ゆるふわ少女開発 #8| イラスト作業、終わりが近いです！！
進捗報告
こんにちは、干しガラスです。
スチルの作成は順調に進んでいます。昨日作ったものをちょっとだけ見せようかな...？
差分は１６枚作りました。２０枚以上作ってるシーンなんかもあるので数としては平均ってところでしょうか。
どういうシーンかは実際に遊んでみて確かめてください！
ちなみにこれで残りスチル数は４つまで減りました。
あと１０日弱で今作分の僕のグラフィッカーとしての役割は終わりです。
その後はテキスト作業を手伝う...と前回はお話していましたが、わいん君との協議の結果、今作のフィードバックを半月ほど行って技術向上を図ったのちに次回作に向けた絵作りをそのまま始めることになりました。
ちなみに次回作については...システム面は似たような感じですがよりクオリティを上げたものを制作する予定です。
スチルの制作工程
気が向いたので、僕が普段どんなふうにCGスチルの制作をしているかを少しお見せしようと思います。とはいっても16:9のイラストを描き始めたのはほんとに最近なのであまり参考にはならないと思いますが...。
描き始める前にどんなシーンを作るか、どんな構図にするか、資料を見つつおおまかなイメージを決めたら、まずは現実にある手元のデッサン人形をこねくりまわしてそのイメージを固めます。ただデッサン人形って可動域が狭くて各部のつながりなんかも弱いので、実際にこれを素体にしたりはしません。
そこで使うのがクリスタの３Dです。ここ数か月で使い始めましたが、機能を理解すると非常に便利で製作速度が超上がりました。パース定規もくっついてくるのが本当にいいですね。ちなみにこの段階で構図、ポーズをほぼ固めきります。
そこからラフを制作します。ちょっと前は下書き→大ラフ→ラフ→色ラフみたいな工程で製作していましたが、今は大ラフと色ラフの工程を削ったのでだいぶ効率が上がっていると思います。
ここで大事なのは３Dっぽさを消すことです。そのまま輪郭線をトレスするとどうしても３Dっぽさがでちゃうので、そのまま使うことはせず自分なりの線を引くことを意識しています。
ラフ製作が終わったらいよいよ清書に移ります。
差分をたくさん描く関係上、パーツごとに線画と塗りを分けています。とても面倒ですがこれを最初からやっているのと、清書後にあとからパーツ分けをするのとでは労力が全然違うので最初からやっておきます。
出来上がりがこんな感じです。パーツ分けをしていたおかげで眉、まつ毛、瞳、口、パンツの有無、汗...などなど沢山差分を作ることが可能です。実際にどういう差分があるかはゲーム本編をやってみてくださいね！
ちなみにレイヤー構成はこんな感じです。
特定のレイヤーを表示したり非表示にしたり、こねくりまわして差分を作ります。頑張って描いた後に書き出している時は結構楽しいです。
live2dに使う立ち絵なんかもこんな感じのレイヤー構成なので、最近は一周回って普通の一枚絵みたいなのを描いてません...。
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