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☆ちいさくてクールな女の子が痴女に堕とされるお話(skeb)

あまりにもお!ながすぎるのでえ!テキストファイルにてあげます!!(2万5000文字を超えているため)
無断での商用利用や自作発言など変なことだけご遠慮ください。ないとおもいますが、いちおう。

☆ご依頼内容
ちょきんぎょ。様
初依頼です。
ダークなレズ痴○ものでの依頼ですが、もしよろしければ。

主人公の子寄りの三人称視点

主人公の子
学生でかわいらしい体つきのクール系、ブラウスにスカート姿、合気道などの心得あり。
責め役の女性
スタイルのよい美人、OL風。

主人公の女の子が女性専用車両に乗っていると
いつの間にか妖艶な女性に身を寄せられていて、足などを触られてとまどう。
周囲に人がいる、大事な大会前だから…というような理由で(書きやすいもので結構です)
騒ぎを起こしたくなく、反応がなければ飽きるだろうと無視しようとしたが
女性の性感を起こすようなタッチで徐々に昂らされてしまう。
しまいにはブラウスの下に潜り込んだ手にブラのホックを外されそうになり、さすがにお灸を据えようとするも
いずれかの理由で止めることができない
(女性の愛撫で腰砕けになってしまっていて普段の動作が出せない、手錠をはめられてしまった、焦らされていた性感帯を急に触られて動作が止められてしまったなど、その他書きやすいもので結構です)
そのまま胸はブラを外され、下はスカート下までショーツをずり下げられて
羞恥に焼かれながら、性感を開発されて徐々に屈服してしまう。

ねっとりボディタッチや囁きでの百合責め希望で、細かい内容はお任せですが
胸の愛撫、指の挿入、振り向かされながらキスされてしまうのは入れてほしいです。

最後はお持ち帰りされてしまう流れで。


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☆性格悪くて不定形の相棒〜王女様と安宿篇(skeb)〜

☆性格悪くて不定形の相棒〜王女様と安宿篇〜

「しかしあるじ殿、本当によかったのですか?」
「ん、なにがだ?」

 背負っていた鞄から話しかけられて、男は特に驚いた様子もなく応える。
 それはほかの人間が見れば異様な光景だが、彼にとってはすでに日常となったことだった。
 中に入っている『相棒』に気を使ってゆっくりとザックを降ろし、男は軽く伸びをする。

「ん、しょと……ふいー」

 気軽な声とともに、床に置かれた鞄からずるずると這い出てきたのは異形だった。
 不定形の粘液にしか見えないそれはそうであるのが自然であるかのように、男の隣へと這いずっていく。

 出自不明、年齢不詳、性別『無』。
 突然変異を起こしたことで知性と特殊能力を得た魔物。それが、男の相棒だった。
 粘液は全身を震わせて、どこかくぐもった声を発した。

「いえ、せっかく王都にまで来ているのに、こんな場末の宿でいいのかと思いまして。……まあ、『やることをやる』のには、丁度いいでしょうが」

 男が選んだ宿は、あまり位の高いものではなかった。
 活気はあるが治安はそれほどよくない、商店や飲み屋が多い通りの中にある安宿。
 明らかに情婦を連れ込んだり、一夜屋りの関係を結ぶことが目的の物ばかりが集まる場所だった。

 掃除しても消えないほどに、過去のオスとメスの行為の香りが染み付いた部屋で、男は装備を外しながら応える。

「いいんだよ。建国記念のお祭りで、良いところはどこも埋まってて人が多いし。……タイミングが悪かったな」
「ふつう、人間はそういう行事ごとをありがたがるものだと思いますが」
「俺には、ああいう浮ついたのは合わないんだよ。お祭り価格で色々高いしな」

 ひとところに留まらない男にとって、国の誕生日など特に興味のないものだ。
 むしろそのせいで無駄に高いものを買わされそうになったり、妙に浮ついた酔っ払いに絡まれるのは、彼にとっては面倒事でしかなかった。

「ほんと、あるじ殿は人付き合い苦手ですね」
「ほっとけ。……まあ、パレードはちょっと面白かったけどな」
「確かに、あれはなかなか凄かったですね。私もカバンからこっそり覗いていましたが……だいぶ盛り上がっていました」
「王族がわざわざ町におりて、民衆に直接手を振るなんてなかなか無いことだからな」

 王族が馬に乗り、顔を見せた状態で町中を練り歩くというのが、この国の建国祭のメインイベントだった。
 もちろん護衛はつくし一般のものは一定の距離までしか近寄れないが、それでも普段は城に暮らす王族たちの顔を目にする機会ということで、多くの人が集まっていた。

「パレードの中心にいた王女様、綺麗な人でしたねえ」
「……お前、まさか」
「あはっ、もちろん、あの場で一番面白そうなのは彼女でしたから。しっかりと『覚え』ましたよ」

 誇らしげな声色で、粘液がふるふると揺れる。
 弾力のある半透明の身体が一瞬だけ縮み、そこから膨らみ始めた。
 男がもう何度も見た、相棒の変身の兆候。

 半透明の身体が色づいていき、手足が生え、装飾品すらも再現されていく。

「ほうら。どこからどう見ても、あの王女様でしょう?」

 そう言ってどこか意地の悪い笑顔を浮かべる魔物は、表情以外は完全に昼間に見た王女と同じ姿だった。
 瑞々しく高貴で、透き通るような白い肌。肩まで掛からない程度の金髪はくせはあるものの、手入れが行き届いているとわかるまばゆさ。
 防御力に重点を置かれていない妙に肌の出た鎧に、振り回しづらそうな装飾のついた剣は、明らかに式典用の見栄え重視のもの。

「お、おお……」

 それが擬態だとわかっていても、一気に場が華やいだ。
 場末の、古めかしく汚れの染みついた宿の雰囲気でさえも一変させてしまうほど、オーラのある身姿。
 昼間よりも距離が近いこともあり、男の目は自然と釘付けになる。
 あるじの遠慮の無い視線を受けながら、魔物は楽しそうに笑って、

「あは、喜んでいただけてなによりです、あるじ殿。……さあ、今日のお相手は、豪華ですよ?」
「なんというか……本当に良いのかって気さえしてくるな」
「もちろん、そのために模倣したのですから」

 王女の身体が、男に近寄る。
 歩みこそ堂々とした王族めいたもので、旅人はすこしたじろいだ。
 それほどまでに品のある立ち振る舞いでありながら、擬態の王女はどこにでもいる娼婦のように男にしなだれかかり、

「……さあ、『わたくし』のことを、好きにして良いのですよ?」

 模倣した本人と同じ口調で、決して本人が言わないであろう言葉を、口にした。

「んっ……」

 乱暴に手指を胸に沈められるが、魔物は嫌な顔ひとつしなかった。
 愛撫とは呼べない、男の性欲が前面に出たがっついた胸揉み。
 あっさりと理性を手放したあるじの顔を、魔物は意地悪く見下ろしていた。

「ふふっ……いきなりそこなのですか」
「いや、だって……昼間ずっと揺れてたから……」

 見栄えだけを考えられた儀礼用の鎧は胸にプレートがなく、パレードでは馬が歩くたびに若いながらもしっかりと実った果実が揺れていた。

「殿方は、そんなことで興奮してしまうのですね……わたくしはそんなこと、少しも考えてなかったのに……」
「っ……」
「わたくしが民に感謝して愛想を振りまいている間、あなたはずっとわたくしのおっぱいを凝視して、淫らな妄想をしていたのですね、いけないひと……♪」

 いかにも育ちの良さそうな口調で煽られて、男は反省や罪悪感を得るどころか、余計に興奮していた。
 下着の中身は既にギンギンで、いまや窮屈さを感じるほど。
 鼻息荒く夢中になって胸を揉みしだいてくる男に、魔物はくすくすと笑って、

「ほらほら、もっと好きにしていいのですよ? 今だけは、あなたのおっぱいですからね……やんっ……♪」

 言われるまでもなく、男はより図々しくなっていく。
 相棒の擬態であると分かっているが、目の前にあるのは完璧な擬態。
 触れている胸の柔らかさや果物のように華やかな香りは間違いなく本物の王女のものだ。

 本当なら自分がぜったいに触れられない高貴な身体を、ぜったいになにをしても怒らない相手が動かして、むしろ誘ってすらいる。
 遠慮も羞恥もなく、男は乱暴に胸のフリルをずり下ろし、王女の生乳を露出させた。

「かぷっ……!!」
「くすっ……♪」

 飢えた赤子のように、男は露わになった胸元へと吸い付いた。
 王族の胸はしっとりと吸い付くような心地で、口に含むとほんのりと汗の味と強烈な女の香りがした。

「あっ、んっ……」

 相手を感じさせるためでなく、ただ自分が吸いたいから吸うという、自分勝手な行為。
 本来であれば痛みや戸惑いが勝つだろうが、魔物にとっては自分に夢中になっているあるじを見ているだけで十二分に悦べる。

「ちゅ、ちゅぱっ……ふん、ふーっ……!」
「あらあら、赤ちゃんみたい……良い子良い子……♪」
「んぐっ、んっ……う、あっ」
「ふふふ……こちらも、なでなでして差し上げますね……?」

 細くしなやかな指先が、下着の隙間を滑り込み、ペニスへと触れてくる。

「まあ、こんなに大きく硬くなって……殿方のおちんちんは、不思議ですね……?」
「う、ううっ」
「あら、いけませんよ、おっぱいちゃんと吸わないと……ほーら、ばぶばぶ……いいこいいこー……♪」

 片方の手で頭を撫でられ、もう片方の手で肉竿を『いいこいいこ』される。
 優しく、それでいてしっかりと亀頭をとらえた手コキに思わず腰が引けそうになるが、胸が押しつけられてきて逃げられない。

「まだ赤ちゃんどころか、誰にも吸わせたことない王女様のおっぱいでばぶばぶして……おまけにおちんちんなでなでまでされて、きもちいいですか……?」
 
 頭上からは優しく、それでいて破滅的に甘ったるい言葉が降ってきて、男の思考を奪っていく。

「むぐっ、んんんっ……」
「あはっ……現役王女様に頭をなでなでされならおっぱいおしゃぶりに吸い付いて、おちんちんシコシコ……情けなくて気持ち良いですね、『あるじ殿』?」
「おっ、ううっ……ちゅぷっ、んんっ……」

 模倣は完璧、しかし時折意地悪く相棒の本性が顔を出す。
 男はすっかり夢中で、魔物から与えられる魔性の快楽に身を委ねていた。

「あ、おちんちんびくびくしてきちゃいましたね。王女様ご本人はおちんちんのことなんてなにひとつ知りませんが、私にはバレバレですよ」
「ふもっ、お、うぅ……」

 限界を察して、手の動きを早められる。
 強くなる刺激に反応して、首輪を引っ張られる犬のようにペニスがもがいて暴れるが、王女は優しく微笑んでそれを許さなかった。
 まだ一度も性行為に使われたことの無い新品の身体で、熟練の娼婦となんら変わらない技巧のある手コキが肉竿をいじめ抜く。

「はーい、おっぱいを吸いながら王女様のおててオムツに、赤ちゃんみたいに遠慮無く『おもらし』しちゃいましょうねー……♪」
「あっ、あっ、うううっ、ちゅっ、ちゅぷっ……!」
「きゃんっ……ん、あ、出ますね、でちゃいますね、良いんですよ、ほら、ぴゅっ、ぴゅー……♪」

 本人と同じ声帯で、本物であれば絶対にしない射精を煽るような言葉。
 我慢できずに、男は王女の手の中で吐精した。
 下着の中ではじけた精は、亀頭をしっかりと捕まえていた高貴な手を、遠慮無く汚していく。

「くす……生娘、それも王族相手にこんなにいっぱい出して、本当に悪いお方……」
「はっ、う……く……」
「下着、汚れちゃいましたね。脱がして差し上げますね……」

 返答を聞かず、魔物は男の下着をするりと抜き取った。
 汚れてしまった布きれを、ぽい、と適当に放り、王女は男の股ぐらへとしゃがみ込む。

「んむっ……♪」
「うあ、それっ……」
「くすっ……王女様のおそうじフェラです。これもしたことがない……いいえ、こんなこと、あの高貴な王女様が一生することはないでしょうね……? はむ、ちゅっ……」
「く、あ……出たばかりのところを、そんなっ……」

 パレード用に薄化粧を施した唇がそのまま、精液でべっとり汚れた肉竿を加えこんだ。
 射精直後の敏感なペニスに、こぶりな舌が絡められてくる。
 キツい刺激では無いが、萎えることを許さないような甘く、蠱惑的な吸い付き。
 精液の『おそうじ』が終わるころには、男の肉棒はふたたび硬さと熱を取り戻していた。

「ぷはっ……王女様に甘やかされた次は、王女様を跪かせてご奉仕させるなんて……とっても贅沢ですね、『あるじ殿』?」
「う……あ、ああ」
「それじゃあ、おちんちんも綺麗になりましたし……次は……」

 ぴかぴかに磨かれた肉竿が、開放される。
 既に掃除は終わっているが、ふたたび劣情を宿した肉の槍は、滾りをぶつける先を求めて脈打っていた。
 魔物は、ごくん、とあるじに気づかれないように期待で喉を鳴らして、古く淫臭の染み付いたベッドにねそべった。

「王女様を、征服する……というのは、いかがですか?」
「う、おっ……」

 儀礼用の装備のまま、ミニスカートを魔物がめくり上げる。
 高級感のあるフリルの付いた下着をかるくズラして、王女の現し身はふりふりと尻を下品に振った。

「きゃっ……くすっ、もう、すぐに性欲丸出しで盛りがついちゃうんだから……」
「ふーっ……」
「ん……良いですよ。たっぷり濡らしておきましたから、そのまま……わたくしの処女を、奪ってくださいな、んんっ……!」

 前戯もなく挿入されるが、問題は無かった。
 魔物の能力で、擬態した肉体の内部まで自由自在。
 一度も男を受け入れたことのない身体でも、しっかりと蜜をたくわえておくことが可能なのだ。

「お、うっ……」

 それでも、未使用のキツさは健在。
 まだ一度も耕されていない、いずれ定められた相手を受け入れるであろう処女肉は、侵入してきた下賎な肉棒を押し返そうとゆるやかに抵抗した。

「んっ、あっ……おちんちん、わたくしのなか、はいってくるぅ……♪」

 しかし肉体がはじめてであっても、中身は淫乱な魔物。
 本人が無抵抗であれば、男に組み伏せられ、体重任せに押し込まれてくる肉竿にやがてねじ伏せられるだけだ。

 未開発の膣穴がみりみりと広がり、徐々に男へと屈服していく。
 相棒のお陰で何度も味わった、女の処女を散らす感覚に、旅人の興奮は止まらない。

「やあぁ……しらない男の人に、だいじなはじめてとられちゃう……やめて、やめてぇ……♪」
 
 まして煽るようなことをいわれては、尚更だ。
 相棒は口調こそ王女様のままだが、声色だけはひどく楽しそうに男を批難する。

 まるで自分が責められるような言葉に、完全合意だとわかっていながらも、本当に自分が王女をレ○プしているかのようなほの暗い背徳感に満たされる。
 膣道のむなしい抵抗を突き崩すために、さらに肉竿が硬くなった。
 処女膜はとっくに食い破り、さらに奥へと腰を押し進めていく。

「ひうっ……あぁ、奥まできちゃったぁ……わたくし、王女なのに……ゆきずりの旅人に、身体ゆるしちゃったぁ……」
「く、おおっ……狭っ……」

 たっぷりと愛液に満たされた、キツキツの膣内。
 子宮の入り口に亀頭を押しつけても、まだ男の肉竿は入りきっていなかった。
 王女の膣は狭いだけでなく浅く、それでいて子宮口はどちらかというとやわらかでこりこり。
 余ってしまうほどの浅さだが、強烈な締め付けと奥の感触が、充分すぎるほどの快感を肉棒へと与えてくる。

「ふ、んっ……!」
「あっ、ううぅんっ!? あ、そんないきなりっ……」

 王族を、しかもこんな安宿で後ろから組み伏せて強○するというシチュエーションに、男の興奮は限界まできていた。
 細く、ガラス細工のように麗しくしなやかな腰を、男の太い指が乱暴に掴む。
 絶対にメスを逃がさない意志の感じられる、全体重を乗せた乱暴な抽挿が、王女の身体に襲いかかった。

「はうっ、あっ……んんんっ、あっ……」

 擬態の痛覚を切断し、快楽だけを享受できるように設定している魔物は、男の性欲と征服欲に突き動かされた強○のようなセックスでも、充分に快楽を感じていた。
 むしろあるじが夢中になって腰を振り、睾丸の中身を煮えくりかえらせていることがわかるほど、魔物自身も興奮していく。

「あっ、んっ、んんっ、やあぁ、おちんちん……しゅごっ……♪」

 道具のように遠慮無く、激しく求められるたびに、不定形の異形の心にかつて感じたことのない感覚が滲む。
 完璧な擬態であるがゆえに、感覚は脳でただしく処理され、幸福感として魔物をとろけさせていく。

「く、う……めちゃくちゃうねって、吸い付いて……くっ、おおおっ……!」
「あっ、うっ……や、おちんちん、ぐりぐり……ああぁぁ……」

 なかば無意識に、魔物は膣内を甘く締めあげていた。
 まだ処女の硬さを残している蜜穴が、異形の感情に反応して熟れた女のように淫靡にうごめいた。
 抵抗する女の生意気さを残していながらも、子種をねだるようにペニスにしゃぶりついてくる雌穴。
 男は躍起になって、形のいい小ぶりな尻へと腰を打ち付ける。最後まで挿入できないことなどお構いなしに、ごりごりと子宮を肉の棒ですりつぶす。

「っ……出すぞ、出すからなっ……」
「あっ、だめ、なかぁ、だしちゃだめぇ……♪」

 だめ、といいつつ、擬態した尻をくいくいと器用に押しつけて、魔物は射精をうながしてくる。
 言葉だけの拒否をしながらしっかりと性欲を煽ってくる優秀なメスに、男は限界が早まるのを感じた、

「やっ、あぁ……だされちゃう、しらないひとの精液でぇ、お世継ぎはらんじゃうっ……お父様ぁ、おかあしゃまっ……ごめんなさぁいっ……♪」
「う、ううううっ、でるっ……」
「ん、あああぁぁあああ……♪」

 限界まで腰を押しつけ、旅人は射精した。
 二回目とは思えないくらいに濃く、おびただしい量の精液が、処女を散らされたばかりの雌穴へとなだれ込む。

「ん、ふっ……♪」
「うあ、それ……!?」

 自分も絶頂の快感を味わいながら、魔物は己の身体を器用に操作した。
 子宮口を変化させて、唇のような形にして吸い付かせる。
 等々に異形化した搾精器官に、ちゅっ、ちゅっ、と吸いつかれて、男はたまらず腰を震わせた。
 尿道に精液が残ることなど許さず、きちんと一滴残らず吸い上げてから、魔物は蕩けた顔で微笑んだ。

「あはっ……『あるじ殿』、いかがでしたか……? 王女様の処女を奪って、無責任ナカだし……堪能しましたか……?」
「う、く……めちゃくちゃ良かった……」
「王女様がおっぱいを吸わせてながら手コキしてくれて……その上、丁寧なお掃除フェラまでサービスしてくれたのに、けだものみたいに後ろから容赦なく生おちんぽをねじ込んでレ○プ……すけべな欲望丸出しで腰を振って、最後はだめって言われてるのに一番奥で子種をびゅーびゅー……ふふ、ほんと、本物ならこんなことぜぇったいに、ゆるしてくれませんよ?」
「許されるどころか、即処刑されるだろ……」

 本物の王女様とは絶対にできない、背徳的な生交尾。
 それがわかっているから、余計に興奮するのだ。

「あはっ、そうですね。だから……せっかくなのですから、もっとたくさん、本物の王女様とはぜったいにできないいやらしいこと、しませんか……?」
「っ……た、たとえば?」
「そうですね……たとえばぁ……おっぱいに優しく挟まれて、綺麗なお顔に遠慮なく精液をぶちまけたりぃ……手入れの行き届いた王族の髪を容赦なく掴んで、喉奥をおちんぽで乱暴したりぃ……二度とまともにおトイレにいけなくなるくらいに広がるまで、尻穴を犯したりぃ……」
「ごくっ……」
「それとも、気分を変えて責めれてみますか? 王族を犯したバツとして、おちんぽを罵倒されながら足でふみふみされちゃったり……儀式用のさらさらスカートの裏で、あるじ殿がゆるして〜って情けなく泣いちゃうまで、亀さんゴシゴシされたり……手足を縛られて、全身を余すところなくベロでぺろぺろくすぐられたり……ほんとならぜったいに有り得ない、きもちいいだけのオシオキ責め……『私』となら、できちゃいますよ……?」

 想像できるように、ゆっくりと囁きながら、魔物はあるじの肉棒を変幻自在の肉ヒダでくすぐる。
 みるみるうちに硬さを取り戻していくペニスを腟内で感じながら、王女の顔は舌なめずりをした。

「あはっ、まだ夜は長いですよ、あるじ殿。……さあ、今度は『わたくし』と、なにをして遊びましょうか?」

 ○すも犯されるも、思うがまま。
 男と魔物の夜は、まだまだはじまったばかりだった。

☆あとがき

わざわざ口でえっちなことを説明してくれるっていいよね(挨拶)

先のご依頼、たいへん気に入って頂けたようでまたご依頼をいただき感謝感謝です。
不定形の異形ちゃんとの熱い夜、続き物ということで序盤の説明をそこそこにえっちなことができて良かったです。

今回は恋愛要素はあまり入れず(勝手に異形ちゃんが喜んではいましたが)、背徳的な行為とそれをわざわざ説明されてちんちんイライラ……という方向を強めに出してみました。
でもしれっと最後の方で、『私ならどんなにえっちなこともしてあげるよ』って文字通りセックスアピールしてましたね。

楽しんでいただけたら幸いにございます。それでは。

☆ご依頼内容
先日は変身モンスターの依頼を受けていただきありがとうございました。
https://skeb.jp/@tyokingyomaru2/works/34
こちらの続きをお願いします。

訪れた王都にて、若い王女を見かけた冒険者。
変身モンスターは、ふつうは絶対に行為なんかできない相手とのドスケベセックスを提案してくる……。
繁華街にある、セックス専用の宿に清楚な王女というギャップ。

以上ぜひよろしくお願いします。

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『性格悪くてドエロで不定形の相棒(skeb)』

「……ふー」

 宿の扉を閉めて、男は深い溜め息をついた。
 長いブーツ、厚手の服は明らかに旅の利便性を考慮したもの。
 普段の生活には重苦しいであろうそれらの装備を、男は面倒くさそうに外していく。

「……もう、でてきて良いぞ」

 装備をすべてとっぱらい、シャツに下着というラフなスタイル。
 身軽になってベッドに座ったところで、男は自分の持ち物である鞄へと声をかけた。
 ひとり旅用で大きめに作られているザックが、もぞもぞと動き出して、

「ふいー……」

 ずる、ずるり。
 気の抜けた声を出しながら、『粘液』が鞄の隙間から這い出てきた。
 女性の、しかしどこかこもったような声を発する粘液は、ゆっくりと男の元に這いずっていく。

 なめくじや尺取り虫が動くような、身体を伸び縮みさせての移動。
 半透明の異形が側にくると、男は気軽な調子で粘液をぷにぷにとつついて、

「悪いな、窮屈だっただろ」
「いえいえ、町で私が出てきたら大事ですからね、あるじ殿」
「まあ……そうなんだけどな。それでも、旅の道連れに不自由させてるわけだから」
「あるじ殿は真面目ですねえ。そんなに真面目なのに、『魔物殺すべし』という人間社会のルールを破ってるの、ものすごく破綻していますね?」
「むぐ……」

 痛いところを突かれた、という顔をする男に対して、粘液はふるふると身体を揺らした。
 顔もなく、身体は弾力と粘性のある半透明でありながら、男は相手が『笑っている』と明確に分かった。
 そういった機微が分かる程度には、ひとりと一匹の付き合いは長かった。

「しょうがないだろ、お前、なんか殺しづらかったし」
「あはっ、ちょっと感情豊かに喋ったくらいでそうなるの、お人好しの極みですね。お陰で私も随分と役得があるので、あるじ殿に文句は言いませんが」

 とある場所で偶然に出会った、人間と魔物。
 本来なら殺し合いになるところだが、ならなかった。
 なぜなら魔物の方は変わり者で、人間は変なところでお人好しだった。
 それ以来、世にも珍しい人間と魔物のコンビは、仲良く旅を続けている。

「と、こ、ろ、で。宿屋のこんな奥の、出入りしづらいお部屋を取るなんて……期待してくれている、ということでいいですか?」
「……まあ、うん。宿屋の主人にも、女を取るって言ってあるし、ベッドのあるところでできるのは町にいる間だけだからな」
「あはぁ、あるじ殿、素直でとっても良いですね。それじゃあ、少し失礼して……」

 ぐぐ、と一瞬だけ粘液が縮んだかと思うと、そこからすぐに膨らむ。
 常識という言葉を無視して、魔物の質量が急激に増加した。

「ん、よい、しょっ……」

 不定形の粘液が、己の姿を定めていく。
 顔ができ、手足が伸び、明確な形となっていく。
 服装すらも自分の身体を変化させることで、魔物は記憶通りに『再現』した。

「じゃーんっ……♪」
「……いやお前、よりによってそれか」

 魔物が変化したのは、男にとって見覚えのある姿。

「今日行った道具屋の女の子じゃないか……あれはまだ子どもだぞ……」
「あはっ、子どもと言っても、もう赤ちゃんを作る準備はできてるみたいですし……それにあの子、あるじ殿のことを、ちょっと良いなあって思ってましたよ?」
「ちょっと良いなあ、って……」
「常連はおじさんやお年寄りばかり、あるじ殿のように若く、それも町の外から来たなんて男は、家の手伝いばかりしている平凡な町娘には、ミステリアスで刺激的に映るみたいですよ。……だから、良いでしょ、『おにいさん』?」
「っ……」

 会計のときに呼ばれたとおりに声をかけられて、男はどきりとする。
 自分よりもずっと年下、まだ男どころか恋愛の経験もないであろう少女の姿。
 それを完璧に模倣した魔物は、昼間男が見たときとなんら変わらない屈託のない笑顔で、

「ふふふ、偉そうなこといって、もうおちんちんばっきばきじゃないですか……おにいさんのえっちー♪」

 顔や身体だけではない、口調や声質も、記憶に新しい純朴な少女そのまま。
 しかし純朴な少女であれば絶対に言わないであろう言葉を口にして、少女の姿をした異形は男の下着にやわやわと触れる。正確には、その下着を押し上げている熱の塊に。

「ふふっ……それじゃ、初潮を迎えたばかりで未使用の女の子を、おにいさんに買い取ってもらいまーす……もちろん、お支払いは『こっち』で……ふぁむ♪」
「うあ……」

 ずる、と下着が引きずり降ろされ、あわらになった怒張をすぐにくわえ込まれた。
 なにもしらない少女の身体で、男を知り尽くした動き。
 昼間見て少し話しただけで、名前も知らないちいさな女の子に卑猥なことをさせているというシチュエーションに、肉棒は痛いほど張り詰める。

「ん、ちゅ……ぺろ……この身体じゃちっちゃすぎて、奥までは無理ですね……でも、亀さんをいーっぱい可愛がってあげます……ちゅ、ちゅー……ふむ、はむはむ……」
「くっ……」
「んふ……どうですかぁ、おにいさん。まだフェラどころか、キスもしたことない、ご飯を食べておはなしすることにしか使ったことの無い、ぴっかぴか新品の女の子おくちがぁ……おにいさんの洗ってないおちんちんを、ん、ぺろ……おそうじしていきますよー……♪」

 身体を使うどころか、下手すると性知識すらまだ知らないであろう少女の口奉仕。
 本来であればできるどころか、頼むことすらも不可能な光景だ。

 魔物はコピーした少女の舌を器用につかい、肉竿にこびりついた老廃物を丁寧に舐め取る。
 ときたま不意打ちのように優しく亀頭にかぶりつくと、それだけで男の腰がびくんと跳ねる。
 漏れてきた先走りを嫌な顔ひとつせずにちうちうと吸い取り、少女は笑顔を見せる。店番をしていたときとなんら変わらない、無邪気で神聖な微笑みを。

「おっ、あ……!」
「んっ……ふふ、ごくんっ……じゅぷ、んっ……♪」

 背徳的な光景と少女らしからぬ的確な舌さばきに、男はすぐに限界を迎える。
 少女を模した魔物の口内に、濃度の高い精液が放たれた。

「んー……ちゅ、ちゅぷっ……こく、こくっ……」

 液体というよりも、自分の本体に近い半固形の雄汁を、少女は嫌な顔ひとつせずに飲み込んでいく。
 強烈な雄臭さも、喉に引っかかる味も、魔物にとってはもう慣れたものだ。

「……ぷはっ、おにいさん、はやーい……あっけなさ過ぎませんか、『あるじ殿』?」
「しょうがないだろ、久しぶりだし……」
「またまたぁ、『ちょっと良いなあ』って思われたことをしって、こーふんしてたくせに……」
「う……」
「まあ、こんなに濃ゆくて美味しい『ミルク』を出して貰えるなら、私はなにも文句はありませんけどね……♪」

 男の精液は、魔物の食料として吸収されている。
 そのためあるじの性欲処理は、魔物にとってのごちそうの時間でもあった。
 普段はそんなに口に合わない人間用の保存食で我慢していることもあり、少女の姿をした異形は上機嫌だった。

「もう一度言いますけど、彼女があるじ殿を良いなあと思っていたことは本当ですよ。私の擬態は記憶まである程度コピーする、魔法と技術の合わせ技……なんなら明日、デートにでも誘ってみます?」
「い、いや……それはやめとく……」
「あはっ、そうですよね。だってもしも勇気を出してデートに誘ってもぉ……本物のあの子は、かわいいお口でいきなりおちんちんしゃぶって、ちんかすのお掃除なんて、してくれませんものね……?」

 口調をすっかり元に戻して、少女の姿をした魔物は唇の端をぺろりと舐める。
 血色の良いふっくらした唇にこびりついていた自分の屈服の証を舐め取られて、男の興奮は落ち着くどころかより強く煽られた。

「お前……本当に性格悪いな……」
「あは、だってあるじ殿が人と話すの苦手なのも、性欲おばけなのも本当じゃないですかあ。その証拠に……ばかにされてるのに、まーたこんなに大きくして……ほんと、しょうがないあるじ殿です……♪」

 少女の姿のまま、魔物が半勃ちのペニスを指先でつついてくる。
 言い返せない状況に押し黙ると、魔物はにんまりと元の性格通りの笑みをこぼして、

「それじゃ、今度はこういうのは……『どうかしら』……?」
「お……」

 少女だった肉体が、再び変化する。髪の色や目の色も、変わっていく。
 ちいさな身体にみるみるうちに扇情的なくびれや母性のあるたわわな果実が実り、急速に熟れていく。
 服装まで変化を終えた魔物の姿は、これもまた、男が知り合ったばかりの相手。

「くす……あなたが私に、『女の子を取るから奥の部屋で、夜は放っておいてほしい』って恥ずかしそうに言うの、可愛かったわぁ」
「や、宿屋の……」
「そ。珍しいわよね、女主人。……夫に先立たれて、忘れ形見のこの宿を、頑張って切り盛りしてるみたいよ?」

 とっくに声帯も模倣が終わっており、声も語り口調も、宿屋の主人のまま。
 変化することで読み取った記憶を面白がりながら、魔物は自分が生成したエプロンをめくる。

「ろくに手入れもしてないけど、性欲だけはしっかり残ってて……あなたが女を呼ぶって聞いて、ちょっとドキドキしてたわるーいおばさんの身体、責任とって満足させて……?」
「っ……」
「ふふ、大丈夫、動かなくて良いから……ほら、もう準備できてるから、入っちゃうわよ……♪」

 男をベッドに座らせたまま、女主人の姿をした魔物が覆い被さる。
 前戯など必要なく、すでに奥まで淫液で満たされた雌穴に、男の分身はずるずると捕食された。

「あ、っはぁああ……♪」
「う、おっ……」
「んふ、おばさんのナカ、すごいでしょ? ……『模倣』してきた中でも、かなり上位にくるくらいの名器よ、コレ」
「く……」

 射精してすぐで、まだくすぐったさの残る肉棒を、たっぷりの蜜を蓄えた膣道がやわらかく包む。
 長年男を受け入れていなかったとは思えないほどに柔らかく、温度の高い雌穴は、締め付けこそゆるやかだが、ヒダの量が尋常ではなかった。
 まるで肉厚な無数の舌に、よってたかって舐め回されているような刺激。

「ん、ふっ……はあ、んっ……」

 そんな名器を、女主人が情熱的に腰を動かしてぐりぐりと押しつけてくる。
 全体的に柔らかく居心地の良い雌穴は、しかし最奥は硬く、まだ閉ざされている感覚があった。

「あぁっ、すごぉい……夫じゃとどかないとこまできてるぅ……♪」
「っ……!」
「んっ、やん、いきなりぃ……」

 ほかの男が耕した女体の奥にある、未開発の部分。
 自分でなければダメだ、という優越感にひたれる言葉を聞いて、男は自分から腰を突き上げた。
 一気に硬度を取り戻した肉竿が、女体の奥へと突き刺さる。

「あ、いいっ、奥ぅ、いいよぉ……自分の指で何年もずっと慰めてた、おばさんの欲求不満すけべおまんこ、めちゃくちゃにしてえ……?」
「うっ、うっ……ふんっ、ふんっ……!」
「あは……ほかの男からメスを奪うのに必死になっちゃって、『あるじ殿』、かわいい……」

 一瞬だけ出てきた魔物の素の表情に気を使う余裕なく、男は欲望のままに腰を振る。
 愛も遠慮もない、身勝手な欲望を満たすためだけに『使われている』という感覚に、魔物は自分には本来ないはずの心臓が高鳴るのを感じた。

「っ……ふふ……♪」

 人の姿を模倣している今の魔物だからこそ、己の感情の機微をより強く実感してしまう。
 いつも通りの軟体であれば、ドキドキなどしないのだ。なぜなら、軟体の魔物に心臓などないのだから。

「っ、うあ、それっ……!?」
「……今日はこのまま、あなたの好きなやつ、してあげる」

 唐突に、膣内が意志をもって蠢いた。
 変身能力を持つ魔物は、誰かを模倣するだけでなく、当然模倣した状態でも自由自在に身体を変化させることができる。

 柔らかく熟れた女の名器に包まれている肉竿、その先端に、別の刺激が吸い付いた。
 それはペニスの先からカリ首までをすっぽりと包み込み、甘く情熱的な吸引と締め付けを行う、人間のメスでは決して再現不能な魔性の快楽を与える存在。
 形の定まらない不定形生物である魔物が、『あるじ殿』のためにあつらえた、彼が一番好きな刺激を徹底的に与えて精液を搾り取るための、特別な搾精器官だった。

「うっ、あっ……ひっ!?」
「だして……だしてだしてだして……だ、し、て……♪」

 腰を突き上げるのではなく、強烈な刺激に仰け反った。
 竿の部分は宿屋の女将の名器で柔らかく舐め回され、先の部分は自分が絶対に耐えられないと分かる、ぷりぷりしたゼリーのような専用搾精穴で『おねだり』される。
 もう何度も味わっているが、男の弱い部分を知り尽くした刺激は、耐えることなど決して許されない容赦のないのものだった。

「っ……来たぁ……♪」

 一回目よりもずっと濃い精液をあるじの睾丸から引きずり出して、魔物は舌なめずりをして喜んだ。
 当然、漏れ出た精液は一滴も逃すことなく、人外の身体に吸い取られて養分になる。
 濃厚で上質な『エサ』を堪能しながら、魔物は模倣した身体で絶頂を味わっていた。

「んっ、あ……ふ、あ、女の身体、きもちいっ……ズルいなあ、にんげん……♪」

 軟体である魔物本来の身体には、快楽を感じる器官や心臓はない。
 しかし模倣している今は、それを擬似的に味わうことができる。
 性行為にハマりこんでいるのが『あるじ殿』だけではないことを自覚しつつ、女の姿をした魔性は絶頂の模倣に身を任せた。

「あ……あはっ、もう出なくなっちゃった……でもまだ、なかに残っちゃってますよ、あるじ殿……?」
「うお、まっ、それ、反則……」

 急速に力を失っていく肉竿を、魔物の膣内がきゅっきゅと締め付ける。
 尿道に残っている精液を余さずに寄越せという貪欲な意志の込められた丁寧なマッサージ。
 自由自在に動く魔物の膣道に屈服して弱り切ったペニスが敵うはずもなく、男は最後の一滴までを情けなく吐精させられるのだった。

「ん、ふっ……♪」

 魔物は自らの性質を巧みに使い、自らが分泌した愛液も、あるじの放った精液も、すこしも残らずに吸収してしまう。それも、挿入したままで。
 行儀良く食事をすべて平らげて、女の姿をした魔物は肉竿を身体から解放した。

「は、あぁ……ごちそうさまでした、あるじ殿……♪ ご満足、いただけましたか……?」
「……それはもう、腰砕けて立てないし。てか、不意打ちはズルだろ」
「ふふ、ごめんなさい。だって一回目はお口に出されちゃったから、二回目薄かったら嫌だなあって思って……それにあるじ殿も、気持ち良かったでしょう?」

 否定できなかったので、あるじは荒くなった呼吸を整えるだけでなにも言わなかった。

 模倣した身体で、何度も身体を重ねているが、特に魔物は膣内での搾精を好んでいた。
 あるじの気分を盛り上げるために、口や手、あるいは足や脇といった部分を使うこともあるが、一番好きなのは膣内射精だ。
 自分の中で、あるじが情けなく『おもらし』をしながら蕩けた顔をするのが、魔物のなによりも好きな時間だった。

「ん、しょ……はあ、まんぞくまんぞく……」

 女将の姿をしていた身体が、急速に萎んだ。
 色は失われ、形は溶けるようにして、元の姿へと返っていく。
 一呼吸の間にすっかりと元のゲル状になり、魔物はぷるぷると震えた。

「……何度見てもすごいな、お前」
「あは、そうでしょう。探索にも性処理にもお役に立つ、自由自在ボディですからね」

 流動し形を変えられる肉体は、性欲をぶつける以外にも多くの利便性がある。
 例えば鍵穴に自分を流し込んで、錠前を外すとか。
 あるいはヒモのように長く伸びて、ロープの代わりとして用いるとか。
 男はあらゆる意味で、この奇妙な相棒に助けられていた。

「それではあるじ殿、たくさんお出しになられてお疲れでしょう。ゆっくり休んでくださいね」
「あ、ああ。……なあ、ちょっと良いか?」
「ん、なんでしょうか?」

 ずるずると這いずってザックに行こうとした魔物だが、声をかけられて停止する。
 男は下着をはきながら、相棒に言葉を投げた。

「もう俺たち、結構長くいっしょにいるよな」
「そうですね、季節が一巡……いや、二巡しましたか? 人間の暦には興味はないですが、一巡が一区切りと考えると、長い付き合いですね」

 人の世でいう二年の時間は、魔物にとっても人間にとっても軽くは無い。
 既にお互いの性格は分かりきっているし、冒険のときも無言で協力できるくらいに打てば響く関係だ。

「もういい加減、お前の名前を教えてくれても良いんじゃないのか? ずっとお前、っていってるし」
「……あるじ殿。魔物は魔物、固体名なんてものは特別に強力な変異体にしか与えられないものですよ」
「お前は充分特別だろ……」
「もう、良いではないですか。私は私、ただの魔物です。これまで通り、お前って呼んでください」
「……もし名前がないなら、俺がつけるけど」
「……………………」

 提案に、いつもはすぐに言葉を返してくる魔物が少しの間を置いた。
 もしかして機嫌を損ねたか、しつこかったかと男が不安になり始めた頃に、相棒はずるずるとザックの中に入っていきながら、

「……考えておきましょう。あるじ殿のセンス、ちょっと不安ですから」
「お、おう。大丈夫だって、変な名前にはしねえよ」
「あは、ほんとですかね? ……おやすみなさい、あるじ殿」

 完全に鞄にはいって魔物が沈黙したのを確認して、男はベッドに横たわる。
 しばらくの後、男がいびきをかきはじめたのを見計らったように、半透明がザックから顔を出して、

「……名前なんて呼ばれたら、えっちのとき恥ずかしいじゃないですか。うう、でもあるじ殿に考えて貰えると思うと、とても牽かれます……どうしましょう……」

 二年の時間は、やはり人間にとっても魔物にとっても軽くはない。
 情があるから名前を呼びたい男と、芽生えてしまった羞恥心から素直になれない魔物。
 微妙にすれ違ったまま、ふたりの旅は続くのだった。


☆ご依頼内容
ファンタジー世界で、変身能力持ちの半透明のモンスターと、それに偶然出会って一緒に旅する仲間……というかセフレになった、冒険者の男との話を書いてください。
夜ごとにいちゃいちゃらぶらぶセックスを繰り返す関係です。

変身モンスターはこのような設定にしてくれると嬉しいです。
・触れるとゼリーのような柔らかさを持つ半透明の不定形軟体生物。貴方に従い尽くします。普段は男の鞄の中に入っている。
・変身した特定の生物や人間の知識、記憶、技能も一時的に再現可能。
・変身した対象の性格、口調や特定のクセまで模倣するため、本物と見分けがつかないエッチを提供してくれる。
・変身モンスターは、交尾の際も変身能力を活用する。変身した対象の生物の性別や生殖器を完璧に模倣することができる。また、相手の好みや欲望に合わせて、おまんこの形状や機能を最適化することもできる。

以上、是非によろしくお願いいたします。

☆不定形相棒のあとがき

めんどくさい感情に振り回される人外っていい(挨拶)
ご依頼ありがとうございます、ちょきんぎょ。です。

というわけで、『あなたに従い尽くします』、ということで尽くしているうちにほだされてきた不定形ヒロインちゃんです。
人間の方も、尽くされたらやっぱり好きになってきちゃうよねってことで、やることやってるくせに距離感はド下手のコンビになりました。

折角の変身能力もちヒロインなので、最中に変化するくらいはしたかったので、あっさりにはなりましたがプレイは多めにしてもらいました。

楽しんでいただけましたら、幸いにございます。
それでは設定書もおつけしておきますので、良ければ合わせてお楽しみください。
ご依頼ありがとうございました!

☆冒険者
ゆあえって各地を放浪する身。別に犯罪者とかではなく、単純に腰を落ち着けられないだけ。
遺跡に潜ったり、魔物を倒したり、頼まれて人助けをしたり。
それなりの実力があり、魔法は使えないが単純な身体能力と勝負カンが強いタイプ。

表面上は仲良くできるが、実は一歩踏み出すのは苦手で、『いい人』で終わってしまいがちな人。ひとり旅も好きでやっていた。
冒険の途中に不定形軟体魔物と出会い、ちょっと紆余曲折はあったものの相棒になる。

魔物は危険な生物のため、連れ歩くのは重罪である(一部のお金持ちが趣味でこっそり捕まえて飼ってたりはする)。
が、妙に人間臭い相棒のことを憎からず思っており、相棒が人間を襲うようなやつでもないことも知っているため、バレないようにだけ気をつけている。

性欲が強く、わりとなんでもいける。
娼館もよく通っていたが、今は相棒が処理してくれるので節約ができている。

相棒のことはもちろん憎からず思っているのだが、種族の違いもあり、どう扱っていいのかは毎回悩んでいるし慎重。
不器用ながら思いやるその姿勢は、いちおう相棒にはきちんと伝わっている。


☆魔物
年齢不明、出自不明、不定形。
その世界でいうところのスライム、あるいはゼラチナスと呼ばれる魔物に近く、元はそうであったと思われるが、なんらかの原因で変異した。

本来であれば思考能力がなく、単純な捕食活動しかできない低俗な種族だが、変化能力と魔力を獲得。他者の姿形、技能、記憶までを模倣する能力を身につけた。
記憶はある程度しか模倣できないが、造形や技能は完璧に再現することができる。
コピーまでの時間は対象により、特別な能力を持っているものなどは時間がかかる。
対象の膣内など内部も模倣するが、これは魔力によるサーチ、ラーニング(透視ふくめての情報取得)によって行っている。

物腰柔らかい口調で話すが、性格は結構意地悪く、人間の常識はあまり興味がないため、『あるじ殿』を振り回すこともしばしば。
普段は鞄の中でじっとしているが、時折悪戯ごころを覗かせて他人に迷惑をかけることもある。……あるじ殿に失礼を働いたやつを制裁したりもする。

変身、および模倣能力は単純に便利なので使っていたが、現在はあるじ殿の生活と性活を豊かにするために使っている。
冒険の手助けから夜のお世話まで、なんでもござれ。

自分を相棒と呼んでくれるあるじ殿のため、尽くして生きる魔物。
……が、同時に自分が魔物であるということも理解しており、人間であるあるじ殿といつまでいっしょにいられるかとか思っている。
自分自身、思考能力を獲得したレアモンスターの自覚はあるが、まさか感情に振り回されると思っていなかったので、自分のあるじ殿に対する気持ちは結構ふくざつである。

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(R18skeb)『クールな魔法使いの女の子が情報屋の改造ちんぽでめちゃくちゃにされてしまうお話』

 からん。
 グラスの中の氷がくずれて、高い音を立てた。
 その音を綺麗だと思うことで、少女は少しだけ不愉快を和らげることができた。

「いやあ、ミナちゃんは良い子だね、幼なじみの男の子のために、こんな小汚いおじさんにお酌までするなんて」
「……どうも」

 自身を『小汚い』と称した男の言葉を肯定するでも否定するでもなく、ただ自慢の黒髪に通される指の感覚を不快だと思う。
 しかしその不愉快が少女の顔に、感情として出ることはない。もともと表情があまり動かないたちな上に、今は我慢もしているからだ。
 空になったグラスに追加を注いでやると、決してきれいとはいえない身なりと体型をした男は上機嫌に酒をあおった。

「ぷはぁ……んん、それでなんだっけ、ミナちゃんは薬師の情報が欲しいんだったね」
「……はい」
「涙ぐましいねえ。たしか冒険者としての相棒で、幼い頃から知り合いの男の子の、お姉さんの病気を治したいんだったね」
「っ……」

 少女の眉が、ぴくりと動いた。
 氷のような無表情が少しでも動いたことに気を良くしたのか、男は酒の作用で赤らんだ顔を笑みにして、

「はっはっは、びっくりしたいかい? おじさんはね、物知りなんだよ。『情報屋』だからね。だからもちろん、お姉さんの病気がどんなものかも、ミナちゃんが自分の魔法でお姉さんを治そうとしてできなかったことも知ってるよ」
「…………」
「あの病気はちょっと特殊だからねえ。解毒魔法でも回復魔法でもなく、特別な薬じゃなきゃ治せない。そしてそれを作れるのは、一握りの薬学者だけ……だね?」

 年若く、麗しい少女が、明らかに怪しげな、それも自分の親ほども年の離れた男の自宅で酒を注がねばならないのか。
 それは彼女が欲しい『情報』を、その男だけが持っているからだった。
 自身の力でなんとかすることができなかった少女は、幼なじみであり、旅をする仲間であり、また密かに想っている相手でもある少年のために、不快感をこらえて男に奉仕していた。

「約束通り、一晩だ。一晩おじさんの『相手』をしてくれれば、キミの相棒のお姉さんの病気を治せるお薬をつくれる人を紹介しよう。もちろん、先に話は通しておくよ。ふつうに頼んでも無理だろうし、とても気軽に買えるような値段じゃないからね。お薬代を負担するところまで、サービスしてあげよう」

 自分に一晩『つきあって』くれれば、薬師を紹介し、しかも薬の代金まで負担してくれる。
 男の提示した条件に対して、少女が示したのは『自分がなにを対価にするのか、幼なじみには秘密にしてほしい』ということだけ。
 こうして、密約のように情報交換は成立した。

「……早く終わらせてください」

 男に『つきあう』というのが、どういうことか。
 充分に理解している少女は、表情を崩さないままでそう言い放った。

「まあまあ、未成年のキミに飲めと言わないだけ、だいぶマシだと思ってほしいなあ。それにこういう時間は必要なんだよ、男と女で楽しむためにはね?」
「……私はただ、薬師を紹介して欲しいだけです。楽しさなんて、いりません」
「そう、じゃあおじさんの望んだとおりにするしかない。わかるよね?」 
「っ……はい」

 片手で肩を抱かれて、少女は身体をびくりと震わせながらも、空になったグラスに酒を注いだ。いっそこのままこいつが酔い潰れれば良いのに、と淡い期待を抱きながら。

「いやあ、良いねえ、そのきれいでクールなお顔でも隠しきれないほどの不快感。本当はおじさんなんて魔法で一発で殺せちゃうのに、情報のために我慢するしかないもんね」
「…………」

 分かりきったことをわざわざ口にされるのは、不愉快を超えて屈辱だった。
 それでも、少女は男に従うしかない。せめて媚びないことが、唯一のプライドの置き場となっていた。

 男の情報屋としての評判は非常に高く、多くの冒険者が利用し、その情報の信憑性は今までの実績と、年若い少女でも聞いたことのあるような有名な銘柄の酒瓶が並んだ自宅が証明している。
 そして同時に、男は非常に女好きで有名だった。法外な情報料を払うことを嫌った冒険者が、自分の女や自身の身体を差し出すことも少なくないという噂があるほどに。

「まあ、時間が勿体ないのも本当だから、そろそろ始めようか」

 期待は空しく、男は空になったグラスを置いた。
 ふたりが並んで座っているバーカウンターの後ろには、大人三人が並んで寝ても余裕であろうほどの広さの巨大なベッドが鎮座している。酔わせた女をすぐに抱く、という意図しか感じない配置だ。

「……分かりました」

 内心はともあれ、無表情を崩すことなく、ミナは頷いた。
 男に続くように席を立ち、背後にあるベッドに迷いなく近づく。

「……よろしくお願いします」

 不愉快も屈辱も、少女の中からなくなったわけではない。
 それでも、やると決めたらやり通す意志の強さが少女にはあり、男が持つ情報には彼女にとってそれだけの価値があった。
 ためらいなく、ミナは自身が羽織っているフードつきのローブを脱ぎ、その下にある肌着のボタンに手をかけて、

「わ、待った待った、ミナちゃん。気が早すぎるよ」
「……時間がもったいない、のでは?」
「それはそうなんだけど、もう少し情緒が……あー、もうぜんぶ脱いでるし」

 男が言葉をいっているうちに、ミナはさっさと下着まで脱いでいた。
 早く終わらせたいし、他人に脱がされるのは屈辱だとも思ったからだ。
 情報屋は若干呆れたような顔をしたが、すぐに笑顔に戻って、

「まあ、そういう冷たいところがミナちゃんの魅力だね。それじゃ、好きにさせてもらうし……夜が明けるまで、おじさんのお願いは聞いてもらうよ? ああ、もちろん無茶なことは言わないから、安心してね」
「……どうぞ」

 既に、取引は成立している。
 拒否はできず、覚悟も済ませている少女は、薄く、麗しい裸体を隠すこともせずにベッドに座った。

「んんん、いいねぇ……」

 発展途上のなだらかな膨らみを、穢れのない白い肌を、男はじっくりと見つめる。
 まだ、女らしさを持ち合わせていない自分の身体なぞを見て何が楽しいのか、という疑問を持ちつつも、ミナは口を挟まないことにした。会話する気がなかったからだ。

「それじゃあ、触らせてもらうからね」

 情報屋の男は、その醜形とは裏腹に紳士的に少女に触れた。
 がさがさした指の腹が、まだ衰えをしらないきめ細やかな白い肌に触れる。
 品質の悪い紙でこすられたような感覚だが、ミナは眉ひとつ動かさずに受け入れた。

「ふう……とても瑞々しくて、柔らかくて……本当なら合法でも触れてはいけないような、神聖な若い身体だ……」

 腹を、足を、手を、指差しを、首筋を、耳裏、鼻先まで。
 入念で熱心な手つきは愛撫というよりも、身体の形を確かめているかのようだった。
 男の手指は背中や尻にも触れていき、その間ミナは天井をぼんやりと眺めていた。

「ふうむ、嫌な顔もしないけど、気持ちいいって感じでもなさそうかな?」
「触られているだけで、なにも」
「ほう、じゃあ、こことかつついても……?」

 無反応な少女の、なだらかな乳房。
 その頂点にある桜色のちいさなつぼみを、男の指が優しく潰した。

「…………」

 悲鳴でも、嬌声でもなく、無言。
 唇をぴくりと動かすことすらない、無の表情だった。

(ふむ……これはなかなか強敵だ)

 経験豊富な情報屋にとって、感度が良ければ堕とすのは容易い。
 そして相手の拒絶が強い場合、反応が大袈裟だからこそ『弱いところ』が探しやすいという利点もある。
 そのどちらでもないとなると、正面からの突破は難しいかもしれないと、男は考えた。

(まあまだ、セックスの良さなんて微塵も分からない年齢だ。元々が不感症で、性に興味も無くてオナニーもせず自己開発が行き届いてなければ、こんなものだろうな)

 焦る必要は無い。
 むしろ、こんなふうに全くの無反応というのは珍しくて、貴重だ。
 不愉快に思うことはなく、むしろこの無表情という氷を崩した先にどんな顔があるのかと、情報屋は俄然やる気を出した。

「んふーっ……ミナちゃん、ベロ出せるかな?」
「んべ……?」
「ぶちゅっ」

 疑問符をこぼしながらも素直に舌を出した少女に、男はむしゃぶりついた。
 酒と、ケアしていない男の口の風味が、少女の舌にべっとりとからみつき、鼻の粘膜まで抜けていく。

「っ……」

 さすがに少し驚いたように、ミナは目を大きく開けた。

「んぶ、ぶっ、ちむ」
「ん……う……」

 しかし、驚きはほんの一瞬。
 品のない音を立てて吸いつかれ、口を閉じられなくなったことでお互いの唾が身体を流れても、少女は特に反応しなかった。
 息をしづらいために少しくぐもった吐息を漏らすだけで、舌を絡めることも、引っ込めることもしない。
 蹂躙されるがままに、ミナは数分の間、舌を徹底的に味見された。

「じゅるるっ、んぐ、ぷはぁ……んん、若い子のベロは美味しいねぇ」
「……そうですか」

 多少は驚きの成果があるのか、あるいは呼吸を整えるための一拍か、ミナの返事は少し遅れた。
 舌に残る酒と他人の味を飲み込んだ少女を、情報屋は優しく押し倒した。

「……ん」

 背中に柔らかな感触が来ることで、今からなにをされるかがより鮮明になる。
 それでも少女は不愉快を顔に出さず、ただされるがままに受け入れた。
 情報交換である以上、拒否はできないのだと、既に納得しているから。

「それじゃあ、もっと大事なところを触らせてもらうね。優しくはするけど、痛かったら遠慮無く言って」
「……はい」

 直接口に出されなくても、どこを触られるかはわかる。
 胸に触れられ、舌を舐められた。あと残っている大事な場所と言えば、秘所以外にないだろう。

 足を開かれることに、ミナはやはり抗わなかった。
 ランタンの薄い明かりが、少女の未発達で無毛の秘所を照らす。

「……なるほど」
「……なにか?」
「いいや、小さいから、ちゃんとほぐさないといけないなと思ってね」
「……べつに、気にしません」
「おじさんが気にするのさ。ミナちゃんの初物を、痛いだけの想い出にはしたくないからねえ。まあ、おじさんに捧げる時点で、そう良い想い出にもならないだろうけど」

 至極まっとうなことを言いつつもやめる気は無いようで、男は少女の内股を撫でた。
 加齢した瑞々しくない指先が少女の柔肌をかすめる。
 少女が痛くならない程度に強弱や緩急をつけ、性器の周辺をほぐしていく。
 敏感な部分の近くに触れているので、通常であれば少しは反応があるはずだが、魔法使いの少女は無表情のままだった。

(……こっちも『イイ』反応はナシか。こりゃあ慣れてないというよりは本当に不感症か、あるいはもっと厄介なことかもしれないなあ)

 今まで情報を餌に何十人と女を『喰って』きた男の手管は、それなりに的確だ。
 その男の経験の中にも、ここまでの無反応は無かった。事実、性器にまったく濡れの気配はなく、無毛の割れ目はつるりとした美しさを保ったままでいる。

「んっ……」

 入口の肉ビラに触れられて、少しだけ大きな声が少女の口から出た。

「おっと、ごめんね。痛かったかい?」
「……平気です」
「そう。それなら、続けるね」

 女性器の外側も十分に敏感な場所で、粘膜の一部だ。
 濡れていれば愛部は容易だが、無遠慮に触れば傷つけてしまう。
 情報屋の男は己の性欲をひとまず抑えて、ゆっくりと少女の硬い性器をほぐすことにした。

「ん……」

 優しく、性器の入口だけを指の腹でもみほぐされる。
 どれだけ感じていなくても、膣内部は粘膜を保護するために液が分泌されているため、くちゅ、くちゅ、と浅いながらも湿った音がひびき始めた。

「……んっ、う」

 これまで無反応だったミナも、自分ですら排泄時くらいしか触れることのない場所をやさしくこねられて、声をこぼす。
 それは痛みや快楽ではなく、未知の刺激に対してどう反応していいのかわからずにこぼれてしまう、というふうな吐息じみた声だったが、情報屋にとっては反応があるというだけで有益だった。

「お……少しづつ、濡れてきたね」

 感じているというよりは、腟内にある液が溢れてきたというのが正しいような、薄くさらさらとした愛液。
 それでも乾いた指のすべりを多少はよくしてくれるし、進捗があったことで男は気を良くした。

「ん……もう、いいですから」
「だめだめ、こんなにがっちんがっちんの子供マンコ、無茶できないよ」
「別に……痛くても、構いませんから」
「痛いとか以前に、こんなに硬かったら最悪『はいらない』よ。おじさんが満足しなかったら情報は渡せないから、それじゃミナちゃんも困るでしょ?」
「…………はい」

 あくまでこの行為の上位者はおじさんである、ということを示されて、ミナは諦めた。
 早く終わってくれれば楽なのに、という少女の淡い期待は叶えられることはなく、男はその後もねちっこくミナの秘部に触れ続けた。

「ん……ふ、ぅ……」
「うーん、だいぶ濡れてきたね。ちょっと愛液の濃さも上がってきたよ」
「これ……いつ、まで……」
「ミナちゃんの息も少しあがってきたかな? いやぁ、時間かかっちゃったね」

 少女の膣から充分に蜜液があふれてくるまで、男は愛部をし続けた。
 刺激に耐えつづけていたミナは気づいていないが、二時間以上をかけてじっくりとほぐされた雌の部分は、たとえミナ本人が望んでいない行為であっても充分に受け入れられるほどに高まっていた。

 どれだけ不感症であったとしても、刺激は刺激。
 そして情報屋の男は経験豊富で、どれだけ感度が悪くても処女の娘ひとりを相手取るくらいは容易いことだった。

「ふーっ……本当は前戯だけで何回かイかせてあげたいんだけど、これ以上は無理そうかな」

 指先についた愛液をこねながら、情報屋の男は汗をぬぐう。
 性行為の経験どころか、興味すらない不感症の少女をここまで『下処理』できただけでも、男の手管は充分に洗練されたものだ。
 なによりもやや立ち上った少女の淫臭に、男の劣情が限界近くなっていた。

「よっと」
「っ……」
「おっと、びっくりしちゃったかい? はは、オスが本気を出しているところなんて、キミくらいの年でそんなに見る機会もないもんね。大丈夫、くわえろとか、触れなんて言わないから」

 いい加減窮屈だとばかりに外に出された肉竿に、ミナは思わず息を呑んだ。
 情報屋の言うとおり、勃起した男性器を見るのは人生ではじめてだったのだ。

(こんなものが、はいる……本当に……?)

 同年代と比べれば異様なほど冷静で将来有望な魔法使いと言っても、所詮ミナも性知識のないひとりの少女である。
 勃起した肉竿はあきらかに少女の内臓を抉るのに充分な大きさと、えらばった凶悪な形をしており、さすがの少女も恐怖を覚えた。

「ふふ、今日一番びっくりした顔だね、ミナちゃん」
「……気にしないでください、大丈夫ですから」   

 動揺を指摘されて、少女はすぐに無表情の仮面をかぶる。
 もともと感情の揺らぎが少ない彼女ではあるが、当然好きでもない男に抱かれるという事情に嫌悪感を抱かないはずがない。
 少女の今の反応で、『いつも以上に冷たい対応をろることで自分を保っている』ということは、完全に情報屋の男に露見した。

 もちろんそんなことは男はとっくに理解していたが、やはり実際に動揺が見えると多少気分が良いものである。
 情報屋は見せつけるように、己の肉竿で少女のしろく、柔らかな肌をぺちりと打った。

「ほら、ミナちゃんのおへそを余裕で通過するくらいあるね。大丈夫だよ、チンポって意外と奥まで入るし、入らなくても無茶はしないから」
「あ……く……」

 二時間以上の愛撫は、それだけの時間、男もお預けを喰らっているということでもある。
 ペニスからは既に先走りの汁が垂れており、ミナの腹に温度と粘り気のある液がすりつけられる。
 まるでマーキングのように汚い汁をこすりつけられる不快感と、男性器のサイズという恐怖で、ミナは歯がみした。

「さて、それじゃあミナちゃん、自分でおまんこ広げてくれるかな? ミナちゃんが手伝ってくれないと、ちゃんと入らないかもしれないからね。入らなかったら……わかるよね?」
「……はい」

 どれだけ不快でも、既に契約はなされている。
 それが屈辱的であるということは経験のない少女の頭でも理解できたが、自分の望む情報のためには中年男の言いなりになるしかない。

「ん……」

 足を開いた姿勢のままで、ミナは己の肉びらを押し広げた。
 小さな少女の膣道が少しだけ中身をのぞかせ、外気が粘液ごしに膣壁に触れる。
 すうすうした感覚を味わいつつ、ミナは自分に覆い被さる男を見た。

「……どうぞ」
「うーん、素っ気ない対応。まあでも、そこがキミの魅力かな、リップサービスなんて最初から期待してないし」
「っ……」

 入り口に肉竿があてがわれて、身体がこわばる。
 経験の無いミナですら、そこが『進入口』だということは嫌でもわかる。
 今から自分は、人生でたった一度の機会を捧げてしまうのだということを、思い知らされる。

「おっ……おうっ……」

 ぐ、と体重をかけて、少女の未開通な膣穴が押し広げられる。
 まるで野にいる動物のような声をあげて、男が少女の身体に肉の杭を押し込んでいく。

「いっ、ぎ……」

 組み敷かれている少女は、人生で味わったことのない痛みを感じていた。
 冒険で魔物につけられる傷とも、かつて親にひっぱたかれたときとも違う、内臓をむりくりに広げられる痛みだ。
 多少濡れていても、初物な上に、本来はまだそんな行為をするような年齢ではない。痛みがあるのは、当然だった。

「ふぅ、うっ……おっ、きっつ、さすが初物がきまんこっ……チンポめちゃくちゃ押し返してくるっ……ふん、ぬっ」
「っ、あ、ひっ……」
「ふうぅ……お、処女膜やぶけるよ、ミナちゃん。人生で一回きりだから、ちゃんと味わおうね、おらっ……!」
「おっ、ぐ……!?」

 ぶづん、という音が、自分の体内から聞こえた。
 それが気のせいなのか、本当にはじめてを失った音なのか、ミナにはわからなかった。
 ただ圧迫感だけは、確実に事実として自分の処女が散ったことを教えてくる。

「ふう……やっぱ奥までは入らないか。子宮の入り口もがちがちだし、中は痛いほどぎちぎちだ……」
「っ、ふ……」
「おっと、ミナちゃん、大丈夫かな?」
「……へいき、です」

 押し広げられる感覚はあるが、耐えられないほどではない。
 なにより、自分が必要だと思うからやったことだと自分を納得させることで、ミナは気を保っていた。

「ふむ、ふむ……ふーむ……」
「ふぐっ……あ、の……なに、を……?」
「いやぁ、少しね。おじさんのチンポでじっくりとミナちゃんのおまんこの中を確認してるのさ」

 これ以上は入らないというところまで挿入した状態で、情報屋は軽く腰をゆすった。
 もっと乱暴にされると思っていたのか、ミナはわけもわからず首を傾げる。
 情報屋はそのまま、ペニスを抜き差しするのではなく、膣内を優しくかき回すように腰を動かす。
 最奥にある子宮の入り口を亀頭で撫でまわされる感覚に、ミナは少しだけ震えながらも耐えた。

「うーん……なるほど。……ねえミナちゃん」
「なん、ですか……?」
「おじさん、ズルはいけないと思うなぁ」
「っ……!?」

 覗き込んできた相手の言葉の意味を、ミナは分かっていた。
 そして冷静な少女の仮面が剥がれたのを、情報屋は見逃さなかった。

「ミナちゃん、自分の身体に防御魔法をかけてるだろう? それでおじさんに触られても感じなかったし、結構無理に入れたのに少しの痛みで済んでる、違うかな?」
「あ、う……そんな、ことは」
「ウソついちゃダメだよ、おじさんのチンポは特別なんだ。魔法やお薬で改造してて、挿入した相手の情報を簡単に読み取れちゃうの」
「あ……」

 言われてから、ミナはようやく魔力の波動を感じた。
 自分に打ち込まれている肉の棒が、あきらかになにか魔法を使っているのだ。

「いくらなんでも不感症過ぎると思ったけど、やっぱりね……だめじゃないか、そういうズルしたら。おじさんは自分のチンポで、生意気でクールなミナちゃんをめちゃくちゃにするのを楽しみにしてたんだから」
「……ま、魔法を使ってはいけないとは、言われてませんから」
「おっと……」
「あ……」

 口ごたえをしてから、それがまずかったと悟った。
 確かにそんな約束はしていなかったが、情報屋の男にとって自分がしていたことはルール違反だったのだ。

 自分が相手の気持ちを逆撫でるようなことを言ってしまったことを悟った瞬間、情報屋はニッコリと笑って、

「なるほど、たしかにおじさんもちゃんと言ってなかったね。じゃあ魔法を使ったことは許してあげるよ」
「え、あ……」

 てっきり怒られると思っていたので、ミナは拍子抜けした。

 しかし、怒られる以上にひどい目に合わされるのが確定したことに、少女はまだ気づいていなかった。
 情報屋の男は、彼女が思う以上に趣味が悪かったのだ。

「それじゃあ、おじさんも魔法使ってもいいよね。だってミナちゃんが使ったんだから、そうじゃないと不公平だもんね」
「え……あっ」

 異常を感じたのは、男が腰を揺すってからすぐのことだった。
 自分がかけた防御魔法が、一瞬で『奪われた』感覚があった。

「驚いたかな。ふつうなら他人の魔法を奪うなんてできないんだけど、おじさんのチンポは特別だからね。相手に挿入している間なら、これくらいはできるんだよ」
「あ……う、そ、そん、な……」
「ああ、安心してね。今すぐ解除したりしないよ。そんなことしたら、おまんこが痛むだろうからね。むしろ一時的に、魔法の効果を高めてあげよう」
「ふ、ぇ……?」

 高める、という言葉どおりに、腟内から感じる痛みが消ええ、ミナは目を白黒させる。

「なんで……こんな、ことを……」
「あんまり痛がらせる趣味は……無いわけじゃないんだけど、おじさんはミナちゃんみたいにクールで静かで……大人を騙せるなんて勘違いしたメ○ガキは、めちゃくちゃにしてやりたいって気持ちの方が強くてね 」
「あ……これ、感覚、が……」
「お、気づいた? 今ミナちゃんの使った防御魔法の効果を爆上げして、感覚が遮断されるようにしてるんだよね」

 痛みを感じないどころではなく、感覚が消失している。
 さきほどまで腟内に感じていた肉竿の圧迫感や、温度すらも感じない。
 まるで自分の腰から下が消失してしまったかにも思えるような、喪失感。
 高まりすぎた防御力が、少女の身体から感覚そのものを失わせているのだ。

「おじさんのチンポの力はこれだけじゃないよ。おじさんは自分のチンポから、媚薬を分泌できるんだ」
「び、やく……?」
「女の子を無理やり気持ちよくするお薬のことだよ。それも、人間どころか魔獣のメスも発情しちゃうような強力なやつをね。もちろんキミみたいな経験のない子供にも、めちゃくちゃ効いちゃうよ」
「っ……!?」
「びっくりしたかな? 実はおじさんはこのチンポで、いろんな女のひとを虜にして情報を集めてるんだよね」

 戦闘力もなく、顔がいいわけでもない情報屋が優秀な理由。
 それは自慢の性器で女を篭絡することで、情報を得ているからだった。
 真実を聞かされて、ミナはようやく今自分がどれだけ危険な状態かを悟る。

「今、感覚を遮断したミナちゃんの子供オマンコに、おじさんの特性媚薬を馴染ませてる最中だよ。感覚が遮断されてるから、わからないだろうけどね」
「っ……!!」

 獣すら狂わせてしまう、特性の薬。
 そんなものを使われたらどうなるか、知識のないミナには想像はつかない。
 しかし想像ができなくても、確実によくないことがおきることはわかる。

「おーっと、さすがにヤバいって気づいたかな? でも逃がさないからね」
「あっ……はな、しっ……」
「ダメだよ、先におじさんを騙したのはミナちゃんなんだからね」

 抜け出そうとしても、しっかりと体重をかけられている上に、肉竿をくさびのように挿入されたままだ。
 身体を動かすこともできず、ミナは媚薬を打ち込まれるしかない。

「あ、うっ……」

 感覚を遮断されているミナには、今自分の身体がどうなっているのかわからない。

 魔物すら発情させるほど強烈な媚薬が、すでにたっぷりと入口から子宮口まで塗り付けられていることも。
 そのせいで彼女の蜜穴が、先程まで未貫通だったとはおもえないほどに貪欲に激しく、淫らに蠢いていることも。
 がちがちだったはずの子宮口はすっかりとろけきって、中年のペニスに精液を強請るようにちゅうちゅうと吸い付いていることも。

 なにひとつわからないまま、ミナの女性器は薬漬けにされているのだ。

「おっ、おっ……いい感じだよミナちゃん、おまんこすごくキュウキュウしてきた。お薬注入されて、おしっこ出すだけの未熟まんこからスケベな雌穴になってきたね」
「あ……そ、そん、な……」
 
 既に、クールで冷静な、不感症の少女の仮面は見る影もない。
 今ベッドにいるのは、自分の秘部がどうなっているのかを見ることも出来ず、いつ感覚遮断の魔法を解除されるかの恐怖に震える、あわれな女の子だ。

「ふー……充分馴染んだし、少しづつ防御魔法を解除してあげるね」
「あ、いや、やめっ……」
「やめないよ。まだ夜はあけてないんだから、オジサンとミナちゃんの契約は終わってないからね」
「ひっ……」

 死刑宣告のような言葉に、少女の顔がひきつる。
 素直に抱かれていればもうすこし『手心』はあったはずだが、それはもう望めない。

「せっかくだから、思いっきり突いた瞬間に少しだけ魔法を緩めてあげようか。頭がおかしくならないように加減してあげるから、人生で初めてのアクメ、お薬ブーストこみでしっかり味わおうね」
「あ、やっ、まって、おね──」
「えいっ」
「──あぃっ」

 懇願を言い終える前に、肉竿をひとうちされた。

「あっ、うっ、おおおおぉっ……!?」

 戻ってきた感覚は、ミナが知らないものだった。
 己の内側、下半身で起きている刺激で、なぜか頭の中身が真っ白になってしまうという矛盾。
 人生ではじめての絶頂を、強○的に、しかもいきなり叩き込まれて、ミナは白目を向いた。

「っ!? あ、いっ、ぐうんっ!? おっ、ほ……!?」

 熱い、寒い、苦しい、そして、瞬き。
 全身の毛穴が開き、冷や汗が一気にあふれた。
 強すぎる快感が未熟な脳を焼き舐めて、意識が明滅する。
 それが気持ちいいのだということすらわからず、幼い膣が潮を噴き上げた。
 喉奥からせり上がるのは、嬌声とすら呼べない悲鳴じみた情けない声。

 初物の少女が味わうべきではない、破滅的な快感だった。

「おっ、やっぱり自覚のあるなしで締め付けがぜんぜん違うなぁ。ミナちゃんのまんこ、えっぐい食いつきしてるよ。秒でざこまんこに堕ちて負け宣言してて可愛いねぇ」
「ほひっ、いっ、うごかにゃい、でぇん!?」
「ははは、カエルつぶしてるみたいだ。クールな顔はどこにいっちゃったのかなぁ」

 ミナの悲鳴じみた叫び声を無視して、情報屋は幼い少女の浅いポルチオに、媚薬まみれのペニスをぐりぐりと押しつけた。
 数分は降りて来れないほどの高みにいる状態で、さらなる快感をすりこまれる。
 己の意志など関係なく媚薬で強○的に熟された膣道が、子宮が、目の前のオスに媚びてしまう。
 こんなことを続けられたら、二度と頭が動かなくなる。そんな危機感が湧くほどに、何度も頭の奥が白く、暗くを繰り返す。

「うっ、うううっ、うぐーっ、あいっ、うっ!?」
「おお、まだ逃げようとするのか。強いねぇ、ミナちゃん」

 このままでは、確実に『壊される』。
 消えては浮かぶ意識の中で、ミナは必死に腰をひいて快楽から逃げようと試みた。
 もはや契約とか約束なんて言ってはいられない。一刻も早く、この危険な肉の暴力から逃れなくてはならない。

「おー、すごいすごい、頑張って腰逃がしてるね」
「ふぃ、いいっ、おっ、ほぅ……!」

 男が感心する中、ミナは必死で、少しずつペニスを抜いていく。
 ほんの少し動くだけで脳の中身が削られていくような感覚がするが、ミナは歯を食いしばり、情けない声をあげながらも必死で快楽から逃亡する。

「おじさんの改造チンポ、えらばってる上につぶつぶがいっぱいついてて、抜くときにおまんこの中をがりがりーってひっかいちゃうから、お薬でとろけきったまんこにすっごくキくだろうに、頑張るねえ」
「ふーっ、ふぅ、ふっ……!!」
「おお、そうそうその顔。ようやくこっちを睨んでくれたね、ミナちゃんがおじさんに熱い視線を向けてくれておじさんはとっても嬉しいよ」

 改造された男の肉竿は、女を堕とすためのありとあらゆる機能を備えていた。
 膣内の弱い部分を的確に探りあてるセンサーや、どんなに未熟なメスでも発情させる強力な媚薬。
 一度挿入したが最後、抽挿するたびに女を狂わせる、亀頭とカリ首に備えられた柔らかな突起の群れ。しかもその突起の一本一本は自由に動かすことが出来る上、媚薬を分泌することももちろん可能。
 おまけに魔法の杖のような役割も果たし、セックス中に限り大魔法使いに匹敵する強力な魔法すら操れる。

 耐えることなどできないのだから、逃げるしかないというミナの判断は間違っていない。
 三桁を超えるメスを壊してきた肉竿に、ちょっと魔法が上手いだけの子供が勝てるわけがないのだから。

「あー、すご……ミナちゃんは必死で逃げようとしてるのに、おまんこは媚薬で発情してるから、はなれたくないよってチンポにめちゃくちゃ吸い付いてくるよ」
「うっ、いっ……はひっ……あっ!」
「お、イッた? 入り口のびらびら、カリ首がひっかいちゃったからね。でもほら、もう少しで逃げられるよ、ミナちゃん。もうおじさんの亀頭……先っぽしかおまんこに入ってないからね?」
「ひ、ひぃ……あ、うっ、ぬ、ぬく……これ、ぬか、ないとぉ――」
「――逃がすわけないでしょメ○ガキ」
「え……かひゅっ」

 腰を掴まれたということを認識した瞬間、ふたたびミナの意識は飛んだ。

「おっ、あっ!? いぎっ、いぐっ、ぐうぅぅぅんんっ!?」

 けだもののような悲鳴をあげてから、ようやくミナはふたたび己に肉竿がねじ込まれたことを理解した。

「なんでっ、なんれぇ、あ、いっ、ぐっ、おおおおっ!?」
「なんでもなにも、おじさんを満足させるまで終わるわけないでしょ。そういう約束なんだから」
「ひっ、やめっ、あっ、いいっ! もおいい!? いかせっ、にゃいで! あ、やだぁ、イッ……おおぉんっ!? まだぢかぢかしてるのにぃ、ぐいぐりやあああぁ!?」
「まったく、セックスにズルを持ち込むなんて、幼なじみ……彼氏くんだっけ? まあどっちでも良いんだけど、ミナちゃんがセックスなんてチョロい、なんて変な勘違いをした悪いメ○ガキになっちゃったらその子にも悪いからね、今からオスに絶対勝てない媚び媚び雑魚奴○雌穴にしておかないと、立派なお嫁さんになれないもんね」
「はひ、いっ、あああああああぁああああ……!?」

 逃げるというミナの判断は、間違っていない。
 間違いがあるとすれば、『逃げられるわけがない』ということを理解していなかったことだ。
 既に契約はなされており、情報屋にはミナを許してやる理由などどこにもないのだから。
 長い時間をかけて引き離した距離はあっさりとゼロになり、少女の肢体には大きすぎる肉竿が、ふたたび雌割れを蹂躙しはじめた。

「ところでミナちゃん、キミの防御魔法なんだけど……まだ半分も解除してないんだよね」
「っ……!?」
「なんか喋れるくらいの余裕が出たってことは慣れたってことだから、もう少し緩めるね?」
「やっ、やめてぇ、おねが、おねがい、だからぁっ……もぉ、もぉむりぃ……」

 涙と、それを遥かに超える量の愛液をこぼしながら、ミナは必死に懇願した。
 可愛らしく、冷たい美貌が見る影もなくなった少女の頬を撫でて、情報屋は人当たりの良さそうな笑みで、

「ミナちゃん。年上のひとにものを頼むときはお願いしますでしょ、口の利き方に気をつけないと、おじさんのチンポでクソ雑魚子宮ぶん殴るよ?」
「ひっ、おねがいしまっ……じゅううっ!?」
「ははっ、ごめん、もう殴ってたわ。大人は行動が早いからね」
「いっ、いっだっ、いったのにぃ、ひど、おっ、おおあぁっ!?」
「おー、言ったしイッたねえ。いいよいいよ、ベッドどれだけ汚しても良いから、たくさんイッちゃいな。はい、魔法も少し緩めてポルチオにどーんっ」
「あっ、ああああああぁああああやだああああああああああああああああああっ!!! いっぐううううううううううぅぅ!?」

 気まぐれに、ぞんざいに扱われる玩具のように、ミナは簡単にイかされてしまう。
 ようやく慣れ始めた快感がもう一段階引き上げられ、また意識の明滅がはじまる。
 気持ち良いことに恐怖すら覚えてしまうほどの快楽の濁流が、少女のプライドも、決意も、相手に対する嫌悪感すら砕いていく。
 そしてそんな少女の意志とは関係なく、薬によって蕩けさせられた雌穴は、己を満たしてくれる肉竿に媚び、吸いつき、甘えるようにしがみつく。

「ふー、よしよし、これで完全に生意気なところはなくなったね。あー、屈服メ○ガキまんこ気持ち良い、これならおじさんもすっきりと精液出せそうだよ。あ、おじさんチンポ改造しちゃってるから生殖能力ないから、生射精でも安心してね」
「ひ、ひぃ……あ、おっ……はぁぉ……」
「うーん、また慣れるまで会話は難しいかな? まあいっか、カワイイ声で鳴くオナホはそれだけで価値があるし」

 反応はあるが意思疎通はできなくなった少女の蜜壺を、男は遠慮無くかき回し、膣壁をこすりあげ、容赦なくイかせる。
 少女の浅い膣は男の肉竿をすべて飲み込むことはできないが、媚薬によってほぐれ、媚びるようになった膣穴は、充分な刺激をもってペニスを歓待している。

「それじゃあミナちゃんの子供まんこ、もう二度と生意気ができないように徹底的にしつけてあげるからね」
「おっ、おおおっ、あえ、らめ、ごわれりゅ……あいっ、あああっ……ひ、んっ!?」
「なに言ってるの、おじさんは余裕のある大人で紳士なんだから、壊れないようにちゃんと手加減して教育してあげるよ。……壊れないだけに大変だろうけど、それはそれで頑張ってね」

 懇願することもできずに全身をびくつかせる少女の身体を抑えつけて、情報屋は『教育』をしはじめた。
 既に少女の雌穴は二桁をゆうに超える回数絶頂しているが、男はまだ一度も射精していない。情報屋が満足するのは、まだまだ先だろう。

「まだまだおじさんの改造チンポには秘密の機能があるから、一回おじさんがイッたら今度は膣穴だけじゃなくてクリとか乳首もせめてあげるね。触手化とかすごいよ、吸引触手でクリしゃぶってあげると、媚薬なしでも女の子が許してしか言わなくなるから。……ミナちゃんはなんて言うようになるのかな?」
「あっ、あっ、ああああぁ!? ひぎ、いうっ、あおおおんっ……!?」
「おーおー、メ○ガキがメス犬になっちゃって。チンポには絶対勝てないってちゃんとガキまんこで覚えろよ、おらっ、出すぞっ!」
「あづ、いいいっ!? あああぁああひああぁっ!? ゆるし、あ、しぬ、しんぢゃ……」
「死なない死なない、ただの特濃媚薬精液だから。ああでも大人を舐めた態度には死んでもらおうかな、ほら精液飲んで奴○まんこに生まれ変わろうねぇ」

 約束の時間が来るまで、ミナは気絶することすら許されずに手加減をされ、徹底的に快楽を刻まれることになったのだった。
 夜を過ぎ、日が昇ってからもしばらくの間、男の家からは獣のような嬌声が響き続けていた。
 そしてそれは情報屋の近所に住むものたちにとってはいつものことであり、ご近所はただ哀れな少女の悲鳴を日常として消化した。



◇◆◇

「…………」
「……ミナちゃん!」
「はっ……!?」

 聞き覚えのある声で、少女は目覚める。
 開けた視界に映るのは、よく知っている顔だった。

「……オウル?」

 幼なじみの名前を呼ぶと、少年はまだ可愛らしさを色濃く遺した顔を、ふにゃ、と緩めて、

「おはよう、ミナちゃん。もう、こんなところで寝たらダメだよ」
「……ごめん」

 こんなところ、と言われて、ミナは周囲を見る。
 そこは現在自分たちが拠点としている街の、公園だった。
 冒険の合間に幼なじみの彼とよく訪れる憩いの場であり、情報屋の男と待ち合わせをした場所。
 いつも幼なじみとお弁当と食べているベンチに、ミナは腰かけた状態で眠っていた。

(……夢? いや、そんなはず無い、よね)

 身体に倦怠感はなく、衣服に乱れはない。
 しかし記憶の中に、あの夜は確かにある。
 意識は途切れ途切れだったが、起こったことは夢なんかではないと、頭の奥に刻み込まれた恐怖心が教えてくれている。

「情報屋のひとが、今朝僕の部屋にきてくれて、ここにいるって教えてくれたから迎えに来たんだよ」
「あ……え、と」
「ミナちゃん、情報屋さんの『お手伝い』をしてきたんだよね。書類整理とかして、そのお礼として情報を渡してあるって聞いてるよ」
「……そういうこと、うん。そう、それで……疲れちゃって、ここで寝てたの」

 自分がなにを犠牲にしたのか秘密にして欲しい、という要望を、情報屋の男は守ってくれているようだった。
 であれば、取引したものも確かにあるはず。そう思い、ローブのポケットをまさぐると、中年の男の肌のようにがさついた感触が指へと触れた。

「…………」

 取り出してみると、紙には丁寧な字で、人名と住所が書かれている。
 おそらくはそれが、彼の姉の病を治すための薬をつくることができる人の所在と名前だろう。

「……オウル、これ。お姉さんを治せる人の情報」
「……ありがとう、ミナちゃん。ぜんぶミナちゃんのお陰だよ。僕の家のことなのに、手伝わせちゃって、ほんとうにごめん」
「ん……気にしないで、大丈夫だから」

 涙ぐみながら頭をさげる幼なじみを見て、ミナは自分のしたことを受け入れる。
 消えない記憶を刻みつけられ、一生に一度の機会を穢された。それでも、彼がこんなにも喜んでくれたのだ。
 若く、幼い、しかしそれゆえにまっすぐな気持ち。それはどんなに汚れた手段に手を染めたとしても、変わることはない。

 たとえそのまっすぐさが故に、穢れることになったのだとしても。

「ミナちゃん……」
「あ、オウル……」

 感極まった少年が、昔なじみであり、もっとも信頼を置くパートナーでもある少女を抱きしめる。
 ミナは近付いてくる体温と感触を素直に受け止めて――

「……あっ、んっ!?」

 ――刻まれた傷の重大さに、ようやく気付いた。

「ふ、あ……うっ……」

 オウルに触れられた部分が、ひどく熱い。
 押しつけられてきた身体で衣擦れして、それだけで乳首が大げさに勃起した。
 記憶が曖昧でも、身体はしっかりと覚えている。徹底的にしつけられ、発情期のメス犬のようになった自分のことを。

「み、ミナちゃん?」
「あ、ご、ごめん……だいじょうぶ、ちょっと強かった、から……」
「こっちこそごめん、嬉しすぎて加減できてなかったかも……」
「ん……だいじょうぶ、だから。ほら、すぐに行こう、オウル」
「……わかった。このお礼はぜったいするからね」
「……うん。たのしみにしてる」 

 おそらくはこの先、二度と消えないであろう傷。
 それでも、彼の笑顔のためにしたことで、彼女に後悔は無い。

(防御魔法で……感覚を遮断して……うん、大丈夫、大丈夫だから……)

 幼なじみに気付かれないように、ぐっと杖を握りしめて。
 少年に手を引かれて、彼女は歩き出すのだった。 

☆改造チンポ感想戦+キャラ設定資料

触手チンポまでは尺が足りなかったワ(挨拶)
ご依頼ありがとうございます、ちょきんぎょ。です。

気がつくとめっちゃ長くなりましたが、勝手に長くなる分にはサービスと言うことで、楽しんでいただければ幸いです。
せっかくなので流行(流行ってるのか?)の感覚遮断も取り入れてみました。わけもわからず壊されていく少女、とても趣があります。

NTR的な展開でも良かったんですが、愛なので耐えました。でも愛があるんだから壊れた彼女の相手はキミがしてくれるんだよね、幼なじみくん?


●設定資料
☆オジ・サンズリバー
おじさん。
自身をおじさんと呼称するが、そもそも名前が「オジ・サンズリバー」である。だからオジサン。

肉体年齢は中年、実際中年。
小太りのくせに指や肌はうるおいが少なくがさがさで、まあ言ってしまえば「ぶおとこ」という風体。
オシャレに気を使っている様子もなく、よれよれの着回した服でいる。
しかし優秀な情報屋で、数多くの冒険者が彼を頼る。

性豪で、しかも性癖のNGがほとんどない。
メ○ガキには分からせ、という好みの傾向は一定あるが、メ○ガキに分からせられるのも別に嫌いでは無い程度の雑食。

魔法や伝説のアイテム、秘薬を使いチンポを改造しており、あらゆる機能で女を堕とす抜きゲーでそこそこいるタイプのひと。
そこまでするなら見た目も改造すればいいのだが、「おじさんの気持ち悪さに嫌がりながらも堕ちていくメスがみたい」という歪んだ思想のため、整形する気はまったくない。

情報屋としての収入もそうだが、堕とした女のコネクションが太くかなり良い生活をしている。そのバックには大きな貴族も着いているんだとか……。

酒好きで舌も超えており、実は美食家としても有名。彼の著作『世界美食名店巡り』は毎年新作が発刊され、そこで紹介されるのは料理人にとってかなり誉れ高いらしい。ミシュランおじさん。

紳士なのにばちくそ気持ち悪いクズのおじさんを書けて作者は大変楽しかったです。


☆ミナ・ブラックウォーター
ブラックウォーター家一人娘。
良家出身であり、幼い頃から魔法の才覚を見せる。
ブラックウォーター家は由緒正しい家柄ながら、地域に根ざした、いわゆる『住民と結構距離近くてOK』な貴族であり、喧騒よりのんびりとした時間を好む。

そのため彼女も都会から程よく離れた田舎で育ち、その中で幼なじみの平民のオウルとも両親公認で仲良く暮らしていた。
姉の治療法と、失踪した父を探すために冒険者になるといったオウルを補佐する形で冒険者となる。
冒険者にならなければ魔法学園に進学し、おそらくは歴史に名を残せたであろうほどの高い才能を持つが、まだ若くあるためやや持て余している。
魔法力は高いが細かいことは苦手としていて、もっぱら攻撃と防御にのみ魔法を使う。
得意魔法は爆破と土。土壁で魔物を囲ってから爆撃するなど、敵には一切の手心がない。

元々クールで、表情筋が動きづらい。しかし無感情というわけではなく、幼なじみや家族には優しい笑顔を見せることも多い。
発育があまり良くないのが悩みで、ギルドの受付嬢(巨乳)や道具屋のエルフ(巨乳)や武器屋のドワーフ(巨乳)がオウルを誘惑するのに内心キレている。

情報屋の噂を聞き、その手管も知っていたので対策していったものの、子供なので考えが甘かった。

おじさんには手加減をされたので壊れることは無かったが、一晩の調教の結果、全身の感度が非常に敏感になり、衣擦れだけで甘く疼くようになってしまいオナニー中毒と化す。
そして、毎晩宿屋で幼なじみの名前を呼びながら夜明けまで自分を慰める日々を過ごしている……。
なお、おじさんにされたことがトラウマなため指でクリオナしかできないが、絶頂のたびにまだ幼い膣穴が肉棒を求めて疼いている。
幼なじみを襲う日は、そう遠くないと思われる。


☆オウル・ガルウイング
田舎出身の若き冒険者。
ミナとともに、自身の失踪した父や病気の姉を救う方法を探すために冒険者となった。
失踪した父に関しては各地に痕跡があるが、姉については治すための薬のありかがわからず、また命のリミットもあるため、とても困っていた。

魔法は使えないが持ち前の身体の柔らかさや素早さをいかした我流の剣術はなかなかに鋭く、若手の中ではかなり有望らしい。
愛用武器は短めの剣だが、器用なため槍などの扱いも得意であり、最近は小型で腕に装着できるタイプのボウガン(かなり高級品で貯金をはたいた)を購入し、自身の剣術との組み合わせを模索しているところ。
環境を利用するのがうまく、そのへんに落ちている石を投げるなど、機転が効くタイプ。

甘い、というよりは可愛らしい(ひとめでは女の子のような)顔立ちをしており、ギルドの受付嬢などの年上に人気。街中ではたまに女装を迫られて追いかけられる彼を見かける。

人当たりも柔らかく、人懐っこいため、お姉様たちのオウルくん推しは捗るのである。

性知識は皆無。
……皆無なのだが、実はめちゃくちゃ性豪。顔に似合わずデカい上におじさんと違ってナチュラル絶倫。まだ女の味を知らないだけの危険物である。
そのため本編後、ミナに襲われて最初は翻弄されてしまうが返り討ちにし、その後は毎日のようにミナの幼く熟れた身体に朝まで性欲をぶつけることになる。ハッピーエンド!!

女装した巨根な子ってのもありですよね

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skebの依頼品とか置いていきたいと思います

どもども、九月も終わり際、ちょきんぎょ。です。

しばらくはCi-enの機能になれつつ、立ち絵依頼とかやっていたのですが、もうしばらく立ち絵とかはかかりそうです。
なので、周囲の人を見てみると、すけぶの成果物とかもあげていらっしゃったので、私もご依頼された品とか、あげていきたいとおもいます。

まあもしかしたら依頼された文章を読んで、ライターのお仕事とかくれたらうれしいなあとかもあります。なにかあれば、お気軽にご連絡くださると嬉しいです。

それでは、次回の更新はskebからの抜粋になるヨー、というかんじでひとつ。

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