しゅれでぃんがー 2022/07/20 01:26

【プロレタリ――DIY】荷台に中棚作成とコインケースのカチャカチャ音対策





 以前、荷台の蓋の上にさらに入れるスペースを作ってみたものの。蓋の重量が増加したせいで開閉が大変になり、さらには蓋が劣化で自然破損した際のリスクがとんでもなく増加。重量が重くて車体の扱いも難しくなったし、スピードも上がらなくなった。なによりも、箱の上の箱の大きさが中途半端すぎて使い道が一人用の牛丼一個入れるとかしかないのが致命的。マクドが入ればそれでよかったんだけど、マクドが入らない時点で高さが足りないね(マクドの飲み物は背の高さがわりとある)。


 なので、思い切って蓋を外して取り換えた。なにに変えたかというと、今までも何度も使用していたスチールネット。あれの在庫を二枚、ずらして重ねて結束バンドで縛ったのだ。荷台とのジョイントは前のジョイントをそのまま使用。蓋の方のビスだけ外して、その穴に結束バンドをしてネットとジョイント。これでジョイントをそのまま流用した。


 そのままだと雨が降ったら大変なことになるので。外した蓋の裏側に打ち付けた黒い雨避けを外し、これをちょっとだけ穴をあけて結束バンドでネットと繋ぐ。そしてその穴の上から防水テープを貼って穴をふさぐ。ついでだから天面全体に防水テープを貼りたくった。丁度全部無くなっちゃったけど、600円で雨避けを作ったと考えればまあいいか。


 これのおかげで、蓋の開け閉めの難易度というか、めんどくささがほぼ0になったので仕事が本当にやりやすくなった。ベニヤ板はやはり重たい。開け過ぎたらシートの方に落ちていくからシートが痛んで心配だったんだよね。ネットにしたから重量がマジで10分の1ぐらいになったと思う。防水加工でテープ貼りまくったおかげか、風でめくれないし。たぶん裏面にチェーンをいっぱい仕込んだのも良かったんだと思う。やっぱ、蓋は重くしたらダメだね。でも軽すぎたら風で開くから、ちょうどの範囲を見極めるのが難しい。











 荷台の高さも、使っていたら気になってきていた。商品ってある一定以上の高さになることが無いんだよね。どの店でも。なんでかっていうと、それ以上物を積み重ねたら下の商品が重量でつぶれる、っていう臨界点があるんだよ。これはどんな食べ物の容器でもある程度共通。牛丼屋とか王将みたいな中華料理店以外で、商品を三つ以上積み重ねる店って無いんだよね。安定しないし、運んでる途中で倒れるし。袋の大きさ自体も二つ入れたらいっぱいいっぱいってのが殆どだから。


 で、それの商品の高さがだいたい400mmぐらい。いや、350ぐらいかなあ? 300かもしれない。けどまあ、今の荷台の高さってだいたい465mmだからさ。単純に言って、大きすぎるんだよね。商品の出し入れするのも、底が深すぎてちょっと大変。そんなレベル。道具ってのは、多すぎても少なすぎても、大きくても小さくてもいけない。どんなものでも、ちょうどいい量、大きさというのを守らないと使いづらい。


 だから、わりと本気で高さ400のところにドリルで穴開けてノコギリで切ってそろえようかな、って思ってたんだけど。流石に大変すぎる。しかも、切ってる時に出るウッドチップで荷台が使用不能になるレベルの汚染が発生するのが目に見えてる。配達してウッドチップ入ってました、なんてクレームが来たら笑えない。だからどうしようか、ってずっと考えてたんだよね。


 そして閃いたのがこれ。作った時に、丁度真ん中ぐらいに梁みたいなイメージで寸三を打ってたんだよね。それの高さが揃ってたので、そこにもう一つ寸三を打ちこみ。その上に、在庫の断熱材を棚板にしていれる。するとなんと、二段組の入れ物に変身、というわけだ。これの高さが絶妙で、吉野家の牛丼二つ重ねとかマクドナルドの飲み物がそのまま上段に入る。蓋も軽くしたし柔らかくしたから商品も傷まない。入れるのも取り出すのも、上段の底がかなり浅いから取り出しやすい。深さが無くなったから入れてるタオルで隙間も埋めやすくなった。なにもかも良いことづくめである。


 下段には上段のタオルの数の半分のタオル(複数持ちや寿司屋とかきた時用)、そして重要書類入れにしてる。明日、バイク用のレインスーツも買う予定なのでそれも下段に入れる。これで自信を持って言える。荷台の改造が、完全に完了した。









 今日は夏用の長袖シャツとズボンもたまゆらに買いに行った。あそこの作業着は安いし良いのが多い。シャツはLサイズしかなかったけど、買ってみたらなかなか良かったので店舗の在庫全部買い切った。五着。


 ズボンも高かったけど買った。ふくらはぎの方にもぽっけがある、ポッケ四つ以上あるタイプ。なんでかっていうと、最近もう肩掛けかばんを持って家を出るのすらめんどいし、何時間も肩掛けかばんをしてると重量でやっぱり肩が痛むので。財布が入れられるズボンが欲しかったからである。この仕事は、財布とバイクの鍵さえ持ってたらできるので。家を出る時、何も持たずにこれで出られるようになる。今までは極々たまにカバンを忘れて、中に財布があるから現金取引ができず家に取りに帰る、ってのが一回だけあった。それ以外にも、カバン忘れた、と気づいてエレベーターに乗り直したり、階段を上った時気づいて降りたりとかがあったのだ。これを、そもそも発生する確率自体を0にしたい。その解決策が、ズボンに全部必要なものを入れる、ということなのだ。


 ちゃんと履いてみてチェック。仕事用ズボンは、しゃがんだときに突っ張るのはダメ。長く着られない。財布入れるポッケはファスナーが理想。ボタンだと開け閉めが面倒。お眼鏡にかなうズボンがあったので、買った。


 コインケースは……。ズボンに入れたらさすがに角ばって痛かったので、上着に入れてる。上着は工事現場時代に買った、チョッキ型のやつを引っ張り出した。現場では一切使うことが無かったけど、今になって日の目を見る。


 で、上着に入れてみたんだけど……歩くたびにカチャカチャ鳴って恥ずかしい。すごくハズい。この気持ちは言い表しづらいが……とにかく、嫌だった。ので、防音のために、家に残っていた厚手のゴムシートを切って裏面に木工ボンドで貼ってみた。木工ボンドはボンドなので、別に木工以外にも使ってもいい。


 それで音は小さくなったが、無くならない。でも、無くしたい。何かないかな、と考えて。昔、救急箱を作ろうと思って常備薬と包帯とか脱脂綿買ったのを思い出す。この、まだ数回しか使ってない脱脂綿を。木工ボンドで貼ってみた。効果は高い。でも、音は無くせなかったが……。気にならないぐらいの音量にまでは抑えられた。




 仕事の効率がまた上がった。やはり、道具があるか無いか。無ければ作るの精神は大事だ。

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