家復旧の進捗雑談（３）
こんにちわ！
サークル「蒼穹天狗」の八つ手です。
前回から続き、もはや恒例となってしまった
昨年末に燃えた家の復旧作業の進捗記事となります。
▼雪降ってるじゃない！寒いと思ったわ＾～！
日本全国を大寒波が襲うこととなった今週。
当然ながら火事で焼け野原となった領域にも大雪が降り注ぎ
今週の復旧作業はまず家周りの雪かきを優先して打ち消されました。
尚、仕事で従業員が数日欠席し八つ手は早朝から六連勤していた。
なんで？？？？？
というわけで今週に至るまで今年の土曜日はすべてがかき消され
八つ手の脳みそから土曜休みの概念が消え去りつつあります。
体が休まらない。整骨に行く時間すら整わない。夜はCG作業。
仕事という概念を呪う呪霊となって化けて出そうな勢いです。
でも今週の作業が無いならなんでこんな記事が今日でてるのか？
先週の作業の進捗が有るからです。
本来であれば先週のうちに更新記事を上げておこうと思ったのですが
それは叶わず、心の整理に実に一週間を要しました。
その理由は一言で説明できるでしょう。
▼熱と煤にただれ、別れを告げた過去の思い出
それは火事のうち、ある意味で自分が最も被害を受けた箇所の整頓でした。
自分のラクガキノート。過去集めた漫画・ラノベ・専門書・ゲーム。
その大多数をしまっていた部屋が汚染されていたのだから。
幼少から集めた娯楽品等が無惨に煤にまみれ、電子媒体が熱に炙られ
あるいは使用不可能となって発見される。
そして被害箇所なので保険が降りる可能性があり、損傷品は
火災被害物としてリストしておくことで保険金に上乗せが可能である。
そしてただでさえ減った部屋数の中、汚染物の管理能力と
新たな収納部屋は当然ない……
ここまで言えばわかると思います。
自らのコレクションをすべて自分で捨てることになったということです。
恐らく一番心に来たのは一番好きなアニメ達の円盤を捨てることになったこの瞬間
幼少期から現在までの性癖（※王道的な趣味を含む）を構成するに至った
自らの心のロードマップを自ら断腸の思いでホームセンターの
資源回収ボックスに叩きつける。
あるいは目に焼き付けながらゴミ袋に直接ねじ込む時のこの感情。
一言ではとても言い表せません。
なんで一個一個表紙を見ながら紐で縛らなきゃいけないんですか（悲鳴）
しかも廃棄物の大半が書籍というのが精神に重篤で、読めさえするなら
あくまで資源物として廃棄しなきゃいけないがために何十、何百冊と
顔（※表紙）を直接見ながら納棺（※紐結束）し続けなくてはならない。
なぜ戦時病院の看護師みたいな心境にならなければいけないのか。
なんならこの記事を書いている間ですら、当時の悲痛が心内に蘇り
今にも吐き気を催してくる一歩手前であり、酒の力でなんとか
踏みとどまっていると言っていい状態です。
ドナドナされる一歩手前の犠牲者達の図。荷馬車が揺れる
厳密には二割ほど自分以外の家族の書籍も一緒に捨てましたが、それを含め
実に四百冊を超える本が一日で我が家から消え去ることになりました。
そして過去のゲームやアニメの円盤たちも消えた。
ちなみにこれは火が直撃した隣室の元便座（※整頓済み）。面影一つ無い
先週はこれにより、心にズドンと穴が空いた気分になってました。
友を亡くなった心地です。いや亡くなったとか言いたくねぇな……（心傷）
自分で撮った写真に自分で拒否反応が出てきたのは中々無い経験でした。
当然ながら二度と味わいたくない経験でしたが……
がふっ……
というわけで、主に４月になるまで、引き続き
復旧の進捗記事も更新いたします。
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