しゅれでぃんがー 2020/07/15 22:00

日記 妻取り迷宮買った

妻獲り迷宮~シェラリィドの異種姦終身刑~』  前評判をDLチャンネルで読んでいて、ついに発売したそうなので買ってみた。なかなかに読ませるゲームで楽しめた。フルコンプしたらレビュー書きたいね。

 何がすごいって、設定の詰め方がすごい。造語をふんだんに作って雰囲気出してる。描写もそれぞれの生物がいかにもやりそうなことを下地にしてるから、描写のっぺらぼう(特徴が無い、というのを俺が個人的にそう呼んだりしてる)みたいな犯して中出ししましたー、腰振りまくりー、あへえええぇぇぇ、なんて感じじゃない。読ませる。さすがは本職のエロ小説作家(さんなのかな?)だ。

 そして、ゲームの設計もすごい。こういうのはプランナー、っていうのかな? 絵は普通だけど、それを補って余りあるクオリティ。絵自体もちゃんと異種姦を書ききってるから頑張ってる。だから絵のクオリティだけ浮いてるのもそこまで気にはならない。
 同じ呪いを受けた人たちが段階的に汚染が進んで、最後はいなくなるんだけど。すっごい雰囲気あるんだよね。きちんと全員分背景の物語作ってるな、というのがひしひし感じる。こういうのって、

1.属性を決める(駆け出し冒険者、ずれた魔法使い、おどおどした聖職者とか)
2.何が起こるか決める(ケツを攻められまくる、蟲責め、ひたすら愛撫とか)
3.決めた出来事を既定の段階に分けて振り分ける(このゲームの場合初期→中期→末期→失踪なので四段階)
4.文字を打っていく

 という工程で書くと思うんだけど。お題を元受けから出してくれてるなら楽だろうけど、全部ライター側でネタ出しして、って依頼だったらめっちゃくちゃしんどいと思うんだよね。ライター自身にアセットがあるとか、元々得意でない限り。この部分だけでも全体工数で一ヶ月ぐらいかかりそう。それをこんなにも丁寧にやってる。そこがすごい。で、こういう仕組みにしたプランナーもすごいと思う。かっちり仕様を決めてる。やっていてめっちゃ勉強になるなー、って感心しきりだった。


 ただ、画面右側にキャラ立ち絵を表示する関係上、ドットキャラを画面中央より一ブロック左にカメラ固定してるのが最初から最後まで気持ち悪かった。慣れない。右側の絵、武器持ってるからたぶんそういう仕様にしたんだろうけど。もうちょっとなんとかならんかったのかね。そこだけきつかった。でも面白かった!
 

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