[ヤマト日記] 街でリエコさんに会う 2024/07/10

ヤマトからデビッドへ

やぁ兄弟、今日昼間アリゾナーシティへ行ったんだ。
ようやくオレの車の修理が終わったみたいで取りに行ったんだが、街角でなんとリエコさんと鉢合わせた。
いつも師匠から送られてくる画像で、彼女の裸しか知らないから、普段着の奥さんが新鮮だったよ。

「今日はお買い物ですか？」
って訊いたら先方、いっとき間をおいて、
「はい、まぁ…」
と返してくれた。
師匠はあぁ見えて、もちろんまだ30前なんだが、奥さんは実際に見ると、まだほんの娘さんってカンジだった。22,3ってところだろうか。

最初、師匠にしては地味な奥さんをもらったもんだと意外に思っていたもんだが、実際に会ってみると、こんなにキレイな人だったのかと改めて師匠の眼力に驚かされる。
リエコさんはオレを恥ずかしそうにチラ見するだけで、オレも緊張してたし、話は弾まなかった。そりゃそうだろう。リエコさんがオレの顔をまじまじと見つめて言ったんだ。
「あの、どちら様ですか？」
ってな。

そういえばオレは、師匠の奥さんに会ったことはなかったのさ。このリエコさんに対する親近感は、師匠のエロ画像により培われていた幻想だったのだ。
「しまった…」
とは思ったが、オレはなぞの半笑いのまま突っ立って奥さんを見つめた。

なぁ、やっぱネットの中と外できちんと区別して、気を付けて生きなきゃいかんなぁって思ったよ。
リエコさんの足元も、こんな感じだった。すこしピンク色が見えてたからソックスは履いてたらしいがよく見えない。

リエコさんを青ざめたまま見送り、車に戻ると、
「アニキくん！」
と聞き覚えのある声がする。なんとオレの車の横にカエデちゃんが立っていた。

見ての通りかなり可愛いが、いったん口を開くとバカ丸出しで、天はまさに彼女には二つも与えてないと分かる。まぁ、品格に欠けるんだな、オレと違って…。車の中でも、
「最近チンコたってる？」
とか、
「昨日の夜はアタシでヌイてくれた？」
とか、答えに困る質問ばっかなのさ。なんでそんなことを聞くんだ…。
しかし、見た目には申し分ない女優だ。こんど家に泊りに来るそうで、その時はカエデちゃんの車もスタックさせるべく、庭に細工させていただくつもりさ。

カエデちゃんには少し困ってる。カエデちゃん、事あるごとにオレに体の関係を求めてくるんだ。オレもカエデちゃんとヤリたくないワケじゃない。
しかし、なんだか知らんが、カエデちゃんは妹みたいなもんで、興奮しないんだ。ホントウの妹には興奮してるのに妙な話だよな。
しかし、ここまで露骨に言い寄られると、そのうちいつか間違いを犯してしまうことだらう。その時は、中折れしないやう、頑張りたい。