Call_of_TS_Fanatasy 2024/06/19 23:50

第1作目音声編集作業④_進捗報告

こんにちは。枝葉です。

第1作目の進捗報告です。
ひたすら整音作業をしているだけなので、記事のネタが不足気味です。

整音作業はもうすぐ完了!

最近は、ひたすら音声編集をしています。
整音(ノイズ除去等)についてはは、本編は完了しました。残るは追加トラックだけです。

すなわち言い換えると、効果音無し版は完成間近です。

整音作業については、最初は本当に右も左も分からないというところから始まりましたが、こういうノイズにはこういう作業すれば、ノイズが消えるみたいな判断が徐々に上達しました。
RX11のエフェクトを当てたり、スペクトル表示を見て、ノイズの原因となっている部分を特定してそこだけ消したりします。


(↑スペクトル表示は下のオレンジと紫の謎の模様です)

そもそも元々そこまでノイズが多くない音源に対して、ここまで根を詰めて作業する必要はあるのか?
手を加えれば加えるほど、元のお声を破壊しているんじゃないのか?
この懸念は当初から抱き続けています。
非常に難しい問題です。

また、原音の劣化に加えて、どこまでノイズ除去を行うかは、作品作りの哲学(作品の方向性や好み)が現れると思います。

例えば、クリックノイズ(瞬間的に聴こえてくる「ぱちっ」といった音)やホワイトノイズ(「サーっ」とずっと背後でなっている音)は、まぁ、多分皆除去したいノイズだと思います。
しかし、呼吸音(文字通り呼吸する音)や、リップノイズ(「ピチャ」「クチャ」という唇の音)は、ある程度は残しておいた方がリアルだと言う方も多いのではないでしょうか?
シチュエーションボイスとかバイノーラルの囁き系等では、こういうリアリティこそが価値になっているところもあると思います。
この辺りは、本当に究極的には好みの問題だと思います。

私は、今回の作品は、聞いていただいたら分かりますが、〇〇が精神だけの状態になった聞き手に何らかの手段で語りかける、いわば「キミの心に直接語りかけている」という設定なので、呼吸音やリップノイズも極力除去する方向性で頑張ってみました。
とはいえ、呼吸音は完全にゼロにすると会話が唐突に終わる感じがして違和感が生じやすいので、一つ一つ確認しながら、気にならない程度に抑えるという感じです。(それでも多分、世のシチュエーションボイスと比較すれば、相当削っている方だと思います。)

ま、これは、今作の世界観と私の好みに由来するものですので、次回以降どうなるかは分かりません。

今回、元々のスキルがゼロのところからの挑戦だったため、回り道もありましたし、シンプルに作業が遅過ぎて、非常に時間を要していますが、その分、学びはあったと思います。
プロの方はもちろん、同人音声の先輩方には到底及びませんが、次回以降は、とりあえず抑えるべきポイントがうっすら見えてきた気がするので、もう少し効率的に動けると思います。

これから効果音有り版を作ります!

効果音を入れる作業は、整音作業とはだいぶ違ったものになります。
ミックスですね。
整音作業を行った音声に、効果音をタイミングよく入れていくことになります。
そう。効果音有り版はまたこれまでとは違った作業となります。
少しだけ挑戦して、だいたい作業のイメージは持っていますが、また一からということになります。
恐ろしいですね。

何はともあれ、頑張ります。



お待たせしており本当に申し訳ございませんが、引き続きの暖かい応援を賜れますと幸いです。

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