荷台ver3.0 ~これが最強の荷台だ~
はたしてその実態は。
寝て起きて朝。早起きはしたものの早く復旧しないと仕事へいけない。在庫の結束バンドが切れていたので急ぎで買いに行く。近所のダイソーをうろうろ。
おやこれはお会計の時にお札を挟むやつじゃあないか。現金取引の時、お札を手に持ったままやり取りしてると小銭が数えにくくて困ってたんだよね。買おう。
あらあらこれは冷蔵庫とかにつける横長磁石じゃない。欲しかったんだよね。
なんとコーナンに行かなくても金網って売ってるのか。これは便利だなあ。などと店内を探検してたら普通に10時を回ってしまった。稼働開始時間過ぎちゃったー。急いで結束バンドを探す。
あったあった。長さは違うのがあるけど、横幅の太さが違う商品は置いてないみたいだな。だからこそのこの値段か。
お、これは取り外し可能なバンドか。これはこれで便利なんだよね……なんて目移りしてる場合じゃないのでお会計をしてすぐに帰った。
今回、荷台に使う材料はこれだ。二代目荷台は結束バンドを通す用に開けたドリルの穴が、ロード運転中の段差での揺れに耐えられず穴から周囲に亀裂が入って真っ二つになった。なので、今回はそもそも穴を開ける必要が無い、結束バンドを通せる隙間がある素材を使用する。
そして、初代荷台の金網の配置により、在庫の金網のサイズはディディバッグとほぼ同じであることが分かっている。ここから導き出される答えは……
まあこういうことだよね。サイズはぴったりなんだから、そもそも金網で荷台の形を組めばいい、と。これなら金網同士で引っ張り合って、運転中の衝撃を逃がしあうから逆に強い。金網はアルミだから割れるんじゃなくて曲がる。だから、これまでのように破損=崩壊のような危険な状態にもなりにくい……はず。堅いものほど、壊れた時危ないんだよね。
金網を荷台に結束して……。この厚さの結束バンドは千切れなかったので信頼度が高い。逆に荷台の底が耐えきれず割れちゃったけど。アルミの金網が千切れることはそうそうないだろう。と、アルミを信用してみる。
最後はゴムで縛って完成。この状態のゴムの固定力は、歴代の荷台で証明済み。この荷台ならおそらく壊れないはずだ。これが今の私が持つ知識と技術の粋を結集した、歴代最高の荷台だ!
今までで一番丈夫で、一番軽くて、そして一番安上がり。金網は一枚110円で買えるし(一面だけちょっと高いの使ってるけど。在庫のやつ)、結束バンドも110円(底面のやつだけ太いので300円ぐらいだけど)。ゴムとカラビナを合わせても1000円ぐらいのはず。歴代の荷台の総額よりおそらく安いはずだ……。どうだろ。忘れた。
サドル側だけちょっと長めの金網をつけたので、その長い部分に抱かせる形でカバンを追加。これならディディバッグの上に重さが乗るので、初代の配置のように横へ重心がぶれず安定する。携帯できる液体飲料とかパンクの修理キットを入れる。
あと、チェーンの鍵とか家の鍵をまとめてリールホルダーにつけて、さらに貴重品を入れてるカバンに取り付けた。これで家に入る時もいちいち家の鍵をカバンの中から取り出さなくていいので楽。
私の予想ではこの荷台は長持ちするはずだが……理論通りにいってくれるだろうか。楽しみである。