黒猫喫茶 13th code 2020/10/02 23:38

情報の真偽、考えてみませんか。


今日はちょっと真面目な話を全体公開にて。
インターネットが手のひらの中で展開できるようになった昨今、SNSでマスメディアを叩きながら自分も誤情報を拡散してしまう危険性のある世の中になりました。

事情によりことの詳細は伏せさせて頂きますが、先日少々看過しかねる「とある書き込み」を発見しまして、発信者本人に直接情報源、その信頼レベルを問い合わせてみました。
するとまずその「書き込み」をすぐに削除するんですね、それからしばらくして返信が来まして「匿名掲示板で書かれていた」と。
別に私静馬レイがアタックを受けていたわけでもなく、消したほうがいいというような事は一切言っておらず、可能ならば情報源を聞いて一定の納得を得たかっただけなんですが、何にも先駆けて先ずとりあえず削除してしまう。
それからよくよく話を聞いてみると、結局は自分も真偽不明ながらセンセーショナルな内容で所謂バズりを起こしていたため、自分でも発信してみたかったとの事なんです。

私が一記事割いてどうにも言わずにおさまらないというのは、真偽不明な情報と言いますのが、とある一個人の名誉を明確におとしめる内容だったからという事実に尽きます。

私自身が匿名掲示板というものをまるで信用していないため、本当にそんな書き込みがあったか否かというような裏取りは一切していません。
最終的にどんな動きを自分で目にしたか、それがどのような結果を周囲にもたらしたかのみが自身の観測に於ける全てであり、噂話の領域を過ぎない又聞き、客観性に欠ける推察話、尾ひれのつく伝言ゲーム、合間に挟まれる少量あるいは大量の悪意。
個々人が強力な発信力を持てるようになった今、いくつになっても基本に立ち返って情報の力について考えてみるのも良いのかな……なんて思いました。

情報というひとつの『力』の裏にどんな意図や真実が秘められていても、私自身を含め情報を自分の得たいように解釈してしまいがちであり、見たいようにしか見ず、知りたいところのみだけで知った気になって、よく考えもせず終わってしまうのはよくある事です。
個々の精査やファクトチェックをしていてはいくら時間があっても足りませんから、ちょっと怪しいなと思ったら拡散しない、嘘を混ぜない、他者の名誉を徒に揺るがさない、そんな当たり前のことを考えざるを得ない出来事がありましたよという話でした。


そんな私がこんな話をしながら一切の裏取りを放棄して矢も盾もたまらず紹介させて頂いた、
AIババア!!、お口直しに読んでいただけると嬉しく思います。(またこのパターンかよ)


“実際真偽を確かめる必要のない話は楽です” 静馬レイ

AIババアが実在する真実があったほうが怖いですが

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索