ドラマ『高良くんと天城くん』感想
全8話。原作未読。
チャラい小宮璃央とマジメな鈴木康介が出演しているということでずっと気になっていました。ドラマ『アカイリンゴ』とは真逆のキャラを演じていておもしろかったです。
というわけで感想を書く。
このドラマ、大きい事件とか事故とか起こらない平和なBLドラマです。ほかのBLドラマだとたいてい恋人同士になるまでを描いているが、高天は二人がつき合ってからの日常を描いています。
高校生同士のピュアピュアなBLドラマなので心が浄化されます。平日の夜に視聴していると脳が溶けそうになってきます。疲れた心身に甘いものをみせられて癒されます。
エロがほぼなしなので安心。3話で高良が天城の腕をさわさわしているところが一番エロいと思いました。
ポッキーゲームのところもややエロいですね。ポッキーだけどこのポッキー、なんか太くね? これ細いのではなく太い方のポッキーを選ぶあたり、この制作陣、確信犯だろ。
スクールカーストの描写もありますが、『美しい彼』ほどヒリヒリした感じは無いです。高天のクラスは『美しい彼』に比べたらけっこう平和です。
このドラマの魅力は会話が独特なところだと思いました。会話の中に自然にボケとツッコミが入っている感じ。原作がどんな感じなのか気になる。最初、会話の独特さに戸惑いました。慣れたころにはもう終盤だった。
個人的には7話が好きです。田中氏と香取が好き。この二人がこのドラマの魅力でもあります。いいサブキャラだ。
香取の教師感すごい、保護者というより教師に見える。生徒の悩みを受けとめてくれる系の教師。
彼シャツならぬ彼ジャーとか、シャツのボタンとか、ズボンの紐とか、萌えポイントも散りばめられています。
高校生の日常系BLドラマなので、刺激を求めているのではなく甘いものを求めてる人にオススメです。疲れている体に染みわたるみたいなBLドラマだった。とにかく平和だった。