☆性格悪くて不定形の相棒〜王女様と安宿篇(skeb)〜

☆性格悪くて不定形の相棒〜王女様と安宿篇〜

「しかしあるじ殿、本当によかったのですか?」
「ん、なにがだ?」

 背負っていた鞄から話しかけられて、男は特に驚いた様子もなく応える。
 それはほかの人間が見れば異様な光景だが、彼にとってはすでに日常となったことだった。
 中に入っている『相棒』に気を使ってゆっくりとザックを降ろし、男は軽く伸びをする。

「ん、しょと……ふいー」

 気軽な声とともに、床に置かれた鞄からずるずると這い出てきたのは異形だった。
 不定形の粘液にしか見えないそれはそうであるのが自然であるかのように、男の隣へと這いずっていく。

 出自不明、年齢不詳、性別『無』。
 突然変異を起こしたことで知性と特殊能力を得た魔物。それが、男の相棒だった。
 粘液は全身を震わせて、どこかくぐもった声を発した。

「いえ、せっかく王都にまで来ているのに、こんな場末の宿でいいのかと思いまして。……まあ、『やることをやる』のには、丁度いいでしょうが」

 男が選んだ宿は、あまり位の高いものではなかった。
 活気はあるが治安はそれほどよくない、商店や飲み屋が多い通りの中にある安宿。
 明らかに情婦を連れ込んだり、一夜屋りの関係を結ぶことが目的の物ばかりが集まる場所だった。

 掃除しても消えないほどに、過去のオスとメスの行為の香りが染み付いた部屋で、男は装備を外しながら応える。

「いいんだよ。建国記念のお祭りで、良いところはどこも埋まってて人が多いし。……タイミングが悪かったな」
「ふつう、人間はそういう行事ごとをありがたがるものだと思いますが」
「俺には、ああいう浮ついたのは合わないんだよ。お祭り価格で色々高いしな」

 ひとところに留まらない男にとって、国の誕生日など特に興味のないものだ。
 むしろそのせいで無駄に高いものを買わされそうになったり、妙に浮ついた酔っ払いに絡まれるのは、彼にとっては面倒事でしかなかった。

「ほんと、あるじ殿は人付き合い苦手ですね」
「ほっとけ。……まあ、パレードはちょっと面白かったけどな」
「確かに、あれはなかなか凄かったですね。私もカバンからこっそり覗いていましたが……だいぶ盛り上がっていました」
「王族がわざわざ町におりて、民衆に直接手を振るなんてなかなか無いことだからな」

 王族が馬に乗り、顔を見せた状態で町中を練り歩くというのが、この国の建国祭のメインイベントだった。
 もちろん護衛はつくし一般のものは一定の距離までしか近寄れないが、それでも普段は城に暮らす王族たちの顔を目にする機会ということで、多くの人が集まっていた。

「パレードの中心にいた王女様、綺麗な人でしたねえ」
「……お前、まさか」
「あはっ、もちろん、あの場で一番面白そうなのは彼女でしたから。しっかりと『覚え』ましたよ」

 誇らしげな声色で、粘液がふるふると揺れる。
 弾力のある半透明の身体が一瞬だけ縮み、そこから膨らみ始めた。
 男がもう何度も見た、相棒の変身の兆候。

 半透明の身体が色づいていき、手足が生え、装飾品すらも再現されていく。

「ほうら。どこからどう見ても、あの王女様でしょう?」

 そう言ってどこか意地の悪い笑顔を浮かべる魔物は、表情以外は完全に昼間に見た王女と同じ姿だった。
 瑞々しく高貴で、透き通るような白い肌。肩まで掛からない程度の金髪はくせはあるものの、手入れが行き届いているとわかるまばゆさ。
 防御力に重点を置かれていない妙に肌の出た鎧に、振り回しづらそうな装飾のついた剣は、明らかに式典用の見栄え重視のもの。

「お、おお……」

 それが擬態だとわかっていても、一気に場が華やいだ。
 場末の、古めかしく汚れの染みついた宿の雰囲気でさえも一変させてしまうほど、オーラのある身姿。
 昼間よりも距離が近いこともあり、男の目は自然と釘付けになる。
 あるじの遠慮の無い視線を受けながら、魔物は楽しそうに笑って、

「あは、喜んでいただけてなによりです、あるじ殿。……さあ、今日のお相手は、豪華ですよ?」
「なんというか……本当に良いのかって気さえしてくるな」
「もちろん、そのために模倣したのですから」

 王女の身体が、男に近寄る。
 歩みこそ堂々とした王族めいたもので、旅人はすこしたじろいだ。
 それほどまでに品のある立ち振る舞いでありながら、擬態の王女はどこにでもいる娼婦のように男にしなだれかかり、

「……さあ、『わたくし』のことを、好きにして良いのですよ?」

 模倣した本人と同じ口調で、決して本人が言わないであろう言葉を、口にした。

「んっ……」

 乱暴に手指を胸に沈められるが、魔物は嫌な顔ひとつしなかった。
 愛撫とは呼べない、男の性欲が前面に出たがっついた胸揉み。
 あっさりと理性を手放したあるじの顔を、魔物は意地悪く見下ろしていた。

「ふふっ……いきなりそこなのですか」
「いや、だって……昼間ずっと揺れてたから……」

 見栄えだけを考えられた儀礼用の鎧は胸にプレートがなく、パレードでは馬が歩くたびに若いながらもしっかりと実った果実が揺れていた。

「殿方は、そんなことで興奮してしまうのですね……わたくしはそんなこと、少しも考えてなかったのに……」
「っ……」
「わたくしが民に感謝して愛想を振りまいている間、あなたはずっとわたくしのおっぱいを凝視して、淫らな妄想をしていたのですね、いけないひと……♪」

 いかにも育ちの良さそうな口調で煽られて、男は反省や罪悪感を得るどころか、余計に興奮していた。
 下着の中身は既にギンギンで、いまや窮屈さを感じるほど。
 鼻息荒く夢中になって胸を揉みしだいてくる男に、魔物はくすくすと笑って、

「ほらほら、もっと好きにしていいのですよ? 今だけは、あなたのおっぱいですからね……やんっ……♪」

 言われるまでもなく、男はより図々しくなっていく。
 相棒の擬態であると分かっているが、目の前にあるのは完璧な擬態。
 触れている胸の柔らかさや果物のように華やかな香りは間違いなく本物の王女のものだ。

 本当なら自分がぜったいに触れられない高貴な身体を、ぜったいになにをしても怒らない相手が動かして、むしろ誘ってすらいる。
 遠慮も羞恥もなく、男は乱暴に胸のフリルをずり下ろし、王女の生乳を露出させた。

「かぷっ……!!」
「くすっ……♪」

 飢えた赤子のように、男は露わになった胸元へと吸い付いた。
 王族の胸はしっとりと吸い付くような心地で、口に含むとほんのりと汗の味と強烈な女の香りがした。

「あっ、んっ……」

 相手を感じさせるためでなく、ただ自分が吸いたいから吸うという、自分勝手な行為。
 本来であれば痛みや戸惑いが勝つだろうが、魔物にとっては自分に夢中になっているあるじを見ているだけで十二分に悦べる。

「ちゅ、ちゅぱっ……ふん、ふーっ……!」
「あらあら、赤ちゃんみたい……良い子良い子……♪」
「んぐっ、んっ……う、あっ」
「ふふふ……こちらも、なでなでして差し上げますね……?」

 細くしなやかな指先が、下着の隙間を滑り込み、ペニスへと触れてくる。

「まあ、こんなに大きく硬くなって……殿方のおちんちんは、不思議ですね……?」
「う、ううっ」
「あら、いけませんよ、おっぱいちゃんと吸わないと……ほーら、ばぶばぶ……いいこいいこー……♪」

 片方の手で頭を撫でられ、もう片方の手で肉竿を『いいこいいこ』される。
 優しく、それでいてしっかりと亀頭をとらえた手コキに思わず腰が引けそうになるが、胸が押しつけられてきて逃げられない。

「まだ赤ちゃんどころか、誰にも吸わせたことない王女様のおっぱいでばぶばぶして……おまけにおちんちんなでなでまでされて、きもちいいですか……?」
 
 頭上からは優しく、それでいて破滅的に甘ったるい言葉が降ってきて、男の思考を奪っていく。

「むぐっ、んんんっ……」
「あはっ……現役王女様に頭をなでなでされならおっぱいおしゃぶりに吸い付いて、おちんちんシコシコ……情けなくて気持ち良いですね、『あるじ殿』?」
「おっ、ううっ……ちゅぷっ、んんっ……」

 模倣は完璧、しかし時折意地悪く相棒の本性が顔を出す。
 男はすっかり夢中で、魔物から与えられる魔性の快楽に身を委ねていた。

「あ、おちんちんびくびくしてきちゃいましたね。王女様ご本人はおちんちんのことなんてなにひとつ知りませんが、私にはバレバレですよ」
「ふもっ、お、うぅ……」

 限界を察して、手の動きを早められる。
 強くなる刺激に反応して、首輪を引っ張られる犬のようにペニスがもがいて暴れるが、王女は優しく微笑んでそれを許さなかった。
 まだ一度も性行為に使われたことの無い新品の身体で、熟練の娼婦となんら変わらない技巧のある手コキが肉竿をいじめ抜く。

「はーい、おっぱいを吸いながら王女様のおててオムツに、赤ちゃんみたいに遠慮無く『おもらし』しちゃいましょうねー……♪」
「あっ、あっ、うううっ、ちゅっ、ちゅぷっ……!」
「きゃんっ……ん、あ、出ますね、でちゃいますね、良いんですよ、ほら、ぴゅっ、ぴゅー……♪」

 本人と同じ声帯で、本物であれば絶対にしない射精を煽るような言葉。
 我慢できずに、男は王女の手の中で吐精した。
 下着の中ではじけた精は、亀頭をしっかりと捕まえていた高貴な手を、遠慮無く汚していく。

「くす……生娘、それも王族相手にこんなにいっぱい出して、本当に悪いお方……」
「はっ、う……く……」
「下着、汚れちゃいましたね。脱がして差し上げますね……」

 返答を聞かず、魔物は男の下着をするりと抜き取った。
 汚れてしまった布きれを、ぽい、と適当に放り、王女は男の股ぐらへとしゃがみ込む。

「んむっ……♪」
「うあ、それっ……」
「くすっ……王女様のおそうじフェラです。これもしたことがない……いいえ、こんなこと、あの高貴な王女様が一生することはないでしょうね……? はむ、ちゅっ……」
「く、あ……出たばかりのところを、そんなっ……」

 パレード用に薄化粧を施した唇がそのまま、精液でべっとり汚れた肉竿を加えこんだ。
 射精直後の敏感なペニスに、こぶりな舌が絡められてくる。
 キツい刺激では無いが、萎えることを許さないような甘く、蠱惑的な吸い付き。
 精液の『おそうじ』が終わるころには、男の肉棒はふたたび硬さと熱を取り戻していた。

「ぷはっ……王女様に甘やかされた次は、王女様を跪かせてご奉仕させるなんて……とっても贅沢ですね、『あるじ殿』?」
「う……あ、ああ」
「それじゃあ、おちんちんも綺麗になりましたし……次は……」

 ぴかぴかに磨かれた肉竿が、開放される。
 既に掃除は終わっているが、ふたたび劣情を宿した肉の槍は、滾りをぶつける先を求めて脈打っていた。
 魔物は、ごくん、とあるじに気づかれないように期待で喉を鳴らして、古く淫臭の染み付いたベッドにねそべった。

「王女様を、征服する……というのは、いかがですか?」
「う、おっ……」

 儀礼用の装備のまま、ミニスカートを魔物がめくり上げる。
 高級感のあるフリルの付いた下着をかるくズラして、王女の現し身はふりふりと尻を下品に振った。

「きゃっ……くすっ、もう、すぐに性欲丸出しで盛りがついちゃうんだから……」
「ふーっ……」
「ん……良いですよ。たっぷり濡らしておきましたから、そのまま……わたくしの処女を、奪ってくださいな、んんっ……!」

 前戯もなく挿入されるが、問題は無かった。
 魔物の能力で、擬態した肉体の内部まで自由自在。
 一度も男を受け入れたことのない身体でも、しっかりと蜜をたくわえておくことが可能なのだ。

「お、うっ……」

 それでも、未使用のキツさは健在。
 まだ一度も耕されていない、いずれ定められた相手を受け入れるであろう処女肉は、侵入してきた下賎な肉棒を押し返そうとゆるやかに抵抗した。

「んっ、あっ……おちんちん、わたくしのなか、はいってくるぅ……♪」

 しかし肉体がはじめてであっても、中身は淫乱な魔物。
 本人が無抵抗であれば、男に組み伏せられ、体重任せに押し込まれてくる肉竿にやがてねじ伏せられるだけだ。

 未開発の膣穴がみりみりと広がり、徐々に男へと屈服していく。
 相棒のお陰で何度も味わった、女の処女を散らす感覚に、旅人の興奮は止まらない。

「やあぁ……しらない男の人に、だいじなはじめてとられちゃう……やめて、やめてぇ……♪」
 
 まして煽るようなことをいわれては、尚更だ。
 相棒は口調こそ王女様のままだが、声色だけはひどく楽しそうに男を批難する。

 まるで自分が責められるような言葉に、完全合意だとわかっていながらも、本当に自分が王女をレ○プしているかのようなほの暗い背徳感に満たされる。
 膣道のむなしい抵抗を突き崩すために、さらに肉竿が硬くなった。
 処女膜はとっくに食い破り、さらに奥へと腰を押し進めていく。

「ひうっ……あぁ、奥まできちゃったぁ……わたくし、王女なのに……ゆきずりの旅人に、身体ゆるしちゃったぁ……」
「く、おおっ……狭っ……」

 たっぷりと愛液に満たされた、キツキツの膣内。
 子宮の入り口に亀頭を押しつけても、まだ男の肉竿は入りきっていなかった。
 王女の膣は狭いだけでなく浅く、それでいて子宮口はどちらかというとやわらかでこりこり。
 余ってしまうほどの浅さだが、強烈な締め付けと奥の感触が、充分すぎるほどの快感を肉棒へと与えてくる。

「ふ、んっ……!」
「あっ、ううぅんっ!? あ、そんないきなりっ……」

 王族を、しかもこんな安宿で後ろから組み伏せて強○するというシチュエーションに、男の興奮は限界まできていた。
 細く、ガラス細工のように麗しくしなやかな腰を、男の太い指が乱暴に掴む。
 絶対にメスを逃がさない意志の感じられる、全体重を乗せた乱暴な抽挿が、王女の身体に襲いかかった。

「はうっ、あっ……んんんっ、あっ……」

 擬態の痛覚を切断し、快楽だけを享受できるように設定している魔物は、男の性欲と征服欲に突き動かされた強○のようなセックスでも、充分に快楽を感じていた。
 むしろあるじが夢中になって腰を振り、睾丸の中身を煮えくりかえらせていることがわかるほど、魔物自身も興奮していく。

「あっ、んっ、んんっ、やあぁ、おちんちん……しゅごっ……♪」

 道具のように遠慮無く、激しく求められるたびに、不定形の異形の心にかつて感じたことのない感覚が滲む。
 完璧な擬態であるがゆえに、感覚は脳でただしく処理され、幸福感として魔物をとろけさせていく。

「く、う……めちゃくちゃうねって、吸い付いて……くっ、おおおっ……!」
「あっ、うっ……や、おちんちん、ぐりぐり……ああぁぁ……」

 なかば無意識に、魔物は膣内を甘く締めあげていた。
 まだ処女の硬さを残している蜜穴が、異形の感情に反応して熟れた女のように淫靡にうごめいた。
 抵抗する女の生意気さを残していながらも、子種をねだるようにペニスにしゃぶりついてくる雌穴。
 男は躍起になって、形のいい小ぶりな尻へと腰を打ち付ける。最後まで挿入できないことなどお構いなしに、ごりごりと子宮を肉の棒ですりつぶす。

「っ……出すぞ、出すからなっ……」
「あっ、だめ、なかぁ、だしちゃだめぇ……♪」

 だめ、といいつつ、擬態した尻をくいくいと器用に押しつけて、魔物は射精をうながしてくる。
 言葉だけの拒否をしながらしっかりと性欲を煽ってくる優秀なメスに、男は限界が早まるのを感じた、

「やっ、あぁ……だされちゃう、しらないひとの精液でぇ、お世継ぎはらんじゃうっ……お父様ぁ、おかあしゃまっ……ごめんなさぁいっ……♪」
「う、ううううっ、でるっ……」
「ん、あああぁぁあああ……♪」

 限界まで腰を押しつけ、旅人は射精した。
 二回目とは思えないくらいに濃く、おびただしい量の精液が、処女を散らされたばかりの雌穴へとなだれ込む。

「ん、ふっ……♪」
「うあ、それ……!?」

 自分も絶頂の快感を味わいながら、魔物は己の身体を器用に操作した。
 子宮口を変化させて、唇のような形にして吸い付かせる。
 等々に異形化した搾精器官に、ちゅっ、ちゅっ、と吸いつかれて、男はたまらず腰を震わせた。
 尿道に精液が残ることなど許さず、きちんと一滴残らず吸い上げてから、魔物は蕩けた顔で微笑んだ。

「あはっ……『あるじ殿』、いかがでしたか……? 王女様の処女を奪って、無責任ナカだし……堪能しましたか……?」
「う、く……めちゃくちゃ良かった……」
「王女様がおっぱいを吸わせてながら手コキしてくれて……その上、丁寧なお掃除フェラまでサービスしてくれたのに、けだものみたいに後ろから容赦なく生おちんぽをねじ込んでレ○プ……すけべな欲望丸出しで腰を振って、最後はだめって言われてるのに一番奥で子種をびゅーびゅー……ふふ、ほんと、本物ならこんなことぜぇったいに、ゆるしてくれませんよ?」
「許されるどころか、即処刑されるだろ……」

 本物の王女様とは絶対にできない、背徳的な生交尾。
 それがわかっているから、余計に興奮するのだ。

「あはっ、そうですね。だから……せっかくなのですから、もっとたくさん、本物の王女様とはぜったいにできないいやらしいこと、しませんか……?」
「っ……た、たとえば?」
「そうですね……たとえばぁ……おっぱいに優しく挟まれて、綺麗なお顔に遠慮なく精液をぶちまけたりぃ……手入れの行き届いた王族の髪を容赦なく掴んで、喉奥をおちんぽで乱暴したりぃ……二度とまともにおトイレにいけなくなるくらいに広がるまで、尻穴を犯したりぃ……」
「ごくっ……」
「それとも、気分を変えて責めれてみますか? 王族を犯したバツとして、おちんぽを罵倒されながら足でふみふみされちゃったり……儀式用のさらさらスカートの裏で、あるじ殿がゆるして〜って情けなく泣いちゃうまで、亀さんゴシゴシされたり……手足を縛られて、全身を余すところなくベロでぺろぺろくすぐられたり……ほんとならぜったいに有り得ない、きもちいいだけのオシオキ責め……『私』となら、できちゃいますよ……?」

 想像できるように、ゆっくりと囁きながら、魔物はあるじの肉棒を変幻自在の肉ヒダでくすぐる。
 みるみるうちに硬さを取り戻していくペニスを腟内で感じながら、王女の顔は舌なめずりをした。

「あはっ、まだ夜は長いですよ、あるじ殿。……さあ、今度は『わたくし』と、なにをして遊びましょうか?」

 ○すも犯されるも、思うがまま。
 男と魔物の夜は、まだまだはじまったばかりだった。

☆あとがき

わざわざ口でえっちなことを説明してくれるっていいよね(挨拶)

先のご依頼、たいへん気に入って頂けたようでまたご依頼をいただき感謝感謝です。
不定形の異形ちゃんとの熱い夜、続き物ということで序盤の説明をそこそこにえっちなことができて良かったです。

今回は恋愛要素はあまり入れず(勝手に異形ちゃんが喜んではいましたが)、背徳的な行為とそれをわざわざ説明されてちんちんイライラ……という方向を強めに出してみました。
でもしれっと最後の方で、『私ならどんなにえっちなこともしてあげるよ』って文字通りセックスアピールしてましたね。

楽しんでいただけたら幸いにございます。それでは。

☆ご依頼内容
先日は変身モンスターの依頼を受けていただきありがとうございました。
https://skeb.jp/@tyokingyomaru2/works/34
こちらの続きをお願いします。

訪れた王都にて、若い王女を見かけた冒険者。
変身モンスターは、ふつうは絶対に行為なんかできない相手とのドスケベセックスを提案してくる……。
繁華街にある、セックス専用の宿に清楚な王女というギャップ。

以上ぜひよろしくお願いします。

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