お題箱長編:死ねないシスターの可能性
お題箱(檻)
キャンペーン中の広報活動の一環として、1日おきに行っている普段の記事の間にも、雑記や過去のドット絵のご紹介など、ゆるめの内容の記事をお送りしております。
雨が降ると頭の頭痛が痛いですね。
炎天下の下、馬から落馬したようで危険が危ないです。
昨日・今日は少し休憩を多めに取らせてもらっています。
休憩中に、頂いたこのお題について考えてみたいと思います。
面白いお題をありがとうございます。
現状でも生かされつつ嬲られ続けるような展開はありますが、明確に状態の変化として「死ねない」をフューチャーしたものはありません。
可能なら挑戦してみたいと思っていますが、有力なものだけにやる場合のことを少し現実的に考えてみたいと思います。
◆おもしろポイントの整理
頂いたお題は主に2つのおもしろポイントがあります。
1つは、普段よく死んでいる死にシスターが、今度は死ねないことで逆説的に恐怖や絶望を演出する面白さです。
特に、最初から死ねない設定ではなく「死」が行き着く先に「死ねなくなる」がある点は死ねないことの絶望をより強調すると思いますし、うまく演出すればストーリー性も感じさせる、単なるやられの一種に留まらない演出に昇華することができるかもしないところが素敵だと思いました。
もう1つは、単純に代わる代わる嬲られるシチュエーションの良さです。
この代わる代わるやられるシチュエーション自体は、似たものを別のお題で頂いたこともあり、自分も好きです。
ただ今作は一度食いついた獲物を譲るほど文化的な素養のある敵が少ないのもあって、敵がラビアンに何かする→他の敵と交代する、という流れがあまりありませんでした。
近いところでは廃村のゲームオーバーシーンもあるにはありますが、あれは性交なので「死ねない」絶望とはちょっと違いますしね。
このあたりの2点を表現することを念頭において、次は手段を考えます。
◆死ぬの表現
今作は最初から死ねない設定ではないので、死ねない身体になってしまった説明が必要になります。
言葉で「死ねない身体になってしまった!」と言えるような文字や台詞は今作の仕様では入らないので、そうした記載によって死ねない状況を伝えることは出来ません。
(どちらにせよ文字だけでは表現としては雑すぎるでしょうけど)
なので動きや展開によって死ねない身体になったということを伝える必要がありますが、それをするには、一度死ぬほどのことを実際にして見せるしかないかなと思います。
もう少し具体的なお話だと「絶対死んだ」と思える状況、例えば頭が潰れたとしたら絶対死にますが、そのレベルのことをしないといけないと思います。
◆死んでないことの表現
ただ、派手に破壊することで死んだことは伝わりやすくなるでしょうが、派手に破壊すればするほど、今度はこの後も延々と嬲られ続けるということを伝えるのが難しくなってしまいます。
なので、ここは身体が無理やり再生してしまう寄生体や呪い、もしくは高位魔術によって再生させられてしまう等の「超回復」の表現もセットで行う必要がありそうです。
◆やられシーンの流れ
当然まだ仮ですが、暫定的にやられシーンの流れを考えてみましょう。
聖堂ステージをベースにした追加の亜種ステージで、高位魔術師のボスが登場。
その魔術師に負けると、ゲームオーバーシーンに移行する。
シーンの最初に儀式っぽい演出を挟んだ後、斧などで首や身体を一刀両断される。この時ゲームオーバー時と同様の赤フラッシュも炊く。
そのまま普段のゲームオーバーと同じかと思いきや、身体から触手のような蠢き、両断された身体を繋ぎ、気持ち悪い感じで修復を始める。
敵たくさんのところに放り込まれる。
殺され続ける。
逃げること完全に死ぬこともできず、終わらない苦痛を味わう。
考えることをやめる。
パッと思いつくものだとこんな感じでしょうか。
あとはこのステージの道中に、殺してもまた再生する敵を出して置くことで、予め不死身状態というものが存在することを伝えておくというのも良いかもしれませんね。
最後に放り込まれるのもそいつらが溜まっている部屋とか。
あとはラビアンを襲う目的を生殖とか、食事とかではなく、苦痛そのものが儀式に必要だとか、そういう雰囲気に持っていくのも代わる代わる殺すための設定としてあっていいかもしれません。
◆エコ?
既存の敵は、デザインは使いまわそうと思えばできないことはないです。
モーションも部分的には使えるかもしれませんが、そのまま流用できるわけではなく、実装も新しく必要になるので「とってもエコ」と言えるほどほど楽ではないかもしれません。
まとまりのない感じでメモみたいになって申し訳ないですが、ざっくりとこんな感じでしょうか。
しかしまたリリース後の追加で有力な案が増えてしまいました。
おっぱい特化でエロ寄りの廃村亜種と、殺傷や死に特化した聖堂亜種の2つはバランスもいいかもしれませんね。
他にも細かいものもありますし、今度そのあたりをまとめたりもしなきゃいけません。
今日は以上になります。
それではまた。