モザイク問題が解決した!!...のか?

こんにちは、本日は「蟲籠(仮)」の進捗報告ではありません。
なぜかというと...


「進捗がほぼ0」


だからです。

はい。
本業の方が忙しく睡眠時間を確保するのがやっとだったのですが、
毎度計画的に進まず情けない限りです。

ただ、先日の3連休は久々にプライベートな時間が確保でき、制作を進めておりました。
その中でちょっと面白い発見もあったので、趣向を変えた記事を書きたいと思います。


■モザイクの問題とは

成人向け動画の制作において、数多くのクリエイターを悩ませてきた要素の1つとして、
「モザイク処理」
があります。
定点カメラの様なアングルの作品であれば、
動画編集ソフトで後からモザイクをかければ良いため、
そこまで困ることは無さそうです。

しかしながら、3D作品やカメラアングルが激しく変わる動画となると、
動画編集ソフトで部分的にモザイクをかけていると、作業量が膨大になり、
現実的ではありません。

前作の「触手牢」や今作「蟲籠」も定点カメラではありますが、
「もっと画面内をカメラが自由に動き回るようなダイナミックな演出がしたい」
と以前から悩んでおりました。

そんな折、この問題を解決する(かもしれない)方法を思いつきましたので、
完成系にどんな違いが生まれるのかご紹介したいと思います。


■モザイク処理の新旧比較

百聞は一見に如かず
ということでまずは下のGIFをご覧ください。


①旧モザイク:編集ソフトで後付けでモザイク処理する手法


②新モザイク:今回発明したモザイク処理の手法


はい。
意味不明なアニメーションですが、それは置いておいて、

①はモザイクをかけたいオブジェクト(棒と玉)が動く範囲すべてに
モザイク処理をしており、広範囲の背景も巻き込まれてしまっております。

②は動いているオブジェクトだけにピンポイントでかかっており、
激しく動いてもずれることなく追従できています。
原画自体にモザイクをかけているわけでもないので、オブジェクトが変形しても問題ありません。

(ちなみに、背景の街並みが蠢いているのは、モザイクの範囲を分かりやすくするためです。)

この方法が、上手く実装できれば
「モザイクが広すぎて何が何だか分からないよ 怒」
という最悪の事態を回避して、より満足度の高い作品を提供できそうです。

現在開発中の「蟲籠(仮称)」への実装にはまだ、
いくつかのハードルがありますが、何とか解決して
次回あたりにサンプルGIFとともにご報告したいところです。


■本日のイラスト
今月は作業の進捗が無いため、お見せできるものが無いのですが、
絵の練習も兼ねて他作品のキャラクターを描いていたので、
代わりに載せてみます。

1月に発売した「アナザーコード リコレクション」よりアシュレイです。
リメイク作品ということですが、リメイク前も含めプレイしたことがなく、
ストーリーもどういうキャラクターなのかも全く分かりません。(適当ですみません)

しかしながら、PVを見て表情やしぐさのアニメーションが素晴らしかったので、
そのうち遊んでみたいと思っております。(その前に動画を完成させなければ...)


次回こそは良い報告ができると信じて
それではまた次回

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