あおくん 2024/04/09 22:35

2.二人きりの空間で行う手マンとフェラチオ、徐々に大人へと近づく男女【高校生男女の初体験】

そんな関係が暫く続いた二年の秋。
学校帰りに二人でいつもの非常階段で落ち合った後、いつものように他愛のない話から始まり、そして自然とキスをした。
沙由里の口内を舐め回し、舌を絡ませると沙由里も積極的に舌を絡めてくる。
制服の上から胸を触ると、ブラジャー越しでも既に乳首が立っているのがわかった。
あれから何度かこういうことはあったが、いつでもキスと互いの性器を弄り合うまでに止まり、その先に進むことはなかった。
射精したり、絶頂に達したり、興奮して感じることは経験していたが、その先にはまだ見ぬセックスという最高の快感が待ち侘びていることは当然ながら知っていた。
が、そういうことが未経験な俺にその気持ち良さは未知だった。
沙由里も未経験だとは言っていたが、それが本当なのかはわからないし、セックスの気持ち良さを知らない俺がそれを聞くのは野暮な気がした。
だが、その時が来たら沙由里ともっともっと先に進みたい、という欲望が日に日に募っていたのだ。

「沙由里…」
「どうしたの?」
「あのさ、実は今日、親も兄弟も帰りが遅いらしいんだ。だから…家来ない?」
「……わかった」

まさか沙由里が二つ返事でOKするとは思わず、逆にこっちがたじろいでしまった。

「本当に?」
「うん、今日はまだ時間もあるしね。二駅先だっけ?」
「そうだよ。帰りはちゃんと送るから」

この後どうするのか決まった。
俺は沙由里にもう一度口付けして、いつもの非常階段を後にした。

———

家に着くや、俺は沙由里を自分の部屋へと通し、暖房を入れた。
そしてすぐに俺たちは抱き合い、何度もキスを繰り返した。
唇を離すと俺は制服を脱ぎ、沙由里のシャツの前ボタンを静かに外していくとピンク色のブラジャーに包まれた沙由里の上半身はより一層魅力的に思えた。
俺たちは抱き合いながらベッドへ横たわり、再びキスを繰り返した。
暫くすると沙由里の手が俺の制服の上から股間に触れてきた。
キスをやめ、俺は自分のベルトを大急ぎで外し、その手を優しく掴むと既に勃っていた俺自身へと直接導いた。
沙由里は今までに感じたことのない感触を手に、顔を真っ赤にさせながら目を閉じている。

「沙由里も上、裸になれる?」
「恥ずかしいよ…大輔、後のフック外してくれる?」

俺は言われるがまま従うと、互いに上半身裸の状態となった。
沙由里に身体を密着させ、ブラジャーが外されたばかりの胸へ舌を這わせた。
初めて揉む女性の膨らみは想像以上に柔らかくて温かくて、一生触れていられる気がした。

「あっ!」
「おっぱいって、大きいとこんな感覚なのか…」

沙由里は吐息とともに声を漏らし、俺は独り言のように呟きながら、夢中になって舐め続けた。俺は沙由里のスカートの中に手を入れて太股を撫で回した。

「大輔……なんかくすぐったいよ」
「なんで?いつもしてたじゃん?気持ち良くないの?」
「気持ち……いいけど…」

直接触りたい欲求に駆られるが、今はまだ我慢だと自分に言い聞かせ、一旦手を引っ込めた。
俺のペニスに触れたままの沙由里の手は段々と暖かくなっていたが、いつものようにはなかなか扱いてくれなかった。

「緊張してる?」
「だって、恥ずかしいよ。いつもは裸になんてなって来なかったし、おっぱいだって見せたことなかったもん」

俺は沙由里のスカートを捲り上げてショーツを下げると、ゆっくりと最後の一枚を取り去った。
初めて直接見る女性の性器に俺の目は釘付けになった。
全体的に薄い茂みに覆われていて、小さな割れ目が見えた。
指で広げてみると、小振りなクリトリスが顔を出しており、俺は迷わずそこに触れるといつも通りに刺激を始めた。

「あんっ……」
「こんな色してたんだね。ここなら誰も来ないから、安心して…リラックスして気持ち良くなったら良いよ」

沙由里はビクンと身体を動かし、更に力を入れて俺の腕をギュッと握り締めた。

「さ、沙由里……そんなに力入れたら痛いよ」
「ご、ごめん。なんかね、変な感じするし恥ずかしいの」
「大丈夫だよ、恥ずかしいのはみんな同じだし。俺も恥ずかしいよ。ほら、スカートも全部脱がせるから腰浮かせて」
「ずるいよぉ。大輔も脱いでね」

沙由里は腰を浮かせると、俺は一気にスカートを下ろし、沙由里は完全に全裸となった。

「綺麗だ……」

思わず言葉にすると、沙由里は腕で胸を隠しながら俺から顔を背けた。

「恥ずかしいよ……大輔も脱いでよ」
「わ、わかった」

俺も全ての服を脱ぎ、裸の男女がベッドの上で身体を密着させるという、今までの俺たちにとっては何とも異様な光景だ。
初めてお互いの全てを見た俺たちだが、それ以上のことはまだしなかった。

「大輔の……すごい」
「沙由里のも、可愛いよ」
「やだ、もう……見ないで」

俺が腕に力を入れて覆い被さると、沙由里は求めるかのように俺の首に手を回し、抱き付いてきた。

「ね……どうする?今日は最後までする?」

耳元で恥ずかしそうに囁いた。
そんな問いに俺は力強く答えた。

「うん、俺、沙由里のこと好きだ。だから一つになりたいと思ってる」
「私も……大輔のことが大好きなの!ずっと言えなくてごめん…」

俺は再び沙由里の股間に手を伸ばし、クリトリスを優しく愛撫した。

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