夢姫 2022/06/20 01:53

物語の神には愛されていたのに

物語の神には愛されていたはず…ネタはポンポン浮かんでいた。
だが絵の神に固執するあまり、物語の神にまで愛想をつかされてしまったのか、ネタも浮かばなくなった…。物語の神さえもどこかに行ってしまった。
いまでは何年も前のネタを形にしていくよりほかはない。
ただネタがポンポン浮かんでいた時はそれはそれで作らないといけない物語がどんどんでてきて苦しくもあった…。稀に夢でみることはあるので、完全に愛想をつかされたわけではなさそうだが…絵の神…いまでも一カ月に一枚とか手が遅くてもいいから堀部秀郎さんくらいかけたらなと思ったりしている。

しかしだ、ぼーっと考えていると、双極性障害2型に統合失調型パーソナリティ障害。
他にも腰痛はあるし右肩も痛い。二日眠らなくても眠気が来ないほど不眠も酷いし視力も落ちているしイヤーワームも無くならない。空腹感もわかないので一日一食の生活になりつつある。
ポンコツというか、既に生きる気力というか燃料さえもなくてエンジンまでもが逝ってる状態…生きているだけで精一杯なんじゃないかと考えなくもない。

でも物語は作りたいんだ。だがしかし小説にするには短いし、分岐点もあったりする。
いっそ絵のないノベルみたいなゲームにしてみるか?うーむ、それでも文章だけで勝負できるほどの文才はないよなぁ…なにより自分が文章だけでやるとなると味気なくなりそうだ。

RPGツクールのドッド絵なら?いやそれもそれで難しそうだ。絵を描いているのが苦痛すぎて実際に描いている時間は短いが、描きたくないので一枚描くのに数か月とかかけてしまう。それでもできたものを自分で見てみるとそれほど悪くはないのでは?と思えはする。
なんというか、売れないで自らの絵とにらめっこしていたゴッホの気持ちがわかるというか…。

自分の余命があとどのくらい続くのかわからないが、一作品に14年は流石に笑えてしまうしどうしようもないだろうという気持ちにもなるが、作らない人は一生作らないわけだし、声劇の台本然り、まだ数本しかないゲーム然り作ってはいるわけで、自分の声というか物語はだせているんだ。

3DCGも試してみたい気もするが、新しい事を覚えるということができない。
ギターもコードが覚えられない。暗記力が覿面にない。ソフトを買った所でまずできそうにないだろう。

というか、まず、生きていて楽しいと思えることはあっても、それが幸せや幸福感につながる事がない。つまり生きていてもなにも面白くないのだ。子供の頃に戻りたいと思うのはあの胸の奥底から湧き上がるワクワク感を取り戻したいからなんだ。

とは言いつつも、人生50年ならすでに棺桶に片足を突っ込んでいる状態なわけだ。今は人生100年世代だというが、この苦しみがあと60年以上も続くのかと思うとぞっとしない。

冷静に考えると、今の自分の状態は情報が多くて混乱している可能性がある。
あれもこれもできる時代になっているが、アナログ世代と違いスマホもそうだが、入ってくる情報量が多すぎる。視野も勝手に広くなってしまい、知りたくもないことまで入ってくる。それこそ情報によると、今の一日の情報量は江戸時代の一年分、平安時代の一生分らしい。人間の脳みそは変わってないとなると、そりゃ頭もおかしくなるという物だ。
私のようにキャパシティが低い者は尚更だろう。というか自分自身の事も実はよくわかってないかもしれない。

話を戻して、私の様な者が物を制作をするにあたってはシンプルに行くよりほかはないのではないかと思う。夏の想い出もまるでフリゲの黎明期のような感じだし、やはり自分には物を作る才能があまりないのだろう。

柏木ハルコさんとかほかの人の絵を描くスタンスを見てみると、5時間とか10時間とぶっ通しで描いてるもんな…集中力と言いなんといい、持たざる者には信じられない能力だ。

できなかったわけだよ。できない者、持たざる者なのに作りたいと思っちゃったわけだ。
それでも作るには何か妙案を考えないといけない心境である。

けどなぁ、やっぱり練習練習練習しかないような気がするんだよなぁ。けどそれができないから困ってるわけで、本当に困った。ほとほと困りとおした。起死回生の一撃なんてものも多分ないぞ。切れるカードがない…。

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