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全頭マスクの記事 (4)

五月雨時雨 2024/06/01 20:47

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五月雨時雨 2024/05/05 20:51

無様なスパイは淫らな上乗せで悶絶を引きずり出される

スパイ。暴かれたその本性を文字通り体現するかのようなしなやかな肉体を利用した拘束で、青年は恥辱に為す術無く悶え苦しむ様を滑稽極まりない見世物として展示させられていた。
胴体と自身で直角を作れる程に柔らかく育てられた青年スパイの足はもう、自身を嬲る為に用意された台に跨がらされた状態から抜け出せない。台の上部に黒革で作られた複数のベルトを用いて太ももを縫い付けられ、台の縁に膝の裏側が位置する形で曲げさせられた足の膝から下を太ももと同様に台の側面へとベルト達によって括り付けられた青年がどんなにもがいても、台から天井に向かって生えている男根を模した極太の淫具が尻穴を奥深くまで貫いている状況からは離れられない。
手を使って足を縛めるベルトを外したくても、背中で捻り上げさせられ首の真後ろで手の平同士を合わせた形を左右の肘から先を包む黒革製の拘束具によって取らされている腕では足のベルトに触れることさえ叶わない。台に一体化させられた足と不自然な形のまま背面へと密着させられている腕の自由を取り返したいと願っても、頭部をすっぽりと覆っている全頭マスクの頂点に存在する金具と背後に存在する台の縁にあてがわれた金具を遊びの無い鎖で結合され後ろへと不自然に反らされた身体ではなりふり構わない身悶えさえも満足には行えない。
ありとあらゆる選択肢を削ぎ落とされ鑑賞物へと貶められた青年スパイはもはや、亀頭に似せた部分に開けられた小さな穴から強烈な媚薬を分泌させつつ容赦無く首を振る偽物の男根が腸内に作り出す悦楽にただただよがり狂わされる姿を提供するだけの娯楽でしか無い。
マスクによって遮られた視界の向こうに自身がスパイとして潜入していた組織を束ねる男が現れても耳を囲い聴覚を奪う機構によってそれに気付けなくされた哀れな青年は、マスクの内側に突き出た棒を喉近くまで噛まされた口からくぐもった絶叫を発しつつ、嬉々として上乗せされた淫猥な地獄に悶絶を引きずり出されるしか無いのだ。

「もごぉぉぉーっ!? ぼ、ぶもぉぉぉーっ!?」

自分の不明瞭な悲鳴しか聞こえない。そんな青年は前触れ無く左右の乳首へと押し当てられた物体が生み出す小刻みな振動に驚愕色に染まった鳴き声を上げながら、これまで以上の勢いで絶頂に至り始めた。
尻穴を蝕み蹂躙する媚薬の力を借りた紛い物の男根による悦楽に流され硬く尖りきった乳首を苛烈に震わせ好き勝手に弄ぶ正体不明の物体に鳴き喚きながら、青年は振り乱せぬ頭部と足を狭い範囲で揺らめかせ胴体を痙攣させつつ丸出しの男根から精液を迸らせていく。

「あっ、ごもぉぉぉっ!! ぼぉ! べぼぉぉぉぉっ!!」

意味のある言葉を紡げない口から懇願の声を寄せつつ、青年がスパイとしての矜持を捨てて許しを請う。マスクに用意された小さな二つの穴ごしに情けない音を休み無く放っている鼻でも慈悲をねだりつつ、スパイであった青年が必死に助けを欲する。
しかし、青年の素性を看破し捕獲した組織の頂点に立つ残酷な男は求められた許しと助けを与えはしない。惨めな格好で自室に飾られたスパイをこれから毎日堪能出来るという至福に浸っている異常な男は、左右の乳首を押し潰していたマッサージ機のような器具達を両手で下へと滑らせ、自分が腹部を震わされるだけでも悦びを覚えられる身体に仕立てられてしまった事実を理解して絶望する青年を目と耳と責め具を握った両手で満喫しながら、尻穴への甘い責めで数えきれぬくらいに射精し張り詰めた自身を白く汚しきっている男根を左右から挟み込む方式で振動の責めを付け足し、自分だけの遊び道具となった青年スパイを更なる絶頂地獄へと突き落としていくのだった。

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五月雨時雨 2024/05/02 19:51

飾られた男達は新たな男に対して忍耐を願う

鼻の穴を除く頭部全体を包み込むと同時に、内側に突き出た棒を噛ませることで口を塞ぐ。そんな機構を有した黒革製のマスクを被せられた裸体の男達が飾られた廊下を、男は悪趣味だと胸の内で思いながら毎日歩いていた。
見ることと共にしゃべることを禁じられ、背にした廊下の壁に存在する黒革製のベルト達を用いて裸体をX字に磔とされた男達が隠すことも守ることも不可能にされた恥部を苛む淫具に為す術無く弄ばれ甘い苦悶に呻く様を嫌でも目にさせられながら、男は湧き上がる嫌悪の本心を覆い隠しつつ己の役目を全うしていた。
そんな状況が一変したのは、男が潜入捜査員であるという事実を暴かれ、憎き犯罪組織の手に堕ちた日だった。
まだ暴かれてはいないはず、そう認識し悪の一員として振る舞っていた捜査員の男は食事へと密かに盛られた薬品によって意識を奪われたところを確保され、自身も廊下を彩る無様な見世物へと仕立て上げられてしまった。
他の見世物とは違う赤い革のマスクを被せられ一目で自分が潜入捜査員だということが分かるような仕掛けを用意された男は、塞がれた視界の向こうに感じる悪達の気配に対して何一つとして意味のある反応を行えない立場へと追いやられてしまった。
丸出しの乳首や男根に視線を注がれても、捜査員はそれに気付くことすら出来ない。足の間に潜り込んだ敵の男に無防備な尻穴を覗き込まれても、捜査員は真下から漂う不快な気配にただただ屈辱を覚えさせられるしか無い。
一切の抵抗を没収され拒絶の意思を示すことも許されない惨めな捜査員はもう、悪を悦ばせるだけの間抜けな娯楽でしか無い。理不尽な辱めから救い出そうとしていた男達とほぼ同じ姿に変えられた滑稽な捜査員はもはや、自分だけ色の違うマスクの下でくぐもった唸りを漏らしつつ情けなく裸体を悶えさせる様で悪を愉しませるだけの玩具でしか無い。
どんな仕打ちを加えられても、どれ程残酷な苦悶を叩き込まれても為す術無く受け入れる。それ以外の選択肢を削ぎ落とされた無様な捜査員の男は、愚かな正義への罰と称してもたらされる○問に苛まれ言葉にならない絶叫を上げるだけの、悪にとって都合の良い愉快な設備でしか無いのだ。

「うぶぶっ! ぶふふぅっ!! おっ、ぼもっ! むぎゅふふふぅっ!!」

廊下の壁に縫い付けられ逃れられなくなった捜査員の裸体を、悪達の指がまんべんなく撫で回していく。
淫らな弱点である男根と連日の加虐で性感帯に仕立て上げた乳首と尻穴に快感を生み出す摩擦をもたらし、それ以外の箇所にこそばゆさを与える刺激を注ぎながら、悪達が抗えぬ捜査員から喘ぎ混じりの笑声を容赦無く引き出していく。
何度絶頂を強いられても終わらない快楽。唯一の呼吸孔となった鼻を酷使させつつ屈服色の唸りで許しを請うてもとまらないくすぐったさの地獄。その二種類の責め苦に心と身体を掻き乱されている捜査員を作り出した悪達は、まだ午前中であるというのに早くも限界が近付いているだらしない正義の男に、悠然とした勝者の態度で忍耐を促す言葉を浴びせた。

「捜査員さん、何かもう辛そうだけど大丈夫か? こんな調子じゃ、すぐに気を失っちゃうぜ?」
「分かってると思うけど、気を失った他の奴らに一人ずつ同じ苦しみを与えちゃうからな? それが嫌なら、正義の捜査員様としてそれを防ぎたいなら、もっとしっかり耐えろよ? 良いな?」
「ほっ、ぼもっ、 ぶみゅふふふぅーっ!!」

嬉々として紡がれる悪達の無慈悲な予定と、その予定の内容を理解出来ているかもすでに疑わしい捜査員の悲鳴を耳にしながら、同じ廊下に飾られた男達は乳首と男根に装着された淫具が生成する微弱な生殺しの悦楽に身悶えつつ、悲痛に鳴き喚いている捜査員に対して保身の感情を前面に押し出した忍耐の維持を必死に願っていた。

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五月雨時雨 2024/04/23 21:09

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