太腿クライシス 2024/06/28 22:01

【〇〇〇】レナ食い込みビリスーツ~END

【リョナ】レナ食い込みビリスーツ
不夜城の地下施設―
ヴァルキリーブラックこと、黛(マユズミ)レナは最奥への番人として配置された怪物を苦戦しながらも撃破し施設の中心部へと歩を進めようとしていた。

レナ「はぁ、はっ、…はぁ…ッ
   新型の怪物…事前情報にあった屍人形(ネクロドール)の亜種か…?くっ、今までのヤツラと出力が違い過ぎた…捕まったら終わりだったわ」

レナの背後には人と爬虫類が混じった様な金属の怪物がバラバラになって転がっている。
動かなくなった怪物は甘い香りを放つ紫の体液を噴き出しながら沈黙している。
予想外の強敵に受けたダメージが大きくレナの呼吸は中々整わない。

レナ「魔力の残量がギリギリ…痛ッ…骨も何本かイってるわね…ここは撤退か」

比較的魔力消費量が少ない自然治癒さえ出来ない程に消耗してしまっている現状、これ以上の戦闘は不可能だろう。
そう判断し全身の緊張が緩んだ瞬間に――グチュ ギ ギッ ブチュ グチュ

柔らかい何かがぶつかり合っては弾ける様な音が、背後からレナの耳に届いた

レナ「…ふぇ?ッ…しまった!まさか…ぁッッ、あぐぅ!」

刹那の間に臨戦態勢に戻るレナ。
しかし背後で沈黙していたはずの怪物が凄まじい速度で逆再生の様な不気味な動きで起き上がりレナの左右の腕を拘束した。
砕いたはずの頭部は再生し、切断した四肢は再び繋がっている…
再生力が高い怪物とは幾度となく戦った経験はあるがここまで異常な速度で再生する怪物は初めてである。

レナ「蘇生能力…な、の?ぃギッ、…あ、あぁ…腕、が…ッ」

魔法少女に変身した彼女の身体能力は人間のスペックを超えている。
が、その力を振り絞っても怪物の拘束は微動だに緩まなかった。
骨の軋みであろう聞きなれない音が体の中を伝って聴覚に訴えかける。

レナ「イタッ、ぐっ…うぅぅ…この、ぉぉぉぉ!!…ダメ、ビクとも、しない……ぅぁぁ」

藻掻く少女を尻目に怪物は鞭の様な触手でバトルスーツのジャケットを引き裂いた。
衣装を破壊され驚くよりも早く残されたアウタースカートも黒い影が音を立てて引き裂いてしまった。
ジャケットとスカートが無くなりインナースーツのレオタードが露出する。
ボディラインが顕(あらわ)になりレナは焦燥感を募らせていく。

レナ「ッ…ヤバッ、スーツが……放、せぇぇ!!…ッ…!?
   …ぇ、ちょっ、な、にぃ!?わ、なんで!?…やめ、ろぉぉ…!」

腕をがっちりを掴んでいた巨大な手は興味を失ったかのようにレナを解放した。
しかし次の瞬間―
怪物が腰骨付近のスーツをその大きな手で器用に摘み、上に引っ張り始めたのだった。
戦いと焦りで火照った身体が冷や水を掛けられたように冷える。
今度は逆に怪物の腕を掴んで抵抗する状態になってしまう。

レナ「ふ、…ふざっ、けるなぁ、ぁぁ!ぅ、わぁぁぁぁああぁぁぁ…うぐぅ!や、やめてぇぇぇぇ…!」

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