【発売】小説『近畿地方のある神事について』
Kindleにて長編小説『近畿地方のある神事について』発売開始しました。
■あらすじ
日本のとある地方で過激な火渡りの儀式が行われ、参加した巫女が足裏に大火傷を負う事件が発生する。
この神事の背景には穂村之宝稀姫(ホムラノホマレヒメ)と呼ばれる女神信仰があった。
ホムラ信仰に興味を持った女性記者は奇祭の取材を重ねていくが、彼女の原稿は段々と常軌を逸していき、最後には彼女自身も行方不明となってしまう。
その女性記者のノートPCを手に入れた有堂勇次は、データ復旧へと取り掛かり、彼女の足跡を追う――。
女性記者が収集していた様々な事件記録や雑誌記事、さらにはネット上の書き込みなどから、有堂はホムラ信仰の恐るべき実態を浮かび上がらせていく。
火渡りを始めとする危険な足裏苦行がホムラ信仰の名のもとに執り行われており、多くの若い女性たちが「裸足の巫女」となって、それらの神事に参加していたのだ。
危険でおぞましい神事に競って参加し、そして、足裏に大怪我を負っていく巫女たちの姿を見ていくうちに有堂は一つの疑いを抱き始める。
――これは女神の呪いではないか?
大怪我を免れえない危険な神事に挑む巫女たちは正気なのか? そして、失踪した女性記者の行方は? ホムラ神事は日本各地で次々と執り行われ、裸足の巫女たちは恐怖と激痛を競って求め、痛々しい悲鳴を叫ぶ。巨大で異常な呪いが日本列島を覆っていく……。
謎に包まれた神格「穂村之宝稀姫」の正体とは? 衝撃のグロテスク・マゾヒズム・ホラー!!
■こんな人にオススメ
・マゾヒズム文学
・民俗学系ホラー
・モキュメンタリーホラー
・裸足が好き
・足裏が好き
■目次
・アライワ文書(抜粋)
・打ち合わせ 1
・九州地方のある神事について
・メール
・編集部へのメール
・事件例
・若者の見てるサイト
・フドクホムラソウ
・メール
・阿達氏へのメール
・打ち合わせ 2
・関東地方のある神事について
・編集部へのメール
・編集部からのメール
・打ち合わせ 3
・雪山の奇妙な生き物
・レアなバイト経験
・新進気鋭のアーティスト
・卒業旅行
・プロフィール
・打ち合わせ 4
・馬塔氏からのメール
・北海道のある神事について
・編集部へのメール
・編集部からのメール
・打ち合わせ 5
・阿達氏へのメール
・書き込み 1
・打ち合わせ 6
・書き込み 2
・荒岩氏へのメール
・盗聴
・呪い
・ポータルサイト
・近畿地方のある神事について
・付録
なお、支援者限定で本作のEPUB版を配布いたします。(Kindleで読めます)
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