『もののけ淫欲奇譚～鞍馬天狗は「美声」に滾る～』没セリフ集

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こちらの鞍馬天狗編、
同シリーズの酒呑童子編のときから構想はあったんですが、
内容が固まるまでに時間がかかりました。

日付ごとにファイルを残しておくのは、
前の言い回しのほうがよかった時に戻れるようにするためです。
▲１～５月は来年配信のゲーム制作に集中してたため更新が停滞

というわけで酒呑童子の没セリフ集のように、
本作も没セリフ集をまとめてみます。
★twitterにあげたものと同じです。

没セリフ集

恐ろしげな雰囲気を伝えるならアリかもですが、
早くエロ展開に進みたいときには削除。
この「鬼」とは酒呑童子のことを言っていて、
かつて宿敵だった鞍馬天狗ならではの、ＣＭもどきなセリフ。

「ふじょうのもの」……文字で読むにはいいかもですが、
音声だと内容がすぐピンとこないかも？
っていう言い回しは大虹作品によくあるんですが、
テンポを重視したいときには没。

媚肉＝（びにく）とは官能小説に出てくる造語です。
これも音声だと「？？？」になるだろうから、没。
魔羅（まら）はペニスの古語ですね。
鞍馬天狗は淫語も現代語を話すんですが、
酒呑童子は、あえて古風な淫語も言ってます。

鞍馬天狗は絶対音感の持ち主で、
ヒトには聞き取れない音域まで聞き取っています。
なのでクラシックやジャズも嗜むため、
ちょっと音楽にうるさいキャラにしようとしたのがこちら。

これをやるなら全編通して、
なんなら冒頭から音楽用語を並べるキャラにすべきです。
が、大虹の知識がないのと、
いたしてるときには興ざめなので、没。

当初、鞍馬天狗は声で嘘を見抜けるという設定でした。
ヒロインの嘘がメインの展開ならその設定を生かせるんですが、
そうじゃないので泣く泣く没（気に入ってたんかい）。
キャラの参考として、絵師いしはまさんには
このころのシナリオをお渡ししてますが、
天狗が分裂して３Ｐにする展開にもなりかけました。

トラック２冒頭にあったんですが、
収録日になってカットをお伝えしました申し訳ありません…。

くたびれた現代人かぶれな社畜風の半妖怪、
って感じで個人的に好きですが、テンポ重視で変更。

雰囲気的にあってもいいかもしれないセリフを残すと、
そのセリフで１分くらい展開が止まると感じるので、
思い切って削除するようにしてます。
じっくり聞かせたいシーンならいいんですけどね。

これらのセリフはぜひ、
アコースティッコフィリアの皆さんの脳内で再生してみてください♡