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ご無沙汰しております

たいへんご無沙汰しております……!
CG集『エンピツを食べた後は』の発売ができないまま、予告していた時期を過ぎてしまいました。お待たせしてしまい申し訳ありません。

制作への心境や生活環境が変わってしまい、CG集の制作が途中で難しくなってしまいました。
現在、同じ内容のものを漫画にして描き直しているところです。CG集形式を楽しみにしていらっしゃる方には、これまた申し訳ないです……。

最近は漫画の絵のタッチの試作中です。適当な場面を抜き出し、単ページで練習描きしてみています。

試作その1

試作その2

漫画制作は数えきれないほど途中で挫折しているので、今回もうまくいくのか心配ですが、なるべく気楽に取り組めるような心持ちでいたいと思っています。

漫画はアナログの線画を描いた後、デジタルで軽めの加筆修正・塗りを入れて仕上げています。



今回なぜこういった漫画形式に変更したかというと……いくつか要因がありますが、その中で最も大きなものは「部屋が暑い」です。

パソコンや作業デスクなどを揃えている自分の部屋が、なかなかエアコンの設置の難しい構造で、毎年夏はクーラーのない猛暑の部屋になってしまいます。去年は夏バテしてしまって大変でした。
CG集はパソコン(据え置き型)で描いており、ノートパソコンやタブレットは持っていない・買えないため、自室が使えないとなるとなかなか継続的に描くことができません。
夏が来るまでに完成させてしまおうかとも思ったのですが、制作が遅れてそれも難しくなってしまい……。

そういった制作の問題や自分の生活状況なども含めて、夏季の過ごし方を考えた結果、「夏は朝から夕方まで、図書館・貸しスペース・ネットカフェなどに外出する。絵は持ち運んで描ける形式のものにする。部屋のパソコンは比較的涼しい夜に短時間だけ使う」ということになりました。

持ち運んで描ける形式の絵となると、画材が限られてきます。
アナログのカラー作業は、持ち物が増える割にクオリティを維持するのが大変なので、紙に鉛筆やミリペンでモノクロの絵を描く方が安定しています。
モノクロの一枚絵は、クールな仕上がりになりやすい印象があります。『エンピツを食べた後は』の萌えや楽しい雰囲気を表現するなら、モノクロのイラスト集よりも漫画が良いだろうな、ということになりました。そして今に至ります。



CG集の制作は、この何週間か滞っていました。なにかはっきりした原因があるかと思ったのですが、単純に自分が気まぐれすぎて、どんなに好きなことにも十分に気の向かない時期があるみたいです。この数週間もたまたまその時期だったようです。
そんなこんなしているうちに、漫画に描き直し始め……これもまた上手くいく自信が全くありません。でもキャラクターを描く楽しさが蘇ってきたので、調子が上向きになってきたかなと思います。



最近のイラスト。作品に収録するものではなく、楽しみとして描いたものです。



『エンピツを食べた後は』のアンドロイドちゃんくんは、トレアという名前です。今まで秘密にしていたところを、親しみを持ってもらいたいので公開することにしました。よろしくお願いします!

これはCG集用に描きかけていたイラストです。


鉛筆に刷られているのは、架空の画材ブランド「スタビトレア」です。海外の有名な某社と某社を混ぜてもじったものになります。
トレアの名前はこれが由来になっています。なぜ彼がその名前になったかというと……そのあたりは本編で描いていく予定です。

近況はこんな感じです。予定通りに制作できなくて申し訳ないな……と思いますが、いろいろな形で萌えや楽しさを表現していきます! またCi-enで近況報告していきますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

ストーリー部分イラスト&おまけイラスト2点完成

前回描きかけだった、色鉛筆を食べているアンドロイドくんちゃんのイラストが完成しました。

楽しそうな表情と、青春アニメみたいな夕方の色合いが描けたので嬉しいです。
背景はいつもちょっと難しいですね。同じものを何回も書くのがニガテなので、色鉛筆の什器のところを描くのが大変でした。



他に、おまけイラストの1枚が完成しました。ご購入後のお楽しみの品となりますが、こういったストーリー外のイラストを他にも数枚描いて収録します。

クレヨンでボディにラクガキされちゃうアンドロイドちゃんくんです。ストーリー部分ではない単品イラストのため、多少タッチを変えてみました。
ボディにラクガキするという題材なので、この体に実際にクルクルと線を描いたらなめらかだろうな……と思えるような、触り心地の良さそうな質感を目指してみてます。このメカっ子シリーズを描いている時、いつも変態の心が生き生きしていますね。

最近仕上がったのは主にこの2点です。他にもサンプル分に含まれないイラストを何点か仕上げていってます。
現時点での完成度は4〜5割といったところでしょうか。少しずつ完成していくのが日々の楽しみです。

サンプル分1ページ完成&次の制作

前回描きかけだった、歯磨きシーンのイラストが完成しました!
このページはサンプル分なので公開します。

塗り途中だった部分を加筆して、色を調整しました。前回載せた時点のものよりも、柔らかくあったかそうな感じが出せたかなと思います。

どんなに小さな部分でも正しく塗られているような完璧な塗りを目指していたのですが、あまり極端に気を張ると良い制作が続けられないので、ある程度ラフさを残すことにしました。
塗りに関しては、ところどころ粗さがあった方がアナログ風ブラシの質も活かせるので、ラフさも大事みたいです。
その分、線画はしっかりと気を抜かないで描きたいですね。仕上がりが上質かどうかというのは、絵でも立体物でもなんでもエッジに出る気がします。



今はまた別のサンプルページを描いています。

アンドロイドちゃんくんが画材屋さんの色鉛筆を勝手に食べてしまうシーンです。
アンドロイドは食事をしませんし、食品でないものを食べるなんてのはもってのほかですが、なぜかとっても美味しそうに食べています……なんでだ。

背景や色味はこんな感じになる予定です。

アンドロイドちゃんくんが食べている色鉛筆は「STABITLER」という架空の銘柄のものです。某有名海外文具ブランド2社を混ぜた名前です。
ちなみに他のページには「fine-castella」なる架空の銘柄も登場しています。だ、大丈夫かな?



アンドロイドちゃんくんのボディデザインについて、ちょっと語ろうかと思います。


収録予定のミニイラスト。このボディデザインのイメージの核は「おりこうさんな男児の持ち物」です。

男児の持ち物といっても、スポーツ用品メーカーの筆箱とか、雷を纏ったドラゴンのエプロンとか、そういうクールで子供自身が欲しがるようなデザインのものではなく、「親が園児に買い与えるリュック」みたいな感じです。
「ベースのクリーム色のキルト生地以外は女の子向けと色違いにして売られているお稽古カバン」「園の指定で買わされた男児向けお道具箱」「平成の男の子向けキッズケータイ」でもあります。
このアンドロイドくんちゃんが、純真無垢な性格、敬語キャラ、そしてアンドロイドという人造の存在であるため、そういう「何かの管理下でお利口にしている子供」のデザインになったのかな、と思います。
また、こういった絵柄で中性的なキャラを描くと女性に見えやすいので、それを少し和らげるために「男の子の持ち物の色」と見なされやすい寒色系の配色にしています。

ちなみに緑色の髪の毛は、完全に野原の好みです。今までの推しキャラの半分以上が緑髪キャラなんです……6歳の頃、テレビで偶然見かけたでじこを好きになった時からオタクが始まっていました……。



ボディの形状は、曲線を基調としながらも、ところどころメカらしさが見えるようなものにしています。
そして何より、そこはかとなくえっちになるようにしています。煩悩、大事。

メカの個性は関節のデザインに表れると思うのですが、このアンドロイドくんちゃんはぐにゃっと曲がる関節が黒いラバーで覆われていて、それが可動部分に露出しているようなデザインにしています。
野原がメカキャラ好きといえども工学に疎いためこうなったのですが、「柔らかい関節が固いパーツの隙からちらりと見えているのは、鎧キャラの弱点を知ってしまったようでエロい!」と思ったのも大きな理由です。煩悩、重要。

そしてその露出は自然と、本当に人間の弱点っぽい部分に出るんです。

少し話をそらしまして……可動フィギュアやドールが趣味の方なら「わかる〜!」となると思うんですが、硬質な人形の関節の内側(肘や膝の裏など)って、折り曲げやすいように身が減らしてあるんですよね。あれが大好きで。
最近「武装神姫」のマオチャオちゃんをお迎えしたのですが、腿の後ろ側、正座してふくらはぎがひっつく部分がしっかりと削れたデザインになっててテンション上がりました。
でもなぜか、そういう人形の関節裏部分はシルエットがえぐれていても不自然に見えないんですよね。

それで、話を戻しますと……そうやって身を減らされたパーツからは芯が露出するわけです。ジョイントとか。
アンドロイド、「生きている人形」であれば、きっとそれは大事で重要な部位のはずです。
そしてまた人間も、肘や膝の裏なんかが他人に触れることは少ないわけです。
曲げて内側になる部分ですから、普段から守られがちな場所ですし、弱い場所ともいえます。

そんなわけで、アンドロイドちゃんくんの肘膝の内側には身がなく、内部のやわらかい関節が出るようにしています。


みぞおちとか、内腿の付け根とかにも露出があります。これを描くのがもう……本当に楽しくて! 煩悩、重大。

あとはこの、ボディのあちこちについている朱色のランプについても語りたいです。すごく。
長くなりますので、今回はこの辺で。ランプのことはまたいつか書きますね!

おくちのお掃除シーンを描いてます

メカっ子の歯磨き(?)CG集、進捗です。
今日は歯磨きを始めるシーンを描いています。

色鉛筆を食べてしまった天然なアンドロイドちゃんくんは、口の奥に喉が無いので、口の中の木屑を飲み込むことができません。そこで、主人公の青年が掃除してあげるのですが……なんだかすごく恥ずかしがっています。
……そんなシーンです(どう書いても謎のあらすじになる……!)

オノマトペの音や字形を考えたり、主人公側の手をどう透かすか試行錯誤したりするのが楽しいです。
こういうのは、お色気作品の制作特有の楽しみですね!

パソコン + 板タブ + CLIP STUDIO PAINTで描いていますが、画材屋さんが舞台のお話なのもあって、アナログのほっこりした質感を出そうといろいろ試しています。不透明水彩やアクリルガッシュ、カラーインクのような感じが出せていたらいいな。

今のところこのページは順調なので、近いうちに仕上がりそうです。

メカっ子のCG集を制作中です!

初めまして!
ひとり同人サークル「ルクイサリ」として活動している野原小路(のはらこみち)と申します。





こちらは現在製作中のラブコメCG集、「エンピツを食べた後は」の表紙(仮)です。
天真爛漫でちょっとヘンテコなアンドロイドがメインヒロインです(中性型アンドロイドという設定ですが、どっちかというとメカ娘っぽいかな…?)





アンドロイドがペットとして流行している世界。
画材店に迷い込んできたアンドロイドちゃんくんは、なぜか色鉛筆をおいしくポリポリと食べてしまいます。
アンドロイドの体には喉がないので、何か食べても飲み込めません。そこで、店員の青年が口の中を掃除してあげることに。





青年が口の中を掃除してあげると、妙に身悶えするアンドロイドちゃんくん。なんだかおかしな雰囲気になってきて……?



……というお話とイラストを制作中です!
アンドロイドちゃんくんが口の中を指やブラシでいじられるシーンがメインディッシュで、本番なしのR-15作品となっています。

なかなか探すのが難しいですが、エロ作品はR-15程度のものや本番なしのものが一番好きなんですよね……。少年誌に載せて苦情が集まるくらいのやつとか、深夜アニメで果敢にも放送した結果ギリギリ怒られて1週間放送できなくなるくらいのやつが好きです。

そういう「ギリギリエロい」作品を自分でも描いて行けたらいいですね!(もちろん、レーティング設定や配信する場所はしっかり管理します!)



CG集は今月〜来月に発売したいなーと思っています。
販売予告ページは[こちら]です。男性向けR-18フロアでの販売です。
お気に入り登録していただけると嬉しいです!(https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ01180567.html)



ちなみに野原は2011年から先月まで、アート系の絵やダークファンタジーの小説を書いておりました。
2011年までは萌え系アニメや美少女キャラ的なものを好んでいて、キャラクターイラストを描いていました。
2011年に体調を崩したことがきっかけで内省的になり、神秘性や重厚さを要とした作品づくりをしていたのですが、13年のあいだに体調が回復し活動的になったことで、内省の世界に浸ることが難しくなってしまいました。

去年の後半から少しずつライトな作品づくりや娯楽を好むようになり、「2011年までに観ていた萌え系アニメのような、かわいくて楽しくてちょっとエッチな作品」を懐かしむようになりました。
そして、自分でも何かそういったものを描きたくなってしまい……これまでの作品制作が続けられなくなったことを悔やみつつ、先月から萌え系のイラスト制作を再開しています。

まだ子供だったゼロ年代、たくさんの楽しい萌えに囲まれていました。
衛星放送で観られるちょっとオトナな深夜アニメ、電撃文庫やガガガ文庫などのライトノベルと美麗な装画たち、フィギュア屋さんに並んでいた500円のメカ娘フィギュア(実際に「メカ娘」というシリーズがあったんです!)、ネット環境が貴重な時代の情報源だったアニメ雑誌や、漫画やラノベに挟まっているチラシ、アニソン特集のラジオやフリーペーパー……。
そういったものたちで目と頭がいっぱいでした。今でもずっと素敵な思い出です。

そういった素敵な世界を13年間遠ざけてしまったけれど、この13年間での作品は自分で気に入っているし、制作の経験も大事にしています。
そのおかげで今、ただ昔の趣味に戻るというわけではなく、子供の頃に夢中になっていた世界をもっと素敵に表現できるんじゃないかと思っています。



……うーん、やっぱり内省グセが強いので堅い話になりがちですね!
長く語ってしまいましたが、このブログ自体は描きかけの絵や案を気軽に載せていく場にするつもりです。
次の投稿からはそんな感じになりますので、どうぞよろしくお願いします〜!

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