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日記の記事 (243)

しゅれでぃんがー 2021/05/06 18:35

面白かったのでレビュー


 ぱっと見で落ち着いた雰囲気の作品と見える宣伝画像。内容とユーザーレビューを読むと、面白くないわけではなさそうだ。ということでやってみた。


 序盤は完全になんの情報も無いところからスタート。朝のゴミ出しでの短い会話から、相手の生活パターンを予想して足しげくそこら辺をうろついていく。指一本触れることは無い。鉄の意思で、ただひたすらに距離を近づけようとする。奥さんのバイト中にバイト先へ突撃することも無い。ただひたすらに、偶然を装う。たまたまそこに来ましたよ、という顔をしながら、細かく小さく顔を合わせて会話を繰り返す。完全にストーカーだが、現実でもそうではないかと思う。好きな人の気を惹くため、接点を増やす努力を行う。恋愛とはそういうものなのかもしれない。

 部屋は隣だが、監視カメラや盗聴器などは使わない。壁に耳をくっつけて盗み聞きしたのも初日だけである。主人公は変質的ではあるものの、奥さんを心から愛し、求めているのだ。だから犯罪行為は行わない。奥さんを奥さんのまま、自分を愛するようにして手に入れたいのだというのが伝わってくる。


 そうして世間話を繰り返していくと、なんと家に呼ばれるようになる。この時は、主人公と同じように嬉しくなった。やった。ついに。そんな気持ちで胸がいっぱいになる。ゲームにのめり込んでいる自分がいた。そこから先も話は早くない。マッサージするまでも長いし、マッサージをし始めてもなかなか性感ゲージは上げられない。ただ、辛抱強くマッサージだけに徹していると、徐々に胸を触ったりお尻を触っても怒らなくなってくる。むしろ、胸やお尻を触らないと性感が貯まらないので、関係が進展しない。リスクを負わない人間に未来は開けない。そんなことを教えられている気になってくる。ここから先は、実際にプレイしてみて欲しい。レビューでこの先を書くのは興ざめだろう。是非遊んでみて欲しい。



 奥さんのスケジュールはゲーム内に記録されないので、手書きで現実にメモを取った。奥さんはとても几帳面な性格なので、スケジュールに合わない行動は一切取らない。そこから彼女の人となりや現在の感情なんかがなんとなく読み取れてくる。没入感の強いゲームだ。近年では、こういうゲームは殆ど無くなった気がする。だからこそ楽しかった。


 寝取りといえば脅迫。酔わせる。力づく。そんなインスタントな寝取り寝取られが市場には溢れている。私はそれに、陰ながら静かに疲れている。そんな時に出会ったこのゲームは、私の心を癒してくれた。どこまでもリアルで、現実に近しいゲーム。他人の奥さんを愛した男の奮闘劇。たとえ滑稽に見えようと、彼の努力と決意は本物だ。胸を打つ。だからこそ奥さんがなびくたびに、画面の前の私も心が湧きたつほど嬉しいのだ。

 朝、家を出る時必ずドアを開けて閉めるSEが鳴る。行為の前には必ず消灯シーンがある。わずらわしくもあるこれは、このゲームが現実に則っていることの証左である。ドアを開けたら閉める、その先にはゴミ捨てに行く奥さんがいる。部屋が明るいと行為をしづらい、もしかしたら奥さんは恥ずかしがっているのかもしれない。そんなことが、これだけのシーンで想像できる。これぞノベルゲームのだいごみだろう。


 目の覚めるような、面白い作品。このゲームはそんなゲームだった。遊んでよかったと思う。

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しゅれでぃんがー 2021/04/12 23:30

日記 ぼちぼちテンション上げてこ

網戸を掃除した

 ウチの玄関にはドアと別に網戸がついている。これ自体の施工はけっこう高いので、それなりに便利な遺産だ。こういうのはだいたい商品代+施工費その他で商品代の1.5倍から2倍、下手したらもっとお金取られるからね。

 なんとなくこれの拭き掃除をしていたら、網の部分が簡単に取れた。なので、風呂場でシャワーをぶっかけて埃を落とす。取り外しがこんなに楽だとは知らなかった。

 最近暑くなってきたし、網戸の活躍する季節はもうすぐだね。


謎の収納スペース

 家から出た廊下の部分に、何処の家の所有か分からないスペースがある。昔、祖父が開けてた気がするので気になって管理人に聞いてみたのだけれど。なんと、ウチの所有スペースらしい。家の外なのにウチのなのか……。

 せっかくだから有効活用しようと思ったのだけれど。遺品整理の時に鍵を捨ててしまったらしく、開ける手段が無い。同居人に鍵屋を呼ぶように頼んでいたが、なにやら難しい施工らしくて最大4万かかるそうだ。けっこうな出費。だが、こういうのはいつまでも後回しにしてると一生進まない。なので、思い切って鍵屋を呼んだ。自分で。

 いやね、同居人に言ったんだけど、いつまでたっても呼ぶ気配が無いので。ほっといたらこいつ一生やらねーな、と思ったので休みの日に自分で行ってきたのよ。ほんま、いつまでたってもゴミの日を覚えないし頼んだヘッダー絵のことも忘れてるみたいだし。予想通り過ぎる長期休みによる生活力、行動力の絵に描いたような低下にまみれおって……。まあ、そんなことはどうでもいいんだけど。

 同居人はチェーン店に頼んだらしいが。個人的に、チェーン店で働いてる職人はレアケースに出会うとすぐ諦めるか値段を吊り上げてくる印象があるので。家の近所の個人経営の店に頼んだ。そしたらなんと、1万6千円。作業時間も五分かからず開けてくれた。やはり店選びは大事。予定より半額以下の出費で済んだ。

 中は未開封の家電やキャンプ用品でミッチミチ。さすが、昭和の人間たちは使わないものをとにかくため込む。燃えるゴミで出せる物は全部捨てて、家電は電化製品無料回収が通ったら出すとして元の場所に戻しておいた。しかし、最近家電回収が通りかからない。ここ一年まったく聞かないね。でも、仕事で神戸の方に行くとけっこういるんだよなあ。なんで大阪からはいなくなったんだろう。


 あとは、台所の同居人の私物を強○的に片付けさせた。片付けないなら外の収納に叩きこむぞ、と迫ったら片付けた。全部は片付かなかったけど、衣装ケース一つ分くらいまで減らしたから許す。共用スペースに私物置くな、と、正直言ってめちゃくちゃ言いたいんだけどね。他人と住むってのはなんとも大変なことだね。


MZを買おう

 このところテンションが下がりすぎてて、何もできないまま無料期間が過ぎてしまったツクールMV。ただ、ゲームを作ってみたいという気持ち自体は本当になる。ので。今月は鍵の修理代が安くついたから、この浮いた分で買おうと思う。ツクールMZを。

 触るのはゆっくりになるだろうが。持っていること自体が大事だと思うことにする。MZはプラグインがまだまだ作られてないらしくて色々大変らしいが……。せっかく新しい物があるわけだし、あえてこの流れに乗ってみようかと。

 新しい物の流れというのは、眺めるだけでも楽しい。きっと何か得るものがある……と、信じよう。

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しゅれでぃんがー 2021/04/08 20:41

内緒話 ntrl

寝取られのヘイトについての一考察

 ソフトハウスキャラの『レベルジャスティス』が好きだった自分としては、見ただけで購入が決定した作品。怪人作ってヒロインと戦うという設定は、男の子の心をくすぐるロマンに満ちている。そして、ゲーム性はともかくシナリオというか、設定というか。エロゲーとしての造形は見事に過去を乗り越え私の一番となった。それは何故なのか。これも分かりやすかったので、これを機会に言語化しておこうと思う。


 このゲームの主人公というか、怪人物といえば科学者か怪人、改造ライダーがお約束。そしてこのゲームは科学者……「ドクター」という人物が主人公である。が、主人公というのがこのゲーム。いない。強いて言うならヒロインが主人公だが。ある意味で、このゲームは主人公不在で確定した結末までの流れをプレイヤーは傍観するという形式で作られている。

 ドクターはヒロインたちに一切触れない。シナリオでもほとんど出てこない。が、ドクターがいないとこのゲームのシナリオは成り立たない。そんな不思議な立ち位置にドクターはいる。ドクターの側近として上級戦闘員みたいなのがいるが。そいつもヒロインには手を出さないし、野心のようなものも一切無い。目立った自我を持つ男キャラが、悪の組織の総帥しかいない。が、その総帥もヒロインには手を触れない。ヒロインを汚し、穢すのは全てモブ。有象無象の戦闘員や一般市民である。ヒロインの片方には彼氏がいるが、その彼氏も設定は殆ど無い。すかすかのフレーバー彼氏だ。顔のある竿役がこのゲームにはいないのだ。それが。それこそが大切な事だった。

 男子というのは難儀なもので、誰しも大小に独占欲のような感情を持っている。主人公以外のキャラとのヒロインのエロシーンがあったらブチ切れる人。切れはしないが不愉快になる人。そういう人が、一定数いる。どれぐらいかというと、そういう描写がある時に事前の開発日誌や作品タグで明確に記載していないと大炎上するぐらいである。わりとシャレにならない。ただ、そういう人たちも、記載が無くてもいきり立たない設定や描写がある。それが、「ヒロインが誰のものでもない作品」だ。のっぺらぼうでハゲだとか。全員が戦闘服着てて個体判別不可能だとか。人外だとか。役職無しだとか。そういう、「不特定多数の竿役」だと、独占欲というのは働かない。何故なら、プレイヤーが自己投影する「主人公」という存在がいない、もしくはヒロインに手を触れないから。「ヒロインは主人公のものではない」という意識が働いて、心理的にライン引きが行われるのである。さらには、「自分のものじゃないから」という防衛心も働き、どれだけヒロインがひどい目にあわされてもむしろ気にならない。だって、赤の他人だから。どうなってもどうでもいいよね、という意識が……まあ、そこまで血も涙も無い人は私ぐらいしかいないかもしれないが。そういう意識が働くように思う。


 あえて言うなら、「モブのもの」。ヒロインは誰のもの? そういった意識は常に持っておかないと、ふとした拍子に大炎上するのがエロゲーの恐ろしいところ。男主人公なら基本的にエロシーンは主人公とのみにする。敵に犯られたりモンスターに犯されたりモブに犯られたりするならそういう描写があることを明記するか、潔く削除するか別作品にする。それか、男主人公自体は一切ヒロインに触れない。それなら、エロとプレイヤーへの自己投影が切り離されるので独占欲が湧きにくい。

 性癖というのはデリケートなもの。だからこそこういった細かい事を考え抜くのは、とても楽しい。

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しゅれでぃんがー 2021/04/02 20:44

日記 元気が無い

先月のアフィ

 予想外の2000pt近く。毎度ありがとうございます。面白い同人漫画をアフィ履歴から発見して買うことの多い月だったね。


ウマ娘によって開拓された新たな表現

 人間の感情表現は、表情や仕草、顔色などであるが。ウマ娘にはさらに人間の持たない感情表現手段がある。「耳」と「しっぽ」だ。今まで、獣人キャラが分かりやすく嬉しい時にしっぽをぶんぶん振るくらいの使われ方しかしていなかった分野。それをウマ娘は一気に深め、開拓した。

 技術の進歩による部分もあるだろうが、特に頭頂部のウマ耳の動きが秀逸。興味、しょんぼり、おどろき、怒り、喜びなど。それらが耳で表現されるのを見ているとずっと感動してしまう。これは創作の表現に新しい風が吹きそうだ。


大幅お得チケットをもらった

 何やら、たくさん買い物した人に贈られるチケットらしい。50%OFFの人もいるらしいが、たぶんそれが最大っぽいから最大一歩手前まで買い物してる自分にちょっとびっくりした。

 同人作品は安いのが多いから、商業で何か探そうかな、と思ったけど。そういえば規格外に高いゲームがあったなあと思い出したのでそれを買った。

 現在、そのゲームはDLsiteの週間売り上げで一位らしい。どうやら、同じことを考えた人がたくさんいたみたいだねえ。

ヴィルネーメレト

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疲れてるわー。

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しゅれでぃんがー 2021/04/02 01:26

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