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バイブの記事 (5)

五月雨時雨 2024/05/15 21:04

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五月雨時雨 2024/05/12 20:33

嬲られた正義は名ばかりの休息へと無慈悲に縫い付けられる

視界を閉ざす黒革で作られた目隠し越しに、反抗の視線を飛ばす気力も無い。口を喉まで貫く男根を模した枷越しに、怒気を携えた唸りを放つ余裕も無い。
裸体に剥かれ、左右の肘から先を背中で重ねさせた腕をすっぽりと包んで締め上げる黒革製のアームバインダーを装着され、無理矢理に折り畳ませた左右の足を腕と同様に囲んで圧迫する黒革の器具を与えられた男はもう、拘束と戦う意思を紡ぐことさえ叶わない。
守りたくても守れない器官にされた乳首を好き勝手にいたぶられ、無防備にさらけ出された男根を容赦無く淫らに刺激され、淫薬の力を借りて強○的に弛緩させた尻穴を憎き敵達の男根で犯し抜かれた男はもはや、虚勢を張ることすらも出来はしない。
見ることとしゃべることを禁じる縛めの上から嬉々として浴びせかけられた白く粘つく精液に不快を抱く余力さえも削ぎ落とされた今の男は、精液に汚れた髪を代わる代わるに掴んで抗えぬ肉体に不安定な移動を強要する敵の男達の思い通りに運ばれるだけの存在でしか無いのだ。

「捜査員さん、もうすぐ捜査員さんの為に用意した部屋に着くぜ」
「そこに着いたら、思う存分休んで良いからな」
「おっ、もごっ……」

ただただ無言で自分を連行していた敵の男達が、不意に目的地への到着が迫っていることを笑い混じりに知らせる。それに対し、無慈悲な快楽の責め苦に心と身体を打ちのめされた捜査員の男は思わず安堵を募らせた。
そこに着けば辱めを受けなくて済む。今日はもう休ませて貰える。正義の矜持を雄としての尊厳と共に雌の至福で破壊された捜査員の男は、流し込まれた精液をだらしなく零している尻穴と自らと敵達の精液で淫蕩に輝いている萎えた男根を震わせながら、間抜けな喜びの感情を唸りに乗せて反射的に示す。
そんな滑稽な正義の姿を堪能しながら、捜査員を生け捕りにして弄んだ悪の男達は残忍に口角を吊り上げた。何も知らずに、何も分からずに嬉しがっている。その愉快極まりない捜査員を目的地である部屋へと進ませた悪達は、逆らえぬ裸体を扉から見て正面に位置する壁へと移動させ、その場所から離れられないようにさせる駄目押しの拘束を重ね始めた。

「んぅ!? もぼぉっ!?」

突然に訪れた更なる悪意の感触に捜査員が驚愕の唸りを発しても、悪達は当然手をとめない。口を満たす枷の底部分にある丸い金具を壁側にある丸い金具へと南京錠で結合し、足を伸ばせなくさせている拘束の表面にある金具達も同じように壁の金具へと南京錠で繋ぎ、胴体部分を背中で自由を奪った腕ごと黒革のベルト達を用いて壁に縫い付けた悪達は、精液を垂れ流している尻穴に押し込んだ極太のバイブという栓の底にある丸い金具と床に取り付けられた金属の板に差し込んだ太く短い金属の棒へと接続して、捜査員をさっきまで強いられていた惨めな歩行すらも不可能な状況へと追いやってしまった。
だが、悪達による非道はまだ終わらない。壁に繋がれた肉体をよじらせ、そのもがきに合わせて尻穴を抉るバイブが生み出した快感に男根を再び硬く膨らませている捜査員の無意味な試行錯誤をしばし満喫した悪達は、捜査員の肉体に想定通りの拘束がちゃんと施されている事実を共有しつつ、捕らえた正義に休息とは名ばかりの甘い○問を、延々と犯し抜かれ絶頂を続けざまに迎えさせられるさっきまでの凌○の方がまだ有情だったと思えるような地獄を、捜査員を繋いだ壁にある操作盤を弄ることで作り上げてしまった。

「むぉっ!? ふ、ふぶ、あおぉ……っ!」

壁と一体化している装置が、自身に密着する形となった乳首と男根に小刻みな振動を注ぎ出す。尻穴を最奥まで征服した偽の男根が、約十秒に一回というかすかな振動を開始して腸内にわずかな悦楽を味わわせ始める。
無論、それらの加虐では絶頂になど達せはしない。敵である悪達の辱めで過敏となった恥部はほんの小さな刺激すらも大きな快楽として受け取ってはいるが、到底射精には至れない。
絶頂には辿り着けない。もどかしい至福に苛まれながらでは、眠りに堕ちることすらも許されない。出口を奪われた悦びの牢獄に喘ぎながら自分を余計に嬲るだけの動きを身体に行わせ乳首と男根と尻穴に追加の快楽を虚しく送る捜査員の様子に目を細め頷いた敵の男達は、完全な堕落が予約された正義に背を向けつつ、別れの言葉を口々に発した。

「じゃあお休み、捜査員さん」
「明日は今日よりもきつく躾けてやるからな。それまでしっかりと休んでおくんだぞ-?」
「うぶ、ぼごおぉ! ぶぁ、ふぶ、あみゅぅぅぅ……っ!!」

行かないで下さい。枷に遮られ不明瞭となっていても内容が分かる屈服の唸りを無視しながら、悪の男達は捜査員を淫獄に突き落とした部屋を施錠し、扉越しに廊下へと響く絶望色の絶叫を耳にしつつ、為す術無く淫猥に壊されるだけの存在となった正義を残してその場を去っていくのだった。

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五月雨時雨 2024/05/10 19:40

更なる地獄を拒みつつ男は望まれた通りの絶頂に至る

黒い革で作られた拘束服を胴体に纏わされ、自らを抱き締めているかのような形を強○された腕をじたばたともがかせながら男が迫り来る屈辱の時からどうにかして逃れようと試みている。
拘束服の表面に取り付けられた金具達を耳障りに鳴らし、黒革と丸い金具を組み合わせて作られた器具によって閉じることを禁じられた口から唾液と共に焦り色の唸りを零しながら、男は痛々しく跳ねる足で己を支えつつ脱出を必死に求めている。
しかし、その頑張りを嘲笑うかのように淫猥な装置は男を意に染まぬ頂点へと押し上げていく。腰回りに這わされたベルトによって尻穴から抜け落ちないように保たれたバイブは、絶頂を嫌がる男を容赦無く高みへと追い詰めていく。
そうして意味も無く抗い、絶望に打ちひしがれながら己の内に湧き上がる欲望の波に屈した男は縛められた肉体を激しく痙攣させ一際甲高い絶叫を放ちつつ、今日数度目の射精を迎えさせられてしまった。

「あぁっ! うぁぁぁぁぁ-っ!!」

疲弊と快感に震えていた足を硬くピンと強ばらせながら、男が色の薄まった精液を男根から噴き出させる。拘束服の中で暴れさせていた腕の動きを停止させ、涙に潤み間抜けに剥かれた目の下で口に噛まされた金属の輪から情けなく舌を突き出しながら、男が無自覚に腰を前後へと揺すりつつ絶頂に達する。
だが、自由を奪われた男はその絶頂の余韻に浸ることすらも許されない。肉体の弛緩はおろか射精した男根を萎ませることさえも認められない無様な男は、勝手に足をとめた自分を咎める言葉を浴びせつつ尻穴から突き出たバイブを押して歩行の再開を促す無慈悲な追撃に嬲られながら、これ以上の非道をもたらされたくない一心で震える足をまた前に運び始めた。

「休むなって言っただろ? 足とめるなって命令しただろ? それとも……部屋の中にいる奴らみたいに休ませて欲しいのか?」
「あぁっ!? あぁぁぁ!!」

それだけは勘弁してくれ。恐怖を勢いよく膨らませながら、男は疲れ切った足を酷使させ支配者に君臨した残酷な男の機嫌を取る。
男を不機嫌にさせたら、自分が歩かされている廊下に隣接した部屋の中に閉じ込められている者達と同じ地獄を叩き込まれてしまう。自分の全てを掌握する存在となった男に逆らったら、強化ガラスで作られた窓の向こうで足を大きく開かせる拘束台へと乗せられ尻穴だけでなく男根にも快楽をもたらされながら絶え間無い絶頂を強いられている者や、足を肩幅に開く形で膝から下を床へと黒革のベルトで縫い付けられた後に天井からぶら下がったチューブ状の機構を口の拘束へと接続され背筋を伸ばした膝立ちの体勢と共に発情を加速させる淫薬の断続的な摂取を強要されながら尻穴を掻き毟るバイブの責めで途切れの無いイき地獄へと突き落とされている者のように、理性すらも削ぎ落とすような甘い○問へと放置されてしまう。

「それが嫌ならしっかり歩け。ほら、手伝ってやるからよ」
「ほぉぉぉっ!? あ、あぉぉぉんっ!!」

バイブを無慈悲に押していた男の右手が、更に苛烈にバイブを押しつつ腸内をほじくり回す撹拌の動きを上乗せする。左手の指が首の後ろに位置する拘束服の金具を引っ張り、悪くなっていた男の姿勢を正させつつ快楽を散らす為に行っていた涙ぐましい身悶えを制限する。
そんな駄目押しの恥辱に心と身体を蝕まれながら、男は自分以上に苦しみ鳴き喚いている室内の男達のような地獄を味わいたくないと朦朧としている頭で考えつつ、先程とは違う歩きながらの絶頂へと男の望み通りに至るのだった。

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五月雨時雨 2024/04/17 19:47

貫かれた男は忍耐を甘く突き崩される

拘束を解け。恥辱から解放しろ。怒りを込めた反抗の言葉を無駄と知りつつ叫ぶ余裕すらも無くした男が、自身を攫った敵の組織が所有する施設の地下室で淫らに苦しみ続けている。
地下室の床と一体化している金属製の太く短い柱の頂点に接続された男根型の淫具を尻穴に無理矢理飲み込まされ、その惨めな状態から離れられないよう裸体に拘束を加えられた男が、何処にも逃れられぬまま為す術無く悶え苦しむ自分を囲んで鑑賞している敵の男達を涙に潤んだ目で睨み付けつつただただ必死で尻穴を嬲る悦楽に抗い続けている。

「あぁっ! ぐ、うぅ、うぁぁっ!」

敵の手に堕ちるまでは想像もしたことの無かった尻穴の至福に甘い悲鳴を上げつつ、男が無防備にさらけ出された男根を間抜けに脈動させる。敵達の調教によって暴かれるまで知らなかった尻穴を蹂躙される悦びを胸の内で否定しながら、男は荒く乱れた呼吸の合間に堪えきれぬ喘ぎを零しつつ、自力での逆転を求めて縛められた裸体をじたばたともがかせる。
しかし、幾ら格闘を試みても男の行動を封じる拘束達はビクともしない。隷属の証として与えられた黒革製の首輪の後部と左右の手首に嵌められた黒革の枷の金具を遊び無く結合する南京錠も、左右の足首に巻き付けられた黒革の枷を柱の下部へと短く繋ぐ鎖も、太ももに施された枷と柱を結びそれと同時に太ももの枷と左右の手首にあてがわれた枷も結ぶ鎖達も、男の努力とは裏腹に外れる気配すら見せない。
今の男に取れる行動は、精々敵の意に沿った絶頂姿を提供しない為の忍耐のみ。だがその忍耐も、荒々しく首を振り男の腸内をほじくり回す偽の男根によって瓦解寸前まで導かれている。
このままでは、また絶頂を強要される。手も足も出せない格好で、逃げたくても逃げられない状況で、敵に鑑賞されながらの射精を数えきれぬくらいに強いられる。
その絶望と恐怖を改めて実感し、これまで維持していた虚勢を破壊された男は拒絶に満ちた表情を浮かべていた顔を悲痛に歪ませながらとうとう恥を捨てなりふり構わずに許しを請う屈服を表わし始めた。

「たっ、頼むぅ……! 許じて、くれぇ……っ! イきたくない、イぎたくっ、ないぃぃぃぃーっ!!」

無論、敵達はその哀願を受け入れない。男が柱に貫かれた裸体をめちゃくちゃによじらせ硬く膨らんだ乳首と男根を振り乱しながら慈悲をねだっても、敵達は求められた慈悲を与えようとはしない。
今日も、やっと堕ちた。実に強情で、実に躾け甲斐のある反抗的な男がいつも通りの屈服に至った事実に笑みの黒さを深めながら、敵の男達はまだまだ気丈さを強く残している男が今日一回目の射精に打ちひしがれつつ向かう様を、完全な淫乱への堕落という最終目標に到達する為の材料となる今回の陥落を、無言と鑑賞の輪を保ったまま満喫していくのだった。

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五月雨時雨 2024/04/16 21:07

淫らな男は己を甘く苦しい地獄へと追いやる

左右の手首から肘までの部分を背中で一つに括る黒革製の拘束具は、まだ効果を発揮してはいない。その拘束具の表面にあてがわれた金具と黒革で作られた後部に位置する金具を結ぶ形で接続された金属製の棒にも、まだ施錠は行われていない。
今ならまだ、腕の自由を何時でも取り戻せる。ほんの少しもがけば腕を縛めようとしている器具達を振り払い、左右の足に折り畳んだ状態を維持させる黒革の拘束達から抜け出すことはもちろん、それらをベッドの下を経由する方式で繋ぐ鎖を外すことも容易に出来る。
そんな情報を全て理解しきった上で、男は自らの口に噛ませた黒いギャグボールの穴から溢れ出た唾液を枕に染み込ませつつ爛れた興奮に胸を高鳴らせていた。
もうすぐ、腕の拘束が自動で完了へと導かれる時間が来る。それと同時に己の尻穴にねじ込み真紅のボクサーパンツを用いて抜け落ちないように固定させたアナルバイブが駆動を開始し、自力ではどう頑張っても甘い地獄から逃れられない状況が完成する。
その事実がもたらす恐怖と期待に全身を震わせながら、男は責めが到来する瞬間を視覚で確認出来ないようにと顔面を枕に埋めた体勢を保ち、バイブに貫かれた尻穴をはしたなく疼かせつつその時を待ち侘びている。
早く自分が引き寄せた淫らな○問で苦しみ抜きたい。自分の力では何をしても拒めない苦悶に為す術無く苛まれる地獄が恐ろしい。相反する感情のせめぎ合いすらも愉しみながら待ち続ける。そんな男に、とうとう淫獄が訪れる。
それまで緩い圧迫のみを生み出す状態だった腕の拘束具が自動でぎゅぅと締め上げられ、男の腕をきつく縛る。加えて首輪の後部と腕の拘束の金具を結合する棒にあてがわれていた鍵が乾いた音を立てつつ自動で施錠され、すでに無いに等しい腕の自由を男の望み通りに跡形も無く削ぎ落とした。
来る。覚悟を募らせた男の欲望に応えるかのように、尻穴に押し込まれたバイブが柔らかな腸壁を荒く掻き毟る首振りを開始する。男自身の指では決して届かない深い位置までを満たしたバイブが、表面に携えた無数のイボで媚肉を抉りつつ男に雌の悦楽を次々と味わわせていく。

「んむぅぅーっ!! んふっ、むぶぅぅんっ!!」

この行為に気兼ね無く及ぶ目的で手に入れた家の地下室で幾ら鳴き喚いても、助けは望めず近隣の迷惑にはならない。その事実を再確認するかのような咆哮を上げつつ、男が今の自分の無様さと惨めさに際限無く酔いしれていく。
設定した時刻に至るまで解けない拘束と終わらない快楽を己に与え、みっともなくよがり狂っている。それを改めて自らに思い知らせるかのように無意味な身悶えを繰り返し拘束の感触を満喫しながら、男は己の意思で性器へと仕立て上げた尻穴を嬲るバイブの攻撃に心地良く悶絶し続けている。
だが、男の悦びに満ちた苦しみはこれで終わりではない。男が自身にもたらした地獄はまだ残っている。その地獄は男が抗うこともままならない至福に突き上げられ絶頂に接近すると共に姿を現し始め、一人きりの地下室で痴態を晒していた男を本人が欲していた以上の威力で嬲り始めた。

「あおぉぉ! むぶぁぁぁぁ-っ!!」

あとちょっとで射精出来る。限界寸前まで高められていた男の肉体は、それを察知して駆動の勢いを落としたバイブによって絶頂をお預けされてしまった。
目前に迫った頂点を没収される。その仕打ちが作り出す想定を大きく超えた苦悶に、男が嬉しさを滲ませた悲痛な絶叫を放つ。しかし、バイブはそんな男の様子などお構いなしとばかりに絶頂の波が引いた肉体に再び尻穴を辱める暴力的なまでの撹拌を注ぎ込み、男をまた射精には辿り着けない生殺しへと追い立てていく。

「んむぅぅ! はぉ、んもぉぉぉーっ!!」

腕が使えれば、バイブを腸液に濡れたボクサーパンツ越しに掴んで尻穴を欲望のままにほじくり回せるのに。左右の足に開ききった形で拘束されていなければ、ボクサーパンツの内側で窮屈そうに張り詰めている男根をベッドに擦り付ける恥を捨てた自慰に耽ることが出来るのに。今の自分はそのどちらも行えない。
自分はもうこのまま一時間、イきたくてもイけない苦しみに閉じ込められるしか無い。被虐の立場を再認識し異常な愉悦を滾らせながら、男は己をより昂ぶらせたい一心で無駄と分かり切っている拘束との格闘と射精に近付く為の試行錯誤を間抜けに積み重ねつつ、喉が破れんばかりの悲鳴を、枕に吸われ地下室に虚しく反響するだけと知った上で紡ぐ戯れの助けてを、己に噛ませたギャグボールから唾液と共に噴き出させていくのだった。

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