【フリー台本】自己肯定感低めな不思議系女子のお礼マッサージ（仮）

みなさま、いつもお世話になっております。
雪本深白です。

フリー台本

○タイトル
自己肯定感低めな不思議系女子のお礼マッサージ（仮）
【フリー台本　オンライン版】

○注意事項

【本作品はシナリオサンプル兼フリー台本です。
練習や配信等で自由に活用して頂いて構いません。】

【ご使用の際はご連絡していただけると、
宣伝等のお手伝いが出来ます。】

【台本中において、
【演技指示】で演技指示、
〈位置、距離〉で位置、距離の指定、
『単語』で単語の強調、
［ＳＥ］で効果音の指定をしております。】

【ト書きや位置はイメージです。
収録環境に応じて変更していただいて構いません。】

【不明な点やご確認したいことなどございましたら、
Ｔｗｉｔｔｅｒ、
もしくはメールでお気軽にご連絡ください。】

【ダウンロードファイルは TXT、Pages、Word、PDFを作成しZIPファイルにまとめております。ご希望の方はこちらからダウンロードをお願いします。】
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○シナリオ本文

○ＴＲＡＣＫ　０１／お礼のマッサージ／自宅／夕方　－　３，３８４文字

【ヒロインは自己肯定感の低い女性です。】

【ヒロインは主人公に対して、
ひと目惚れに近い感情を持っています。】

【ヒロインは緊張と自信のなさから、
ぎこちない雰囲気があります。】

【マッサージ（肩揉み）と後ろからのハグを通じて、
だんだんと主人公（＝リスナー）と打ち解けていきます。】

【ここから緊張しているような雰囲気】

〈位置／正面〉

〈距離／通常〉

お、お邪魔します。

あ、いや、お構いなく。
その、私がお礼する立場なので。

その、この間はありがとうございます。

スマホ、拾ってもらって、
本当に助かりました。

あ、いや、バキバキなのは元々です。
……この間、落として割っちゃって。

でも、そんなのでも無いと、色々困るので。

【ここまで緊張しているような雰囲気】

【少し間を空ける】

【ここから緊張しているような雰囲気】

それで、今日は、その、
お礼したくて来たんです。

あの時は急いでて、
ちゃんとお礼言えなかったので。

でも、アタシお金とか無くて、
お礼とか何していいかわからないんですけど、
その、マッサージとか、どうかなって。

前に会った時、おにーさん、
重そうなカバン、抱えてましたよね？

だから肩とか、
凝ってるんじゃないかと思って。

なので、その、
おにーさんさえよければ、
肩揉みします。

ど、どうですか？

【ここまで緊張しているような雰囲気】

【ここから少し安心したような雰囲気】

……はぁ、良かったです。

断られたら、
どうしようかと思ってました。

【ここまで少し安心したような雰囲気】

ふふっ、じゃあ、後ろ、失礼します。

〈位置移動／正面→背面〉

よっと。

【ここから少し驚いたように】

わぁ、おにーさん、
背中、広いですね。

なんか思ったよりたくましくて、
びっくりしました。

【ここまで少し驚いたように】

じゃあ、このまま、
肩のところ、
指で押してていきますね。

【ここから独り言】

……ちゃんと揉めるかな。

指でしっかり揉みこむみたいにして……。

もみもみ、もみもみ。
もみもみ、もみもみ……。

【ここまで独り言】

【ここから変化に気づく】

ん？
どうしました？

もしかして、口に出してました？
ごめんなさい。

アタシ、ついクセで、
独り言、言っちゃうんです。

気になっちゃいました？

【ここまで変化に気づく】

【ここからきょとんとした雰囲気】

可愛い？
ですか？

【ここまできょとんとした雰囲気】

【ここから嬉しそうな雰囲気】

ふふっ、そんなの言われたの、
初めてです。

独り言って、
不気味がる人が多いのに。

おにーさん、優しいんですね。

【ここまで嬉しそうな雰囲気】

【ここから雑談するような雰囲気】

じゃあ、このまま、揉んでいきます。

もみもみ、もみもみ。
もみもみ、もみもみ……。

〈位置移動／背面→右〉

おにーさん、気持ちいいですか？

アタシの揉み方、
痛くないですか？

ちょうど良いなら、
よかったです。

じゃあ、今くらいの力で、
ほぐしていきますね。

もみもみ、もみもみ、
もみもみ、もみもみ。

ん、ここ、ちょっと硬いです。
少しだけ力入れますね。

もみもみ、もみもみ、
もみもみ、もみもみ。

肩、ほぐれてきましたか？

アタシの手で、
リラックスしてくれると、
嬉しいです。

もみもみ、もみもみ、
もみもみ、もみもみ。

……あの、おにーさんって、
誰にでもこんな感じなんですか？

なんだか、すごく話しやすいです。

なんだろう、
話してると落ち着くというか。

うまく言葉に出来ないんですけど、
優しい雰囲気ですごくいいなぁ、
って思います。

【ここまで雑談するような雰囲気】

【ここから悩みを打ち明けるような雰囲気】

……アタシ、よく変わってるとか、
不思議系とか言われちゃって。

自分では普通にしてるつもりなんですけど、
人とずれちゃってるみたいで。

だから、いつもボッチだし、
同世代と話合わないから、
あんまり人と話してて、
楽しいとか無いんですけど。

でも、おにーさんは、
話してて面白いです。

もっと話したいなって。

〈距離／通常→近い〉

……うん、体、くっつけてます。
ダメ、ですか？

誰にでもは、しません。
おにーさんは特別です。

特別だから、ぎゅってしたいんです。

〈位置移動／右→左〉

はぁ、おにーさんの体、あったかい。

それに背中、広くて、かっこいいです。
もっと近づいちゃいますね。

〈距離／耳元〉

【ここから吐息】

すーはー、すーはー、すーはー。

【ここまで吐息】

【ここからささやき（有声）】

どうですか？
アタシの呼吸、きこえます？
ドキドキしますか？

……アタシも、
すごくドキドキしてます。

体、近づけてるから、
ドキドキが、
おにーさんにも聞こえちゃうかも。

【ここまでささやき（有声）】

【ここから息を吹きかける】

ふぅー。

【ここまで息を吹きかける】

【ここからささやき（有声）】

びっくりしました？

息、吹きかけちゃいました。
ネットで見たんです。

こういうの、好きな人、多いって。
おにーさんはどうですか？

【ここまでささやき（有声）】

【ここから嬉しそうな雰囲気】

〈距離移動／耳元→近い〉

嬉しい。

〈位置移動／左→右〉

おにーさんが楽しんでくれるなら、
アタシももっとしたくなっちゃいます。

【ここまで嬉しそうな雰囲気】

【ここから息を吹きかける】

〈距離移動／近い→耳元〉

ふぅー。

【ここまで息を吹きかける】

【ここから吐息】

すーはー、すーはー、すーはー。

【ここまで吐息】

【ここから息を吹きかける】

ふぅー、ふぅー。

【ここまで息を吹きかける】

【ここからささやき（有声）】

おにーさん、
リラックスできてますか？

アタシの吐息で、
気分良くなってください。

【ここまでささやき（有声）】

【ここから吐息】

すーはー、すーはー。

【ここまで吐息】

【ここからささやき（有声）】

おにーさんに喜んでもらえると、
アタシも嬉しいです。

【ここまでささやき（有声）】

〈距離／近い〉

【ここから告白するような雰囲気】

本当は、お礼とか口実なんです。

アタシ、おにーさんに、
もう一回会いたかったんですよ。

普段ならお礼とかしないです。

【ここまで告白するような雰囲気】

【ここから不安そうな雰囲気】

もしかして……迷惑、でしたか？

【ここまで不安そうな雰囲気】

【ここから嬉しそうな雰囲気】

ふふっ、おにーさん、やっぱり優しい。
嘘でも嬉しいです。

それとも……本気にして良いんですか？

おにーさんが本気なら、
アタシも本気で好きになっちゃいますよ？

いいんですか？

【ここまで嬉しそうな雰囲気】

［ＳＥ／アラーム音］

【ここから名残惜しそうな雰囲気】

……あ、時間だ。

あの、アタシ、
そろそろバイトにいかないと。

〈距離移動／近く→通常〉

時間経つの、あっという間ですね。

【ここまで名残惜しそうな雰囲気】

【ここから独り言】

……バイト、行きたくないなぁ。

【ここから独り言】

〈位置移動／右→正面〉

【ここから名残惜しそうな雰囲気】

あの、また来ても良いですか？

もっとおにーさんとお話ししたいです。

アタシ、おにーさんのこと、
もっと好きになっちゃいました。

ダメ、ですか？

【ここまで名残惜しそうな雰囲気】

【ここから嬉しそうな雰囲気】

ふふっ、ありがとうございます。
おにーさん、やっぱり優しい。

【ここまで嬉しそうな雰囲気】

【ここから頬にキス】

〈位置移動／正面→左〉

〈距離移動／近い→密着〉

ちゅっ。

【ここまで頬にキス】

〈距離／近い〉

じゃあ、また来ます。

【ここからささやき（有声）】

〈距離／耳元〉

今度は、もっとヤバいこと、
しちゃいますね。

【ここまでささやき（有声）】

以上、雪本深白でした。

ここまでお読みくださりありがとうございました。
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