【ゲーム配布】24時間同人えちゲー制作チャレンジ!!【期間限定】
※本記事のゲームの配布は 7日間限定です。
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【ゲーム配布】24時間同人エロゲ制作チャレンジ
こんにちは、グラフィッカーの干しガラスです。
つい先日、自分は休みを取って24時間同人エロゲ制作チャレンジをしてきました。
その名の通り、24時間以内にゲームを作る挑戦です。似たようなこと以前もしましたね。あれは未完ですが...。
今回はきっちり1本仕上げてきたので、出来上がったものを公開するとともに制作過程も余さずお話ししようかと思います。
ちなみにすっごく、すっごく長くなる(6,000文字くらい)ので、小難しい話はええねん!えっちなゲームを寄越せって方はフォロワー限定の記事の方までスキップしてください。
さて、今回24時間ゲ制をしようとおもったきっかけからお話しすると...
以前、「ゲーム作りのススメ」って記事を書いたと思います。その時、最小構成でゲームを作ろう!みたいなお話しをしました。
あの日以来自分もどこかでずっとやりたいと思っていたので、どうせならタイムリミットを決めて作ってみようと今回挑戦した次第です。
今回作ったゲームをざっくり説明すると、
「ツンデレ少女は教えてほしい」ヒロインの綾乃ちゃんが主役のえっちなゲームです。
人気投票3位の返礼として、豪華Hシーン3本立てでお届けします。
ちなみにテキストもいつものすず先生ではなく僕が書いてるので、違和感があったら申し訳ない...。
制作にあたってのレギュレーションは単純で、24時間以内にゲームを一本作ります。ただ24時間起きてるなんてことは自分には出来ないため、就寝時間を除いた24時間になります。
また別作品からの素材の使いまわしやシステムの流用なんかも可にしてあります。完全一からじゃなくて、事前準備を済ませたうえでの制作です。実際の制作に即した形ですね。
では早速、制作の様子をお届けしていきます!全10章立て!!
①立ち絵の制作 1.5h
以前の記事で描いていた魔王アヤノちゃんのラフを元に軽くペン入れします。
普段は全身足先まで描きますが、時間がないため膝上まで。
ガーターは行為の時に描くのが面倒なのでオミットしました。
使うペンは最近マイブームな少しアナログチックなペンです。
普段の制作ではラフに濃い鉛筆、線画にGペンを使ったりしています。これからどんどんアナログペンになっていくかも?
1時間くらいまで塗りまで済ませ、必要そうな表情差分を残りの30分で描きかき
ツクール内で立ち絵を表示するには、単純に1枚画像として出力したものを「ピクチャの表示」コマンドで表示するのが一番簡単でしょう。ただ、例えば表情差分を表示させたい、複数人を違和感なく登場させたい、と凝ったことをしたいなら、「立ち絵プラグイン」を使う事をお勧めします。
プラグインとはツクールに追加の拡張機能を実装するプログラムファイルです。JavaScriptを使って書かれているので、末尾に.jsが付きます。
プラグインは有志が作っているものなので一口に「立ち絵プラグイン」と言っても色々種類がありますが...今回はその中でもTRP_SkitMZ.jsを利用させていただいています。
このプラグインの最大の特徴は、立ち絵を多層レイヤーで表示できることでしょう。
「素体」「目」「口」「眉」「その他」の計5枚の画像を重ねることで一つの立ち絵を表現することができます。
目を閉じさせたいな、と思ったら目のパーツを閉じたものに変えるだけ。
描いたパーツを全て描き出す必要こそあれ、一度準備が整ってしまえば他の追随を許さない、圧倒的使い勝手のプラグインとなります。
②立ち絵会話のセットアップ 0.5h
描いた立ち絵をパーツごとに書き出します。クリスタにはレイヤーごとの一括書き出しの機能はない(ハズ)ので、1パーツ1パーツ手作業で書き出します。
ここでおもむろにツクールを起動。
新しくゲームを作るときは本来「プロジェクトの新規作成」をポチるのですが、今回は汎用的なプラグインや素材を入れて下準備を済ませておいたプロジェクトを用います。直近の記事でもお話ししたいわゆるパッケージって奴ですね。
これを使うことで面倒なツクールの初期設定は全てスキップ。TRP_Skitの設定は「SkitSetting」のマップで行えるようになっているので、ここに移動してアヤノちゃんの立ち絵を動かせるように設定をします。
Skitの仕組みは画像パーツの組み合わせを表情パターンとして記憶して、必要な時に呼び出すというものです。
そのため、最初にその組み合わせをこちら側で指定してやる必要があります。
ゲーム内で使いそうな表情を20種ほど適当に指定し、保存。選択した表情は番号で管理され、例えば\SE[10]とコマンドを入力すると、10番の表情の立ち絵が表示されるようになっています。
設定をしたら軽くテスト。ステラプロジェクトの方からメッセージウィンドウを引っ張り出したら、立ち絵を使った会話システムが出来上がり。これだけでもう垢ぬけた感じ、しませんか?
③戦闘UIパーツ作成 2h
ツクールのデフォ戦闘は飽きたので、独自のシステムを作ります。構想は〇×△の図形を使い、タイミングよく入力するというもの。家庭教師ということで〇×△に馴染みがあるだろう、みたいな安直な発想です。
もちろん独自UIなので、まずはラフから切っていきます。
本来は全部フォトショでやりたいところですが、フォトショのブラシが苦手なのでクリスタでざっくり手書きします。
戦闘が始まったらまず待機。カットインが表示されたタイミングで、表示された図形を素早く入力する...みたいなイメージ。
イメージができたところでフォトショに切り替え、パーツを作っていきます。
〇×△の図形画像を作るところからですね。自分で作るのが面倒なので、文字ツールで起こしたものをラスタライズして用います。
ゲームへのフォントの利用は画像で出力する分には問題ないことが多いです。この辺は規約をよく確認しましょう。
この辺りでサークルでの打ち合わせが入ったため、片手間に作業を行うことに。
「ツンデレ少女」でのUIデザインを参考にしながらざっくりとパーツを作っていきます。茶色っぽい配色が特徴ですね。
超雑な命名規則で書き出してプロジェクトファイルの中に配置します。
④バトル作成 4h
最初は自作プラグインを書く必要があるかなと思ったんですが、イベントだけでなんとかなりそうなのでイベントコマンドで制作します。
コードなんて出来れば書かない方がいいです。ツクールのイベントコマンドだけで作っている分には意味不明なエラーが出ることはありません。
敵キャラに話しかけると戦闘が開始するイメージで処理を作ります。戦闘処理自体は長くなるのでコモンイベントの方にまとめ、敵キャラ側のイベントには「敵HPの入力」「入力する図形のパターンの入力」「戦闘発生コモン呼び出し」「勝利後処理」を記載します。
このうち、図形のパターンには変数に配列を渡してやります。[[1,1,2],[3,1,2],[3,3,0]]みたいな。
1なら〇、2なら△、3なら×といった感じで、0は何もなしです。
上の例で並べると、最初に〇〇△のパターンを入力、その次は×〇△、最後に××を入力すると戦闘勝利です。時間内に入力できなければこちらのHPが減ります。
敵ごとにバリエーションを持たせたいので、これを敵キャラ側のイベントに記載し、敵ごとに中身を変えます。
コモンイベントの方は大まかに、「戦闘発生コモン」「画像・変数等の初期化用コモン」「キー判定用コモン」「画像の更新用コモン」といった感じで役割を持たせ、このうち「戦闘発生コモン」を敵キャラ側から呼び出します。
時間がないため共通化をあきらめ、条件分岐のみでざくざく作っていきます。分岐ばっかりで途中で訳わかんなくなりました。
ツクールでswitch文を疑似的に使えるようにするプラグインであるSwitchStatement.jsも使いつつ、4時間くらいで完了。
全然バグは残ってると思いますが、まあ大体想定通りに動くようになりました。
ツクールに限らずゲーム作るときの処理の組み方のコツは、表示部分と処理部分を分けることにあります。
HPをハートの画像で表現するとしたら、HPの増減処理とハート画像の更新は別々の処理として分けておくと、実装時にごちゃごちゃにならなくなります。とはいえ時間が惜しい今回はそこまでガッツリ分けずに適当に済ませています。
⑤マップ作成 1h
最初の村、ダンジョン、城と3つマップを作ります。マップごとに敵がいて、全滅させると次のマップに進める感じです。
見栄えが良いマップなんてものを作っている暇はないのでタイルを雑にポン置きしまくる。
せっかくのFSM素材をこんなに雑に扱ってしまうのは少し申し訳なさを感じますね...。
⑥イベント制作 3h
Hシーンを除いたスタートからクリアまでのイベントを制作します。
予めざっくりと決めていたストーリーをなぞりつつ、思い付きでテキストを入れていく作業になります。
綾乃ちゃんと一緒にVRファンタジーゲームの世界で遊ぶ、という設定なので、VR内と外で立ち絵を切り替えています。昔のを引っ張ってきました。
表情付けは以前から好きな作業なのでテンションは高めです。ただここで選定した表情群があんまりテキストとあっていないことに気づき...。今から変更している暇はないため泣く泣くこのままで進めることに。
綾乃ちゃんの部屋→村→ダンジョン→城→綾乃ちゃんの部屋と一連のイベントを作り、ゲームが最初から最後まで進行するようになりました。先ほど作った戦闘も実装し、これでHシーン以外は完成。
ここで前半終了です。
ペースとしてはとても順調。残り12時間でHシーン3つを作ります。
さて、ではここからは後半戦。
⑦足コキシーンの作成
以降はほとんどクリスタでの作業です。
普段はこんな感じの枠付きのキャンバス(3840×2160)を使ってスチル制作を行っています。
枠の中のサイズは2560×1600になっており、これを半分にすると1280×800、つまりツクールでの今回のプロジェクトの画面サイズと同じになります。
スチルの制作は...まず資料を集めるところから始まります。⑦は足コキのスチルということで足コキ資料を収集。ツンデレ少女には足コキのスチルがあるので、あれを引っ張って来てもいいですね。
ツンデレではパンツが見えてなかったのでパンツが見える構図・ポーズがいいなと思いながら下書きをざっくり描きます。
これをブラッシュアップし、1時間ほどかけてラフを作成。
更に1時間ほどかけ線画・塗りまで終了。なかなか可愛く描けました。
ここからテキスト作成と差分作成を一緒に行います。
テキストを書きながらこここういう表情にしたいな、って箇所の差分を作成し、レイヤーカンプに登録していきます。
その後十数枚描いて、書き出し。ツクール側に実装します。フィニッシュ時のフラッシュ表現も忘れずに。
ここまでで1シーン出来上がり!
⑦の作業全体で使った時間は3.5hといったところ。3時間でエッチシーン一つ作れるのタイパ良すぎますね。
⑧クンニシーンの作成
やることは⑦と変わりません。描いてる間にシーンの内容を考えます。
ちなみに自分が描いた絵は全てタイムラプス(制作過程の動画)撮影をしています。
ちゃんと描いてるか疑われないようにするため...って意味もまあないわけではないんですが、単純に自分が後から見返すのが好きだからやってます。動画でイラストが出来上がっていく様を見るのはなかなか楽しいです。
ゲームと一緒にタイムラプス同梱しようかと思ったんですが、モザイクかかってないので多分ダメですねこれ。残念。
下書きを描いて、線画塗りまでが大体2時間。イベント作成と差分作成が大体1時間の計3時間で終了。
1日で2枚は流石にやったことないので達成感ありますね。まあまだ1枚描きますけど。
⑨バックシーンの作成
最後はバックで締め。玉座に手ついてる感じにしようかなと構想を練りねり。
顔は見せたいので、顔が見えるバックにする感じで下書きを描きます。
前2枚より時間がかかってしまい、計4時間ほどでシーンが完成。
3枚目の完成絵はここには貼りません。実際にゲームをプレイしてみてご確認ください!
⑩最終調整
最終調整といっても残ってる時間はなんだかんだ20分程度だったので、通しで遊んでみて最後まで問題なく進むかのチェックだけで終了。最後の最後にタイトル画面を作ってないことに気づいたので、フォトショでささっとタイトル画面を作りました。
完成!
ここでストップ!これにて作業終了です!
1日目は12:00~24:00、2日目は13:00~1:00で計24時間分制作を行い、無事完成しました!
割とジャストで出来上がったのでびっくりしました。自分の計画性も捨てたもんじゃないな。
タイトルは「魔王アヤノとえんぴつカリバー」です。
ジャンルはジャストコマンドRPG、基本HCG3枚で差分込み総CG枚数33枚。
プレイ時間は5分ほど。
...まあ売りに出せるような物ではないですけど、完成品と言って申し分ないでしょう!
完走した感想としては...割と自分に失望しましたね。クオリティが低かったとかいう話ではなく、その逆というか。
本気を出したらこの生産性が出せるなら普段からもっと頑張れよっていう...。
客観的に見て12時間でCG3枚って相当ハイペースですからね。一か月休みなしで描けばそれだけで100枚になるわけで。
同人ゲーム一本につきCGって20枚くらいあれば作れるので、理論上は一か月にゲーム5本作れます。
5本は無理にしても、月1本くらいはコンスタントに作りたいですよね。
とはいえ、制作自体はとても楽しかったです。楽しかったから本気が出せました。
そも、ゲーム制作って本来は楽しいものなんですよね。最近色々悩みながら制作を行っていたので、この気持ちを思い出せただけでも収穫だったと思います。また機会があればやりたいですね...今度は流れ的に彩葉ちゃんメインかな?
さて、ここまで見ていただいてありがとうございました!制作過程を丸っと記事にしてみましたが、面白かったでしょうか?
カジュアルな24時間ゲ制、結構オススメです。なんせ土日で出来るので。
ゲーム作ってみたいけど、敷居が高そう...みたいに思っている方は、思い切って挑戦してみてください!
以前もお話しした通りです。最初は難しくても、何度もやればちゃんとしたものが作れるようになります!
もし制作についての質問等あれば、自分の書いた記事内であればお答えします。一緒にゲーム、作りましょう!
今回作ったゲームはフォロワー限定記事の方にDLリンクをはっつけておきます。5分で終わるものなので、よければ是非遊んでみてください!では!