百舌鳥/百舌鳥畑 2020/07/24 19:21

チームが崩壊したあとからまたやり直しまで

●チーム崩壊

ヒロインハンティングが完成し、DLsiteで発売された後、チームは瓦解しました。
というかもう完成間近の時点で「完成したら終わり」という空気になってました。

●原因

相方とのすれ違いが重なりあって互いの不信感が募りまくってどちらも作業以外の雑談をすることが一切無くなった事。
最初の段階で色々失敗もしましたが、やはり知識不足で主導制作初めての人間だとそういった部分のフォローも出来ず、裏で愚痴ってグダグダになったりしていたのもありますね。

●原因2

じつはこの制作をやってるとき、複数のサークルさんと交流していたのですが、そのうちの1つのサークル主さんが相方のプログラマーとこっそり共同企画を進めていて、ほぼ決定した段階でこちらにいきなり告知をするという事案が発生。
自分は知らない間に相方NTRされてて「はぁ?」となってしまい一気に不信感MAX

ただこれ、別に会社でもないし上司部下でもないのだから事前に言う義務なんてないわけです。正直なところこちらの狭量さが露呈しただけっていうね…
でも個人的にはもうちょい初期で一言言えよーとは思った感じです。特にそのころは制作がかなり佳境に着てて、やっと完成させられそうだぞーとなってた時期だっただけに、かなりショックでした。

そのサークル主さんとも仲良く通話もしてたので、余計にショックありましたね。
これに関しては大体逆恨みもいいとこなので、自分に問題アリというところでしょうか。
今だから落ち着いてるけど当時はそんな考え無理で相手にガチギレしてたっていうね…

●結果

完成して報酬を支払った後、超ギスギスした雰囲気の中、メールのやりとりのみになり、最後の報酬支払いが終わった後に即交流遮断、それからは現在まで一切交流していないです。

そしてあちらの界隈では相方の方が長く所属しており、自分はある程度新参だったので、見事のそこからもハブられる結果に…まぁ自業自得すぎますが。

引き抜いたサークル主さんとこのゲームはワイのゲームより4倍くらい売れました(泣

ただこれは前も言いましたが「ゲームを完成させて販売できたこと」が一番良かったですね。瓦解ギリギリでお互い踏ん張って完成できたのは、良くも悪くもお互いがビジネスライクに徹したからだと思います。
元々ネットの友人、知人レベルの人だったのもあり、最初自分は甘えがあって馴れ合いのような空気を求めていたように思います。これがそもそもの間違い。

やはり友人知人と言えども制作のメンバーになった場合はメリハリをつけて接するようにしないと結局グダる原因になります。そしてグダると空気も悪くなり、空気が悪くなると進行速度は落ち、進行速度が落ちるとまたグダるという悪循環です。

●その後

発売から2年近くは無気力で、ずっとやってたブログ月3更新も途絶えてブログ閲覧者は減り、どんどん寂れていきました。
そして鬱憤をTwitterなどで吐き出して周りの人にかみついて揉め事を起こしたりもしていました。完全に終わりに向かってましたね。
このころは仕事も上手くいかず完全に気力を失ってました。

●やり直し

細々とは活動していたのですが、さすがにこれ以上はマズいかなとゆっくりとですがドットアニメ作成を進め、通常モーション、エロアニメの80%くらいを作成した時点からプログラマを探しつつ自分もプログラムを始めるようにしました。
エロドットを作る段階で知り合った方が、私の制作の支えになってくれた方です。
この方に今のゲームの基礎ドットを見せてもらわなければ、自分はこのゲームを制作することもなかったと思います。絵も出来てドットもやれて、新しい技術を勤勉に取り入れている方で、この人を見ていると、自分が何もしていないのが情けなく感じるほどでした。
今はあまり交流はないのですが、今でも制作や技術獲得への貪欲さは尊敬しています。

そして荒れていた時期にも辛抱強く見捨てずにいてくれた方々がいて、今自分は制作を続けられています。
今のゲーム制作に関わっている人達と、応援を頂いている人達には感謝しかありません。

ゲームを完成させるためにこれからも頑張りますのでよろしくお願いします!

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