新生 貞操帯契約書

前書き

世間には貞操帯もつけずウロウロする負け犬たちで溢れています。
これは海外の女性様にとって非常に野蛮で治安の悪い国と思われ、先進国としてはあり得ないことです。

そのため、私のような上級国民様が気軽に女性様と貞操帯契約を結べるよう、ひな形として貞操帯契約書を設けました。

先に申し上げますと、これは契約書ですから、破れば飼い主様はあらゆる罰を与える、という文言が記されています。よって、事実上の拒否権はなく、逃亡不可となります。

今まで憧れの女の子様になんといって跪こうと思っていたそこのマゾは、この契約書一枚見せれば全て解決です。

マゾを持っているけど、どうやって方針を作ろうと思っていた女の子様。これを交わせば主従関係の規律の完成です。

いづれ万国共通の公式文書となることでしょう。

貞操帯契約書

本契約書は貞操帯の鍵の所持者様(以下 所持者様)にひれ伏す貞操帯着用者(以下 所有物)の貞操帯契約書である。

第1条 所有物の基本的義務

契約後、所有物は一切の権利を破棄するものとする。
所持者様の許可なく鍵を開錠・それに準ずる行為は禁止とする。

所有物は管理頂いていることに日々感謝し、器具の施錠・開錠時は最大級の謝辞を述べることとする。

貞操帯を着けて社会生活が送れないことは全て所有物の責任であり、所有者様に謝罪を申し出て、しかるべき罰則を受けること。