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少し振り返ってみるの記事 (10)

SYLD 2023/09/14 23:14

移行へ向けて、少し振り返ってみる #11

第11作 「Underpass 〜地下痴女〜」(2017)


少し期間が空いてしましたが振り返りなど。
異種姦モノ、放置プレイマゾモノとずっと作ってきた痴女モノから少し離れていたので過去作で一番手応えのあった作品のセルフリメイク的に「Re:Chi」とほぼ同じモチーフ、舞台だけは変えての淫乱痴女モノを作ることにしました。

基本的なラインは元の作品と同じく急に痴女と会ってしまいエロい事になるのですが舞台は露出プレイ的な場所を設定してより変態らしさをだしたいなとストーリーを組み立てました。

今ではすぐにメガネ頼りという位にメガネキャラ連発しちゃってますが、この時は少し久々という感じでした。
黒髪ロングに赤いフレームのメガネ、黒い下着でオナニーをしているという見た目やシチュも「Re:chi」そのままで制作。ただ同じキャラ人格ではない事にしているので声優さんは犬飼あおさんに依頼して別の雰囲気に仕上がりました。
改めて見て聞いて欲しいなと思うのは素敵な声でのいやらしい雰囲気がとても出ている所なんです。
犬飼さんはご自身事情でこの度、一旦声優業は引退という形になるそうでとても残念に思います。少し休まれて再開する機会があればまたオファーさせて貰いたいと思います。

この作品制作で一番に思い出すのは舞台となる地下鉄の入り口を作るための
モデルとなる場所を選定したのちに写真の撮影をしたり諸々の寸尺をするために
真冬の新宿に行き人のいなくなる時間まで映画館で時間を潰してから
真夜中に訪れた事ですね。

何度か新宿の街を夜中に歩き回って沢山の地下鉄入り口を見て回ったのですが
風から身を守れることもあって地下鉄終業後にシャッターが閉まると
ホームレスの方が寝ている場合が多々あり撮影等が出来なかったり
それ以外だと人通りが多く人目に触れやすかったり、床が汚れているなど
寝るには都合が悪い場所でもあり、こちらとしても撮影や寸尺を見られたくない
という意味では条件がぶつかるからか、なかなかいい場所が見つからなかった
ですが、最終的に写真の新宿三丁目交番すぐ近くの入り口に辿り着きました。
多分交番が近いのでホームレスの方もトラブルを避けたいと思うのかいなくて
それでいて、それなりに汚れていないという良物件。
万が一怖い人に目をつけられても交番が近いという意味でも安心して作業できましたね。

当時はiPhoneで撮影した画像に寸法を書き込むのに少し手間だったのと
画面も大きくはなかったので書き込む手間を軽減するために
チェキプリンターを購入して撮影した画像をその場でプリントアウトして
それに寸法を書き込んでいくというデジタルとアナログの合わせ技でガンガン寸尺
していきました。今ならiPhoneで大まかな寸尺自体できてしまうので
本当に楽になりました。


(今この記事を書いているファミレスにて撮影)

撮影した画像も加工してテクスチャーに使ったので大分再現度が高い感じに
なっていて個人的にはこの作品の背景に関してかなり満足しています。
地味に実際に撮影しようとするとアングルなど限られる狭さなので
3DCGならではの部分も出せたと思います。

キャラクターに関しては個人的に黒髪ロングがかなり好き(一方でベリーショートも大好き
でもありますが)なのでお気に入りのキャラですね。
基本自作をまじまじと振り返ったりしないのでスタイルも大分細身でこの後に
モデルの方向をかなり変えたので今見ると新鮮に感じます。
ちょっとこの方向へ戻してみようかなと思ったりも。

この作品もオチで少しだけお遊びを入れていて、4作目のヒロインが少しだけ登場します。
4作目は2作目とも繋がっているので同じ痴女ユニバースの住人になりますw

そんなこんなでどんどん痴女を増やしていく方向でこれからも進んでいきたいなと。
おかげさまで今作は一番DL数も多くとても励みになりました。

ただ調子に乗ったんでしょうねぇw
次作はちょっと触れるのも辛い微妙な出来になっていきます…。

SYLD 2023/08/17 21:15

移行へ向けて、少し振り返ってみる #10

第10作 「Moment~花火咲き散る刹那、彼女に起きた事~」(2015)


攻める淫乱痴女ラインから少しだけ離れた前作から更に押し進めて凌○されるヒロインという、うちのサークルとしては比較的珍しいパターンの作品です。
キャラ的にも基本黒髪or暗めの髪色だったヒロインが続いてきた中でガッツリ金髪のパリピギャル!基本おっかなびっくりオドオド作る自分としては結構な冒険でした。

凌○モノ自体は個人的な好みとして決して嫌いではないのですが、実のところ自分が発信する側として作るモノとして扱うには相当躊躇していました。
なのでやるとしたら、誰がどう見てもフィクショナルな作り物的な設定を試行錯誤していましたね。所謂オークとかゴブリンのような人型のモンスターに凌○される形が分かりやすいかなと思っていましたが、世界観が現実から乖離しすぎてしまうのでイマイチ踏ん切れないと思っていた頃に
「もののけ姫」がテレビで放送されているのをなんとなく眺めていたところ劇中に登場する猩々という「人間食う」というなかなかのセリフでお馴染みのゴリラに似た化け物を見て、サイズ感的にも人型の加減なども丁度いいなとインスパイアさせてもらいました。

この化け物は群れているイメージもあるので、久々に輪○プレイをメインにした構成になっています。ちょっとボスっぽい赤い奴や終盤わらわらと湧いてくる量産型カラーの緑等、色違いが床から現れます。
正直輪○は本当に大変で前の時にはなかった液体、汗という要素も足したのでなかなか力作でした。
最近久々に見てみたら結構エロくていいじゃないですか(自画自賛)

内容的には一種のホラー的なストーリーで、迂闊に心霊スポットに来たカップルが酷い目に遭うという物で基本はヒロイン視点で進みますがオチでは彼氏視点でのパートもあり「呪怨」のような登場人物毎に章立てされてるような感じにしました。女は犯されて男は…きっと直接的な餌になるんだと思います😨

ヒロインは金髪だし今となってはメガネもかけてないし、痴女でもないしとうちの作品としては珍しいタイプの作品になりました。
それなりに満足している作品ではあるのですが、当初試作していた時のゴールド水着はそのまま通せば良かったなと少し後悔も。
質感が上手くいかなかったのが断念した理由なんですが、いつかリベンジしてみたいかも。

気付けば10作目。紆余曲折ありましたがなんとか続けられたサークル活動。
色々と冒険もそれなりにやったので次は一旦、一番らしい作品への回帰を目指すことになります。

SYLD 2023/08/14 22:13

移行へ向けて、少し振り返ってみる #09

第9作 「Fragrance~ボクが出会った肉便器、その香りについての記憶~」 (2014)


前作が自分自身としても少しぼんやりした手応えと内容になってしまったと感じていたので、ここは一旦女性が責めるパターンから少し離れてみようかと考えて、放置プレイ的な作品に。
ただ痴女で淫乱であるという部分は残したかったので一旦始まれば能動的に男性を求めるヒロインにしてみました。

歴代のヒロインキャラの中では質感も含めて一番いい感じなのではと思いつつ何故にこれを上手く踏襲出来ていないのか?
何を言ってるのか理解しかねると思われるのですが自分自身もよく分からないという困ったものです。3Dモデルなのでそのまま流用すれば良いのですが…これが上手くいかなかったりするんですねぇ。
上手く引き継げていない理由の一つに制作最終盤にHDDが飛ぶという最悪のトラブルがあった事で一部のシーンデータが失われてしまったのが一因ですね。
特に表紙の正面顔のシーンが消失してしまったのは未だに悔やまれるます。

内容について。2作目の振り返りでも少し触れましたが、いつか公衆トイレモノをやりたいと思っていたのでやっと手をつけられたという感慨があります。拘束&電マ固定の放置プレイという自身の性癖的にもかなりツボなのでその辺も特に気に入っていますね。なんでこんな事を彼女がしているのかと少し考えてみると何処かにご主人様的な存在がいるんだと思うんです。
(それって作者の自分という事でもあるんですが)
途中にそれを匂わせる監視カメラ映像見たいな第三者視点を入れてみようかなんて考えていましたが結果的に入れないで良かったなと。

実はこの作品、本来ならちゃんとしたエピローグがあって後日地下鉄のエスカレーターでヒロインとすれ違った主人公が香水の香りに気付いて振り返るけど、遠ざっていく後ろ姿をみて終わるというものでした。
実際エスカレーターの背景モデルを制作してアニメーションも付けたと記憶していますが、HDDが死んだお陰で全て消えてしまいました…。
香水という仕掛けを活かす終わり方を目指していたのでかなり落胆しましたねぇ🥲

それでも比較的には好意的に受け止めてもらえた作品だと思えます。もしも数本、当サークルの代表作として選ぶとしたらそのうちの一本になると思います。

キャラに関してはこの感じをまたしっかり作り上げたいなぁ。

SYLD 2023/08/12 20:30

移行へ向けて、少し振り返ってみる #08

第8作 「Changing Room / 更衣室」(2013)


前作を制作するのにありえない期間を要してしまい慌てて次に行くというあまり良くない流れになってしまったけれど
これはこれで作ってる時は結構楽しく作っていた思い出。女教師モノやってみたいと思ってはいたのですが、やはり梅麻呂さんの女教師作品という金字塔があるジャンルなので
なかなかストレートに勝負出来ずに変化球で入ったものの教師モノというよりも競泳水着モノという面が前に出てしまったのは、色々とボヤけてしまった感も…。

この作品オチになってから複数生徒が登場するんですが、輪○の描写自体はやらずに終わってます。これは端的に手間を避けてしまったのは否めないですね。
漫画家の天竺浪人さんが描かれた「星に願いを」という作品が凄く好きで、特にコミック上巻のクライマックス(だったと思います)にて
学校で生徒に輪○されるエピソードが滅茶苦茶ヌケるんですよ(笑)
ああいうの作りたかったけどJKモノで輪○疲れ(笑)してしまい避けちゃったんですよね。
今作やJKモノ(のオチ)で第三者がやって来るくだりは上記の輪○エピソードにある流れで模倣してみましたがあんまり上手く機能しなかったなと反省も。

うちのは作品では珍しく断面描写があったりするのですが、これはこれで上手く行ったと思ってまして。後々にも使いまわせる3Dモデルを作れたと思ったのですが、次作を作る頃には何故かデータが消えていて唖然としてしまいました。
あのデータ復活しないかなぁ…。
また作ればいいと言えばそうなんですが💦

また後々に作る水着モノと今作だけが足コキプレイがありまして、またやって欲しいというご意見もあって自身の性癖的にはまたやりたいと思うのですが…端的に裸足で始まる話が水着モノなんですよね。他はヒールを履いているのが殆どで足コキパートの時だけ脱がせる手間がかかるというのが実際のところなんです。
現時点での最新作「VIP専用セックスクリニック」では脱ぐシーン作る予定だったのですが結局、時間の都合でカットしてしまいました🙇‍♂️

今作だけといえば男の潮吹きというのもやりましたね。作り物だから精液もドバドバ出る作品で潮吹きが必要なのかと思いますが、敢えて恥を晒しますが当時自分自身が体験したのが大きかった(笑)
あれ本当に腰抜けるみたいな感覚でびっくりしますよ😅

自分の中であまり大きな印象が多くない作品と思っていましたが意外に書くエピソード沢山ありましたね。

どうでもいい小ネタですがヒロインとメールをやり取りしている相手は前作のヒロインで途中に登場するJKは3作目のヒロインだったりとこれもまたSYLD Chijo Universe(笑)の中の話になりますね。淫乱しかいない世界!

SYLD 2023/08/09 20:10

移行へ向けて、少し振り返ってみる #06

第6作 「Re:chi」(2010)


前作で盛大にやらかしてサークル活動としても岐路に立っていました。
正直これはもうダメだろうと半分くらいは思っていましたね。
ただ前作の向かった方向がうちのサークルとしては完全に正反対の方を
向いていたというのは明確だった分、もしやるなら進む方向は
もう見えていたとも言える状況。
まあ色々と迷惑かかっちゃう人もいたんんですが、どうせダメなら
行くところまで行っちゃうおうと。色々と割り切って進むことにしました。

前作がDLsiteにて公開となったのが5月の半ば。半月くらいはどうするか
行くと決めた後も諸々、準備などがあり多分6月頭からの制作となり
完成、公開となったのが11月9日。本当に追い詰められるとこんな無茶な
ペースで作ってしまうのかと…今、数字で制作期間を見るとマジでどうかしてる
と自身でも思ってしまいます。

実際のところ最短で完成に向かわないといけない中でストーリーも
キャラクターや背景に関するモデリング、レンダリング時間など
極力省略出来る方向で進めました。
脈絡なくやってくる痴女。舞台はマンションの玄関に限定、廊下の奥や
室内の奥などは映らないように徹底したりして作業のカロリーを大分下げて
進行しました。

まだ6作目という事で今ほど使いまわせるオブジェクトが多くなかったので、
なんだかんだで新規で起こしたりしているのが改めて映像を見ると
簡素なれど新規で起こしてる部分も意外に多くて、ケツに火がつくと
バリバリやるんだなと思いつつ、今よりも無理がきく年齢だったんだなとも…。

そして大きかったのはメガネキャラにした事でしょうか。
2作目の時に梅麻呂さんの女教師モノに大分影響を受けたと書きましたが
模倣しなかった部分としてメガネがありました。今回はもうなりふり構って
られない状況だったので足せる要素は盛り込んでいくしかないと。
その結果、自分の作る顔モデルの稚拙さをカバーする効果もあり救われました。

赤いメガネのフレームは今でも気に入っているモチーフですが、当時赤眼鏡というと
南キャンの山ちゃんのイメージがあったりして、ここも悩んだりしたのですが(笑)
自分自身が黒縁をかけているので何かしら色ついていた方がいいかなと決めた気がします。

プレイ自体もできる限りやれることは限られた時間の中で詰め込んだつもりです。
結果的に声を当てて頂いた大山チロルさんのお力と影響力や偶々競合作品が
皆無という凪の期間だったりと自分の能力とは別の要素が大きく働き
沢山の方に見てもらう作品になりました。

しみじみと逆転ホームランってあるんだなぁと何度も思った物です。
2010年度中に2本完成させるという破茶滅茶な時期でしたが
折角の勢いを止めることなく次へ向かいたいと思っていた訳で
準備をしながら少し体を休めつつ数ヶ月を過ごしていきます。

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