しゅれでぃんがー 2020/10/13 22:05

企画名『BE』咎印と侵入制限

企画名:バタフライエフェクト

・咎印(とがいん)

 転移させられたものは魔女が作ったホムンクルスに精神を転写される。ホムンクルスには魔術的な印が刻まれていて、印の場所は魔女によって違う。この印が刻まれたものは、基本的に家や施設に入れない。「咎印を持つ者の侵入を禁ずるアイテム」みたいなのがあって、それを置いてある建物には入れない。入口をくぐろうとしたら見えない力で弾き飛ばされる。

 そのため、この世界では露店が多い。咎人が建物に入る手段が基本的に無いので、カウンター式の店や露店販売が多くみられる。室内店舗を利用する、というだけでこの世界では一定の地位を証明することができる。そのせいで店に入れない者たちをさげすむ視線が意識的、無意識的に意識の根底に根付いている。ギルドも咎人はギルド外に設置された掲示板と咎人担当の職員一人(閑職)を利用するしかない。ここでも咎人とそれ以外のハンターで派閥や溝がある。咎人がハンターライセンスを取ったら咎追と呼ばれ、そうじゃないハンターは普通にハンターと呼ばれる。ハンターの名称はまた考えるかもしれない。

 咎印の効力を無効化するアイテムもあるらしいが、闘技場のチャンプですら持っていない。チャンプですら建物への侵入許可を持っておらず、その点において例外は無い。咎人はどれだけ昇り詰めても『咎人』から脱却することはできない。闘技場は咎人しかエントリーできない。闘牛というか、闘鶏というか。闘咎人みたいなコロッセオである。


 このシステムならRPG風の町を歩き回るシステムもありかもしれない。物語序盤は建物があってもそのほとんどに侵入できないが、最終章付近で入れるようになるギミックでもあればなにかできるかもしれない。

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