勇者と魔王の仲介業者製作状況＆最近の絵について
またちょっと更新期間空いちゃいましたが、なんとか元気でやっております。
例のウィルス、もういい加減なんとかなりませんかねぇ…
というのはさておき。製作中の新作「勇者と魔王の仲介業者」についての制作状況などを書いていこうかと思います。
えぇ、まずはこちら。
立ち絵の衣装差分ですね。
今作ちょっと衣装の仕様が独特になっておりまして。
左：天使ミレットは下から７番目の階級「ソロネ（座天使）」となった時の衣装。
右：悪魔リアンは下から２番目の階級「オリヴィエ（総裁）」となった時の衣装です。
ま、ぶっちゃけセーラー服とバニーガールなんですが。
他にもパワー（能天使）：体操着、ヴァーチャー（力天使）：チアガールだったり、ウェリエル（伯爵）：体操着、カリヴィアン（公爵）：ブレザーという感じで今作では、「階級」が上がるごとに衣装が増えていく仕様になってます。
階級は通常のレベルとは別の「勲章」を得る事で上がっていきます。なのでレベル１で全部の衣装を回収とかもできなくはな………いや無理ですが、低レベルで多くの衣装を集めるとかは可能です。
また、階級以外の衣装もあったりして、しかも今作では衣装は破損しても消滅せずに自由に着替える事ができます。まぁこう、なかなか良いシステムになったんじゃないかなぁと。
で、あとですね。
こちらのイラストを見ていただきたいのですが
…なんかちょっと、絵柄変わったと思いませんか？
私、TrueCrimeという作品あたりからずっとＰＣでイラスト・ＣＧを描いてるんですが、実はずっと線がうまく描けませんでした。
TrueCrimeより前、LimeCrimeとかＣＧ集とか出してた頃は私、紙に絵を描いて、それをスキャナーでスキャンして、あとでPCで着色だけしてたんですよね。
でも、スキャナーの性能がいまいちで、着色しやすい線画を取り込む事ができず、スキャンしたあと線をかなり弄り回して、全体的にもったりした絵になってしまっていたんです。鉛筆画の線を活かして描いたイラストの方が評価高かったんですが、色塗りがしにくいため、ゲームに使用するＣＧはもったりした線画にしてから着色してました。
でもそんな折にSAIというソフトに出会い、PC上だけで線描けるやん！と。
そう、SAIには曲線を自由に描けるツールがついてたのです。で、まぁ冒頭のミレット・リアンの絵も含め、TrueCrime以来ずっと私の絵は
１．SAIでラフ絵を描く
２．SAIの曲線ツールで線画を作る
３．SAIで色を塗る
４．フォトショップ（キラライトからはクリスタ）で最後の加工
という感じで描いてました。
この曲線ツールというのは、太さ・色等々を細かく設定できて、事実上「どんな線でも時間さえかければ描ける」というものです。
が、当然、その手間を惜しめば惜しむほど線が機械っぽくなっちゃうんですよね。
かと言って、たくさんの絵を描くには一枚の線画にそんな時間をかけるわけにもいかず。
「まぁそれなりの時間でそれなりにきれいに見えるからこの方法がいいだろう」って思ってずっとやってきたんですよね。
で、さきほどの絵（チキたんの方）なのですが、これなにが違うかというと、曲線ツールを使ってないんですよね。
だから線が、これまでの絵と比べて少し生き生きしてるんじゃないかと思います。
なぜこれまでこれをやらなかったかというと、「できなかった」からなのです。
３キャラ描いてる方はラフの段階なのですが、ほとんど一発で描いてます。
紙に描く時もそうなんですが、私あまり消しゴム使わないんですよ。
そう。紙に描く感覚に近くなったんです。
と言っても、実際はPCで描いてます。何が変わったかというと、すごく単純で。
私ずっと、板タブレットをキーボードの右側に置いて作業してたんですが、それを体の正面に置いただけですｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
なんかもうずっと右に置いてたし、なんなら右に置いてたほうが描きやすいとさえ思ってましたが、プロの方の作業風景をYouTubeで見てたら正面に置いて作業されてて。
で、マネしてみたらびっくりするくらい描きやすいｗｗｗ
はるか昔の、紙に描いてた時代のような感じで描けるなぁって。
ま、普通に考えたら当たり前なんですけどね。固定観念って怖いですよね。マウスパッドやタブレットはキーボードの右に置くものだって思ってたけど、実際絵描く時にわざわざ紙を右に置くわけないですからねぇー。
んでまぁそんな事を踏まえまして。
とりあえず絵描くのがなんかちょっと楽しくなってきて乗ってきたので、
パッケージ用のイラストを描こうと思いました。
これはまぁこうラフのラフ、構図を決めるためのアレなのですが。
近日中にはこれの完成形をお見せできると思います～
という事で今日はこのくらいで～