2024年 新年のご挨拶
新年あけまして、おめでとうございます
Wedge Whiteは今年で、音声作品の制作を始めて、5年目となりました
……が、最後の活動が2021年で終わっていましたので、実質3年目ぐらいのつもりです
ちょうど例のアレの時期辺りから動きが鈍化した辺りからして、色々とお察しいただけるかとは思いますが、ようやく、色々と改善して、さぁやるぞ!な流れです
が、その実態が見えてこなくては、ホントに動いてるの~?
ホントでござるか~?
といった感じかと思いますので、今年、最初の発売予定の作品について、キャラ紹介&新年らしい小説、イラストをご用意させていただきました
作品コンセプト
Wedge Whiteでは初となる、おねショタ作品となります……!
が、ただのお姉さんではなく、見た目はちっちゃい感じの、ロリお姉さん的なヒロインの作品となります
作品傾向としては、桐の作品にも近しい雰囲気となっているのではないか、と感じております
詳細については、また後ほど、別の告知記事を公開する予定で、その際に音声サンプルや声優様の情報も公開できれば、と考えております
ただ、最初に言わせていただきますと
今作もめっちゃいいですわぞ
最高の方にご依頼をさせていただき、理想的なヒロインに仕上がっております
ぜひぜひ、ご期待ください
キャラ紹介
天衣リンネ
身長:144cm
体重:43kg
スリーサイズ:87(G)・54・79
屋敷で働くメイド、日本人とフランス人のハーフ。小柄ながらスタイルはよく、仕事もできる完璧なメイド
総司を「旦那様」と呼び、総司の父親は「大旦那様」と呼んでいる
普段は態度に出さないが、総司を溺愛していて、いじるのが大好き
将来、彼は有力な家の令嬢と結婚してしまうだろうと思っているが、彼のことを諦めきれず、万が一にも結ばれるようなことがないだろうか、と期待している
総司に性的なことを教育しているが、実は自身も一切経験はなく、ネットで調べた知識を実行しているだけなため、平気なようで実はものすごく照れている
学校では非常に成績優秀な生徒会長
母親の母国のフランス語をはじめ、ヨーロッパ系の言語に堪能で、場合によっては大旦那様の通訳を担当するほど
全く顔には出さないが、総司とのエッチの時は緊張と興奮でいつも舞い上がってしまっている
そのため、いつも以上に全身の感度が上がり、気を抜くとすぐにイッてしまうほど「出来上がって」しまっているらしい
基本的にはSで、総司が感じている姿を見るのが大好きだが、結果的に自分はみっともなくイッてしまうことを我慢する日々のため、セルフ焦らしプレイのような形になっており、M適正も高い
日高総司
身長:148cm
かつて栄華を誇った旧財閥、日高家の御曹司
まだ年若いが、父親があまり丈夫な人ではないため、自分にもしものことがあった際にスムーズにトップを譲れるように、と既に経営上は彼がトップの立場にある
昔はリンネに「坊ちゃま」と呼ばれていたが、正式に彼が跡取りとして任命されてからは「旦那様」と呼ばれている
また、リンネが正式に教育係になったのもこのタイミング
家は昔こそ非常に華やかな暮らしをしていたが、現在はすっかり勢いが衰えており、将来は同規模か少し格が落ちる名家の令嬢と結婚、企業合併をすることでいくらかでも勢いを取り戻すことを幹部からは期待されている
一方で父親は旧財閥というものが弱っていき、やがて消滅していくのは自然な流れだと考えているため、息子に自由な恋愛をしてもらいたいと思っている
幼い頃に家にやってきたリンネに一目惚れをしており、当然それが初恋
彼女が教育係として性教育を施すのには、憧れの人と体を重ねる喜びを感じる一方、義務感からのものと考えているため、複雑な気持ちを抱いている
小説
今年の抱負
「旦那様。そろそろお時間ですよ」
「あっ、うん。ありがとう、リンネさん」
新年。正直に言うと、僕にはあまり実感がないというか、学校は普通に3月まであるのだから、年が変わったと言っても、何かが大きく変わったということはない。
とはいえ、今年のお正月は少しだけ、特別なことがあった。
僕らは三が日を家で家族で過ごした後、またすぐにそれぞれの生活へと戻っていく。
つまり、父さんは社長らしくその仕事へと戻るし、母さんも同じく会社の自分がいるべき場所へ戻っていく。
家に残された僕は、学校が始まるまでの間、いつも通りにリンネさんたちと一緒に過ごす。
その中で、初詣に行くのが当たり前だった。
だけれど今回は、その当たり前が少しだけ特別に感じる。
なぜなら、今の僕はリンネさんと特別な関係――恋人になっているのだから。
「もう1月だというのに、今年は随分と温かいですね。ですが、いつもの神社は山間にありますので、念のためこちらをどうぞ」
「あ、ありがとう。このマフラー、新しいの?」
リンネさんが手渡してくれたマフラーは、毛糸の……手編みのものように思えた。
もしかすると、と胸が高鳴る。
「はい。編み物はしたことがなかったのですが、手作り、させてもらいました。あまりいい出来ではないのですが、もしよければ」
「……ううん。すごく上手だよ。ありがとう、リンネさん」
「いいえ。お気になさらず。……私がやりたくて、やったことですから」
「っ……!」
リンネさんは相変わらず、あまり表情を見せてはくれない。
しかし、少しだけ微笑んでくれたのがわかって。僕も嬉しくなってしまった。
「さあ、いきましょうか」
「うん……!」
すっかり嬉しくなってしまって、ウキウキ気分で外へ出ていく。
我ながら単純だなぁ、と思うけど。でも、浮かれてもいいと思う。恋人から手編みのマフラーをもらえたんだから。
そうして車に乗って、神社の近くまで向かった。
比較的、穴場的な神社だとは思うのだけど、さすがにこの時期は込んでいる。
それに思ったより肌寒い感じだった。
「早速、リンネさんのマフラーが大活躍だね」
「ふふっ、よかったです。私も、お揃いなんですよ」
そう言うとリンネさんは得意げな表情で自分のマフラーを巻いた。
僕のとは色違いの毛糸の、全く同じ形のマフラー。ただ、リンネさんのものの方が、少しだけ作りが悪いような気がしたのは……最初は自分用で練習をしたということなのだろうか。
「僕、リンネさんのがいい、って言ったら迷惑かな?」
「これを、ですか?……ですが、これは失敗作もいいところですが」
「でも、リンネさんが最初に作ったものだから」
「…………仕方のない旦那様ですね。ですが、私もメイドとして、恋人として、意地とプライドがあります。やはり、自分で納得のいかないものを差し上げる訳にはいきません」
「そ、そっか。ごめんなさい……」
そうだ、とハッとする。
リンネさんは完璧主義だし、自分に厳しい人だ。そんな彼女にとって無神経だっただろう。
「なので」
そう言うと、リンネさんは自分のマフラーを長く伸ばした。
「こういうのは、どうでしょうか」
そうして、マフラーは僕の首にまで巻かれて、二人を結ぶようにぐるぐると巻かれていった。
「実は長く作りすぎてしまっていたので。これで、どうでしょうか」
「……うん、すごく嬉しい。でも、僕のマフラーは必要なくなっちゃったね」
「それはどうぞ、これからお一人の時にご活用ください」
「そんな時、あるかな。僕、これからずっとこのマフラーでリンネさんと外を歩きたいな」
「――旦那様」
「うん」
「そういう歯の浮くセリフは、ほどほどにしてくださいね」
「は、はいっ…………」
割りと真剣に冷たい目で言われて、萎縮してしまうのだった。
「冗談です。ですが、旦那様」
「うん?」
「んちゅっ……」
その瞬間。
頬にふんわりとした感触があり、次にぬくもりを。マフラーよりもずっと自然で、そして嬉しい温かさを感じる。
だが、すぐにそれは失われてしまって。
少しだけ頬を赤らめたリンネさんの顔が隣にあった。
「お返し、です」
「あ、ありがとう……?」
「もうこういうのはなしですよ。神前でよくありません」
「マフラーは二人でしちゃってるけどね」
「参拝する際は、外しましょう。こういったことは形式が大事ですから」
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