0話<挿絵付き小説>一年後、オタクのオレ♂は爆乳(ビッチ)ギャル♀になっている


#0 イントロダクション
あれから、一年が経った。【オレ】は自室のスタンドミラーを見ながら
パジャマを脱ぎ捨て、手早く朝の支度を済ませていく。
全裸のまま、少しだけ伸ばしたショートの髪を丁寧に整えて、エクステをつける。
ビューラーでまつげを整え、慣れない手つきで軽く化粧をしていく。
鏡に映るのは金に染めた髪と褐色に焼けた肌の、
どこからどうみても…いわゆるギャルというやつだ。しかもただのギャルではない。
爆乳だ。爆乳ギャルなのだ。不釣り合いなほど大きなふくらみは適度な柔らかさと張りを兼ね備え、少し外側に開いたピンク色の乳首がぷっくりと膨らんで、ツンと誇らしげに上を向いている。

毎日の運動のおかげか腹部は細く引き締まっているのに、腰から下はデカい、としか言いようのない形のいい尻とむっちりしたふともも。
まるでエロ漫画から出てきたような理想的なスタイルだ。

今日は黒いレースの下着を選んだ。Tバックの食い込みをイイ感じに直し、
ブラジャーに大きすぎる胸を押し込んでいく。
「ぐ…ぬ…」
(またでかくなったかな、こりゃ)
着慣れたセーラー服に袖を通し、スカートはパンツが見えそうなくらいギリギリまでまくり上げる。
一年前のオレからは想像もつかない姿だろう。いや、ギャルなんて最も苦手としていたハズだった。
それが今ではご覧の通り。
鏡の前で一回転して、オレは満足気にうなずいた。

カバンに詰め込むのは教材…ではなく、『部活』用のアレやコレ。
バイブやローター、ローションや下着の替え、各種エロコスプレ衣装。
あとは…おっと、アブナイ。そういえばコレも補充しとかないと。
オレは机の奥から新品のコンドームを箱ごと取り出すと、カバンに放り込む。
オレの方で用意しないと、アイツら平気で膣(ナカ)に出しやがるからな。
今は妊娠もしちゃうんだから、気を付けないと。

リビングで母親から弁当を受け取って家を飛び出る。
まだ朝の早い時間で、人通りは少ない。

高二の夏。オレが向かうのは通いなれた【男子校】だ。
オレは『朝練』への期待にアソコを濡らしながら、颯爽とスカートを翻した。
胸を文字通りはずませて、オレは学校へと急ぐ。
これが、今の【オレ】なんだ。
オレは変わった。そう、一年前のあの日から……。

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