『淫層の洞窟』懐かしいゲーム性と肉厚な画風

　タイトル画像のエロトラップダンジョン的シチュと、ムチムチ、というかずっしりした肉付きの重量感が好みだったので購入。このサークルさんの過去作をプレイした時は、普通のRPGだった。なので今回もそうなのかな、と思っていたら。予想を大きく外した良作だった。

　どういうゲームかというと、敵が動かないドルアー〇の塔……みたいな感じだろうか。実際にゲーム画面を見たほうが早い。

　画面中央のキャラが主人公。配置されているオブジェクトは敵、攻撃力上がる薬、防御力上がる薬、体力回復する薬、お金、鍵、鍵のかかった扉。敵は動かないのであくまで操作キャラの動きだけで、限られたリソースを守りながら先へ進めていく。これがなかなかロジカルで面白い。純粋な思考遊び、という感じ。難易度ハード以上の、製作者向けというのをやっていたのだが。難しすぎてクリアが不可能だった。

　これ本当にクリアできるのだろうか、ととりあえずイージーモードでやり直したら一応クリアは出来た。マップ内に配置する回復やら攻撃防御上昇薬の量で難易度が調整されている。敵の数は減ってなかった。その難易度わけの仕方もロジカルだ。とても好ましい。

　リソースはHPと淫乱度で、HPは0になってはいけなくて、淫乱度は100％を越えてはいけない。でも、淫乱度はこれを消費するトラップを越えないと強化アイテムが取れなかったりで、それが絶妙なバランスを生んでいる。淫乱度を下げる手段が殆ど無いので（遊んだ限りでは60％しか下げられない）、最終的にどうやっても詰む状況になる。ただ、繰り返しプレイ前提らしく、セーブ＆ロードの動作は快適だしゲーム全体の長さもそこまで長くない。普通にプレイすれば30分～1時間ぐらいでクリアなり詰むなりの結果がでる。お手軽に遊べるのもグッドである。スコアアタックがやりやすいし、タイムアタックもやりやすい。

　それで思い出したが、エロシーンを全カットできる機能があるのが素晴らしい。RTA（タイムアタックで遊ぶ人のこと）プレイヤーにとって、エロシーンがあると動画も作りづらいし生放送もできない。モザイク処理が大変だからね。だから、遊ぶ人のことを考えたシステムの作り方をしているのがとても印象が良い。エロゲーだけど、あくまでもゲーム。無言の中に、そんな意思を感じる。まあ、私が何回も繰り返し遊んで最適パターンを探ってたから、いちいち同じエロシーン毎回見るのがダルかったからというのもあるが。通常イベントとエロイベント両方、完全にカットする機能があるのはゲームとしてとても助かる。まあ、何よりもまず「繰り返し遊んでも飽きない楽しさ」がこのゲームにあるからなのだけれど。

　エロは人間にヤられるのは一枚だけで、それ以外は全部異種姦である。どれも主人公の肉体の肉付きがずっしりしていてとても好みだった。汁の描き方もめっちゃねばねばしてそうで良い。竿役のアレが貧相だったり、汁が水みたいなスチルというのはエロくないからね。エロに関しては絵柄が好きな人と異種姦（ハード）なのが好きな人は心配ご無用、という感じ。

　とりあえず攻略サイト見て、対策を考えるか……。これたぶんハード以上のモードクリアしないと、トゥルーエンド見られないんだよね。イージーだとノーマルエンドだったし。単純に結末が気になる。そしたらいよいよスコアアタック、をやってみようかな……？　RTAやるのも楽しそうだけどね。

お勧めのミニゲーム的楽しさのあるゲームはこちら

プロキラアト


　ゼ〇伝的操作感でスコアを競う2DACT。楽しいし攻略失敗時のスチルはドギツイ異種姦なのでとてもよい。とりあえずクリアしたら回想モード解禁されるので安心だ。

テレリトリア

　RPGだけど攻略アイテムは現地調達。節約するとクリア時にスコアとして変換される。13000点越えないと回想モードの隠しスチル解禁されないからちょっと頑張らないといけないが、なかなか楽しかった。追加スチルもよかったし。どぎつくて。