【プロレタリア――今日の労働】20220106

【プロレタリア――今日の労働】20220105

　もう平日、って感じだね。

　7時起床。寒すぎてしばらく布団の中でぐねぐね。10分くらいしてから布団から這い出し、風呂を沸かす。眠すぎてすぐ寝たけど風呂は入りたい。今後はずっと朝風呂が習慣になる気がする。ゆうパックのショートスリーパー＋夜勤休憩全目をつぶって安静の後遺症かもしれない。長時間眠れん……。

　風呂から上がったら、寝る前まで書いてた記事を仕上げる。昨日の日記。眠すぎて最後まで書けなかったけど、内容自体は脳内で既に完成してるからあとは指動かすだけで仕上がる。15分ほどで完成し、昨日買ったものの食べてなかったドーナツ食べたり洗濯物取り込んだりしていた。時間がある時は近場にある食べ物屋で食べたいものを衝動買いするというのを数日前からやり始めたのだが。買ったはいいものの全部食べる時間は無い、ということが多くて荷台の中で眠らせがち。まあ、食べたい時に食べ物が荷台に積んであるというのは便利でいいのだが。それが最終的に私の朝ごはんとなるわけだ。

　そんなこんなでアプリが鳴る。9時ぐらいにアプリを起動しておけば、平日は運しだいだけどオファー自体は入ってくる。11時ぐらいまでは殆どオファーが入らないので、多少遠くても取る。近場の商業施設が鳴った。ドロップ先はやや遠い。でもその商業施設にはお世話してもらった保険の窓口があるので、新年の挨拶がてら顔を出そうと思ってオファー取った。顔を覚えられていた。やつれたんじゃない？　人のご飯より自分のご飯ちゃんとしないとダメよ、と言われた。ごもっとも。

　ぽつぽつと長距離オファーが入る。前まではめんどかったから取らなかったけど、D社にはお世話になってるから許容範囲内の距離であれば取っとくか……と、自転車を走らせる。【注文すれば必ず届く】という実績を作り続けていけば、そのお客がリピーターになってくれるはずなので。地道に遅配と荷崩れの無い配送を続ける。

　オファーの出し方的に会社の昼休みに頼んだっぽい案件があったのでめっちゃ急いだやつ以外は普通に終わった。お昼だけどオファーが切れちゃったなあ、と一息つく。どうやら私が住んでいる地域は、他の地域にみんな働きに出てるから平日は鳴らないらしい。ただ、私は別にたくさんお金が欲しいわけじゃないのでむしろ好都合である。鳴らないなら家に帰って好きな事したり記事を書く。鳴るなら外に出て働く。人生というのはそれぐらいシンプルで良いと思う。わざわざ鳴らすために都心へ遠征する気は無い。自宅と、その周辺をうろうろするだけで暮らせるお金を稼ぐ手段を、いずれ必ず確立させて見せる。それが大きな目標の一つだ。

　配達が終わった場所のすぐそばに商店街があったので散策。総菜屋さんがあったので衝動的に入店。スーパーの惣菜コーナーの一角みたいなのが店の中に広がっていた。昼時なのでお弁当が売っている。美味しそうだったから食べたいものを食べたいだけ買った。袋代1円とか2円とか書いてるけど、普通に袋に入れてくれた。いっぱい買ったからサービスしてくれたのだろうか。

　カニクリームコロッケを買ったのでお弁当は揚げ物が少なめなのをチョイス。ちらし寿司は気になったので買った。粕汁というやつも。どんな味なのかな、と思って食べてみたが……う～ん？　形容しがたい味。個人的には、好きじゃない味だな……食べられないことは無いけど。食事中もオファーを確認していたが。たぶん家から遠いとこしか鳴らないな、と思ったのでアプリを切る。今後も平日は13時以降から17時まではアプリ切ってもいいかもな。

　時間ができたので髪を切りに行った。もう工事現場には行かないから、粉塵にまみれることもない。だから前からやりたかった、髪を伸ばす髪の切り方をしてもらった。ツーブロックというらしい。刈り上げた部分が現在見えちゃってるのはちょっと気になるけど、別におかしくは無いし。ここから上の部分を伸ばして、いい感じのヘアスタイルに育てていきたいと思う。あと、単純に襟足やらもみあげ部分を全部無くすのはさっぱりして良いね。

　次は教習所に入校手続きしに行こう、と思ったけど。用事もあるし時間も微妙だからやめておいた。でも、ついでだからと受けた教習所周辺がドロップ先のオファーを持て余す。まあ配達はするんだけど。ただ、次のオファーも無いのに単発で外に出るのはなんかもったいない気がする。なにかして帰りたいな……と、思ったので。おやつを買うことにした。

　ここのみかん大福が信じられないぐらい美味しい。近くを通って開いてたらほぼ買う。のだが、売り切れ。無念。仕方が無いのでいちご大福を買って、ついでにきなこおはぎを買う。おはぎはあんこが入ってない方が好きなので、きなこおはぎはちょうどよかった。

　家に帰る前にちょっと足を伸ばして、次は自転車屋のおっちゃんに新年の挨拶。稼げてよかったねえ、ウーバーから抜けられたねえ、とすごく喜んでくれた。自分の地獄からの脱出をこんなにも喜んでくれる人がいたか、と、胸が温かくなった。

　家に帰ってさあ食べよう、と思ったら鳴った。残念ながらおやつはお預けである。

　別に長距離というほどでもないが、短距離でもないというオファーが続く。オファーの数自体は多かったが、どれもこれもドロップ先が遠い。無理に配達する気は無いので、オファーを厳選しているのだが。そうなると稼働数がやはり落ちる。

　20時時点で寿司屋が鳴った。店の位置は現在位置より遠い。ドロップ先はピックアップ地点から近い。行けなくは無いけどめんどいな……と、悩む。でも寿司屋は30分前にはオファーを受けておかないと、絶対に受け取り時間に商品が完成しないので。行くのなら今すぐ受けないといけない。どうしようかなあ、と思いながら今日の稼働実績を確認する。13件。ノルマにはまだ2件足りない。D社の単価は660円である。そして私は、自分自身に【日当10000円は必ず稼ぐ】という決まりを課している。それぐらい働かないと労働したとはみなさない。働き続けて足りなかった、なら仕方ないが。さぼって足りないということは認めない。それを守ってきたからこそ、私は今もこうやって生きていられるのだ。自己管理ができない人間に、自営業生活はできない。

　仕方ないから取るか、と取ったらすぐ近くのマクドが鳴った。寿司ができるまでこれを配達するか、と思って取ったら次は寿司屋の近くのマクドが鳴る。寿司配達したらこれも配達するか、と思って取ったらさらにそのマクドの近くの店が鳴り……あれよあれよという間に荷台が埋まった（荷台が埋まる＝配送予定が埋まるという意味。私が勝手に作った造語。逆の意味として【荷台が空く】というのもある）。寿司屋も合わせれば合計で17件。一日のノルマ達成である。

　その後、適当に配達しつつもう鳴らないだろうと思ってマクドを買って帰ったら、家に帰って食べようとしたらまたマクドが鳴り。サボらないと決めた手前、テリトリー内の店舗が鳴ってるのに行かないわけにはいかないから取る。五秒ぐらい取るのにかかったのに取れたあたり、ガチで専業のドライバーしてるのはこの辺だと私だけなんだなあ、としみじみ思った。

　この時間はインセンティブで一件1000円ぐらいもらえるので、単発でオファーを受けても元は採れる。ここは行ったほうが良い。

　配送が終わったのは30分後。ポテトがすっかり冷めてしなしなになっていた。新サムライマックとかいうのが売ってたから買ってみた。燻製チーズとかいうの。なんというか辛い。私には合わないな……。マクドを買ったら必ずアップルパイを買うことにしている。美味しいから。

　食べ終わったら23時30分。もう眠かったのですぐに寝た。

【プロレタリア――今日の労働】20220104

【プロレタリア――雑記】年末年始の稼働総括

【プロレタリア――DIY】ラバー軍手の臭いと手汗のケアについて考える

　在庫の消費方法がもう無いので貯まってる。

　肉体労働において軍手というのは必須である。グリップ力やピンチ力の強化はもちろんのこと、段ボールや荷縛りの紐なんかを触ってるといつの間にか手に切り傷が付いたなんてことがよくある。そうなると傷口からばい菌も入るし、なにより商品に血が付いたらその時点で大変なことになるので絶対にNGだ。素手でやってる人も見かけるけど……正直、私は軍手したほうが良いと思ってる。怪我したら血で商品汚しちゃうからね。あと、手の水分が枯れていって肌も硬くなって荒れていくからね。長い目で見たら手がぼろぼろになるというのもある。

　私はこの軍手が最強だと思っているので、ずっとこれを使っている。よく見かける、黒くて薄いラバータイプのやつは個人的にちょっと弱いと思う。手の甲側の布もいつの間にか破けるし。グリップ力も二倍ぐらい違う。だからといってあの軍手が駄目とかいう話をする気は無いが。この緑の軍手はいつまででも使える性能をしてるから便利である。

　ただ、この軍手。冬場は冷気で冷えるから冷たいというのと、ラバーの臭いが手に移ってめっちゃ臭いという欠点がある。冷気は休憩のたびに外した後、再稼働で付け直す時毎回冷たくて不快。冷蔵庫に手を突っ込んでるようなもんである。臭いは独特でめちゃくちゃ臭い。素手だから避けようも無いので、これが嫌な人も多いと思う。

　私は性能重視なので臭いとかはしゃーないと思ってたが。対策できるならしたいなあとも思っていた。で、先日思い付きでダイソーにて対策アイテムを探していた。

　本当はタクシーの運転手がしてるみたいな手袋が欲しかったんだけど。性能的にそんなに変わらんからこれでもいいか、と思って購入。保湿用の手袋である。冷気の影響を受けない素材、というならやはり布。素手じゃなくなるから臭いも軽減できるだろう。これを付けて、その上からラバー軍手を付けることにした。

　指ぬきじゃないほうの布軍手も買ったので使ってみたが、結果としては大成功。仕事が終わって手の臭いを確認しても、いつものラバーの嫌な臭いが殆どしなかった。手袋を休憩ごとにつけ直しても冷たくないし。すこぶる使いやすい。ただ、指ぬきじゃない手袋は通気性が悪いから手汗がひどく、二時間つけてただけでもうしっとりしてたから別の意味で不快だった。指ぬきだとどうなるかも今日使って確認してみよう。

　便利だからこの手袋もっと買おう、と思って次の日買いに行ったらもう売り切れてた。人気商品なのだろうか。ダイソーとかの百均の衛生用品コーナーをはしごしてストックを買い集めないとなあ。

　長く働くなら、ありとあらゆることに対して極限まで突き詰めて考える。それが、長い目で見た大幅な労力削減と不満改善に繋がる。