作業環境を変えてみました1
毎回ゲームが完成するたびに環境を更新してるので、今回もやってみました。
前回は液タブを買い、OSもマックからWindows に変更しました。
今回の変更点は以下です。
液タブ → 板タブ
旧アーロンチェア → コンテッサセコンダ
ipad → 縦置きディスプレイ
・キーボード追加
家自体がボロボロなので汚いんだけど、更新前の状態がこんな感じ。
更新後がこんな感じ。
順番に解説していきますっ!
液タブ → 板タブ
液タブで少女組長リリカのほぼすべての絵を描いてきて、もう完全に慣れたと言えば慣れたんだけど、それでも液タブのデメリットに我慢できなくなったので戻します。実はエンディング絵だけ板タブで描いてみたんだけど、めちゃくちゃ楽でした。
以前も書いたんだけど、デメリットと対策を残しておきます。
光が液タブに反射する
液タブの角度の問題なんだけど、いい感じで反射します。描いてて気になるー!
よくデザイナーさんが使ってる遮光シートのはっぱを導入し、さらにその上に、くしゃくしゃにした紙を置くことで対策しました。
みてくれは最悪ですが、効果バツグンです。なお、液タブに貼る反射防止シートは全く役に立たない上に、熱がこもりやすくなるので買ってはいけません。
熱い
冬は全く気になりませんでしたが、この夏で思い知りました。
熱いだけならまだいいんだけど、熱くなるとファンが回りだしてうるさくて我慢できなくなります。僕は騒音に弱いのだ。しかも、このワコムのやつだけかもしれないけれど、ファンが回っても全然放熱できていません。画面はすごく熱いままです。排熱機構に何か欠陥があるんじゃなかろうか……。ファンから出る風って生暖かいと思うんだけど、普通に冷風が来ます。
対策は、画面に扇風機の風をあてることです。僕はヒートシンクもつかって完璧です。めちゃめちゃ冷える、さすがCPUを冷やす機構なだけありますね。また、液タブのファンの音は扇風機の"中"の音よりもうるさく感じます。小さいファンが高速でまわるとやばいですね。
肩、首がこる
これが一番のネックでした。首だけに。作業する時って、やっぱり正面を向いて座りたいじゃないですか。でも絵を描くためには液タブを見なきゃいけなくて、姿勢が悪くなります。かといって液タブを正面にもってくると、今度は腕がしんどくなります。この対策方法を見つけられなかったので諦めました。
板タブならどこに置いてもいいので、正しい姿勢でお絵かきをすることができます。
板タブのメリット
液タブから板タブに戻してみて、新たに発見したメリット。それは腕をあまり動かさなくてもペンが大きく移動するということです。例えば僕のマウスは2800DPIに設定してるんだけど、この場合、1インチマウスを移動させるとカーソルが2800ドット移動します。なのでカーソルを遠くへ移動させる時でも、マウスをちょこっと移動させるだけですみます。そしてなんと、板タブなら同じようなことができます。ペン先をちょこっと動かすだけで長い線が描ける感じ。まあこれも一長一短だと思うんだけど、僕にとってはすごく楽でした。液タブで左上のメニューとか選択しようとすると、遠すぎて悶絶してました。
というわけで8ヶ月間使った液タブに別れをつげました。今までありがとう……。
なんか長くなっちゃったので、残りはまた明日書きます。