しゅれでぃんがー 2021/09/14 22:29

荷台Ver2.0







 ロードの空気を入れ直してたら、すさまじい音を立ててチューブが爆発した。空気を入れすぎていたわけではないはずだが……どうやら、後輪の荷重が重すぎてチューブにダメージが入っていたようだ。どうか分からないけど。先日はギアを変えるためのシフトワイヤーってのが千切れたし。まだひと月経ってないのに色々と不具合が出てきてる。まあ、すでに走行距離が2000kmは行きそうだから。当然と言えば当然なのかもしれない。

 色々と改造して愛着がある荷台だが、やはりどうしても重すぎるらしい。なので、根本的に荷台を作り直すことにした。そもそも荷台の拡張に使ってるベニヤ自体がそこそこ重いから、今のままだと軽量化のしようがないからね……。


 荷台を取り外し、改めて元々の荷台とカバンの大きさを合わせて計ってみる。すると、荷台の長さを拡張する必要は無い事が分かった。新しく買った荷台なら、カバンがそのまま縦置きで載せられるようだ。だから、以前買った素材を使って思い付きの試作品を作ってみたのだが……。



 なんとも頼りない仕上がり。これでは駄目だ。前に見かけた、入れ物を半分にカットして台座にしてるタイプを真似してみたのだが……。これでは固定できないな。しかも、固定力の為にゴムを増やしたから、取り外しがめんどくさい。ピックアップのたびにゴムを巻きなおすなんてナンセンスだ。構造上の欠陥が多すぎるな。ということでボツ。

 今夜はどうせ雨だし、雨がやんでるうちに材料を買いに行こう。ということで普通のコーナンへひとっ走り行ってきた。今日は朝から雨で、出ようとしたらタイヤが爆発して散々だな……。



 コーナンの中のダイソーで売ってる、500円の洗濯かご。今回はこれを台座に使う。前のプラスチックケースは強度こそ高かったが、その分重量が重かった。この洗濯かごは薄いプラスチックなので、重量はおそらく半分以下になる。そのくせプラスチックなので強度自体はそこまで下がらないという利点がある。サイズも300×460でカバンとほぼ同じだからね。理想的な素材である。


 


  カバンの開閉面に合わせて、側面をプラスチックノコギリでカット。




 荷台と台座を結束するための穴を仮置きしてからサインペンで印をつけ、インパクトドライバーにドリル芯をつけて穴を開ける。結束バンドは、今まで使っていたのより横幅が広い奴が+100円で売ってたのでそれを買ってきた。外れたら困るので、台座の連結にはこれを使用する。

 台座の取り付けが終わったら、次は側面の補強。先代の荷台からパーツを取り外す。今までありがとう。



 外した金網二枚を新しい台座の両側面に結束。良い感じに穴を開けたり、既に開いてる穴を利用したり。



 これでゴムを取り付ければ両側面からのテンションをカバン全体に伝えられるから、ほぼ絶対にロードバイクの振動でカバンが外れることは無くなる。この金網の大きさが絶妙なんだよね。

 あとはカバンを設置して、完成。



 同居人が興味ありげにチラ見しに来るので見せびらかす。すると、手持ちのノウハウを教えてくれた。なんでも、側面につけてるカバンはもうディディバッグ自体に入れてしまうらしい。そしたら緩衝材兼隙間埋めで使えるし、持ち運びもものすごく楽なんだと。金品やら大事な物を全部入れて、ロードから離れる時全部持って行けばいいそうだ。

 それを聞いて確かに良さそうだと思ったので、真似をする。



 なるほどね。確かにこれは利便性が高いな。今までポケットの財布が邪魔で邪魔で仕方なかったが、これなら財布とキーケースその他全部入れておけて、さらに肌身から離すこともほぼ無い。いいじゃないの。

 初代荷台には愛着があるので、正直、付け替えるのは寂しい。だが、技術の進歩に別れはつきものである。初代荷台の部品もまたいずれ他の用途で使うことにして、今後は二代目荷台と共に頑張っていくことにしよう(ダジャレにあらず)。

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