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太もも締めの記事 (2)

咲崎弧瑠璃 2024/01/26 18:00

ロリ男子七草先輩の途中下車

 §
 放課後の教室、窓際に立つ少女は、パタンと本を閉じ言った。
 夕焼けに染まる、文芸部室のことだった。
「持って来てくれましたか?」
「……」
「大丈夫、ここには誰も来ませんよ」
 鈴の音を思わせる声、紅茶を思わせる雰囲気、それはさながら、古書店に住まう乙女といったところ。本棚に囲まれて、ここだけが自分の城とでも言うかのよう。
 落ち着いた場で会う彼女は、最初に会った時と同じ、素朴な少女そのものだった。おとなしく、時におどおどとした表情さえ見せそうな少女。クラスの端にいる、大人びているけどどこか引っ込み思案な女の子。あどけなさを残した包容力が、僕の心を落ち着けた。
 もちろん、あの時僕を犯した、満員電車の絶対君主とはまるで違う。

「……これ」
 赤面して下着を渡すのを見てなお、眼鏡っ娘美少女は態度を変えない。
「ありがとうございます。まさか本当に来てくれるとは思いませんでしたが」
「弱みを握っておいて……」
 ふふ、どうでしょう、と文学少女が朗らかに笑う。洒落た眼鏡の奥で目を細める。だんだん様子が変わってきた。おかしい。年下の少女とら思えない。

「と、とにかくもう、僕は帰るから」
「あら。抱っこして欲しくないんですか?」
「欲しいわけないでしょう?!」
「へえ?」
 ずいっと目の前に立つ。圧迫感を覚える、起伏の激しいロリ巨乳ボディ。ふわりとした体温と影を投げかけられ、無意識に後ずさった。
 それを、びっくりするくらい強引に引き寄せると。
「ぎゅ~~……ッ♡」
 僕を、体格差ハグで締め上げる。14歳の女の子に、つま先が浮くほど抱き締められるのだ。30cm近い身長差のむちむちハグで、顔は胸に包まれ抵抗なんて不可能。電車のトラウマを思い出させる感覚だった。
「思い出してますね? ちょっと震えてますよ? でも興奮してる。かわい〜……♡」
 涙目で見上げる。頬を紅潮させた、美少女眼鏡っ娘の微S顔。中学生女子に優越感たっぷりに見下ろされて、じわぁっと、頭が熱くなった。

 けれど。
 アハッと彼女は笑うと。
「貴方はこの胸で殺されかけたんです♪」
 僕の髪を掴んで、
「電車で♪」
 谷間に、顔を叩き込む。
「助けも呼べず♪」
 窒息しかけたところで頭を上げると、
「年下の女の子に♪」
 再度エッチな年下巨乳にぶち込んだ。
「こんなふうに♪ 無理やり♪ この体で♪ グッチャグチャに♪」
 それから、優しく、“むっぎゅうぅ~……ッ♡♡”と抱き締め、頭を撫でると。
「ね?」
 手を離す。ドサッと崩れ落ちる僕を、クスクス笑う。

 少しずつ、危険な欲求を燻らせ始める女の子。そしめ、軽く靴先で僕の頬を撫でると。
「舐めてください♪」
 そう命じるのだ。
「……え?」
「え、じゃありません♪ 舐めろ」
「そんな……! せめて、他の……」
「あは♡ いやでーす♪」
 後輩の2人と違って、彼女はまるで接点のない女の子。そんな子供に呼びつけられて、下僕のように命じられている。
 でも、抗えない。
 僕は、震える手で革靴に手を添えると、キスしようとして……。
 矮躯を突き飛ばしたのは、彼女のおみ足。倒れかけた僕を、少女がネクタイで強引に引っ張る。
「やめてください、靴が汚れるじゃないですか」
「ぐぇッ?!」
 首輪のように引っ張り、美脚に侍らせる。というより、太ももに抱き着かされた。文学少女の、白樺の大木みたいなニーソ太もも。むちぃッとした柔らかさが腕に広がって、一瞬心が沸き立った。
 そして、思いっきり顔面を生肌に押し潰されるのだ。
「ぶっ?!」
「ばーか♡ 靴くらい脱がせてください♪ だーれが靴なんかにキスしろって言いました? キスするなら足♪ 当然ですよね?」
 グリグリと生肌に押し付けられ、窒息させられる。後頭部を掴む手は強引で、太ももの肉感は膨大。なんとか呼吸を取り戻そうとすれば、すりぃっと絶対領域を頬でなぞりあげてしまった。太ももに抱きついたまま、年下少女に慈悲を乞う体勢だ。

 首輪のようにグイグイネクタイを引っ張られて、膝立ちのまま太ももに頬擦りさせられる。涙目になりながら見上げる僕を、美少女は下乳で見下ろしていた。谷間からわずかに覗く目元は、ほんのりと弧を描いていて、
「……ッ♡」
 ゾクッと、少女の何かが芽生える音がした。

「あは♡ なぜでしょう、見てるとすっっっごくイジめたくなっちゃうんです……♡ 貴方が悪いんですよ? わかってますか?」
「そんな言いがかり……きゃっ?!」
「うふふ♪ 可愛い声出すんですね♪ 本当に男性です? 女の子にこんなことしてたら、ごめんなさいしないといけませんが……」
 ネクタイを引っ張り上げ、僕を立たせる。その胸元と背比べさせて、身長差を際立てた。お姉さんと幼い妹みたいな体格差。年上男性の小柄さが、彼女の心をくすぐった。

「ちょっといいですか?」
「わっ?!」
 いきなり僕の胴に手を滑り込ませ、持ち上げる。たかいたかいするように揺らして、それから降ろした。
 しばらく思案するように頬に指を当てる。
 そして、
「えい」
 僕を突き飛ばしたのだ。
「わっ?!」
「うるさいですね」
 次の瞬間、“どむ゛ッ♡”っと降ってきたのはデカ尻。オバケかぼちゃみたいなサイズの巨尻に圧し潰され、強○的に声を殺される。片や文学少女は、ツンツン僕の股間をなぞり、はてなマークを浮かべると、ギュッと握り締めた。

「ひぐッ?!」
「……あ、やっぱりちゃんとついてるんですね。声も顔も可愛いから混乱しますが……」
「やめッ、う、~~~~ッ!!」
「動くな♡」
 どむっと、顔面をぶっ潰すお尻様。早熟のどっしりヒップが顔面から溢れ出し、まるで尻鈍器だ。座り直せばさらにどっしり押し潰される。藻掻く僕のお腹を押さえつけ、股間を触診するのだ。
「やめっ、触らないで、やめてぇ……ッ!」
「大きな声出しますよ? “女子中学校に不法侵入中の男子高校生”、間違ってませんよね?」
「うっ……」
「……っ♡ 大丈夫、可愛がらせてくれるならそんなことしませんよ♡」
 お尻をどけると人魚のように横座りになり、ヨシヨシと僕の頭を撫でる少女。ニーソをギチギチに張り詰めさせる太ももが二段重ねでせめぎ合い、隙間が見えなくなるほど密着している。
 
「ふふ、何見てるんです? 太もも、好きなんですか〜?」
「ち、違……」
「いいですよ? ちょっと、触ってみます?」
 少し上下に太ももを開き、内腿をなぞってみせるむちむち女子中学生。ニーソはぴっちり締め付けて金属のように輝き、太ももはむっちり柔らかそうで餅同然。ワニのように口を開く美脚が、エッチな内股を覗かせ誘うのだ。

「触ってみて? ニーソの境目をなぞって、そう、そうです♪ 柔らかいですよね? 気持ちいいですよね♪ ほら、もっと近寄っていいんですよ〜……♡」
 誘い込むように、僕に囁き続ける美声。軽く膝を曲げて目と鼻の先に太ももを見せつけ、太ももの間に僕を誘い込む。もう、肌のキメが見えるほど。いい匂いがする。甘い体温が伝わってくる。キスしろと言われた気がした。言われた通りにしたら頭を撫でられた。ニーソの食い込む、雪原のように美しい素肌。そして、言われるがままに太ももの間に顔を突っ込むと。

「えい」
 “ばむッ♡“と、太股を閉じ。
「えーい☆」
 “ぎちちぃッ♡“と、美脚で首を挟んでしまったのだ。
「ぶっ?!」
 首4の字固め。えげつない太さの太股に挟まれ、まともに首を絞め上げられるのだ。胴ほどもありそうな、たぷたぷ太ももが顔を押し潰す。慌てて逃げようとする。でも、無駄。女体の罠は強靭だった。太くて重い。びくともしない。力が出せない体勢もあって、太ももの重さを押しのけられなかった。
 なんとか体をよじって上を向けば、背中越しに彼女が微笑んでいた。
 それから、噴き出す。
「あはっ♡ だっさーい♡ 年下の女の子に唆されて、太もも、挟まれちゃいましたね♪ ほら、もがいちゃだめですよ♪」
 そしていきなり、“ぎゅっちいぃ〜ッ♡“と締め上げたのだ。
「ぐぅ゛っ……?!!」
「可愛い声出さなきゃダメじゃないですか。女の子の見た目が台無しですよ?」
「女の子、じゃ……ッ」
「ばーか♡ 喋っちゃだーめっ♡」
 そして、またもギチギチに絞め上げる極太太もも。たぷたぷとぷとぷな太股がキュッと締まって、僕の首を絞める。藻搔いても足掻いても無駄。丸太みたいなJC太ももは極悪で、すべすべの肌は指すらかからない。そして溢れ出すマシュマロ太ももに潰されて、呼吸さえ奪われてしまった。

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咲崎弧瑠璃 2024/01/26 17:45

蛍と賊と太もも責めと

 トンズラを決め込もうとしていた時だった。
 すでにブツを引き渡し、無妄の丘から国境を越える、まさにその時のこと。
 やおら、凄まじく可憐な少女に呼び止められた。

「待って!」
 見れば金髪の、どこの国ともつかない服を着た美少女。全体的に白をまとった小娘が、大きな目をこちらに向けている。白百合に似た印象を与える少女は、やっと見つけたと言わんばかりに半ば恨めしげだ。

「なんか用かね」
「話はいいから盗品を出して。もう貴方以外いないの」
「何のことかお話が見えないのがねぇ」
 のらくらとかわしながら逃げる算段を考える。正直こんな娘に呼び止められたところでなんの痛痒もない。時間の無駄だった。
 片や金髪少女は、一歩踏み込んでくる。白のニーハイブーツを履いた、恐ろしく美しい脚、太く長い良い脚だ。肩や胸元を露出した服も何よりその顔も、近くで見れば放っておくには惜しい。値踏みするようにジロジロ見つめ、それを娘は軽蔑する。
「今渡せば無傷で帰してあげる」
「誰かに騙されたないかいお嬢ちゃん。悪いことは言わないからさっさと帰んな」
「貴方も倒されたい?」
「だから……、ん、倒したって……?」
 嫌な予感がした。ヤワな連中を仲間にする俺じゃない。嘘じゃないと言えば大事だった。旅人と呼ばれる冒険者がシマを荒らしているという。誰も歯が立たない、やたら肩書きの多い異郷の人間。まさかこんな小娘が?
 けれど、訝しんでいる暇もない。

 見ればこの娘、問答無用で剣を抜いていたのだ。
 それどころか、振り下ろしてさえいる。
「ぶわっ?!」
「そう。交渉決裂だね」
 切り掛かってから言うことではない。空を切る音も華奢な体格からは想像のつかないほど重々しい。ヤバい奴に目をつけられたかもしれない。
「くっそ!」
 破れかぶれの煙玉だった。どうせ逃げられないなら虚を突く他ない。煙幕に咄嗟に身を庇う。そこへあらんかぎりの力を使って蹴りを入れれば、どうも鍔に直撃したようだった。

 回転し宙を舞う剣。よく見れば実力に不相応なほど貧相な装備だが、ともかく武器を奪えさえすれば問題ない。爆薬をばら撒き、退散しようとした、
 その矢先。

 彼女の姿が消えた。
 というより、いきなり目の前に現れた。

「ひっ?!」
 怪物じみた勢いで間合いを詰めた小娘。眼前に琥珀色の瞳が広がったと思えばふわりと髪が俺の頬を撫でた。慌てて剣を振るうも、すでに娘は飛び上がった後。刃先にトンっと乗るとすぐさま一回転し、武器を回し蹴りで蹴り飛ばしてしまう。

 そして次の瞬間。
 丸腰の俺に、絡みついたのはその美脚だった。
「なっ?!」
 一瞬視界に溢れるくすみひとつない乳白色。それは桁違いに肉感的な逸品だった。むっちり美脚が首に巻き付くと、少女特有の柔らかさに一瞬心が開催を叫ぶ。だが次の瞬間押し寄せたのは、健康的で強靭な締め付け。ふくらはぎもがっちり絡みつけば、俺はスカートの中に横から顔を突っ込むハメになる。
「何を、ぐっ、やめ……ッ!」
 身を振り解こうにも無駄、何より重心が狂って立っていられない。むっちりと極太の太ももに挟まれ包まれ締め上げられ、少女が体を捻れば俺はほとんど蹴り倒されたも同然だった。少女が全体重をかけるに及んでは、もはや立っていることなど不可能。そのまま地面へと、したたかに叩きつけられてしまう。

「ぐああ゛っ?!」
 何が起こったのかわからない。
 ただ、少女にねじ伏せられているという結果だけが残っている。
 しかも、太ももで。

「馬鹿野郎ッ! 放せ、やめ、ぐっ、ああああ゛ッ?!」」
 ねじ伏せてなおギチギチと締め上げる小娘。柔らかくも旅で引き締まった太ももは、もはや凶器とさえ言えた。ぎっちりとした弾力がむちむちの柔らかさをまとって、えも言われぬ極上の質感。それで全力で締め上げられるのだから、万力じみた丸太おみ脚がギッチギチに首に巻き付くのだ。しなやかに締め上げつつむっちりたわむ、マシュマロ柔肉が溢れかえってしかたない。少女のビロードのような滑らかな肌に包まれた、豊穣な肉感と暴力的太ももギロチン。それが、俺の命を刈り取ろうとしている。
「やめっ、殺す気か、あ゛っ、〜〜〜ッ!!」
 なんとか外そうとするも、太すぎて指もかからない。ただ指先が、太ももに沈み込んでは撫でるだけ。こんな状況でなければいつまでも感じていたかった。まさか肌の滑らかさに殺されかけるなんて。太ももに埋まった顔は、鼻さえ塞がれてしまう勢いだ。

 まずい、死ぬ。
 小娘の極太美脚で、首をへし折られる。窒息させられる。
 こんな美しくむちむちの柔肌が、男の命を、俺の人生を挟み潰そうとしているのか。

 だが、旅人に容赦はなく。
「うるさい。ジッとして」
 藻掻く俺を抑え込もうと、上からのしかかるのだ。

 一瞬、ほんの一瞬、太もも○問具が力を緩める。

 だが、次の瞬間降ってきたのはスカートの中身だった。視界一面に広がる、純白の下着。ローアングルからドアップで拝む股間が、“どむ゛ッ♡“と顔面をぶっ潰す。

 顔面騎乗位だった。

「〜〜〜〜ッ!!!」
 当人は太ももで首を締め上げるのに夢中で、股間で窒息させていることに気づかない。左右から包み込むエゲツない太さの肉感と、直接包み込む柔肉が快苦で俺を責め立てた。股間が明らかに苛立っている。金髪美少女の太ももホールドと顔面騎乗位に悦んでいる。盗人の尊厳をかけてもがく俺。そんなの、更なる○問を生むだけなのに。

「落ちて」
 片や金髪娘はたった一言、可憐な声で、それだけ。
 そして、俺を締め殺しにかかるのだ。

 首をへし折らんばかりの力だった。常人とは比べ物にならない脚力で、頭をがっちり抱きしめる。完全に股間と美脚でホールドし、首を締め上げて。なかなか落ちないなというふうに締め具合を変えるものだから、ショーツ越しにお股がふにふに撓んで俺を弄んだ。直接嗅がされる美少女の甘香。蕩けるような肉感と淫猥な感触。
 全方位から押し寄せる、快楽の中で。
 快楽が急上昇し、死と射精の危険が同時に襲ってきた、その瞬間。

「あ」
 旅人のニーハイブーツが、太さに耐え切れずブチっと音を立て。

 盗人の意識もまた、無理やり引きちぎられたのだった。

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