたが)で
「違います、小説は自由なんです」
と言うセリフがあった時に、
軽くびっくりしました。


小説のイメージって、最初に「硬い」が来るんですよね。
でも、その当時、本来は縦書きベースだった小説が、
携帯小説が流行ったことで横書きもありになったり、
わかものことばを取りに入れるようになったりと、
時代が変わるにつれて、小説も変わると言うのを肌で感じていた時に、
「小説は自由」って言われたもんだから。
ああ、そういうことなんだなー
と凄く腑に落ちたことがありました。


私もその「自由」にあやかれば、
何か小説が書けるかもしれないと思ったのが、
高校3年の頃くらいですかね。
電車の中が暇すぎてちょろっと書いてました。


少し話はそれましたが、
私が今回書いた表現は、
少なくとも私の中で今まで使われてなかった表現を、
ちょこっといれてみる。
という冒険心から来ています。

で、ここで意識しているのが、
読む側に想像の余地を与えるかどうか。

シンプルに「泣いた」と言う表現を使えば、
読者によって泣いたと言うイメージがかなり変わります。
それは情報が少ないからです。

ボロボロ出たのか、じわっとでたのか、
泣き崩れたのか、ギャン泣きしたのか、
一瞬だけ泣いたのか。

と、10人十色になります。

ここの想像させるのかさせないのかの、
コントロールを少しやりました。
基本的には私の中であまり重要ではない所は、
淡白に書いて、
物語として映えそうなところを、
これでもかとしつこく補足しています(なるべくカッコいい言葉を使って)。


こういう遊び方は、
ゲームの文章ではやりにくく、
ちょうど時期が良かったのもあり、
小説風味でリラックスしながら書いた、
と言うのが今回の経緯です。


あと、個人的に思う小説の醍醐味は、
いかに難しいことを書いて、
読者にわからなくさせるか。
意味が分かる文章をばばばと書いてしまうと、
読み方に慣れてきて文字を読む作業になってしまうので、
たまには難しい表現をあえていれて、
なんだこれ?とさせた方が、
退屈さがなくなるような気がします。
⇒いちいち言葉の意味を調べるのが
めんどくさいと言う方には申し訳ないですけどね。

それで言うと、
最後のセリフラッシュ。
これも似たような意味があります。
誰がどのセリフを言ったのか、
小説の書き味ではわからないことがあります。
これも書き手側がわざとわからなくさせて、
想像の余地をもたせるのが目的としている事が
あると思っています。
実際それがアニメや漫画になった時に答え合わせをして、
あ、このセリフこのキャラだったんだ。
とかなるんですよね。
(解釈違いで喧嘩になる事もあるかもしれませんが)

私自身は、物事ははっきりさせるタイプの人間ですが、
こういうところでのアバウトな手法は理解はあるほうです。
(好きか嫌いかは別として)


大体言いたいことは書き終わったので、この辺で。








PS
姉はまさかエロゲの物語の一部を読まされていたのかを知らないようなので、
え?これで終わり?続きは?
と言っていますが、
適当にごまかして、続きは書かないと言いました。





あ、あと、ないとは思っていますが、
もし小説部分でここはどういう意味ですか。
と言うのがあれば、
一応回答は可能です。
まあ、ないとは思っていますが。。

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